ディズニー映画『ファンタジア』に出てくる魔法の帽子がモデルになったキーブレード。王様が持つキーブレードの一つでもある。
曲線で構成された青い剣身には星の柄が散りばめられていて、先端には三日月と星が付いている。
柄は手元には星柄のボタン、柄頭は星の留め具になっており、それらに繋がる箒の羽のようなパーツが護拳を構成している。
キーチェーンは三日月。
意味は「星を探す者」。追う者・探求者とも訳せる。
テラ曰く星とは人の心の輝きということから、このキーブレードが持つ意味もまた違った物を感じる。
初登場のKHIIではソラのキーブレードの一つとして登場したが、これはフォームチェンジ時に行うことができる二刀流のために借り受けたものであり、本来は王様がキングダムチェーン ダークサイドを手に入れる前に使っていた光の世界側のキーブレード。
王様の修行時代に当たるBbSやキングダムチェーンDを手に入れる前のKH0.2ではスターシーカーを使っており、KHII後にソラから返却されたようで、codedでは王様のメインキーブレードとして登場している。
- COMで王様が闇の世界から帰還し、忘却の城から旅立った後からKHIIでソラが旅立つ前までにイェン・シッドに渡されたことになる。
- 後に二本とも所持しているので、王様がキーブレードを二本持っていると都合が悪いということはなさそうだが、なぜイェン・シッドに渡したのだろうか? ソラのために用意したというのならば、ソラがキーブレードを二本同時に扱えることを確信していたことになるが……。
- 一応、スターシーカーへの乗り換えを考案していたとすれば違和感はない。ソラが王様(イェン・シッド)の弟子となり、マスターになればやがてキーブレードを引き継ぐこともあるだろう。それにしては早すぎる感も否めないが。
- KHIIIでもソラはフォームチェンジを行えるが、今度はスターシーカーが渡されず、従って二刀流も行わない。今度は逆になぜソラに渡さなかったのだろうか。
- 後に二本とも所持しているので、王様がキーブレードを二本持っていると都合が悪いということはなさそうだが、なぜイェン・シッドに渡したのだろうか? ソラのために用意したというのならば、ソラがキーブレードを二本同時に扱えることを確信していたことになるが……。
KHII
不思議な塔でフォームチェンジの修得と共に入手できる。
攻撃力+3、魔法力+1、リーチは128。
ウェポンアビリティはエアコンボプラス。
能力は低めだが入手時期とアビリティが非常に噛み合っているため右手にも左手にも持たせられる便利な武器。
水色の光と共に呼び出される。叩くと黄色の星と三日月と光の欠片が出る。
三日月と光の欠片は、黄色から水色へと変わる。
元々王様が使っていたが、後にイェン・シッドにこれを返し、KHIIでフォームチェンジを使うためにソラに受け継がれることになる。(野村談)
- システム上は他のキーブレードと同じ扱いだが、明確にキーブレードとして存在している、ソラの装備としては珍しい武器である。
入手と同時にブレイヴフォームの左手に装備される。
武器装備に空きを作ることはできないため、次の一本を入手するまではブレイヴフォームの固定装備となる。
アビリティの性質上、ブレイヴフォームとの相性は良い。
装備変更が可能になった段階で右手に装備するのも悪くない。キングダムチェーンに比べると攻撃力はそのままリーチが長く、空中コンボが一回増えるので序盤の乏しい火力を改善できる。
- ヒーローズクレストを入手すると物理強化武器としては後塵を拝す事となるが、二刀流で運用する際の相性は抜群。これが序盤における最高火力を叩き出す。
更には、ヒーローズクレストのエアコンボアップとスターシーカーのエアコンボプラスでエアコンボアップの効果がさらに強くなる。この攻撃力コンビで相手を星くずにしてしまおう。
中盤以降はマスターフォームでエアコンボプラスを習得できるためウェポンアビリティで確保する意味がガタ落ちし、基本性能もより強力な物が出てくるためお役御免と言ったところ。
いかにも魔法と関係ありそうなキーブレードだが、魔法力は最低クラスで、ウェポンアビリティも物理攻撃型。
エアコンボプラスに関しては、「星」ということで空中戦が得意だという解釈もできるが。
- 仮に魔法寄りの性能だったら、それはそれでブレイヴフォームとの相性が悪くなるので、序盤でせっかくブレイヴフォームになっても二刀流の強さが感じられないといった問題が生じることになる。
KHIIFM
KHIIFMのシークレットムービーでは最後に現れた王様が手に持っていた。
このワンシーンでシークレットムービーの内容が過去の物語だと気づいたプレイヤーもいるだろう。
HD版のみこのキーブレードを空振りした時、効果音がズレる謎のバグがある。
Re:COM
KHIIFMクリア後、忘却の城13階の未知なる宝の部屋の宝箱を開けるとアタックカードとして入手できるようになる。
使う機会は少ないかもしれないがフィニッシュの威力補正が非常に高く、スキも最小で優秀。
Days
ミッションモードを王様でプレイする場合、パンドラギアをセットすると武器がこれに変化する。
スターシーカー+
パンドラギア+⑤を装備した時の強化版。
ステータスは攻撃力+45、魔法力+25、クリティカル率+3、クリティカル補正+13。
リンクアビリティはコンボアップ、コンボジャンプ、コンボエアスライド。
BbS
修行時代の王様(ミッキー)のキーブレードとして登場。
共闘キャラクターとして戦闘に参加する時に使用。エンディングでは、落ち込んだ様子でイェン・シッドに返していたが、彼はそれを受け入れずに王様にそのまま渡す。再びスターシーカーを手に取った王様は、明るい表情でこれを高々と掲げるのであった。
- この描写から、元々はイェン・シッドが使っていたキーブレードなのでは?とも解釈できるが不明。
ちなみに、オープニングムービーでは主人公3人のつながりのお守りが変化しためざめの園が繋がってこのキーブレードのキーチェーンになる描写がある。
coded
前述のとおり、王様が戦う際の武器として登場。
- KHIIの旅が終わった後にソラが王様(もしくはイェン・シッド経由)に返したのかもしれない。
3D
やはり王様のキーブレードとして登場。
オープニングデモと本編の王様の武器はキングダムチェーンDだが、ソラの「繋がる心が俺の力だ!」のシーンの王様はBbSの姿で、スターシーカーを持っている。
χ
1周年記念イベントで王様がデイブレイクタウンを訪れた際に持っていたキーブレード。
KH0.2
前述の通り、キングダムチェーンDを手に入れるまでの間、スターシーカーを使っている。
KHIII
スターシーカー自体は登場しないが、王様の新しいキーブレードとなるキングダムチェーンWはキングダムチェーンDとスターシーカーを掛け合わせたようなデザインとなっている。
この二つのキーブレードを合成したものではないか?という推測もあるが、公式から設定は明かされていないので不明。
また、機種別のダウンロード版の早期購入特典(後に有料DLCとして一般配布)でスターシーカーの色違いのキーブレードが登場。
基本的にはキングダムチェーンと大差無い性能だが、細かな違いがある。
- 性能は初期は攻撃・魔法共に4。レベルMAXで攻撃・魔法共に9。刀身の長さは115。
- ウェポンアビリティが属性強化と強化魔法支援に差し替わっている。(レベル4以上でシチュエーションタイムが増えるのは同じ)
キーチェーンはどちらも通常のスターシーカーと同じ三日月。
ミッドナイトブルー
PS4ダウンロード版の早期購入特典および限定PS4Pro同梱版に付属のシリアルコードで入手できる。
全体的に青い配色で、柄にある4つの円盤型のパーツにはコントローラーの○ボタンと×ボタン(裏面は△ボタンと□ボタン)を思わせる柄が刻まれている。
叩くと○×△□の文字や黄色い星が飛び散る。
アビリティはブリザドアップとブリザガン。
シュートフローはキングダムチェーンと同じキングオブハートとラグナロク。
また、フォームチェンジすると2ndフォームに変身するが、名称が「2ndフォーム M」となる。
- 頭文字のMは、このキーブレードの英文字名「Midnight Blue」の頭から取ったもの。
ブリザドアップはクリスタルスノウと被る上に魔法力も劣るので、終盤での利用価値は微妙なところか。
ただし序盤から使用できる点と、ブリザガンとフォームチェンジの性能で差別化されている。
ファントムグリーン
XB1版早期購入特典として入手できる。
カラーリングはXB1のイメージカラーである緑色。ミッドナイトブルーと異なり、こちらの柄にある4つの円盤型パーツにある刻印は星。
叩くとXB1のシンボルである「緑色のXの溝が入った球体」と、緑色の星や三日月の輝きが飛び散る。
こちらのアビリティはサンダーアップとサンダガン。
シュートフローは同じくキングオブハートとラグナロク。
また「2ndフォーム P」に変身できる。
- こちらは綴りが「Phantom Green」となるので頭文字がPとなる。まちがってもFではない。
サンダー系は雑魚殲滅に大きな力を発揮するため、機種限定なのが惜しい所。
MoM
王様がパーティーに加入する際の装備キーブレード。
このキーブレードを装備するのは王様がBbS時の服装となるパーティー「BBS」のみで、それ以外のパーティーではキングダムチェーンDとなる。