技・魔法/【ブリザド系】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 09:51:40

「ブリザド」、「ブリザラ」、「ブリザガ」を基本とする、氷で敵を攻撃する魔法
基本的にキーブレードを前方に向け、先端から氷や冷気の弾を放つ。ファイア系と違って追尾能力が無い代わりに複数の弾を広範囲に放ったり貫通能力がある等、集団戦で機能しやすい特性を付与されている。

  • 「凍りつけ!」(KHI)
  • 「凍れ!」(COM)

ブリザド系の魔法は全てブリザド属性(ブリザドタイプ、氷属性)に属し、作品によっては攻撃を受けた相手に凍結(フリーズ)の状態異常を発生させる特殊効果がある。
敵はブルーラプソディブルーシーソルトなどが使用する。


KH

正面またはロックオンした敵に向かって7発の氷を放射状に飛ばす魔法。
消費MPはチャージゲージ1マス分。
ソラドナルドが使用する。

氷の弾は地形に当たると消えるが、地上で使用すると水平5方向+斜め上2方向に弾が飛び散る。
空中で使えば上下等間隔に散っていくため、体の小さいレッドノクターンにも当てやすい。
ただし同じ相手に複数の氷が同時に当たったとしても1発分のダメージしか与えられない。
射程は短く、出す時は必ずキーブレードの剣先から水平方向に発射するため、空中にいる相手に対してはジャンプで高度を合わせてから撃つと当てやすい。

ファイア系の魔法のように連発はできないが、上記の通り範囲の広さで複数の敵を攻撃するのに向く。
パワーアップすると威力だけでなく飛距離も伸びる。

「ブリザド」はワンダーランドしょうこの爪あとを入手するか、鍵穴を封印して「氷の力」を手に入ることで修得できる。
以降は「氷の力」を手に入れる毎に「ブリザド(最大MP+22)」→「ブリザラ(最大MP+26)」→「ブリザガ(最大MP+32)」と威力がパワーアップする。


手で自分を扇いでいるホワイトマッシュルームに当てると喜ばせることができる。
3回連続でブリザド系の魔法で喜ばせると、ブリザド免許皆伝凍てつく魔石が手に入る。


バトル以外の利用は、主に火を消すのに使われる。

  • トラヴァースタウン:ロウソクの火を消し、宝箱を出す。
  • オリンポスコロシアム:聖火台の火を消し、宝箱を出す。
    • 消せるのはブリザラ、ブリザガで、使う方によって出現する宝箱の中身が異なる。
      そのためブリザラで出す宝箱を手に入れる前にブリザガに成長させると取れなくなってしまうが、FM版ではブリザガで消すと両方出るようになった。
  • ディープジャングル:実験?に使う。
  • アトランティカ:青い貝を開ける。
  • ハロウィンタウン:ランタンつきの台に火をつける。
    • ファイア系とは異なる青い炎が点る。ただし、台は動かない。
  • ホロウバスティオン:泡を凍らせて足場にする。

恐怖に凍てつく吹雪

ジャックのアビリティ(スペシャル攻撃)。
恐怖の吹雪をターゲットに向かって放つ。必要APは2、消費MPはチャージゲージ1マス分。
ブリザド系の魔法と同じ効果で、ソラたちのブリザド系のパワーアップと共に強化される。

KHFM

ブリザラとブリザガの威力がわずかに上昇した。


オリンポスコロシアムの聖火台で、ブリザラで炎を消していなかった場合、ブリザガで消した時に両方の宝箱が出現するようになった。

COM

「ブリザド」はマジックカードの『ブリザド』を使用することで発動し、ブリザド系統の上級魔法や派生技は『ブリザド』のカードを使ったストック技として発動する。
『ブリザド』のカードは最初から解禁されている。CPは15(1)~24(0)。

  • COMの中で唯一開始直後から使える魔法攻撃である点、直近で解禁されるファイア系の当たり判定が単体である点、サンダー系は判定こそ広いものの解禁が遅い点などで差別化されており、序盤の段階でブリザドのカードを集めてデッキに投入することができると何かと重宝する。

「ブリザド」は冷気の弾を前方へ一発打ち出す魔法。氷属性で、威力補正は×4.0。
ファイア系統と違って追尾能力は無いが、冷気の弾は敵に触れるか1/3画面ほど飛ぶと結晶化して氷塊が現れ、弾が当たった敵だけでなく、氷塊に触れた敵にもダメージを与える。
『ブリザド』を2枚ストックすると「ブリザラ(×8.0)」、3枚ストックすると「ブリザガ(×13.0)」が発動する。
上位の魔法になるほど威力が高くなるだけでなく結晶化して現れる氷塊が大きくなり、攻撃の当たる範囲が広くなる。
 
ブリザド系統の魔法はブルーラプソディの「ブリザドアップ」とウィザードの「マジックアップ」のエネミーカード効果で強化できる。


KHIの時と同じく、ホワイトルームで出現するホワイトマッシュルームが暑そうに自分を扇いでいる場合、ブリザド系統の魔法を含む氷属性の技を当てると喜ばせることができ、3回喜ばせればプライズを落としていなくなる。


敵はKHIの時と同じくブルーラプソディなどのハートレスが使う他、ヴィクセンがブリザラを使用する。(マジックカード1枚使用時)
また、後のシリーズでもよく登場する派生魔法のフリーズがヴィクセンの技として初登場した。

『ブリザド』カードを使用するストック技

【氷属性の魔法技】

 
【その他のストック技】

Re:COM

KHIのように、複数の冷気の弾を撃ち出す魔法になった。ブリザドは3つ、ブリザラは5つ、ブリザガは7つで、数が多いほど拡散して飛び、攻撃範囲が広くなる。
弾が結晶化して、周りにいた敵にもダメージを与えるのは変わらない。
代わりに、ブリザラとブリザガの威力が若干低下した。(ブリザラは×8.0から×7.0に、ブリザガは×13.0から×11.0になった。)
また、強化できるエネミーカード効果に、シグバールの「ショットチャージ」とデミックスの「ウォーターチャージ」が加わった。

  • ソラが使用した場合はKHIの時と同じく1体の敵に対しては1ヒットしかしないが、ドナルドが使用した場合は1体の敵にも複数回ヒットするようになっている。アクセルに対して使ってもらえれば凄まじいダメージを与えてくれるが、うっかりヴィクセンに対して使われると悲惨な事になる。

ストック技にはCOMでヴィクセンが使っていた「フリーズ」が追加された。ブリザド系統初めての相手をフリーズ状態にする特殊効果を持つ魔法となる。


入手が後半とはいえ、デミックスのウォーターチャージ(氷属性のダメージ2倍)がぶっ壊れ性能。
ブリザドが初期から手に入るため集めやすいこともあり、雑魚の掃討目的にはかなり優秀な魔法となっている。
ただしワールドによっては氷属性を吸収するハートレスも登場するため、常にブリザガ連射でOKとは行かない。

KHII

今作では直進する氷弾を一発飛ばす魔法になっている。
KHIやCOMのファイア系と似ているようで、追尾性能がない、敵を貫通するなど多くの違いがある。
基本的には地対地か、貫通性を生かして敵集団を遠距離からまとめて攻撃する用途が主か。


ブリザフィニッシュでは反撃値蓄積による強制反撃が発生しない。
有利になる点も多いが、やりこみ界隈で有名なFM版ロクサスをブリザラフィニッシュでハメる戦法がやりにくくなるなどのデメリットもある。

  • 上記の戦法は遠距離で地上強制反撃をさせることがミソなので、強制反撃を使わせないブリザガは不適切。一応ブリザガフィニッシュの後にさらにもう1発ブリザガ(非フィニッシュ)を当てればハメられるものの、ブリザラに比べて効率は大きく落ちる。

ホロウバスティオン1周目でマーリンからブリザドエレメントを入手して習得。
以降はホロウバスティオン2周目でデミックスを倒すとブリザラ、アトランティカでミュージカル「ステキな仲間たち」をクリアするとブリザガに強化される。


ウィズダムフォーム、マスターフォーム、ファイナルフォームにフォームチェンジしていると、魔法の性能が変化する。

マスターフォームのソラが使うものはKHIの仕様に似ている。
エレメントを手に入れて魔法のレベルが上がると、発射する氷弾が

  • 小さな結晶→両手サイズの氷→ソラの体に匹敵するほど大きな氷塊

と変化する。


ブリザードロードに対するリアクションコマンドとして、ブリザガンがある。


ドナルドは「ドナルドブリザド」というアクションアビリティとして使用。
やはりドナルドサイズなので氷弾は小さいが、性能差はそれほど気になるものではない。
ジャックのアビリティ技は「恐怖につかまる吹雪」というアクションアビリティになった。

KHIIFM

シークレットムービーで様々なキャラクターがブリザド系の魔法と思われる攻撃を使用しているほか、追加ボスの留まりし思念ウェイブライダーの動作中に氷の弾を飛ばしてくることがある。
また、同じく追加ボスのヴィクセンもブリザドタイプの技を多数使用する。


FM版では全体調整で威力が上がっており、ファイナルファイガショックチャーム+を大量に重ねまくったサンダガには劣るものの中々強力な攻撃手段になっている。
属性耐性の無い相手であれば最終的にはバーサーカークラスのHPを持った相手でも一撃で粉砕する威力にまで成長する。

上記の強制反撃回りの仕様もあり、再現データにおけるハメ戦法のキーとしても一躍買う。
再現データのアクセルはブリザドタイプを弱点にしており、これを利用すれば瞬殺も見込める。

Days

ブリザド系の魔法を当てると敵を氷結状態にさせることがある。
フリーズ状態とは違い時間経過でしか解除されない。プレイヤーもこの状態になるがボタン連打で解除を早めることができる。


「ブリザド」は直進→一時停止→直進を繰り返しながら敵を追尾し、同じ敵に複数回ヒットする。
「ブリザラ」は射程が短く、しばらくその場に残る冷気を放つ。凍結発動率が高い。
「ブリザガ」は敵が接近すると大爆発する小さな冷気を設置。


ブリザドは最大6ヒットするが、ある程度接近して使わないとフルヒットしない。フルヒット時の総威力は意外にもブリザド系で最も高くなっている。
凍結状態の発生率はたったの6%であり、複数回ヒットするとはいえあまり期待できない。
ブリザラは威力補正はそう高くないのだが、単発なので回転が良く、回数さえ確保できればダメージ効率は良い。射程こそ短いものの、攻撃範囲の広さもかなりのメリットといえる。
そして魔法レベル5の凍結状態の発生率は圧巻の90%。凍結状態の効果としてダメージを3倍にする効果により、「たたかう」のサポートにも使える。
ブリザガは威力補正こそ高いものの、特性上連射が効かないためダメージ効率はあまり良くない。雑魚が多い乱戦時にこそ威力を発揮するといえるだろう。


パートナーヴィクセンシグバールデミックスルクソードシオンは「ブリザド」を使用する。
DAY26になるとゼクシオンマールーシャも「ブリザド」を使うようになる。
「ブリザラ」はヴィクセン、デミックス、ルクソードが初期から使用可能、ゼクシオン、マールーシャもDAY51になると使うようになる。
「ブリザガ」を使えるのはヴィクセンのみであり、DAY297になると使うようになる。

BbS

敵を貫通する氷の矢を前方に放つ魔法。ファイア系と比較して弾速が早い反面追尾性が無く、真横にしか飛ばないため敵と軸を合わせて撃つ必要がある。
派生種ではフリーズが再登場したほか、フリーズの状態異常を伴う物理コマンドとして「ブリザドブレード」や「フリーズレイド」、冷気に覆われた状態で突進するシュートロックコマンド「アブソリュートゼロ」、氷を身にまとい空中を高速移動するいどうコマンド「アイススライド」、アクアのみ使用できる魔法としてブリザガを3連発する「トリプルブリザガ」、地面から出現させる氷で敵を貫く「アイスバラージュ」、冷気と衝撃波で攻撃する「グレイシャルアーツ」が新たに登場。

ブリザドタイプのコマンド

【アタックコマンド】

 
【まほうコマンド】

  • ブリザド
  • ブリザラ
  • ブリザガ
  • トリプルブリザガ
  • フリーズ
  • グレイシャルアーツ
  • アイスバラージュ

 
【その他のコマンド】

Re:coded

トリプルブリザガが引き続き登場するほか、敵を追尾し貫く氷を飛ばす「パスートブリザガ」と「トリプルパスート」、そしてDaysにおけるブリザガと性能が似ている「アイシクルマイン」が登場。
命中した後も軌道を変え障害物すら通り抜けて敵を追い何度も貫く強力な技となっている。トリプルパスートはそれを3連発させ、適当に撃っても雑魚は一掃できる。ボス戦でもヒット数が多いためクロックゲージがすぐ貯まり活躍する。
フィニッシュコマンドとしてDブリザド系も登場した。

3D

初期装備としてブリザドを1枠装備している。
基本はBbSと同じく無誘導の直進弾だが、多段ヒットでダメージを稼ぐ特性を得た。
そのかわり合計3ヒットすると弾が消えるため、BbSほどの貫通性能は得られない。

ブリザドブレードフリーズアイスバラージュが続投。
加えて新たにアイシクルブレイクが登場した。

KH0.2

キャッスル・オブ・ドリームの城下町で1つ目の歯車を壊した際のイベントでブリザガを使用可能になる。消費MP15(後にアップデートで12に緩和)。
氷の矢を打ち出し、命中すると巨大な氷の塊を形成して付近にいる敵を巻き込む。命中した相手に凍結の状態異常を発生させる。
BbSや3Dと異なり斜めにも飛んでゆき敵を追いかけて飛んでいくが銃口・誘導共に良質とは言えず、また地形に命中しても氷の塊は出ない。
ファイガと比較して誘導に劣るが、弾速と複数の敵を巻き込む性能に優れる。
 
KH0.2の中では厄介な敵であるフレイムコアの弱点属性であるため、凍結効果と合わせてよくお世話になる。
 
地表付近で撃つとその軌跡に氷のレールが敷かれ、その上を滑ることが可能。
 
これを使用してゲージを貯めると、シチュエーションコマンドとして極大魔法「ブリザガン」が発動できる。

ブリザガン

コマンド上部のゲージを最大まで貯めるまでにブリザガを使用していると発動可能になる強化魔法
ブリザガと同様に敵を追尾する氷の矢を放ち、着弾地点に巨大な氷の塊を作り上げる。
見た目の隙間は大きいが、実際には命中の瞬間に見える球状範囲をくまなく巻き込む。

非常に攻撃範囲が広い上にサンダガンよりも演出が短く、倒しそこねた相手も凍らせて動きを止めるため、集団戦での相性は抜群。
ただし敵に命中しないと氷の塊が出ないのはブリザガと同様。
敵が真下や真上にいるような状況では弾が空振りしていくため、無駄打ちしないよう当たる状況で狙いすまして入力したい。

  • KHIIのブリザガンとは異なり、こちらは純粋なブリザドの最上位魔法である。
  • 通常のブリザガと同じく、地上で放つと地面に氷のレールが形成される。

ミラージュブリザガ

ミラージュアクアやKHIIIのアンチ・アクアが使用。
横一列に氷の弾を多数漂わせ、時間差でこちらに打ち出す。通常版ミラージュアクアは4個、12星座版は8個、アンチ・アクアは6個発射する。
ガードで対応可能だが、12星座版はガード不能の攻撃を同時に重ねてくることがあるため注意。
通常版もガードだけで対応するとタイミングがずれやすいため、キャンセル回避を交互に織り交ぜると安定する。

χ

マジックタイプのカードのアビリティに「ブリザド」「ブリザド+」「ブリザガ」「ブリザガ+」が存在するほか、各種アビリティの氷属性版がある。

  • ブリザド
  • ブリザガ
  • ブリザドレイド
  • フリーズレイヴ

KHIII

氷の矢を発射し、命中した敵をフリーズ状態にする魔法。
KH0.2同様、ファイア系ほどではないが敵を追尾する。ブリザラ以上になると周囲の敵を巻き込む氷の塊を発生させる。
また、地上で使用した場合は氷塊の軌道に沿って地面が凍り付き、レールスライドが発動可能になるなど、基本的な使い勝手はKH0.2同様。
こちらは割と誘導が信頼できる性能になっており、開けた場所ならかなりしつこく追尾してくれるようになっている。

暴走状態になったラージボディフレイムコアに当てると暴走を解除できる。

  • フレイムコアについてはウォータ系の魔法でも同じ効果が得られる。

ちなみにモンストロポリス限定で現れるアンヴァース達は、フラワースネイクを除いて軒並みブリザド耐性が低い。
先にバトルレベルの高いアレンデールへ行き、ブリザラやブリザドアップを含むブリザドカフス等を入手、装備するのも選択肢の1つとしてはアリ。

  • 必然的に範囲攻撃のサンダラも手に入るカフス入手までならともかく、ブリザラを習得して戻るにはマシュマロウの前にフロストサーペントから逃げる雪山滑りという本作でも指折りの鬼畜イベントが待ち構えているので簡単にはいかないが……。

ドナルドはKHII同様に「ドナルドブリザド」を使用する他、特定の場面で操作キャラクターとなるアクアも「ブリザガ」を使用可能。ゲージを溜めれば「ブリザガン」も発動できる。
共闘キャラクターとしてのアクアは「ブリザガ」ではなく「ブリザラ」を使用。

ブリザガン

今作でもブリザド系最上級強化魔法として続投。ブリザガを使うか、アビリティ「ブリザガン」を装備した状態でブリザド系の魔法でゲージを溜めることで表示されるシチュエーションコマンドから発動できる。
仕様はKH0.2とほぼ同じ

オーシャンブリザド

ザ・カリビアンやラスボス戦の一部にある水中ゾーンでブリザド系の魔法を使うと「オーシャンブリザド」に変わる。
元々の魔法のランクに関わらず性能は一定。
キーブレードの剣先から氷の枝を放射状に伸ばし、触れた相手を凍らせる。
射程が短く、他の魔法よりも接近戦向け。
撃った地点からすぐに斜め方向にも攻撃判定が伸びるため、微妙な位置にいるクラゲを処理するのに使いやすい。

KHIIIRM

追加シナリオ「Re Mind」において、操作キャラクターとして選択できるようになったカイリが「ブリザガ」及び「ブリザガン」を使用可能。

MoM

アクアアビリティとして「ブリザガ」が登場。
遠距離にいる敵に氷の弾を放つ。