「僕は公爵夫妻の専用機関車だ。どこへでもご夫妻をお連れする!」
名前 | スペンサー |
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英名 | Spencer |
性別 | 男 |
製造年 | 1935年-1938年 |
車軸配置 | 4-6-2 |
所有者 | ボックスフォード公爵 |
分類 | ・蒸気機関車 ・テンダー機関車 ・流線型車両 |
運用 | ・主にボックスフォード公爵夫妻を乗せて、ソドー島からメインランドの間を往復している。 ・稀にメインランドから特別なお客さんをソドー島まで連れて来たり、ゴミの貨車をゴミ処理場まで引いて行ったりする。 ・一時期ブルーマウンテンの採石場から石を運ぶ仕事を任された事がある。 ・一度だけ、自身が張った見栄が原因で急行客車を引かされた事がある。 ・新入り機関車のお迎えと島の案内役を任された事がある。 ・ホッパー車を牽引した事がある。 ・牽引するのは基本客車のみだが、貨車の牽引を任される場合がある。 |
TV版初登場シーズン | 第7シーズン『ゴードンとスペンサー』 ※『アーサーとさかな』で正式初登場前にカメオ出演している。 |
TV版最終登場シーズン | 第22シーズン『カラフルなきかんしゃたち』*1 |
TV版初台詞 | 「僕は公爵夫妻専用機関車さ!どこへだってご夫妻をお連れする!」 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 君 |
説明 | ・流線型でスマートなボディが特徴的な、公爵夫妻専用の蒸気機関車。 ・よくキラキラのボディを相手に見せつけ格好を付ける。 ・自己紹介では「世界最速の機関車」だと強調している。だが、作中には彼より速い機関車が度々登場している。 ・自意識過剰な自惚れ屋。 ・以前は船で運ばれてソドー島に来ていた*2が、最近はケイトリンとコナー等の他の本土の機関車同様、ヴィカーズタウン橋を渡って来島している。 |
性格 | ・スピード自慢の自惚れ屋で、自分が一番速い機関車だと自慢している。 ・名門貴族専用機関車である事をステータスに感じている。愛想は良いが、周囲を見下す言動が多い。 ・傲慢でプライドが高く格好つけたがる性格をしている。 ・流線型の銀色ボディが自慢で、それ故ボディを他の機関車に自慢する事も多いが、自分のボディを貶されるとショックを受けたりもする。 ・普段は意地悪で他の機関車を虐める事も多いが、稀に誠実な一面を見せる場合もある。 ・他の機関車に対して意地悪な言動が目立つが、ヒロの前では謙虚で腰が低い性格である。また、ウィフの優等生ぶりに感銘を受けている模様。そして、正反対に見えるティモシーとはなぜか馬が合うようだ。 ・カッコつけるとヘマをして、慌てたりするのが割と早い。 ・所有者と同様、物事が上手く行かないと凄く落ち込んでしまう傾向がある。 ・「世界最速の機関車」を自称し、『安全』より『速さ』を優先する。然しその自称が災いして、不幸な目に遭う事がある。 ・仕事に関しては基本的に『速さ』優先ではあるが、雪塗れになった時に「雪塗れになったじゃないか!!」とゴードンを注意したり、猛スピードで走るジェームスに「調子に乗り過ぎだ!!またぶつかってもいいのかね?」と注意を促す*3など『安全』も視野に入れているようである。 ・物事に熱中するタイプで、それが原因で周囲が見えなくなり鈍感になる*4。 ・規則や規律を軽んじているようで、その事が原因で、ソドー島の機関車達とトラブルを起こす事がある。 ・特別なお客さんや高貴な御方のお迎えは天職だと思っており、実際、来島したばかりのスタフォードの世話役及び案内人を任命された時は仲間に自慢している。 |
TV版の経歴 | ・第7シーズンで初登場。初めてソドー島を訪問した時は「飛ぶ鳥を落とす勢い」とも言うように、猛スピードで走る姿と銀色の流線型ボディでソドー島の住民達の注目を浴びた。然し、ゴードンの丘で水切れになり、立ち往生した際にゴードンに牽引された。 ・第8シーズンでは公爵夫妻の別荘に調度品を届ける事になったエドワードと競争するも、居眠りが原因で敗北した。 ・第9シーズンと第12シーズンと第23シーズンでは出番無し。 ・第11シーズンではボックスフォード家の家紋を付け、誇り高々に自慢したが、公爵夫妻をソドー空港まで送迎する際の準備に手間取った為に家紋を外され、代わりにトーマスが付ける事になった。その後、自分の線路にゴミの貨車が置かれた事に苛立っていたが、ウィフの優等生ぶりに感嘆した。 ・第13シーズンではピンクの塗装をしたジェームスを見てからかったり、ソドー整備工場で不幸な目に遭った事があった。 ・第14シーズンでは公爵夫妻の別荘のゴミを運んだ事があった。 ・第15シーズンでは深い霧が原因で迷子になったパーシーを捜索し、ティッドマス機関庫まで連れて帰ると言う粋な男気を魅せた。 ・第16シーズンではウィフの仕事内容にいちゃもんをつけ、「ゴミ臭い」と罵倒した。その後、ノース・ウェスタン鉄道に配属されたばかりの新しい機関車のお迎えを任された。だが、自分の猛スピードで走る姿を周囲にアピールするのに必死になりすぎたのが原因で彼を放置してしまい、トップハム・ハット卿から大目玉を食らった。 ・第17シーズンではスティーブンの後押しを手伝わされた。 ・第18シーズンでは副大臣のお迎えを任された。また、信号手の手違いで支線を走り、ビルとベンにからかわれた。そして、ティモシーにフォローしてもらい、彼に感謝した。 ・第19シーズンからはランプが追加されるようになった。その後、ヴィカーズタウン橋が通行止めになった為、ティッドマス機関庫に宿泊し、ヘンリーと一緒に働いた*5。 ・第20シーズンでは出番があっても台詞が無い*6。 ・第21シーズンでは雪かき?を装備し、初めての除雪作業に勤んでいた。 ・第22シーズンではジェームスの夢の中と振り返りセグメントのみ登場。 ・第24シーズンでは言及のみ、トーマスに自分の客車を貸した。 ・マガジンストーリーではあの時のバルジーとダンカンと同様、トンネルで悶えたエピソードがある*7。 |
長編作品での経歴 | ・長編第4作で初めて長編シリーズに登場し、パーシーから郵便貨車を盗み、トップハム・ハット卿やボックスフォード公爵に説教された。また、トーマスと競争するが、脱線事故を起こして泥沼に沈んだ挙げ句しばらくの間放置された。そして、ロッキーを引き連れたヒロに救われた。 ・長編第5作ではボックスフォード公爵の仕事の都合で、船に乗って、メインランドへ帰る事になった*8。 ・長編第6作ではナレーターの言及のみ登場。 ・長編第8作ではノランビー伯爵のお迎えを任された。また、ブルーマウンテンの採石場で働く場面が存在する*9。そして、自分より速く走る機関車の出現に驚愕した。 ・長編第12作では、メインランド代表としてグレート・レイルウェイ・ショーの「グレート・レース」に出場するも、後一歩の所でエティエンヌに負けて優勝を逃がした*10。 ・長編第13作ではカメオ出演のみ。 |
モデル | クラスA4蒸気機関車(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道) |
その他 | ・制作スタッフが描いたコンセプトアートではバッファーの上にはLNER仕様のランプが左に付いていた他、ネームプレートと模型のデザインもコンセプトアートとは異なっている。 ・スペンサーは前期型の塗色(バトルシップグレイ)に後期型の外観(ダブルチムニー、サイドバランスなし)を持つ、現実世界のクラスA4には見られない容姿になっている。 ・YouTube公式動画セグメント『走れ!世界のなかまたち キャラクター紹介』で、ナイジェル・グレズリーによって設計され、蒸気機関車としての最速記録を持っていると語られているが、長編第12作劇中では「元世界記録保持者」とアナウンスされている*11。 ・雑誌の "The Fat Controller's Engine Fact File"によると、ゴードンの従兄弟という扱いとなっている。 |
玩具 | ・プラレール/トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ/ウッド ・新トーマスとなかまたち/げんきなトーマスとなかまたち/なかよしトーマス ・アーテル ・テイクアロング/テイクンプレイ/アドベンチャーズ |
英国版CV | ・ケリー・シェイル(長編第4作(当初の予定)) ・マット・ウィルキンソン(長編第4作-第19シーズン、長編第12作-第22シーズン) |
米国版CV | ・グレン・ウレッジ(長編第4作-第19シーズン、長編第12作-第22シーズン) |
日本語版CV | ・川津泰彦(第7シーズン-第8シーズン) ・宗矢樹頼(第10シーズン-第11シーズン、長編第4作-第19シーズン、長編第12作-第22シーズン) |
参照画像 | 参照はスペンサー/画像 |