キャラクター/【アーロン】

Last-modified: 2023-08-27 (日) 22:05:43

「FINAL FANTASY X」よりゲスト出演。

大召喚士ブラスカ(ユウナの父親)のガード(護衛)を務めたことで、「伝説のガード」として有名な男。
主人公ティーダの父親であるジェクトとは旧知の仲でもある。

実は既にこの世の存在ではなく、命を落としても尚強い未練から「死人(しびと)」と呼ばれる仮初の復活を果たした存在となり、とある経緯から消息を絶ったジェクトの代わりにティーダの成長を見守っていた。

ザナルカンドが『シン』に襲撃された際はティーダを導き、彼をスピラ(FFXの舞台となる異世界)へと送り出した。後に再会、ティーダとユウナの旅に加わる。

多くを語らず冷静なように見えるが、こう見えて激情家。その性格は、KHシリーズでは、ハデスにいきなり斬りかかるシーンにおいて表現されている。

CVは石川英郎。

  • レオンと同じ。石川氏はFFXのアーロン役以降、スクエニ作品の常連声優となり、様々なキャラを演じている。

FM版及び北米版における声優はマット・マッケンジー。


KHシリーズでは、KHIIにおけるオリンポスコロシアムにて登場。冥界の戦士としてハデスに呼び出される。
ちなみに、正式なパーティーメンバーとしてソラ達と行動を共にするFFキャラクターは彼が初である。

KHII

ハデスによって冥界から復活させられる。
冥界からの解放を条件にヘラクレスを倒すよう言われるが拒否。
駆けつけてきたソラたちと共に逃げ、オリンポス限定でソラのパーティーに加入する。

  • この時、「ここを出るまでガードになってやる」と発言。ソラは「いらないよ」と言うが、彼はそれを見て笑うのであった。
    ソラとティーダを重ねているものと考えられる。

連携技はオーバードライブケルベロス戦では活躍してくれることだろう。

エピソード2ではハデスに操られ、冥界コロシアムでヘラクレスを限界まで追い詰めるも、ソラたちによって解放される。

  • このイベントまでアーロンはパーティーを離脱している。イベント後はパーティーに復帰するが、この時はアビリティが一切セットされていない状態なので、しっかりカスタマイズしないと伝説のガード(笑)な有り様になってしまうので注意。

ガーディアンソウルは彼をイメージしたキーブレード。

正体はやはり死人であり、EDでは幻光虫を放出しながら冥界へ消えた。

  • 「もう お前達の時代だ!」

ソラが彼を操っていた人形に触れた時に「アーロンの過去」が流れ込んでくるが、これは原作のFFX(の十年位前)にて厄災『シン』を倒すために命を捨てようとする仲間のジェクトとブラスカを止めようとした時の彼の台詞。
彼らの死を止めることができず、さらに彼らを犬死(結果論から言えば犬死ではなかったが)させてしまったことへの後悔の念が彼の「罪」であったと思われる。

  • しかし、FFXをプレイしたことのない人にとっては「?」の展開であった。
  • この「流れ込んだ過去」を感じたグーフィー曰く「いろいろ大変だったみたいだね!」
    • だがあの状況を考えればいきなりだったし、あれを聞いただけだと「いろいろ」としか言い様がない為仕方ないと言えば仕方ない。

上記の事もあり、アーロンがFFXの世界から来たことはほぼ確定事項であるが、それ故FFXからのキャラクターから設定がかなり離れてしまっている。

  • 何気にハデスはFFXの世界から死者を蘇らせたことになる。流石は死者の国の王といったところか。

服装は原典であるFFXと大きくは変わらないが(サングラスは外している)、登場するオリンポスコロシアムの雰囲気に合わせ、がっしりした上半身、引き締まった腰に体型がデフォルメされている。
野村氏はこのデフォルメが一番難しかったらしい。
こういった変更のためか、原作(35歳)よりは幾分若く見える。


FFのゲストキャラがディズニーの代表格のキャラクターであるグーフィードナルドダックからボイス付きで本名を呼ばれたのはゲームの時期としては彼が初。
ボイスなしのイベントならクラウドが初。


「これは俺の物語だ」という台詞は原作にてティーダが言った台詞のアレンジ。もっとも原点はアーロンなのだが。

  • アーロンが言ったのは「これはお前の物語だ」
    ティーダが言ったのは「これ俺の物語だ!」
    若干ニュアンスが違う。
    • アーロンも「それが……俺の物語だ」と発言したことがある。ただし、自分の過去を自嘲的に振り返った上での発言ではあるが。