ノーバディ/【トワイライトゾーン】

Last-modified: 2024-05-04 (土) 13:04:38

KHII

ロクサス編にのみ登場する大型ノーバディ
ダスクが巨体になったような姿をしており、イバラビームを積極的に使ってくる。

  • 大きさはやや劣るが、シオン最終形態にどことなく似ているような感じもする。

前作のダークサイドのような立ち位置。こちらは後の登場はなく、一回だけしか現れないが。

  • このためディズロクサス強化のために用意した敵と考えることも出来てしまう。

 
英語表記だと'Twilight Zone'。
元々はアメリカのSFテレビドラマのタイトル。そこから転じて、超常現象や怪奇現象が起こる場所という意味を持つようになった言葉である。

  • ロクサスにとって理解できない超常現象が起きているKHIIのプロローグにぴったりなネーミング。
    なおtwilightの意味はduskと同じく'黄昏・夕闇'。ダスクの親玉と見るべき?
  • ちなみにこのテレビドラマをアトラクション化したのがディズニー・ハリウッド・スタジオなどにある「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」である。
    東京ディズニーシーの物はテーマポート設定との矛盾を避けるため、テレビドラマと無関係なストーリーに変更されている。

海外版での名称は'Twilight Thorn'に改められている。商標等に引っかかったのだろうか。

  • 日本版は「トワイライトーン」、海外版は「トワイライトーン」。非常にややこしい。
  • ちなみにthornとは「イバラ」の意味。

リアクションコマンドのチュートリアルバトルとしての色もあり、本作で初めて演出が入るリアクションコマンドをお目にかかれる相手でもある。リアクションコマンド「スライドターン」を連打して楽しんだ人も多いのではないだろうか。
バトル開始と共に拘束攻撃を仕掛けてくるが、この時にリアクションコマンド「キーカウンター」→「ムーンサルト」のコンボの後にさらに「ブレイクレイド」を決めれば大ダメージを与えられる。この拘束攻撃は戦闘中に何度か使用してくる。
攻撃中に下級ノーバディのクリーパーを喚び出してくることもある。
また、ステージ中央で丸まってイバラビームの乱れ撃ちを放った後に地表全体にビームを撃つ「究極ビーム」という珍しい技を使うことがある。HPがかなり低くなったときにしか使ってこないため、お目にかかる前に倒してしまった人も多いのではないだろうか。
初期のボスにしては攻撃のバリエーションが数多く存在し、難易度によっては十分難敵になりうる。

  • ちなみにリアクションコマンドを禁止して倒すことも可能である。
    序盤は直立状態なのでスライドターンで接近しないと攻撃できないように見えるが、長時間攻撃できないでいるとロクサスを挑発するようなモーションで頭を下げて攻撃チャンスを作ってくれる。
    チュートリアルらしい優しさが垣間見えるシーンである。

この敵と戦う直前に一瞬だけ黒コートの人物が映るが、その正体はKHIIIの時点でも不明である。

KHIIFM

クリティカルモードが追加されたため、コイツを倒すのには骨が折れた人も多いことだろう。…と思われたが実際はクリティカルモードはプレイヤーに有利に働く要素が多く、多くの場合プラウドモードより簡単に倒せる。
 
クリティカルの被ダメージの倍率はプラウドと同じ×2であり、初期HPは難易度に関わらず20である。HPボーナスはまだ得る機会が無く、この時点ではプラウドとクリティカルで耐久力はまったく変わらない。クリティカルでは獲得経験値が0.75倍になるハンデがあるが、ダスクを10匹そこら葬った程度の経験値差などあってないようなもの。レベルによる耐久力の違いもほぼ無いと思っていい。
対してこちらの攻撃はクリティカルで1.25倍の補正がかかる。さらに初期習得アビリティにリアクションアップフィニッシュプラスがあるため、火力はクリティカルが圧倒的に上。
最後にラックアップドローの存在。敵からのドロップでポーションをゲットしやすく、HPプライズも回収しやすいので、回復でもクリティカルが有利。
つまり、プラウドとクリティカルでトワイライトゾーン戦の状況を比べた場合、耐久力は同じだが、火力と回復で大きくクリティカルが有利という結果になる。

  • 無論このような状況ができあがるのは最序盤たるトワイライトゾーン戦のみである。ストーリーを進行していくごとに最大HPの低下とレベルの上がりにくさは響いてくるし、初期アビリティの有利差は徐々に小さくなる。

3D

本編には登場こそしなかったものの、開発初期のスクリーンショットではトラヴァースタウンの2番街でソラと対峙しているものがあった。