杏黄

物霊
	杏黄	風	遠	通常
	ステータス(※ランク金、初期値)
	HP	928	攻撃幅	450
	攻撃	85	移動	221
	防御	48	攻撃間隔	531
	スキル
	名称	天開山河
	説明	一度開ければ千水が出て、一瞬で千里移動できるといわれている奥義。
	効果	敵全体、風属性ダメージ160%+45 【確率:70%】敵全体をノックバックさせ、さらに2秒間気絶させます
	待機時間	1.5	消費SP	60
	霊紋
	凶星ノ玄虎		風神ノ卯竄
	特有装備
	山河社稷図	Lv	HP	攻撃
		50	320	102
		防御	攻撃間隔	移動速度
		102	82	200
物霊紹介
天真爛漫で活発な女の子。 呼び方は「きゅうこう」。 年齢は六歳だが、精神年齢はもっと幼く、ようやく言葉を話し始めた子どもといった印象を受ける。 好奇心旺盛で色んなことに首を突っ込んでしまう。 記憶力はとてもよく、見聞きしたことは一字一句、間違えず覚えているそうだ。そんな彼女の近くにいれば、きっと彼女の保護者になったかのような錯覚を覚えるだろう。 うかつな言動で彼女の成長を妨げるような真似はしてはいけないと思う。 親しい相手からはオトギというあだ名で呼ばれている。

雑感

　風属性の後衛アタッカーでスキルは群を抜いて超鬼性能。
　スキルは全体攻撃＋ノックバックと気絶の追加効果。もうこの娘1人でいいんじゃないかな。
　霊紋は門付きの左オススメ。右は間隔がよく伸びるが、正直微妙？
　装備は戦斧で火力特化も、釣竿で間隔特化も、長巻で中間も、お好みで。
　養いたい。


　風属性の後衛アタッカーで通称「6歳児」。その名に恥じぬ子供らしい天真爛漫さ、純真さに溢れた魅力的な女の子であるが、その無邪気な言動とは裏腹に、とんでもない悪魔的能力を持っている。スキルは全体範囲攻撃。倍率は低めながらもフィールド上に存在する全ての敵を捕らえ、ダメージを叩き込むことができ、さらに高確率でノックバックと2秒間の気絶を与える追加効果を伴う、凶悪極まりない性能を持つ(特にノックバックを喰らった場合はスキルの詠唱がキャンセルされ、反撃の機会をことごとく奪い尽くしてくれる。杏黄ちゃんマジイエローデビル)。また元々の攻撃力と攻撃間隔も高く、かなり高い頻度で比較的高威力のダメージを立て続けに叩き込むことができる。その真価が発揮されるのは対戦であり、厄介な敵の後衛を一撃で薙ぎ払ってくれる。対戦相手のパーティーに複数の6歳児が並んでいるのを見て白目を剥いた経験をした方も多いだろう。特に火力特化、間隔特化、その中間などといった育成を施された6歳児3連星の時間差攻撃の前には反撃を行なう隙さえ見出せず、一方的に蹂躙されることもしばしばだ。
　そんな全体攻撃にも、ただ一つだけ回避方法が存在する。スキル発動の直前につまみを行なうことで一時的な無敵時間を発生させ、スキルの効果範囲から抜け出すことができるのだ。ただしタイミングを合わせなければ回避はできない上に、つまむことでスキルの詠唱がキャンセルされてしまうことなどから、結果として反撃の機会を失いジリ貧に陥ることが多い。なので最も確実な攻略方法は2つだ。1つは杏黄のスキル発動前にこちらがスキルを発動し、相手よりも先に後衛を薙ぎ払うこと。2つはあえてスキルを真っ向から受け止め、耐えきった上でスキルによる反撃を叩き込むことだ。しかし上記のように異なる育成が施された複数の杏黄を相手にした場合はそれすらさせてもらえないことがほとんどで、何というかもう本当にどうしようもないバランスブレイカー。同一キャラの使用禁止など対戦におけるレギュレーション改善が望まれるが、主に運営が無能なせいで望みは薄い。対戦所では、今日もどこかで杏黄に薙ぎ払われる悲しき造物主たちの悲鳴が響き渡る。


　文句が多くなってしまったようで申し訳ないが、実際問題としてそれだけ杏黄の性能は申し分が無いということだ。敵にした時の厄介さは、そのまま味方に加えることができた時の頼もしさに代わるだろう。対戦においては杏黄3,4人と硬い壁がいるだけで勝てるなんて言われてるくらいだから、悲しみを背負った造物主はぜひお試しあれ。杏黄の魂はイベントステージにて比較的容易に入手することができるので、必要なのは解放成功までひたすら時間と素材と行動値を使い潰し続ける根気だけだ。50%の壁を越えられない悲しみを背負って引退してしまうことだけには注意しよう。


　言うまでもないことだが、その可愛らしさも杏黄の魅力である。中の人は地動と同じなのだが(！？)舌っ足らずながら少し背伸びした言葉遣いや、無邪気な言動は年相応の子供らしい無邪気さに溢れ、造物主たちの秘めたる母性本能をむやみやたらに覚醒させてくれる。好感度がカンストした後の会話ボイスに浸ってゆけば、彼女を娘として養いたくなること請け合いだ。そしていつか立派に成長して嫁に行く日が訪れた時には、相手の男を全力で殴り飛ばした後に、杏黄の幸せを託して号泣するのが筆者の夢である。

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