敵/【レプリカ・ゼアノート】

Last-modified: 2024-05-03 (金) 14:35:46

KHIII

ラストバトル初戦の敵。
ソラ達がスカラ・アド・カエルムに到着した直後、複数のマスター・ゼアノートが変異し、アーマーを纏った姿。

  • 兜は山羊の意匠を持つ。

全部で12体おり、姿は全員同じだがそれぞれで異なる真XIII機関メンバーの武器を扱う。

  • KHIIの鎧ゼムナスが、消滅した旧機関メンバー(COM組とロクサスを除く)の武器を使用していたのと似たようなものなのかもしれない。
  • アンセムのみ武器を所持していないが、武器を持たず両手に赤い闇の球体のようなものを携えたものが一体いる。アンセムは本編でのバトルでは(数こそ違うが)この闇の球体を使った技があり、加えてKHIIIRMにおいてアンセムの再現データはこれよりさらに巨大な闇の球体を操ることから、恐らくこの個体が対応していると思われる。
  • 攻撃方法は基本的にどの個体も同じだが、シグバールガンアローを持った個体だけは銃による遠距離攻撃を行う。

この敵との戦闘は少々特殊で、全員が一斉に襲い掛かってくるわけではなく、バトルマップを移動して特定の場所に通りかかると数体で現れて攻撃を仕掛けてきて、しばらくすると姿を消す。

  • 一度現れた場所にはしばらく出現せず、他のポイントに着くと再出現する。また、戦闘が長引くほど一度に出現する数が増える。

12体全員で一本のHPゲージを共有しており、攻撃範囲が広いサンダー系エアロ系で複数のレプリカ・ゼアノートを巻き込めば一発で通常の数倍のダメージが入る。

  • 特にインフィニティサークルなんて使おうものならレベル次第では一撃で終わることも。レベル1プレイですら2発撃てばほぼ決着が着く勢い。
    ここから先はフォーカスゲージが必要な流れにはあまりならないこともあり、ここで盛大にぶっぱなしてしまおう。
  • エアロ系の巻き上げが効くため、拘束手段としても有効。
    上手く当たればこの不気味な集団が竜巻でぐるんぐるん回されるという、前にも何処かで見たようなシュールな絵面が見られる。
    • サンダー系に対する耐性が高いため魔法ならやはりエアロ系が推奨される。
  • ゲームオーバー時のアドバイスでも『範囲攻撃が有効です』と出てくる。

複数で現れた際に赤い光を纏って一斉に突撃してくる攻撃に注意。一発もらえば他の攻撃もなだれ込んで大ダメージを負ってしまう。
それ以外はあまり積極的に攻めてこないのでこちらから攻め込んでも大丈夫。むしろ長期戦は不利なのでガンガン攻めよう。

  • ただし1体をコンボで深追いしすぎると他の個体に後ろから斬られることも。前述の有効な戦法を使わない場合は多勢に無勢で厳しい戦いとなる。

上記のように一網打尽にできる手段もあり終盤のボスにしては楽な部類の相手。
もっともこの後のアーマー・ゼアノートからは鬼のような強さになるわけだが…。

  • 逆に言えば、レプリカ如きに苦戦しているようではマスター・ゼアノートを倒すなんて不可能である。
     

戦いが長引くと「波状雷撃」という大技を繰り出してくる。
空を真っ暗にして柱のような雷をあちこちに降らせながら、レプリカ達による波状攻撃(3体→3体→6体→1体→11体)を行う。発動時には空にゼアノート後半戦の足場に似た赤く光る巨大な魔法陣を作り出す。


マスター・ゼアノートはこの12体のレプリカ・ゼアノートと自分を指して「全ての時間の我が揃った」と発言しているがその真意は不明。
アルティマニアにおいてもこのゼアノートについては特に言及されておらず、詳細は不明。

  • インタビューで「レプリカです」と言われていることや、真XIII機関メンバーの武器を扱っていることから、「機関メンバーに分け与えられたゼアノートの心」を宿したレプリカということなのかもしれない。
    • 真XIII機関メンバーに植え付けていたゼアノートの心をどうやってレプリカの体に移し替えたのか疑問が湧くが、各メンバーがソラ達に敗れて闇の柱が立ち昇った時に植え付けていたゼアノートの心がレプリカに宿るように仕込んでいたのだろうか。
  • KHIIIRMではヴィクセンが初期に作った失敗作のレプリカが12体あると明かされた。数が一致することからこの12体がレプリカ・ゼアノートに使用されたと推測される。

KHIIIRM

追加シナリオ「Re Mind」に再びボスとして登場。
スカラ・アド・カエルムで戦う、本編の出来事を再現したものと、守護者達の前に立ちはだかる新規バトルの2種類。
前者のバトルはKHIIIの節のものと同一のため割愛し、以下は後者のボスについて記述する。
 
キーブレード墓場キングダムハーツを抑える光の守護者たちの前に、どす黒く染まったキングダムハーツから出現する。

  • スカラ・アド・カエルムに現れた時と異なり、12体全員がゼアノートのキーブレードを持っている。
  • レプリカ・ゼアノートはマスター・ゼアノートに吸収されてアーマー・ゼアノートになったが、守護者の前に現れたのはχブレードによってスカラ・アド・カエルムにキングダムハーツが出現したのとほぼ同時で、この時点でアーマー・ゼアノートの鎧は砕かれている。砕けた鎧の欠片がキングダムハーツによって活性化し、再びレプリカ・ゼアノートが形成されたのだろうか。
    • キングダムハーツと対になるχブレードの素材が7つの光と13の闇の衝突によって生まれた13振りのゼアノートのキーブレードだったため、彼らがゼアノートのキーブレードを持つのはその影響なのかもしれない。

守護者たちを竜巻で上空へと巻き上げて戦いを挑んできて、守護者たちをバラバラにして追い込むが、最後まで諦めない王様が放ったキーブレードの光によって霧散する。
しかしそこで消滅はしておらず、一体化してアーマー・ゼアノートの形をとりソラとカイリの前に立ちはだかる。

  • 守護者8人がかりでも拮抗した戦いだったことから察するに、スカラ・アド・カエルムでソラたちと戦った時よりも強化されていそうである。上述のようにキングダムハーツによってレプリカ・ゼアノートが再生していたなら、キングダムハーツによるブーストを受けていてもおかしくはない。

操作キャラクターを次々と切り替えながら戦う特殊なバトル。
リクアクセル、ロクサス、ヴェントゥステラが前衛、王様、シオンアクアが後衛となり、前衛のキャラクターで攻撃、後衛のキャラクターで防御を担当しながら戦う。
順番にキャラクターを操作し、攻撃を続けてコマンドゲージをMAXにしてシチュエーションコマンド「フィニッシュ」を使うと次のキャラクターに操作が移り、これを続けながら戦っていく。引きの画面に変わった時は前衛全員の攻撃を操作し、後衛は味方全体への攻撃に対するリフレガを使える。
途中にはKHIIのリアクションコマンドのように△ボタンで繰り出せる特殊なアクションが発生する。

  • この特殊なアクションでは守護者の連携技が繰り出せ、守護者同士の掛け合いも生じる。
    リクとテラ、ロクサスとヴェントゥスなど、KHIII本編では見られなかった掛け合いに、ファンからは「これが見たかった!」と評価も高い。

HPバーが1ゲージを切るまで減らすとバトルが切り替わり、王様単独の戦いとなる。
直前のイベントで傷ついた王様を操作して、守護者たちが吸い込まれた鍵穴を目指しながらレプリカ・ゼアノートを退けていくバトル。

  • 体力がいきなりギリギリまで削られているが、もし防御を失敗し、攻撃を受けて倒されてもその場でボタン連打することで復活するため、ここではゲームオーバーになることがなくイベントバトルと言って差し支えない。