システム/【フリーフローアクション】

Last-modified: 2024-01-16 (火) 02:58:11

3Dで登場した、地形や敵を利用してフィールドをスピーディーかつ縦横無尽に駆け巡ることができるアクション。簡単に爽快感のあるアクションが楽しめるようになる。
英語名は「Flowmotion」。
フリーフローアクション中には「たたかう」コマンドで発動しているフリーフローアクションに対応した「フリーフローアタック」を繰り出すことができる。 


3D

今作のコンセプト、「大胆なアクション」を体現するアクションコマンド
ドッジロールエアスライドなどで壁やポール、特定の敵に向かって突っ込み、オブジェクトに当たると薄紫のオーラを纏い発動する。
手すりやロープ等の特殊な地形は乗るだけでフリーフローアクションが発動する。
 
フリーフローアクションの発動中は、敵から攻撃されても怯まず(ダメージは受ける)、Bボタンでスーパージャンプ、Yボタンでスーパースライドしてさらに素早く移動することができる。

  • スーパージャンプで上昇→スーパースライドで壁に飛んでウォールキック、を繰り返すことで、ハイジャンプでも届かない高所に行くことが可能。
    • つまり本作では壁さえあれば届かない所はほぼ存在しない。例えばトラヴァースタウン2番街の下にある広場から壁を伝ってからくり部屋の鐘のある所まで直接ジャンプして行けると言えば3D未プレイの人でも凄さが理解できるだろうか?
    • このお陰で今作はハイジャンプの価値が大きく低下している。

フリーフローアクション中に「たたかう」コマンドが変化しているとき、「フリーフローアタック」という強力なフィニッシュ技を発動することができる。
コマンドの内容は動作中のフリーフローアクションによって異なる。


移動だけでなく、攻撃・回避手段としても有用で、特に強力なアビリテイや技・魔法をまだ覚えてない序盤は非常にありがたみを感じやすい。


難点としては、フリーフローアクションの動作中はコマンドやリアリティシフト、フリーフローアタック以外のベースコマンドを使用できなくなる所。
残HP1で逃げ回っていても着地するまでケアル系やポーションを使えなかったり、せっかくリアリティ耐久値を削りきったのにフリーフローアクションで動いてしまって制限時間を過ぎてしまうといった事も珍しくない。
ゲーム全体を通して多用するアクションではあるが、これだけに固執していると融通が利かない場面も多い。
加えてフリーフローアタックは空を飛ぶ相手に安定して当てられる物がレールが無いと使えないスライドダイブぐらいしかないのも困り物。


本編中に流れるムービーではリクが積極的にフリーフローアクションを利用して移動や攻撃に用いているほか、トラヴァースタウンに登場したネクもこれを活用して移動していた。


3D発売前のトレーラーでは、ソラは金、リクは銀のオーラを纏っており、フリーフローアタックも製品版より素早く簡素なモーションだった。
また、時間差でスーパージャンプを2回行う動きも確認できる。
このトレーラーではソラが2番街の屋根をレールスライドで滑りながらからくり部屋の屋根まで高速移動したり、リクが壁から壁へ飛び移る高速アクションを披露している。
後者は製品版でも同じ動きが可能。

フリーフローアクション一覧

KH0.2

レールスライドのみ使用可能。
KHIIIでも登場するブリザド系の魔法によるレールの作成を行うことができる。

KHIII

最新作でも引き続き続投。大幅に調整されているため3Dの時ほどの無双感はないが、他に追加されたアクションの自由度が高いため退化は感じられない。

  • だがあの広大なマップを3D(HD)のフリーフローで暴れてみたいと思ったプレイヤーもいるはず。
  • 本作ではフリーフローアクションの発動中は蒼いオーラを全身から放つ。

3Dから変更された点として、連続での発動ができなくなった。具体的には、スーパージャンプによる三角飛びや、壁を伝ってのスーパースライドによる高速移動などが不可能になる。
代わりに、スーパージャンプはエアロ系の魔法で起こした風に乗ることでも発動できるようになった。これとコンボマスターを組み合わせた半無限上昇技も存在する。
また、レールスライド以外は実行するのに同名のアビリティが必要になった。フリーフローアクションはムーヴアビリティに属し、フリーフローアタックはアクションアビリティのアビリティ技になっている。

  • エアロ系で起こした風に乗ると発動するスーパージャンプはアビリティ不要。
    • この仕様は1.07のアプデで撤廃され、発動にはアビリティ必須となった。

ポールスピンやポールスイングは螺旋状のエフェクトがかかった特定の柱でのみ発動するようになった。
魔法スタイルの基本スタイルと砲撃スタイルでブリザド系の魔法を使うと、レールスライドを使うことのできる氷のレールを一時的に作り出すことができる。


フリーフローアタックは3Dではほぼ全て大技になっており強力すぎたためか、多くが別の技に変更となっている。そもそもの使い道が3Dとは全く違う状態で、接敵・コンボ始動・範囲攻撃等の利便性に特化している。

  • 特にショックダイブなどは強力だっただけに最初のうちは思わず使おうとしてしまうかも。

特定のキーブレード変形中は、専用のフリーフローアタックを発動できる。


特定の場所ではシチュエーションコマンドの「乗る」からレールスライドを行う「特殊レールスライド」が発生する。
特殊レールスライド中は操作方法が普段と異なり、「ショット」で周辺の敵を攻撃する3Dシューティングのような操作になる。


フリーフローアタックと同じ攻撃をアスレチックフローで繰り出すことが出来る。ただしフリーフローアクションでは一定の動作で攻撃が分かれているのに比べ、アスレチックフローは状況に合わせて攻撃が変動する。戦況に応じて選択しよう。


デフォルトで全てのフリーフローアクションのアビリティが装備されている状態だと、フリーフローアクション発動中はフリーフローアクションかフリーフローアタックにしか派生できず、他の技やアクションができなくなる。
…と、3Dと同様の難点と思いきや、本作では対応するフリーフローアタックのアビリティをあらかじめ外しておくことで、フリーフローアクションから直接「たたかう」を出せるように変更されている。

  • 例えばチャージブレイクのアビリティを外すとスーパージャンプ後に〇ボタンで「たたかう」が出るようになる。アスレチックフローの場合も同様に、対応する技を装備していなければ「たたかう」が出る。
  • 残念ながら「たたかう」以外のコマンドはフリーフローアクションから直接出すことはできない。

また、フリーフローアタックは「たたかう」の一段目を出したのと同じ扱いになったため、キャンセルしてコンボを行うことができるようになった。

  • ソニックスラッシュで敵を打ち上げたり、ターンカッターやサマーソルトで敵を巻き込んでから続けて「たたかう」や魔法によるコンボができる。

本作の攻撃技はフリーフローアタックに頼り切らずとも充実しているため、マップや戦う相手によって有効なフリーフローを選んで装備するとバトルをより有利に進められる。敵との相性が良くないバトルでは装備しないほうが安定することも。

  • 特に優秀なのは前述にもあるターンカッター。巻き込みが便利で活躍の場が多く付けっぱなしでもほぼ問題無い。

フリーフロー一覧


フリーフローアタックには分類されないが、ブーストハンマーに変形時、スピアダイブやエリアルスタンプと同条件で特定の基本技(ドリル急降下突進)を繰り出すことができる。
また、アサルトクロー・ブリザードクロウ時、ウォールキック中に□ボタンでスラッシュスライドが発動する。


*1 対象になる敵はポールスピンの項参照
*2 ソニックスラッシュをセットしていないと発動しない