ワールド/【デイブレイクタウン】

Last-modified: 2024-03-31 (日) 21:43:57
原作オリジナル
仲間キャラなし
通常BGMBefore The Daylight
戦闘BGMWake Up, World!
登場作品χ、Uχ、χBC

曙光きらめく街。夜明けの神秘的な風景を再現している。
χ及びUχではプレイヤー達の住むワールドであり、冒険の拠点となる。

  • 「曙光」には文字通り夜明けの光という意味のほかに、「物事の前途に見えはじめた明るいきざし」という意味もある。

基本的にはいつも朝焼けの光に照らされている世界であり、ワールド名的にもトラヴァースタウントワイライトタウンと似た雰囲気を持つ。

  • しかしこの二つの街とは違っていつでも夜明けの時間帯というわけではないようで、イベントシーンでは夕焼け空や夜景も確認されている。
    • 夜景では星らしき光も確認できるが、世界が一つだけだった時代は星が他の世界であるはずがないので、我々の世界と同じような性質の星だったんだろうか。気になるところである。

ダークシーカー編以降の時間軸であればいかにも狭間の世界に属していそうなワールドだが、この時代はまだ世界が隔たっていないため、この時点で狭間の世界という分類が存在しているのかは不明。
また、経緯は不明だが、この街の跡地に作られたのがスカラ・アド・カエルムとなっている。


マップ切り替えのマークはLUXマーク。
BGMの正式名称は上記の通りだが、曲名の判明前にKHOにてフィールド曲とバトル曲のメドレーが「Daybreak Town: The Heart of χ」として演奏されていた。


マスター・オブ・マスターが作った世界らしく、キーブレード戦争の後も消えずに残っていたり、箱舟の起動に連動して世界が崩壊するよう仕組まれていたりと、特殊な性質を持っている。

  • 総合的に考えると、箱舟の起動までは崩壊が食い止められていたという感じかもしれない。
  • データの中にも同じ世界が構築されており、こちらは「」を閉じ込めるための檻として、箱舟と連動し自動的に閉じるようにプログラムされていた。この世界がキーブレード戦争後にダンデライオンが移動した世界である。
    • Uχにおいて、デイブレイクタウンにノイズのような現象が発生したことをきっかけに、ユニオンリーダー達は彼らのいる場所が現実のデイブレイクタウンではなくデータ上のデイブレイクタウンであることを知る。このノイズのような現象は箱舟が起動するかなり前から起きており、データのデイブレイクタウンにχ時間軸には存在しなかった新たなワールドが接続したことがきっかけらしいが、それがいつ、なぜ、何者によって行われたのかは不明。また、物語最終盤では現実世界のデイブレイクタウンでも同様のノイズのような現象が起きていた。

場所

中央市場と臨海公園はχ一周年特別イベントの舞台として先行登場した。
その時は通常のデイブレイクタウンとは異なるワールドの扱いとなっていて、二つを直接行き来することはできなかった。


以下の場所以外にもユニオンクロスの際のマップにおいて墓地のような場所が確認されている。
また、ハロウィンの際のイベントストーリーにおいて登場した、広間の中央に天球儀のようなものが置かれた薄暗い洋館のようなマップも存在する模様(こちらは毎月13日から行われていた機関イベントでも使用されている)。

噴水広場

家々に囲まれた噴水広場。
噴水の周りの地面には青紫色の星が描かれている。

  • シーズンイベントの開催に合わせてデコレーションが飾られることもある。

χのオープニングとなる舞台。
プレイヤーはここでハートレスに襲われ、キーブレードを手に入れることとなる。
また、マスター・アヴァダンデライオンに向けた演説など、以降のシナリオでもこの噴水広場が登場する機会は多い。


チームのプレイヤー達が集まる場所であり、ログイン直後も毎回この場所からゲームが始まる。各種イベント開始時もここで説明が行われる。
通常時は朝焼けのように明るいが、レイドボスが出現している時は夜明け前の薄明かりのように暗くなる。
更新により、チーム結成画面とデイリーチームバトルの結果発表の際の背景がここになった。
Uχにおいてもプレイヤーのホーム画面となっている。


ワールドとして訪れた場合も最初にここに降り立つ。
坂を下ると1番街、坂を上ると2番街、門をくぐると中央市場に行ける。

1番街・2番街

山の斜面にある、立体的な街。
中央に大きな階段があり、そこから左右に路地が伸びている。
階段の先は光のような朝靄に包まれて何も見えず、その先には行くことができない。

  • Uχでも進むことは出来ないが、うっすらだが見ることが出来る。
  • メインストーリーにおいてマレフィセントがこの奥に行ったと思われるシーンが登場。そこには噴水広場と似たような広場があり、街を見渡せる高台となっていた。

2番街の水路から地下水路を通って時計塔内部へと侵入することができる。物語開始当初は常に水が流れているが、時計塔への侵入時に水路のスイッチを操作して以降は通行が可能になる。


更新により、ウィークリーランキングの結果発表の際の背景がここらしき場所になった。

モーグリの店

噴水広場にある店。キーブレード使いたちの集会場に使われている。
店内は薄暗く、テーブルの上のロウソクのみが照らしている。
ここの屋根裏部屋からは、噴水広場・上層(噴水広場の周りの建物の屋根の上)に出られる。
店内の階段付近には写真がたくさんあり、その中の一番大きな写真はこのワールドの時計塔である。

中央市場

噴水広場から通じている、野菜や果物を売っている大きな市場。ここから橋を渡ると臨海公園に行ける。
建物が多く並んでいるが、薄暗い倉庫にのみ入れる。
売っている商品は森のキノコやめのうのリングなど。アンテナショップ?

  • 一応売ってはいるが回収しても大丈夫。

郊外へ続く橋

中央市場と臨海公園方面をつなぐ大きな橋。
橋からは時計塔を正面に見据える。

臨海公園

大きな橋を渡った先にある、灯台が目印の海辺の公園。
海沿いの遊歩道から橋を渡りきった先には展望台があり、橋の途中で遊歩道へ降りて進むと大きな花畑がある。
遊歩道と臨海公園にはLUXマークをかたどった植込みがあり、花畑にも中心に大きなLUXマークがあしらわれている。
また、花畑があるエリアには「隠れミッキー」が何か所か存在する。


Uχでは花畑の先にある灯台の中に入れるクエストが登場した。
中は管理人室という名前で、地下は地下水路と繋がっている。
管理人室から出た灯台のふもとには船着き場がある。

島のビーチ

Uχで新たに登場した離れ小島とそのビーチ。
臨海公園上層の背景に見ることができる島と思われ、臨海公園の船着き場から船に乗って行くことになる。
こちらにも灯台(てっぺんにルクスのマークのモチーフがついている)があり、よじ登ることができる。

船の墓場

島の岬の先から繋がっている、禍々しい雰囲気の岩場。
岩場の隙間には難破した船の残骸が散見される他、船を飲み込むほどの海流の渦が存在する。
渦は禍々しい闇の様相を呈しており、そこからは闇の回廊に繋がっている。

時計塔周辺

時計塔のふもとのエリア。エリア中央は橋になっており、大きな川が流れている。
川に降りる階段があるが、ゲーム中では川に降りることはできない。
χBCでは階段を下りた先でマスター・アヴァがマスター・グウラをかくまっていた。

時計塔

噴水広場の奥に見える、時計のついた巨大な建物。ワールドロゴやワールド選択画面にも描かれている。

  • レイドボス出現時には、マイページから見えるこの建物の周りに黒い雲が出現する。

街のシンボルといえる建物だが、詳しいことは住人(キーブレード使い)達も知らず、外側からは入り口すら見当たらないなど謎が多い。


更新により、ウィークリーユニオンランキングの結果発表画面の背景がこの時計塔の見える風景になった。


内部は沢山の歯車が組み合わさった迷宮のような構造となっており、黒装束が通常の雑魚敵のように何体も存在する。

  • 歯車の部屋は更新予定だったダンジョン(仮)の開発画面で登場していたため、前々からこのエリアは製作されていたことがわかる。

闇の回廊トライアルでのみ、塔の外周部と振り子の裏側のガラス張りの部屋が登場した。

  • 塔の外周部はUχのメインストーリーでも訪れることが出来る。

最深部には研究室のような「予知者の部屋」があり、チリシィがプレイヤーに見せた夢では予知者の5人とマスター・オブ・マスターがここで密談をしていた。
χBCではこの部屋で彼らの会話が多く繰り広げられる。
Uχにおいてはデータの世界ではあるが、予知者に代わってユニオンリーダー達が使用している。
 
また、強固な扉に守られた、「箱舟」が設置された研究室がある。恐らくはマスター・オブ・マスターの研究成果だろう。
部屋の構造はKHIのエンド・オブ・ザ・ワールドの世界の牢獄にあった研究室に酷似している。


KHIIIのアーマー・ゼアノート戦において、水中ステージに移動した際、ゼアノートの背後にこの時計塔と思われる廃墟が姿を現す(画面を上下反転すると完全に一致)。戦闘中に建物に近づくと、印象的な巨大歯車も朽ちてはいるがはっきりと確認できる。
スカラ・アド・カエルムの裏側に鏡のように位置していることになり、アルティマニアでのディレクターへのインタビューにおいてデイブレイクタウンの跡地にスカラ・アド・カエルムが作られたと明かされた。

  • ゼアノートの「かつてのキーブレード使いの都」という発言は、スカラ・アド・カエルムがゼアノート達キーブレード使いのいた場所という意味のみならず、デイブレイクタウンのことも指しているのかもしれない。
  • KHIIIRMでのスカラ・アド・カエルムの追加エリアでは、デイブレイクタウンが「BREAK」した後にスカラ・アド・カエルムに変わるモニュメントがある。恐らくはUχ最後のデイブレイクタウンの崩壊を表しているのだろう。

地下水路

街の地下に存在する、街中に張り巡らされた巨大な水路。
内部は暗く、管理用と思われる通路と何らかの装置の一部と思われる複数の歯車がある。
 
物語中では、時計塔に侵入するために2番街の水路の水を抜いて入ることになる。
入口から左側は歯車が通路を塞いでいるため、右側にしか行けない。
右側の奥は暗転しているせいで先に進めない。


Uχではモーグリの店に開いた穴から別のエリアに侵入することになる。
こちらは物語中で水が抜けて底まで降りられるようになる。
また、地下水路の端は臨海公園の灯台の管理人室ともつながっている。

7番街

時計塔近くのエリア。時計塔・周辺のみと行き来が可能。
マップ右下の入り口から左へ進むと階段があり、階段を上って折り返すとマップ入口の上側へ行ける。その先とマップ入口すぐの奥側へ続く道の先には行くことはできない。

  • なお、3番街から6番街は登場していない。

マスター・グウラが出入りしている空き家がある。ストレリチアが襲撃されたのもこの空き家。
χの終盤及びχBCにおけるマスター・インヴィマスター・アセッドの戦いが行われたのもこの7番街である。
また、同じくχの終盤ではここでナイトメア・チリシィが正体を現し、対決が行われた。

街はずれの丘

街全体を見渡せる位置にある丘。
χではマスター・アヴァとルシュが、χBCではマスター・オブ・マスターマスター・イラがここで会話をしていた。
また、Uχでは登場場面が多く、エフェメラスクルド、チリシィが会話していたり、マスター・アヴァがエフェメラ、ブレインにユニオンリーダーの任命をしていたり(描写はないがスクルドもここで任命されたらしい)、マスター・オブ・マスターとが会話していたり、ヴェントゥスへの事情聴取が行われていたりする。秘密の会話をするのに好都合な場所なんだろうか。