システム/【シークレットムービー】

Last-modified: 2024-04-13 (土) 10:46:37

ゲーム内で条件を満たすと見ることのできる、隠された映像。
次のキングダムハーツ作品への伏線がばらまかれていて、ファンにとっては楽しみの1つ。
FM版ではオリジナル版の映像に加え、再編集したものや内容を追加したものが見られる。
またムービーだけではなく、ゲームプレイのある「シークレットエピソード」となっているものもある。
 
難易度が高いゲームモードほど、シークレットムービーを見るための条件は逆に易しい。
作品によっては、最低難易度のビギナーモードではシークレットムービーを見ることができない場合がある。


KH Another side, Another story...

黒いコート頭までかぶった一人の男が、雨が降りしきる夜の街を歩いている。
摩天楼のビルを見上げると周りに謎のハートレスが発生。ビルのてっぺんには銀髪の目隠しをした男の姿がある。
フードの男は無言でキーブレードを二本かまえ、目隠しの男が空に手を伸ばすと雲が晴れ、流星が降り注いでいるような光が見える。
フードの男の真下にハートレスマークの外縁が描かれ、ビルのてっぺんの男も目隠しを外す。
そんな彼にフードの男が尋ねる。「ソラは何処だ?」
すると大量の単語や言葉がフラッシュバックし、息つく暇もなく流れてくる。

  • 奥から「光の扉」「闇の裏側」「HEARTLESS」「NOBODY」「ID」「法則」「変身」「ENDLESS」「変化」「変貌」「楽園」「第3の敵」「第3の鍵」「13機関」「裏アンセムレポート」「世界の(判読不能)」「この世の果て」「秘密の場所」などと流れてくる。
    「これが真実の世界」と出ると同時に画面が切り替わり、「彼を見つけなければ…」「これが求めていた答えなのか?」「(判読不能)らの事など知らぬわ!」「お迎えに参りました、我らが主人よ」「なぜなんだソラ」「やれるか?この数」「あなたこそが全てのハートレスの起源なのです」「ずっと聞こえてた彼の声が消えたの」「まだ…終われないんだ」「遅かったな、カイリ」「ソラ…」「今度は……私が闘う」「王様!なぜなんです?」「何なんだ!ここは?」「ノーバディ…?存在しない者」「俺達のやって来た事は無意味だったのかもしれない」などの台詞が現れる。
    「一緒に行こう」と出て終わる。

KINGDOM HEARTSのタイトルロゴが現れ、南国の海辺に佇む女性が流星を見ているカットで終わる。


本編終盤以上のダークな世界観が美麗なグラフィックで展開され、見覚えのある人物は現れるもののどんな状況なのか一切わからず、謎の単語とセリフが洪水のように押し寄せてくるという衝撃的な内容であった。
謎の単語はFM版のシークレットムービーでさらにフィーチャーされ、多くはKHIIで回収されたが、「ソラは何処だ?」は本編で使われないセリフとなった。
アルティマニアのディレクターのインタビューでは、この登場人物はソラ・リク・カイリなのかという質問に対し、目隠しの男がリクということのみ明かされた。とはいえ、衣装こそ違うものの、ラストで映る女性はカイリだと思われる。
また、一瞬なので見落としやすいが、ビルの壁面に設置された大型ディスプレイにカイリの姿が映し出されているシーンがある。

ムービーの一連のシーンがどのような物語だったのかは、KHII、そしてDaysにてその詳細が語られることとなる。


解放条件は

  • すべてのワールドの物語を終わらせる。
  • 闘技大会」のハデスカップで優勝する。
  • 101匹わんちゃん」で子犬をすべて助ける。

FM版ではゲームモードの追加に伴い、以下のように条件が変更されている。

  • ビギナー:シークレットムービーを見られない。
  • ファイナルミックス
    • すべてのワールドの物語を終わらせる。
    • 101匹わんちゃん」で子犬をすべて助ける。
  • プラウド:ゲームをクリアする。

KHFM Another Side, Another Story 【deep dive】

草原の十字路に立っているソラの姿。
海岸に流れ着く手紙の入ったビン。闇の世界の海岸に訪れる黒コートの男。
「当たり前なこと」
二刀流のキーブレード使いネオシャドウの大群を容易く薙ぎ払う。
「その先の記憶」
キーブレード使いはビルの上を見上げる。
「単純な答え」
視線の先にはビルの屋上にて戦いを見守る目隠しの男がいる。
キーブレード使いはなおも発生するネオシャドウを斬り捨てながらビルの壁面を駆け上がる。
「XIII」「ソラは何処だ?」「彼を見つけなければ…」
キーブレード使いが目隠しの男に対して右手に持ったキーブレードを投げつける。
目隠しの男がビルから飛び降りる。
「12」「法則」「【裏アンセムレポート】『無知から生まれし創造』」
目隠しの男はキーブレードをキャッチする。
「11」「闇の裏側≠光の扉」
二人の男はすれ違う。ここから様々な映像が入り乱れる。
「X」「秘密の場所」「ずっと聞こえていた彼の声が消えたの」「今度は…私が戦う」
「9」「狭間の世界=忘れられし場所」「集いし者達」
「VIII」「第3の敵=NOBODY『ノーバディ…?存在しない者』」
フラッシュバックのようにソラの映像が挿入される。
「VII」「ENDLESS」「カイリ遅かったな」「やれるか?この数」
落ちるソラ、手を伸ばすリク、顔を上げるカイリの映像。
闇の海岸を訪れた黒コートの男と先に来て岩に座っている男の映像。
起き上がるソラ。
「HEARTLESS」「お迎えに参りました、我らが主人よ」「あなたこそが全てのハートレスの起源なのです」
「6」「【XIII機関】」「ID」「変身:変貌」「ソラ?」「なぜなんだソラ」「王様!なぜなんです?」
ソラとカイリの映像。流星を見上げる女性。
「5」「変化」「第3の鍵」「闇の裏側≠光の扉」
「4」「何なんだ!ここは!?」「これが求めていた答えなのか?」「俺たちのやってきたことは無意味だったのかもしれない」
「3」「楽園」
「一緒に行こう」
KHのシークレットムービーで流れた意味深な単語やセリフの一部が「XIII」からカウントダウンしていく数字と共に現れ、数字は最後に「II」を大きく示し、黒いコートを着てキーブレードを構えた王様の姿が映し出され、「KINGDOM HEARTS」の文字が浮かび上がる。
 
闇の海岸を訪れた男に対し、先に来ていた男が語りかける。
「彼に会って来た。彼は君に良く似ている」
海の上の空間を眠った状態で横へと流れるように飛んでいくソラの姿でムービーは終了する。
「思い出し始めたんだ、本当の…」


ムービー内ではオリジナル版では小さくしか見えなかった第3の敵ノーバディ裏アンセムレポートなど次回作・KHIIにおけるキーワードや一部のセリフなどが大々的に公開され、予告編としてかなり強い意味合いを感じる。

  • 比較するとわかるように、KHIの時とは若干の表記揺れがある。またカウントダウンの際はローマ数字とアラビア数字が入り交じっている。

ビルのディスプレイには再びカイリの姿が映し出されるシーンがあり、オリジナル版のムービーよりも映り込む頻度が高い。
後の作品で明らかになるが、この街で行われた一連の戦いにおいて、カイリは特に関わっていなかった。イメージ映像としての単なる演出の一つに過ぎなかっただろうか。
彼女によく似た少女は深く関わることとなるが。

  • とはいえ、ソラのことを最初に思い出したのはカイリだし、カイリがキーブレード使いとして覚醒するのもKHII。他にもカイリはストーリーに深く絡むことになる。

フルCGのグラフィックの綺麗なムービーであり、キーブレード使い(ロクサス)の戦闘は二刀流を巧みに使いこなすだけには留まらず、体術を用いてネオシャドウを蹴り飛ばしたり、人間離れした身体能力を発揮したりなど、実戦的で細かな描写が入れられている。
黒フードから覗く下の顔も真っ暗ではなく、最低限顔が見えるようになっていてフィクションながらリアルさを感じる。
ちなみに、リクに過ぎ去りし思い出を投げた後、ロクサスの右手には何故かキングダムチェーンDが握られている。


このムービーで流れる曲「Another Side」はシリーズでも人気の高い一曲。
続編であるCOMとKHIIにはXIII機関の関連でこの曲のフレーズを使用した楽曲が多数登場している。


解放条件は

  • ファイナルミックス:FM版オリジナル版のシークレットムービーの条件を満たした上で、ジミニーメモを完成させる。
  • プラウド
    • すべてのワールドの物語を終わらせる。
    • 闘技大会」のハデスカップで優勝する。

KHII Gathering

殺風景な荒野を背景に英文で書かれた全アンセムレポートの文章が流れ、その中からアンセムレポート8のキーブレードに関する文章が抜粋され、画面に現れる。
何か巨大な物の残骸の上で頭部も含めて全身に鎧を纏った青年が、キーブレードを担ぎ立っていた。その仲間と思われる同じようなを纏い、同じくキーブレードを持つ少年少女の二人も彼と合流し、前へ進む。
その先にはソラ、王様、リクのキーブレードである二本のキングダムチェーンウェイトゥザドーンが錆びついた状態で地面に刺さっており、鎧の人物達はそれぞれを引き抜き手にする。
彼らの背後にあった巨大な残骸は、幻覚だったかのように灰となり姿を消していき、同時に背景は広がり、彼らのいるその荒野の全容が明らかになる。そこは大量のキーブレードの残骸が道を挟む十字路の中心だった。
3人の鎧の人物が見つめるその先から…何者かがこちらに歩を進めてくる…。


荒野の先から現れた何者かは逆光によるシルエットで姿が見えないのだが、FM版のシークレットムービーはこの続きという設定があるため、正体はマスター・ゼアノートである。

  • マスター・ゼアノートは基本老人らしく猫背であるのだが、この頃のシルエットの姿は背筋が伸びている。

残骸はゼムナスとの最終戦に出てきた巨大なドラゴンとどこか似ている。


これはBbS、キーブレード墓場にてテラ達が合流するシーンの予告と言える。
フルCGのグラフィック、キーブレードを持つ鎧の人物、錆び付いた状態で刺さっているソラ達のキーブレード、更に大量のキーブレードの残骸など、当時の初見のインパクトはかなりのものであった。
次回作である本作のFM版のシークレットムービーでは、このムービー内の物語の続きとして上記の鎧姿の人物達の戦いが描かれ、その正体であるテラ達の素顔が明らかになる。


上記の刺さっていたキーブレードに関しては、テラがキングダムチェーンを手にし、ヴェントゥスがウェイトゥザドーンを手にし、アクアがキングダムチェーンDを引き抜いていた(3人はそれぞれ鎧状態)。
これには実は深い意味があると考えられており、ある考察では3人の運命を暗示していると言われていた。実際テラはキングダムチェーンを手にする少年継承の儀式を行い、ヴェントゥスの光と闇の心は物語の鍵になり、アクアは闇の世界に堕ちることとなった。
また、テラはアクアの助けによって光の世界に留まり、ヴェントゥスは狭間の世界で眠り続け、アクアは闇の世界を彷徨うことになるという、3人の行く末をそれぞれ暗示しているともとれる。


このムービーで流れる曲「Sunset Horizons」は、BbSでキーブレード墓場のBGM「Keyblade Graveyard Horizon」にアレンジされている。


解放条件は

  • スタンダード:ジミニ―メモを完成させる。
  • プラウド:すべてのエピソードクリア(オリンポスコロシアムのエピソードA~Hは除く)。

KHIIFM Birth by sleep

それは封印されし真実の物語
地面にキーブレードの残骸が大量に刺さっている謎の荒野にて一人の老人が現れる。その先にいるのはキーブレードを持つ3人の鎧の戦士。
老人はぼやけた分身を発生させ、その分身は仮面の少年へと姿を変えた。
最も長身の鎧の青年は先頭を切って相手に立ち向かい、そのまま戦いが始まる。
老人は強大な力で地面を隆起させ、大量のキーブレードの残骸を意のままに操って自分の元にたどり着かんとする青年を蹂躙し、仮面の少年はキーブレードと魔法を巧みに併用し、残り2人の小柄な鎧の少年と華奢な鎧の少女を圧倒する。
激戦の中、鎧の少女は敵の攻撃で覆っていた仮面が割れて青い髪の少女という素顔を晒し、負傷しながらも鎧の青年を魔法の力で老人の元へと導いた。
青年はついに老人と対峙しキーブレードを交え戦うが、それでも老人の強さは圧倒的だった。
仲間である青年を助けるべく鎧の少年は背後から老人を攻撃するが、逆に捕らえられてしまい、それを助けようとした青年は仮面の少年の不意打ちで崖の下へ突き落とされてしまった。
捕らえられた少年は頭部の仮面を割られ、老人の力で氷漬けにされて崖へ落とされる。
動けないまま絶壁に身を打ち付けつつ、落下してきた少年を少女が間一髪受け止める。
その晒された少年の素顔はある少年全く同じ顔だった。
老人は勝利を確信したかのように不敵に笑い、その手から球体状のエネルギーを空に向けて放つ。
そのエネルギーはキングダムハーツへと姿を変え、暗雲に包まれていた空を不気味に照らした。
少年を介抱する少女はその光景に驚愕の表情を浮かべ、同じく崖下で空を見上げていた青年は割れた仮面を脱ぎ捨ててその素顔を晒し、怒りの表情を浮かべる。
青色だった彼の瞳は瞬く間に金色に変化した…。
同じ頃、遠方からその光景を見つめ、キーブレード・スターシーカーを手に険しい表情を見せる王様の姿もあった。


BbSの終盤の、キーブレード墓場におけるテラ達の戦いのシーンが同作の予告編の意味合いで、フルCGの綺麗なグラフィックで描写される。

  • 上記の通常版のシークレットムービーの続きでもある。通常版は荒野の向こうからシルエットの人物が歩いてきたところで終わり、こちらはその正体であるマスター・ゼアノートが歩いてきた所から始まった。

この当時は当然ながら皆名前は明言されていなかったものの、留まりし思念の戦闘前の発言やKHIIFM発売前のPVの暗号から推測することは可能で、後にアルティマニアにて確定した。初見ではロクサスと同じ顔をした少年を見て驚いたプレイヤーもいたことだろう。
青年の瞳が青色から金色へ変化するのは今なら知っての通り、彼が闇に落ちることへの暗示である。
BbSとは異なり、彼らが着用していた鎧にはマントが付いている。


迫力のある戦闘シーンに意味深な描写、そして前作と通常版同様フルCGの綺麗なグラフィックによる細かな描写から、今なお高い人気を誇るシークレットムービー。
マスター・ゼアノートのキーブレードの残骸による攻撃で切り刻まれ、鎧が傷つけられてダメージを受けるテラ達の姿、そして凍りづけにされて落下し絶壁に身を打ち付ける度に、キーブレードと鎧が割れていくヴェントゥスのシーンは凄まじい。


このムービーで流れる曲「Fate of the Unknown」もまた人気の高い楽曲。
BbSではテラのテーマアクアのテーマなど、主にキャラクターのテーマ曲でこの曲のフレーズを用いて制作されている。
また、下村陽子氏がムービーを何度も見てから曲を一気に書き上げ、出来た曲を映像と合わせたところ、調整なしで尺やタイミングがほとんど合ったという逸話も残っている。


解放条件は以下の状態でゲームをクリアする必要がある。

BbS Blank Points

『隠された真実』
テラ=ゼアノートの心の中ではテラとマスター・ゼアノートが心の所有権を争い、対峙していた。
「ここから出ていってもらう」静かに豪語するテラに対して、ゼアノートはあざ笑うが、そんな彼を見てもテラは「今にわかるさ」といつに増して不敵な表情を浮かべる。
この事からゼアノートはやがて彼が他者の心を宿していることに気づく。

  • この時の台詞は「エラクゥスめ、やりおるわ」。この発言が意味する事はKHIIIで明かされる。

もう闇を恐れた自分ではなく、そしてたとえ自分の心が取り込まれようと、自分の身が闇そのものになろうと、どれ程の犠牲を支払おうと、ただ一つ果たす目的があることを告げるテラ。
しかしゼアノートは彼のその覚悟を認めつつも余裕な態度を崩さなかった。
巧妙に策をいくつも講じるこの男は、既に種を蒔いていたのだ…。

『記憶に残る背中』
賢者の弟子入りをし、寡黙な様子で廊下を歩くゼアノートの背中にブライグが飄々とした様子で話しかける。
しかし何も言わないゼアノートの表情を見てブライグはゼアノートの記憶喪失は演技じゃなかった事を知り、今の彼がテラではないかと一瞬警戒をする。
だが、すぐにいつもの調子に戻り、彼に「俺がうまいことやってやる」と意味深な事を語りかける。

  • ゼアノートが蒔いた種の一つとしてブライグが挙げられる。彼はマスター・ゼアノートのための立ち回りを続け、やがて3Dの物語冒頭の惨劇に至る。

やがて入れ違いと言うべきか、2人が横を通り過ぎた曲がり角から賢者アンセムイエンツォシーソルトアイスを食べながら曲がってくる。
ブライグ達とは逆方向に向かって歩いていた二人だったが、やがてイエンツォが立ち止まり、後ろを振り返る。
つられて振り返る賢者の目に映ったのは並んで歩くゼアノートとブライグの後ろ姿だった。
賢者はその姿をじっと見つめる。

『出会うはずではなかった二人』
KHIIの時期より後の話と思われる。
ソラとリクも迷い込んだことのある闇の世界の海岸では賢者アンセムが黒コートを着用して岩の上に腰をかけており、やがてそこに未だ闇の世界を彷徨うアクアが訪れる。
何故この世界にいるのかと彼女に問われるも、賢者は最初にこの世界に来た時も、そして二度目に来た今もどうやってここに来たのか、そして自分が何者なのかもはっきりとは憶えていないらしい。
アクアは、友との約束を果たすために元の世界に戻りたいと告げる。
と言う言葉を聞いた賢者は記憶をほとんど失っている今も、彼女によく似た少年の事は憶えていた。
光の世界は何度か闇に飲まれそうになったが、その度にキーブレードを持つその少年に救われていると言う。

  • アクアはそれを聞いて一度顔を明るくし、その者がヴェントゥスかテラと言う名前だったかを尋ねたが、そうではなかったため、途方に暮れてしまう。

賢者は、かつて復讐に取り憑かれた自分は彼や彼の友人を傷つけ、多くの不幸な者を作ってしまい、その罪の意識か、もしくは研究者としての自分の心によるものか、彼はその少年が眠っている間に自分の研究データを彼の中に隠したと語る。

  • 眠っていた頃とはおそらくCOMの後、Daysの最中。そしてその研究データは後に3Dにてソラの心にダイブしたリクに回収される。

誰もの心を繋ぐその少年なら、自分が不幸にしてしまった者達を救えるかもしれない…アクアは少年の名を問う。

『悲しみのカケラはいまだ目覚めず』
トワイライトタウンの幽霊屋敷の一室にてその少年の絵を描くナミネ。同じ世界の時計塔の上で夕陽を見つめアイスを食べるロクサス、シオンアクセル
そして旅立ちの地で眠るヴェンをテラが静かに起こし、二人は星空を見上げる。
彼らは全員、同じその少年の名を呼ぶ。
ソラ……と。
賢者からもその名を聞いたアクアの頬には涙が流れる。彼女もまた海の果てを見据えソラの名を呼んだ。

『ただ彼を待つ』
デスティニーアイランドでソラは王様の手紙を手に海を果てを見据え、そこにリク、そしてカイリが訪れる。
ソラはまだ自分を待っている悲しんでいる人達、自分に繋がる全てを取り戻しに行くと再び旅立つことを決意していた。
彼女はそんな彼にサラサ貝のお守りを手渡す…。


物語の補正や新たな伏線、そしてソラの新たな旅立ちを描くシークレットムービー。グラフィックは本編と同じもの。
これまでのシークレットとは違い、いわば「真のエンディング」。これを見ない事にはBbSは完結しないと言っていいだろう。
また、今作からしばらくシークレットムービーはフルCGのものではなく、カットシーンを使ったものに変更されている。

上記にある『』はシーンが流れる前に暗い画面の中で薄っすらと英語で浮かんでくる言葉、ムービーの詳細な内容と一致するため、タイトルとして使い記述している。
アンセムのデータ、ブライグの意味深な発言など、シリーズが進むごとに徐々に伏線は回収されていき、KHIIIで一通りの回収を見た。


解放条件は主人公3人の物語を以下の条件を満たしてクリアし、ラストエピソードをクリアする必要がある。

  • スタンダード:「レポート」の「フレンドレコード」以外の項目を完成させてクリアする。
  • プラウド:(物語をクリアする)

FM版では解放条件は以下の通りになっている。

BbSFM A fragmentary passage

Blank Pointsのムービーから始まる、シークレットエピソードを通して三つに分けられるムービー群。

  • シークレットムービー(Blank Points)開放と同時にシークレットエピソードが解禁される。

闇の世界

デスティニーアイランドの浜辺で眠るソラと、滝の方から彼に駆け寄るカイリ。

『1』

闇の海岸に佇む、黒コートを着た賢者アンセムと、その背後より歩み寄るアクア。

『0』

突然映像が巻き戻され、Blank Pointsの冒頭を過ぎ、エンディング直前で途切れた。

『Zero point』

光を放つつながりのお守りを手に、つながりをたどればいつか元の世界に戻れると信じ歩くアクア。辺りを警戒しつつ進むも、つながりのお守りの異変に気付く。
その時、突然空に光る穴が開き、大量の闇が流れ出していった。ふとつながりのお守りを見ると、光が失われてしまった。
一体何が起きているのか。それを確かめるためにも、彼女は闇の世界を進む。

『0.5』

  • 1はソラが主人公のKHIを、0はアクアたちが主役のBbSの事を指す。Zero pointはアクアの闇の世界での冒険が始まる地点であり、0.5は闇の世界でのアクアの冒険全ての事を意味している。
    BbSFMで語られる物語は、0.5の内の0.1部分であり、0.2はKH2.8にて、残りの部分はKHIIIで語られることになっている。

闇の襲撃

闇の狭間に辿り着いたアクアを、何者かが視界に捉える。彼女もまた、周囲に自分を狙うものの存在に気付き、キーブレードを構えた。だがその素早い動きに、彼女は気配を見失ってしまう。
そして彼女の背後より、赤い目の怪物は襲い掛かった。彼女は咄嗟に防ごうとするも、跳ね飛ばされてしまう。再び襲い掛かろうとするそれを迎撃しようとアクアは魔法を放つが、怪物はそれを跳んで躱した。
頭上を跳ぶ怪物を見て、アクアはそれがアンヴァースではなく、これまで闇の世界で戦ってきたものたちと同様、闇の世界に巣食うものだと気付く。

闇に堕ちた世界

森のような所を歩き、アクアは辿り着いた先の光景に驚愕する。そこには、光の世界にあるはずのキャッスル・オブ・ドリームの城があった。

『A fragmentary passage』

場面が、目まぐるしく変わっていく。
闇の世界をスターシーカーを手に佇む王様。
ネバーランドの時計台で、カイリの体を腕に抱えるリク。
周囲をきょろきょろと見回しながらトラヴァースタウンを歩くドナルドグーフィー
ハイネピンツオレットらと共に、トワイライトタウンの幽霊屋敷の門前に立つカイリ。
ポッドの中で眠るソラと、ポッドの前で機械を操作するディズ
トワイライトタウンを並び歩くロクサスとシオンを見下ろすリク。
デスティニーアイランドで地平線を見つめ立つ謎の青年。ゆっくりと振り返ると共に、その姿はアンセムゼムナスと変化し、最後にはマスター・ゼアノートになる。
そして木に腰かけ海を見つめるソラの姿が日と共に消え、目覚めの部屋で眠るヴェントゥスの姿もまた消えた。

『Birth by Sleep -Volume Two-』


エンディングから無印版シークレットムービーの間に彼女に起こった話。
だが、最後の断片的なシーンには未だいくつかの謎が残されており、様々な考察が行われている。


余談だが、闇の世界のムービーの字幕で、『つながりをたどれば』という台詞が『つながりがりをたどれば』と誤植されてしまっている。

  • HD版では無事修正された。しかし残念がる声もあったり……。

解放条件は通常版シークレットと同じ。
「Blank Points」が流れた後、そのままこのシークレットエピソードがスタートする。

Re:coded 新たな段階への予兆

不思議な塔にて、イェン・シッドと会合する王様は漸く、ヴェントゥスの心の居場所が解りそうだと伝え、イェン・シッド曰くこれで後はテラだけとなる。
3人は必ず助け出すと息巻く王を尻目に、イェン・シッドは今後ゼアノートがどう動くか警戒を募らせる。
ゼアノートから分かれた、肉体はソラ達によって倒されてはいるが、それで終わりではなかった。闇に囚われていた心が解放され、抜け殻となっていた肉体が消滅すれば、その二つは再び一つになる。
それはすなわち、あの男の復活を意味していた。かつて歴代キーブレードマスターの中で最強と云われた男。そして10年前、3人の若者の運命を変えてこれまで全ての元凶となった人物──マスター・ゼアノートの復活を。
ゼアノートを「策を幾つも講じる男」だと評し、懸念するイェン・シッドに、例え復活しても「僕とソラ、リクがいる」と言う王様。しかし、イェン・シッドは現状のキーブレードマスターは王様だけである事にも懸念する。
そして、もうひとつ言い加える。
「もし、ゼアノートが一人では無かったとしたら?」
その一言に驚愕する王様。ソラとリクをここへ呼ぶように命ずるイェン・シッド。
「一体何を?」と聞き返す王様にイェン・シッドはある事を告げる。

それは、ソラとリクのマスター承認試験を行う事だった。


データ世界でのデータ・ソラの旅が終わった後、KHIIのEDにてソラに王様からの手紙が届く直前と思われる話。
この出来事は3Dに繋がる。イェン・シッドの言うゼアノートが一人ではないという意味もこの次回作にて判明する。
しれっと王様がすでにキーブレードマスターであることが判明した。

  • 彼のシリーズにおける存在感を考えればそこまで驚くことではないだろうが。

解放条件は

  • 物語をクリアしてシアターモードを出現させる。
  • トロフィーを20個以上獲得する。

HD版追加 引き継がれし意思

レイディアントガーデンの城の内部の一室で、人間に戻った数人の機関員らが倒れ伏す中、ブライグ謎の青年マスター・ゼアノートが立てた計画が滞りなく進んでいることを確認する。彼自身、マスター・ゼアノートの本当の目的は分かっていないようであった。
そんな彼は青年に、自分自身の事だが理解しているのかと問う。青年はただ、標として向かうべき運命は決まっていると、平然と答えた。それをブライグは、まだよく分かっていないのだと嗤う。
すると青年はキーブレードマスターが代々受け継ぐキーブレードについて話し始める。そしてマスター・ゼアノートが持つキーブレードこそ、多くの引き継がれるキーブレードの中の最古の一振りであり、引き継がれし意思であると青年は言った。そして彼は、まだそれを手にしてはいないようである。
ブライグはキーブレード戦争もそこに繋がるのだと理解するが、彼は彼自身の目的へ向かうという。
そして最後に彼は青年に、倒れ伏す機関員の内の誰を連れて行くのかと尋ねた。
青年は不敵に笑い、連れて行く者の名前を口にしようとする。


KH2.5に収録された映像作品版Re:codedに追加されたムービー。ブライグや連れて行くメンバーについて等、3Dに繋がるものとなっている。
また、マスター・ゼアノートが持つキーブレードが現存する中で最古の一振りであるということも明らかとなった。

3D もう一人の光の守護者

『闇は目覚め』
デスティニーアイランドにて、水平線を見つめる青年ゼアノートは呟く。
「この世界は狭すぎる」
そして、運命づけられたかのように旅立っていった……。
『闇の中の光は』
闇の世界、闇の海岸にて水平線を見やるアクアの姿。
その表情は憑き物が落ちたように、希望に溢れていた。
『最後の鍵へと繋がる』
不思議な塔にて、星空を見上げるグーフィーとドナルド。
彼らの話から、ソラがまだ眠りの世界から戻ってきていない事、リアがレイディアントガーデンに帰った事、そしてリクはイェン・シッドの命を受けてどこかに行った事が明かされる。
「僕達の出番は無いのかなぁ?」と呟くグーフィーに、溜息をつくドナルド。
やがてリクが戻ってくるが、二人は彼が連れ添った人物を見て驚きを隠せなかった。

一方、王様とイェン・シッドは今後について話し合っていた。
イェン・シッド曰く、キーブレード戦争によって一度は闇に覆われた世界は、子供達の心に残っていた光によって再生され、その心は、世界の根源でもある7つの純粋な光の心──セブンプリンセスとなった。
故に同時に砕けたχブレードから分かれた光の数も、それを守護する7つとなった。7つの光の心は世界の根源であり、失えば再び世界は闇に閉ざされる。
例え、7つの光であるソラ達キーブレード使いが、キーブレード戦争を回避するために揃えなくとも、ゼアノートは再びセブンプリンセスを狙い、χブレードを完成させるだろう。

キーブレード戦争は回避できない。7つの純粋な光の心を守るには、こちら側も13の闇に対抗しうる7つの光を揃える必要がある。
あと一人の光の守護者は? 俯く王様に、ちょうどリクが部屋に入ってくる。
そして、連れ添ってきた人物を見て衝撃を受ける。
「キーブレードが使えると聞いてここに来てもらった」とイェン・シッドは言う。
リクが連れてきた人物は、カイリであった。


青年ゼアノートの姿はBbSの序盤を彷彿とさせ、ボイスも本作の彼の声に新録されている。
彼はすでに時間移動から戻っており、その時の出来事は忘れているものの、その出来事は心に標として残り、本編における彼の予見通り、旅立つことになる。


本編でゼアノートと王様が7人の光の守護者の存在を示唆した時、王様も思い当たらなかった「あと一人」の候補に彼女が思い浮かんだプレイヤーもいた筈だ。
光の守護者はこれで一応の頭数が揃ったこととなるが、オープニングに登場する7人とは面子が異なる。また対となる13人の闇の探求者のそれぞれの正体と、守護者と同じく欠けているあと一人のメンバーも明かされず、KHIIIへの持ち越しとなった。


解放条件は

  • トロフィーを一定数獲得する(ビギナー:13個、スタンダード:7個、プラウド:5個)。
  • ソラの心の中のデスティニーアイランドの3つの質問に対して特定の選択肢を選ぶ。メモワールの「シアター」で答えてもよい。
  • スタッフロールのダイブモードで金色に光っている文字をすべて取り、キーワードグロッサリーに「Secret Message Unlockedを出現させる(プラウドモード以外)。「シアター」のエンディングで「最後にやり残したこと」を選べば再プレイ可能。

χ 闇の足音

Unchained 0

いくつかのシーンとエンディングのラストシーンが交互にフラッシュバックする。

気が付くと自分見知らぬ世界の森の中に倒れていた。
チリシィによると自分は夢を見ていたらしい。
森の出口まで行くが、黒いイバラが道を阻み先に進むことができない。
イバラを越える方法がないため、チリシィと一緒に引き返すことにした。

イバラの向こうでは黒い服を着た魔女使いのカラスからの報告を聞き、高笑いを上げていた。


最終章後編公開後に特別編ショートエピソードとして公開されたもの。
ここで登場したマレフィセントはソラのことを知っていたり、自分のいる場所が特別な空間であるとしていたりと、これまで登場したキャラクターとは異なり予知書の力で再現された人物ではないことが仄めかされている。

KHIII 夜空

ふと、目を覚ますソラ
体を起こして己の手を確かめるように動かした彼が、顔を上げて回りを見渡すとそこは、見知らぬ近代的なビル街だった。
そしてリクもまた、別のビル街で目覚める。
 
二人はそれぞれ、見慣れない場所に辺りを見回しながら歩いていく。
その道中、ふとリクが仰ぎ見たビルの上に、リクを見つめる彼によく似たオッドアイの青年の姿がある…。
 
さらに同じく何処かのビルの屋上で月を見つめる黒コートの男。自分の手でハートを形作り、目の前の月に重ねる……まるでキングダムハーツを表すように。


ソラが立っているのは渋谷109…ではなく104の交差点前であることから恐らくはシブヤであることが窺える。

  • ディレクターのインタビュー曰く、すばらしきこのせかいの世界に行くというより、「ソラが『渋谷』ではなく『シブヤ』にいる」ことが重要である模様。

一方、リクがいる場所から仰ぎ見えるビルは新宿にある東京都庁のように見える。
ヨゾラの姿があることから、彼がいるのはトイボックスでも登場した「VERUM REX」の世界だとディレクターによって明かされている。

  • 「すばらしきこのせかい -Final Remix-」においても新宿が登場している為、そちらともつながりがある可能性もある。

また、黒コートの男がいるビルは、画面内に見える都庁らしき建物との位置関係から一部で「スクウェア・エニックスの本社ビルじゃないか?」などとも言われていたりする。


1月31日のアップデート(Ver1.03)で配信。
解放条件は幸運のマークを一定数獲得(ビギナー:90個、スタンダード:60個、プラウド:30個)してストーリーをクリアすることであり、今までのシリーズで一番緩い。

  • 解放条件が幸運のマークであり、集めると幸運になるという趣旨の説明が作中であることから、目覚めの力の乱用で消滅してしまったソラがマーク収集のおかげで幸運にもシブヤに辿り着いたと深読みすることもできるかもしれない。

KHIIIRMのDLCエピソード「Re Mind」のクリア後は解放条件を満たしていなくてもこのムービーが流れる。


KHIIIRMにて、ソラが消えた後にリクがこのシークレットムービーを夢として見ている事が明かされた。
リクが夢を見た理由は、3Dでソラの夢の中に入ったことが影響しているとされている。

ソラは終わりの世界に現れたヨゾラとそこに再現されたシブヤの街で戦う事になり、夢の内容の一部が現実となる。
リクも実際に何らかの形で新宿のような街に行く事になるのか、それとも「夢で見た」という事でこの件は一応終わりになるのかは現時点では不明。

KHIIIRM FALSUS REX

『ソラとヨゾラ』
カイリを助け出し、その代償として世界から消えてしまったソラ。
彼が目を覚ますと、そこは夜空が広がる終わりの世界だった。
誰かいないか大声で呼びかけると、遠方からかすかに返事が聴こえてくる。
声のほうへ駆けつけたソラが出会ったのは、トイボックスで流行していたゲーム「VERUM REX」の主人公・ヨゾラであった。
ゲームの世界の住人であるはずのヨゾラを見てここが現実の世界かどうかを考えるソラだったが、ヨゾラはソラと名乗る人物(本人だが)と会ったことで何かに納得したような素振りを見せ、突如ソラに対して武器を構える。
すると足元にソラのめざめの園が現れ、それがせり上がって104の屋上に、辺り一面はシブヤの街並みに変わる。
ヨゾラはこの空間に迷い込んでからいくつかの試練を受け、その中で「ソラを救え」と言われていた。
「さっさと終わらせよう」。ソラもキーブレードを構え、二人の戦いが始まる。
 
『俺にはよくわからないんだ』
勝負に敗れたソラの体は足元から結晶化していき、やがて全身がクリスタルになって空中に漂う。
ヨゾラはクリスタルと化したソラに触れ、「必ず救い出す」と力強くつぶやく。
眩い光が放たれると辺りは青空が広がる終わりの世界に戻り、ヨゾラは一人目を閉じる。
ヨゾラが目を覚ますとそこは走行中の車内だった。ヨゾラは窓の外を見つめながら思案する。
俺には── 俺にはよくわからないんだ この世界が本当に本物なのか そんなの 考えたこともなかった──
 
『この世界が本当に本物なのか』
勝負に敗れたヨゾラの体が消え始め、ヨゾラは「まだ俺の力は必要じゃないんだな」と何かを悟った様子を見せる。
どういう意味なのか尋ねるソラに、一言「こっちの話だ」とだけ告げ、ヨゾラは光の粒子になって消えていった。
辺りは青空が広がる終わりの世界に戻り、ソラは空に昇っていく光の粒子を見上げていた。
「将軍 将軍」と呼ぶ声にヨゾラが目を覚ます。そこは走行中の車内で、運転手は「あれ すごいですね」と楽しげに話しかけてくる。
ヨゾラは窓の外を見つめながら思案する。
俺には── 俺にはよくわからないんだ この世界が本当に本物なのか そんなの 考えたこともなかった──


ヨゾラのストーリーへの本格的な登場を描いたエピソード。タイトルはラテン語で「偽りの王」を意味する。
上述の二重鉤括弧はシアターモードでのチャプター名であり、バトル前、ソラが負けた場合、ソラが勝った場合の順となっている。
バトル後のムービーの展開が明確に異なっており、続編でどちらが正史として扱われるのかは現時点では不明である。

  • 初見でほぼ間違いなく敗北verを見ることから敗北が正史ともとれるし、勝利verのみ恒例のタイトル演出がある他、勝利時のトロフィー名が「裏の始点」であることから勝利が正史ともとれる。もしくはここでの出来事は夢のようなもので、どちらの結果であってもソラがシブヤで目覚める…という流れでシークレットムービーに続いていく可能性もなくはない。
  • 20周年のディレクターへのQ&Aでは「敗北ルートは強くてなかなか勝てないだろうから、負けた時に何か結末があったほうがいいと思って入れた程度であり、大きな意味はない」と語っており、現在のところ勝利ルートが正史と考えてよいだろう。
    • ちなみにこのムービーではいつもの「Reconnect. KINGDOM HEARTS」ではなく「An Oath to Return KINGDOM HEARTS」と表記されている。oathは、「誓い」という意味を持つ。

また、戦闘後のムービーの展開が一部「FF Versus XIII」のトレーラーに酷似していると話題になった。詳細はヨゾラの項にて。


解放条件は全難易度とも、リミットカットエピソードのクリア(=全再現データの撃破)。