このページは、当方“黒天の羅針盤”が作成した各種報告、資料等に記述される語彙から、
通読の際に難解と思われる学術用語等を“当方の用いる意味・解釈”として解説するものです。
尚、お問い合わせより頂きましたご意見は、適宜反映させて頂く事を検討致しております。
現在試験運用中。今後、項目が増えた場合、整理を行う事も検討致します
・因果
厳密な定義では、哲学、宗教、物理学等において幾つかの用法が存在する語ですが、
当方、黒点の羅針盤においては、最も単純化した意味内容である『原“因”と結“果”』を意味する熟語として用います。
但し、厳密に“関係性が存在しない、異なる意図で用いている”という定義付けが行われない限りにおいて、
副次的、暗示的に他の用法の意味を含む場合、それを否定するものではありません。
これに~論、律、関係、等の意味内容を補完する語を用いる事で、文章上の意味を補完します。
補完する語について簡単に触れておくと、以下の通りとなります
~論:この場合“因果”を前提とする論旨。
~律:全ての事象に対し“因果”を前提として“自然発生的に定まる”原理、システム。
~関係:“因果”によって形成される両者、乃至それ以上の複数に構築される関係性。
“因果”の例:
“卵が存在する(果)のは、それを生んだニワトリが居る(因)”
これが直接的に関係する現象と定義づけられる限り、因果…原因と結果の性質上、
“文章的に果(例では卵)が先に明示されようと、その因(例ではニワトリ)が確定的に先行している”と考察するものです。