キャラクター/【ウッディ】

Last-modified: 2023-12-02 (土) 18:22:08

ディズニー・ピクサー作品「トイ・ストーリー」シリーズのキャラクター。
フルネームは「ウッディ・プライド」。
おもちゃが大好きな少年アンディが持つお気に入りのカウボーイ人形。

  • 足の裏にはアンディの名前が書いてある。

背中に紐がついており、それを引っ張る事で収録されている台詞がランダムに流れる仕掛けになっている。

  • 「あんたはオレの相棒だぜ!」「オレのブーツにゃガラガラヘビ!」等々、シリーズ全体で見ると台詞の数はなかなか多い。
    KHIIIでも「ハッハー!待たせたな、カウボーイの登場だ!」というセリフを披露している。

ホルスターにはピストルが入っていないが、これは元々で、アンディが遊んでいる内に紛失したわけでは無い。
 
CVは故・辻谷耕史。

  • 映画本編以外の媒体での吹き替え担当であるが、2018年10月に他界したため本作が遺作となった。その後はKHでもヘラクレスを演じている松本保典氏が役を引き継いでいる。
  • 原作シリーズでのCVは俳優の唐沢寿明。

北米版における声優はジム・ハンクス。

  • ジムは原作映画でウッディの声を担当しているトム・ハンクスの弟。トムは映画、ジムは映画以外の媒体でウッディを演じるという日本と同じような役割分担をしている。

アンディのおもちゃ達をまとめる頼りになるリーダー的存在。危機に陥った仲間のおもちゃを見捨てずに助けに行く勇敢さを持つ。ただし、強すぎる思いが空回りして、仲間と反発することも。
経緯は不明だが、アンディが産まれた時からあるおもちゃで、彼の1番のお気に入り。ウッディ自身も誰よりもアンディを大切に思っており、彼のためなら自分の身を削ることも厭わない。
それ故か、アンディ絡みになると嫉妬深い一面もあり、バズが買われてきた当初は、「アンディの一番のお気に入りのおもちゃ」という自分のポジションが危ぶまれたことで一方的に逆恨みし、関係も悪かった。

  • 原作映画第一作における一連のトラブルは彼のヤキモチが発端とも言える。

しかし、やがてお互いに心を開き、今では共におもちゃ達をまとめ信頼し合う相棒のような関係になっている。
 
実はプレミアが付くほどの骨董品のおもちゃであり、それが原因で2では玩具販売店の店長でおもちゃマニアのアルに誘拐されてしまった。

  • 白黒テレビ時代に人気を博した「ウッディのラウンドアップ」という人形劇番組の主人公をモデルにした人形なのだが、ウッディ自身にはそのキャラクター設定の自覚がまるでなく、その意味では自分を本物のバズ・ライトイヤーだと思い込んでいたバズと真逆である。

手足には綿が詰まっているが激しく動くと糸が解れてしまい修理が必要になったり、頭でっかちなアンバランスな体型をしている為、バズと比較すると身体能力は高くない。ただし、軽い素材で出来ているため動きそのものは結構軽やか。
また、彼の最大の強みはおもちゃとしての経験豊富さを生かした作戦立案能力とリーダーとしての指揮能力であり、いる場所の地形を把握し、仲間のおもちゃの協力を経てこれまで何度も困難な作戦を成功させてきた。

KHIII

トイボックスに登場。バズと共にソラ達一行に加わり、一緒に戦ってくれる。
エピソード終盤ではヤング・ゼアノートに自分たちの強い心の繋がりが強大な闇を生み出したと指摘されて戸惑うが、ソラの言葉によってアンディや仲間たちと愛で繋がっていることを思い出す。

  • この時に彼が発した「何か難しいことを語ってるけど、どうでもいいからバズを元に戻しておまえは消えろ」というセリフは、意味深な内容ばかりで理解が難しいゼアノート達の言い回しに対するプレイヤー側の心情をある意味ストレートに語ってくれたとも言える。

おもちゃに宿る本当の心を理解しようとしないゼアノートのことを「まだ心を持たないおもちゃ」と評し、バズを闇から救い出して直後のボスハートレスとの最終決戦に臨んだ。

  • 心の大切さを説き、闇にのまれかけているバズを救おうとする姿は、ソラとリクの関係に似ている気がする。

前述の通り、トイボックスにおけるパーティーメンバーの一人。
戦闘では背中の紐をさながら本物のカウボーイのように投げ飛ばしながら戦う。

  • この投げ縄は、映画「トイ・ストーリー2」のクライマックスにおける決め手にもなっており、上記のイベントシーンでも使用されている。