武器/【約束のお守り】

Last-modified: 2023-11-01 (水) 22:00:25

光を象徴するキーブレード過ぎ去りし思い出の対のイメージ。
また、ソラカイリと交わした「無事にカイリの所へ帰る」という約束の象徴でもある。
全体的に白くほっそりとした美しいデザインで、剣先はハートが象られ、鍵の歯は漢字の「光」が象られたデザインになっている。護拳は天使の翼がモチーフと思われる。

  • KHIのシークレットムービーや3Dのオープニングデモでは護拳のハートマークが空洞となっており、おそらく設定上はこちらが正しいのだろう。
    • KHIIIに登場するものでも空洞となっているのが確認でき、ハードの性能向上によりゲーム中で表現できるようになったようである。

キーチェーンは「約束のお守り」をそのまま使用している。白い貝殻の裏は水色になっている。チェーン部分は組紐。
開発時の仮称は「カイリキーブレード」で、キーチェーンの持ち手がパオプの実だった。

  • このため一部イラストではたまにパオプの実で書かれている事がある。KHIシークレットムービーでもパオプの実になっている。
    • パオプの実がキーチェーンのキーブレードは他に存在するので気を付けよう。

 
英語名は「Oathkeeper(オースキーパー)」。直訳的には「誓いを守る者」。


シリーズ通して登場作品が多く、終盤に手に入るのが通例。その性能は物理攻撃と魔法攻撃のバランスが取れた万能型であることが多い。


KH

カイリ救出後に発生するトラヴァースタウンでのイベントで貰える。
攻撃力+9、最大MP+1。クリティカル発生率が2倍。反動値は最低(1)。後のタイトルとは異なりリーチは普通。
物理・魔法のバランスが取れた性能をしているが反動値が低いため、物理主体で戦おうとすると動きづらい。
リミット技主体だと攻撃力は落ちるがMP+2のラストリゾートが対抗馬になる。

  • このキーブレードを入手する前後から、攻撃を弾きまくるディフェンダーが発生するようになる。
    物理主体だと戦いづらい、というのはこの辺の要素も関わっている。

とはいえ、総合的には必要十分な性能は持っており、ラストまでこれ一本でも十分クリアは可能。シナリオ的な意味もあって愛用した人も多いと思われる。

以降のタイトルとは異なり、リーチはキングダムチェーンと同じ普通の長さ。
叩くと炸裂した白い光と共に、白い枠に囲まれた薄青色の星、黄色の星、きらきらした白い光が出る。


本作でストーリーで手に入るキーブレードはこれが最後になる。
この他の強力なキーブレードはサブイベントや宝箱トリニティ等を使って探さなければならない。


シークレットムービーでは、黒コートの男がこれと過ぎ去りし思い出の二刀流を使っている。

KHFM

パッケージ裏で、謎の男と対峙しているソラが装備している。パッケージ裏のスクリーンショットで主人公が初期装備以外のものを身に付けているのはここだけ。
追加のシークレットムービー「Another Side, Another Story【deep dive】」でも引き続き黒コートの男が二刀流でネオシャドウと戦っている。

COM

デスティニーアイランドの2番目のイベント後からアタックカードとして入手できるようになる。
叩くは×2.5と後半の物としては標準的だが突きの威力補正が×4.0とアルテマウェポンと互角のトップタイ。
フィニッシュも×3.5と終盤で手に入るキーブレードらしい高水準性能。
属性は物理なので敵を選ばずに使えるため、入手がクリア後かつ入手率が低いアルテマウェポンよりも実用的。

KHII

トワイライトタウンのエピソード1で入手できる。

  • ストーリー中盤であり、他作品と比べるとかなり早めの入手となる。

攻撃力+3、魔法力+3。ウェポンアビリティはフォームブースト
他の武器に比べ魔法力が高めで、非常に強力なアビリティを装備しているがリーチは98と最も短い。

  • リーチは短いが、入手した時点では魔法力が高く、地上戦では主力で使える。
    空中戦を主体にする場合はスターシーカーヒーローズクレストをとっくの昔に手に入れているため、優先度は高くない。

フィールドで呼び出す時は眩しいキラキラとした光と共に出現させる。


ウェポンアビリティによってフォームチェンジを純粋に強化でき、様々なフォームの左手装備として採用しやすい。
ウィズダムフォームを主体にするなら右手に装備するのも効果的。
逆に言えば、フォームチェンジしない限りこのキーブレードの真価は発揮されないということでもある。
ゼムナス最終戦などのフォームチェンジ不可の戦闘では活用できない。


ロクサスが二刀流で戦う際の左手側武器としても使用している。

KHIIFM

リミットフォームが追加されたことで、オリジナル版ではフォームチェンジが不可能だった戦闘でも活用できるようになった。
これにより、約束のお守りを右手に持つメリットも大きく増加している。
また、ロクサスが追加ボスになったことで、二刀流ロクサスと戦えるようになった。

Days

ロクサスの武器として登場。
ゼロギアにアビリティユニットを1枚リンクさせるとこれに変化する。

  • ラストバトルでは強制的にこの武器での戦闘となる。

攻撃力+100、魔法力+40、クリティカル率+10、クリティカル補正+13。
リンクアビリティはディフェンダー
シオンも同じ条件で使用できる。


またKHII同様、ロクサスが二刀流になると左手にこれを装備する。

  • ラストバトルに辿り着くまでの道中は強制的に二刀流になる。

叩くと黄色く染まった光と共に、黄色の星と白い光のカケラ、白い枠に囲まれた濃い水色の星が出る。
フィニッシュでは、白い輪光が現れ、閃光は強く輝いたあと飲まれるように消えていく。閃光の中央から、周りに向けて黒い線が伸びているのが一瞬だけ確認できる。

coded

ラスボスであるデータ世界のロクサスの武器。やはり二刀流として使っている。

Re:coded

忘却の城をクリアすると入手できる。
キーブレードチップのレベルが上がると名称が「約束のお守り:思」(必要討伐数60体)、「約束のお守り:絆」(+120体)、「約束のお守り:光」(+180体)、「約束のお守り:心」(+240体)に変化する。

クロックアビリティツリー

クロックレベル1クロックレベル2クロックレベル3クロックレベルMAX
ベール┬→リジェネ┬→リレイズ─┬→プロテス×
├→マジックブースト「:思」から┼→スピリットマジック「:思」から─┼→シェル×
└→オートガード「:絆」から┴→カウンタードレイン「:光」から×└→EXPアップ「:心」から×

3D

装備品としては登場しないが、オープニングデモでソラやロクサスが装備しているのを見ることができる。
ソラが主人公の作品では初めて装備品にならなかった。

  • お守り自体は旅立つときにカイリから受け取っているので、使おうと思えば使えたかもしれないが。

KHIII

ロクサスが使うキーブレードとして登場。正確には過ぎ去りし思い出との二刀流で一つの武器として扱われている。
補正値はNPC共通の攻撃力・魔法力+5。
キングダムハーツを抑える際も二刀流で行っている。


Ver1.05アップデートより、幸運のマークコンプリート特典として「約束の証」というこのキーブレードを思わせる見た目と名称のアイテムが登場した。
追加当時はこれを手に入れたからと言って何かが起きるというわけではなかったが、2020/01/22に配信されたVer.1.07アップデートにおいて、「約束の証」を所持している状態でモーグリショップに来店すると、証と交換でこのキーブレードが手に入るようになった。

  • キーブレード引き継ぎを行わない場合、最速で入手できるのはクリア後になる。

初期状態ではレベル0・攻撃力+7・魔法力+7。レベルMAXで攻撃力+12、魔法力+12。

  • 過ぎ去りし思い出との性能面で比較すると、攻撃力と魔法力がバランス良く高い、MPコンバータを持っている、リーチが短い、ライトフォームではダークアスピルを持たないなどの細かな違いがある。

アビリティは初期状態でMPコンバータ、レベル4でシチュエーションアップ、レベル9でシチュエーションタイムがそれぞれ追加される。
フォームチェンジは第1段階はライトフォーム、第2段階はダブルフォームY
シュートフローはサンセットブライトとステラインセプション
レベル0から初期性能が高く、相対的に他のキーブレードよりも引き継ぎ時の恩恵が大きい。


ゲーム発売当時はソラが使用できる武器としてはまたまた入手できなかった。

  • 上記にもある様にカイリからお守りを受け取っており返した描写も無い為、KHIIIの時点でもソラが所持していると思われる。にも拘らず使用できなかった。
    • 今作ではそもそもお守り自体がゲーム中に登場していない。
  • しかも今回はムービーですら装備しない(3D時はプレイアブルでこそなかったものの、OPムービーで使用しているシーンがある)。過ぎ去りし思い出と並び、ソラ・リクの両名ともにプレイアブル・ムービーのどちらも一切使用しなかったのは初。
  • 後にアップデートで使用できるようになったとはいえ、ソラが主人公を務める本編ともいえるKHナンバリングタイトルではそのシナリオ上とても大切なアイテムに関わる武器のはずなのに、ゲーム本編で(ロクサスが一応武器として使用しているとはいえ)ソラが使用するシーンは一切登場せず、アップデートの追加要素として扱われているのを残念に思うファンもいる。