Rattay Tournament(ラッテイ闘技会)
- 表記上DLCのような扱いを受けているが、現在のバージョンでは無印本体に最初から含まれており、外す手段もないので本体VerUpの一部である。
- Ver1.7で追加されたNPCとの1vs1決闘コンテンツ。ハヌシュ卿主催の庶民向け大会という設定。関連のサブクエストも全て1.7で追加されたもの。
- Ver1.9以降より、前提クエの受注なしにトーナメントが開始されるようになっているが、バグか仕様変更かハッキリしないので一応以前のクエスト仕様に沿って解説を行う。
Rattay Tournament(ラッテイ闘技会)
- 前日からアナウンスされ、試合当日の午前中に、ラッテイ上層城の中庭にいる「トーナメントマスター(Herald・広報官)」に話しかけることで開始。
- 参加費用は60グロッシェン。優勝商品以外に達成報酬はない。
- 受付は8時(7時半?)から18時までで、開始すると試合時間に関係なく17時頃まで時間が飛ぶ。
ver.1.9.6現在、受付は15:00(もしくは14:59)までの模様。 基本的に、後述の特定のサイドクエストを受注するまで発生しない。(Ver1.9現在、「目覚め」開始後に自動的に開始されるようになっている。)- メインクエスト「賽は投げられた」でヴラニックに侵入した後は、エピローグを迎えるまで開催されなくなる。
また後述の関連クエスト「カポンの戦士」が消滅し、エピローク開始後、自動的にトーナメントが定期開催されるようになる。 - 参加しなかった場合、闘技会のクエストが失敗と表示されるが、来週また開始されるので、関連クエストの進行中でない限りは問題ない。
- 関連のサイドクエストを受けた状態でトーナメントに参加しなかった場合、サイドクエストの方が失敗になることがある。
- 関連クエストが失敗になっても、一度トーナメントが開始された場合は、戦争イベント中を除き、定期的に開催され続ける。
大会のルールについて
- ゲーム内時間で週に一回、決められた武器と防具に着替えて三回勝負の勝ち抜きトーナメントを三回戦行う。(最大3*3=9試合)
- 武器と防具は強制的に貸与されるので、装備の強さに任せたゴリ押しは出来ない。パラメータとプレイヤー操作の勝負。
- 試合中はインベントリメニューが開けないので、アイテムの使用・武器の交換等は出来ない。
- 初戦の参加登録前に自分の使用する武器の種類を以下の中から選ぶ。
- 両手剣(ロングソード)
- 片手剣(ショートソード)と盾
- サーベル(ハンティングソード)と盾
- 斧(バトルアックス)と盾
- メイス(ウォーハンマー)と盾
- 残念ながらポールアームは選択できない。
- 武器を納刀すれば素手格闘で戦うことも可能。
- 各対戦の第一試合は、上記の「自分の選択した武器」による対戦。(試合中の変更不可)
第二試合は、相手の選択した武器、と言う名目上の「選択した武器以外のどれか」による対戦。
それで決着がつかなかった場合、ハヌシュ卿が選択した武器、という名目上の「ランダムで選ばれた武器」による対戦になる。 - 全て同じ武器同士による対戦。二本先取。
- 各試合ごとに体力は最大まで回復する。死亡はしない。ただし、満腹度は回復されないので、参加前にちゃんと食べておくこと。
- 試合中に会場(リング内)から離れると反則負けとなる。
対戦相手について。
- 全てトーナメント時にしか登場しない専用NPCである。
- 対戦相手はランダムだが、初戦は「書記官見習い」や「肉屋の従業員」など、決勝戦は「歴戦の傭兵」や「各領主のお抱え戦士」など、ある程度のランクにわかれていて、だんだん強くなっていく。
- 初めて優勝するまでは、決勝戦で戦うチャンピオンは常に「漆黒のピーター」である。
- 戦闘前後にトーナメントマスターが各選手の紹介アナウンスをしてくれる。「Herald」というのは名前ではなく職業。広報官や紋章官にあたる。広報官・報道官は公式の情報収集・発信を担当する役人。紋章官というのは、各領地の紋章に詳しく、つまりは各貴族の血縁関係や上下関係、勢力範囲などの知識を網羅している文官である。今回の大会は平民向けであるが、バックにはパトロンの貴族が付いていることもままあるので、そういった知識に詳しい人物が司会を任されているのだろう。
大会の報酬について。
- 優勝すると、主催者のハヌシュ卿*1から賞金400グロッシェンを貰える。
- 優勝するか、しないかなので、準優勝や一回戦突破の報酬はない。
- さらに優勝する度に特別な鎧のセットのパーツを1つずつ貰える。内訳は以下の5つ。
- リーパ公のホーンスカル(兜)
- リーパ公のキュイラス(胴)
- リーパ公のショース(脚)
- リーパ公のポールドロン(腕)
- リーパ公のガントレット(篭手)
- 全て金属鎧である。かなり強い装備なので終盤まで使える。
- 景品を取得するにはハヌシュ卿に話しかける必要があるのだが、
すっぽかして時間を置いてしまうと「なんですぐ取りに来なかったの?」と責められて説得が必要になる。
Capon's Champion(カポンの戦士)
- メインクエスト「獲物」及び、サイドクエスト「清潔は敬神に次ぐ」の終了後に受注可能。
- 「清潔は敬神に次ぐ」のストーリーは「泥棒男爵」のクエストに繋がっていたのだが、Ver1.7以降、間にこのクエストが割り込んだことで、多少時系列がおかしくなっている。
- 終盤のメインクエスト「The Die is Cast(賽は投げられた)」で、ヴラニック要塞に潜入すると達成不能になる。
(要塞脱出後、連続するイベントで失敗となり破棄される。ヴラニック突入前に忠告を受けるので判断は容易)- エンディング後もカポン君が鎧カポンに進化してしまうのでイベントが起こらない。
トーナメント開始の前提クエの一つ。「カポンの戦士」か「死人に口なし」のどちらかを受注することでトーナメントが開催されるようになる。
(Ver1.9ではラッテイ到着後から無条件で開催されるように変更された)
ハンス・カポンと話す。
- 「敬神に次ぐ」の終了後、ラッテイのハンス・カポン卿に話しかけることで開始。
- そもそも、なぜこのトーナメントが開かれるようになったのか、という説明がされる。
- ハヌシュ卿のお説教から逃げて遊びに行きたいカポン君が、今従者に戦闘訓練をしていて忙しい、と嘘をついたため、
ハヌシュ卿に「だったらそいつを連れてきて仕事ぶりを見せてみろ」と大会開催の流れとなったらしい。 - 当然、カポン君にそんな従者はいないので、このままでは叔父上から大目玉を食らうのは必然である。
- そこで、ヘンリーが代役となって、「カポン君の教えを受けた弟子」として大会に出場することになる。
- ハヌシュ卿のお説教から逃げて遊びに行きたいカポン君が、今従者に戦闘訓練をしていて忙しい、と嘘をついたため、
- 既にカポン君が嘘をついていることはハヌシュ卿にはバレていると思うが、これを機会に護衛となりうる従者を自分で見つけて育てられるのならそれで良しと考えているのであろう。老獪!
大会に出場する。
- 参加費はカポン君が出してくれる上に、必ずしも優勝する必要はない。たとえ負けたとしても、カポン君がハヌシュ卿に「教えるのが下手だ」と言われるだけで、怒られはしないので、参加しさえすればそれだけで目的は達成されるのである。
- ただし、参加せずにすっぽかすと、非常にカポン君の機嫌が悪くなる。
大会に再挑戦する。
- 初回の大会で優勝できなくとも、もう一度だけこのクエスト中に再挑戦のチャンスがある。(トーナメント自体は何度でも開催される)
- ただし、ニ連続ですっぽかした場合は怒られてクエスト失敗となる。
- (二回目までの挑戦で)優勝した場合、ヘンリーは大いに褒められ、カポン君から「金の拍車」をプレゼントされる。
ユニークアイテムでないところは残念だが、最高ランクの拍車である。これとハヌシュ卿にもらえる景品を合わせれば、最終装備枠に相当するものがかなり埋まることになる。
Dead Men Tell No Tales(死人に口なし)
- 特に必要な前提条件はない。「目覚め」で自由行動開始の後、いつでも受注できる。
ただし、サモペシュはやや遠い上に、シナリオの進行ルートによっては一度も立ち寄らないこともありうる田舎村。通常のストーリー進行に従っているとかなり開始は遅くなるだろう。 - このクエストを受注する前に、「漆黒のピーター」を殺して荷物を回収していなかった場合、クエストそのものを開始できないバグが存在した。
- クエスト受注前にトーナメントで優勝し、襲撃を退けていた場合*4は、クエスト開始後すぐに結果報告できる。
- 数少ない「サモペシュ」発生のサイドクエスト。
ベータ版ではマーハジェド・サモペシュを中心としたエリアでゲームが構築されていたのだが、製品版完成と同時に2つの村で予定されていたクエストのほぼ全てが没イベントとなってしまった。残念。 トーナメント開始の前提クエの一つ。「カポンの戦士」か「死人に口なし」のどちらかを受注することでトーナメントが開催されるようになる。
(Ver1.9ではラッテイ到着後から無条件で開催されるように変更された)
サモペシュの鍛冶屋に話を聞く。
- サモペシュの宿屋に行って亭主に話を聞くと、鍛冶屋が塞ぎ込んでいるという話を聞ける。
- サモペシュの鍛冶屋に話をすると、ラッテイ闘技会があるたびに、死んだ息子を思い出して憂鬱になると言われる。
- 鍛冶屋の息子スヴァトプラクは、かつてラッテイで行われていた闘技会に参加して優勝したのだが、その帰り道に突如不審な死を遂げたらしい。
常連の優勝者だった「漆黒のピーター」という選手がなにやら評判が悪いそうなのだが、彼が関係しているという証拠は何もない。
- 鍛冶屋の息子スヴァトプラクは、かつてラッテイで行われていた闘技会に参加して優勝したのだが、その帰り道に突如不審な死を遂げたらしい。
- ヘンリーはトーナメントに参加して、大会の関係者に接触し、スヴァトプラクの死について調べることになる。
トーナメントに参加して情報収集。
- 大会が始まると、ラッテイ上層城の中庭に、トーナメントマスターが滞在するようになる。
- また、トーナメント当日は選手が会場の周辺に集まる。
- スヴァトプラクの死について、聞いて回ることは出来るが、基本的に似たような話をするばかりでこれといった新しい情報は手に入らない。
- トーナメントに参加して優勝することで、次の段階へ進める。
- 最初に優勝するまでは、必ず決勝戦の相手は「漆黒のピーター」なので、勝つまで何度でも挑戦できる。
- 負けた状態のままサモペシュの鍛冶屋へ報告に向かうと、解決できないままクエストが終了してしまうので注意。
優勝後の襲撃、鍛冶屋に戻って報告する。
- 初めてのトーナメント優勝後、ラッテイからサモペシュ方面、もっと言うと、テレサのいる水車からレデチコに向かう橋を渡ろうとすると、謎の男に襲撃を受ける。
- 道にロープを張って馬から引きずり下ろそうとしているので注意。ファストトラベル中に該当場所へ移動した場合、斥候スキルで事前察知や回避も可能。
- この時、あまり勝負を長引かせるとどんどん不利になるので、短期決戦で挑もう。トーナメントで優勝できているなら勝てるはずである。
- 襲撃犯が隠れている場所は固定なので、隠密スキルが高いなら気づかれずに背後に回って、ノックダウンやサイレントキルも狙える。
人通りが滅多にない場所なので、暗殺を住民に見咎められることはまず無い。正面戦闘で苦戦するようなら試してみるのも1つの手。
- 相手を倒した後、相手の武器を拾って回収すると、剣に特殊な毒が塗られていたことがわかる。
- ただし、勝負が長引くと敵が剣を振りすぎて毒の効果が切れてしまうことがあるので注意。
- サモペシュに戻って鍛冶屋に起こったことを説明すると、息子にも同じことがあったのだろうと彼は納得して、ヘンリーにお礼をくれる。
- ちなみに気絶させるなどして武器を回収した後、トドメを刺さずに鍛冶屋へ報告に行くと「残念ながら逃した」と説明することになり、もらえる報酬が若干減る。
- 生かしたまま身包みを剥いで放置した場合、数日後に同じ装備を着込んで再襲撃してくる(ただし武器は毒無し)。
Who Do You Like?(誰にしようかな?)
- トーナメントが開催されるようになってから、製粉所のペシェクに話しかけると、ヘンリーが大会に優勝するかどうかに金を賭ける事ができる。
- 正直なところ大した額にはならないが、くれると言っているセリフより何故か多めに貰えるので、追加の賞金としてもらっておくと良い。
- タイトルからして、最初の案では選手の誰が優勝するかに賭けられる予定だったと思われる。かなり簡略化されてしまったようで残念。
- トーナメントが開催される度に繰り返し発生するクエスト。
だが何度も賭け続けて優勝を繰り返すと「これいじょう損ばかりしていられるか、ヤメだヤメ」と言い出して断られる。