球辞苑

Last-modified: 2023-08-27 (日) 18:07:22

NHK BS1で主に11~3月に放送されているテレビ番組のこと*1。2022年度は日曜21時に放送中。
正式なタイトルは「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち」。


概要

「この一冊を紐解けば、プロ野球のすべてがわかる。そんな究極の野球辞典『球辞苑』の編集作業が今、急ピッチで進められている」
このテーマのもと、様々な野球用語について評論家や現役選手に取材し項目を埋めていくという番組。
主にオフシーズンに放送されるためリアル野球BANと並び野球に飢えたファンやなんJ民に大好評で、現在ではBS1の看板番組へと成長している。

扱う題材は流し打ち・引っ張りなどの打撃術、SFF・ストレートなどの球種、守備位置、プレー、状況、用具しまいには審判やベースコーチと言ったプレイヤーに限定しない様々な題材を1時間*2を使って解説することから現役選手にも好評で影響を受けた選手も多い。


秋山翔吾松田元(広島東洋カープオーナー)を始めとする野球関係者も多数視聴しており、秋山のように球辞苑を見て覚醒をしたり、何かと取材を許可して出演したりする選手は球辞苑ファミリーと扱われる*3

主な出演者

出演者概要
塙宣之ナイツのボケの方。大の巨人ファン。レギュラー記者としての登場が主だったが諸般の事情により48回から司会(編集長代理)となる。
徳井義実チュートリアルのボケの方。大の広島ファン。47回までは司会(編集長)を務めていたが諸般の事情により降板。*4
土屋伸之ナイツのツッコミの方。ナレーターとしての出演。
キビタキビオフリーライター。「炎のストップウオッチャー」と称され、各プレイのタイムのデータを提出する。
神事努國學院大學人間開発学部准教授。球種の回で出演し、変化球の人間工学的な特徴を解説する。
金沢慧データスタジアム所属のアナリスト。他にもアナリストが多数出演。
AKI猪瀬スポーツライター、MLB解説者。毎回の日米比較の項目でMLB事情通として出演している。
里崎智也準レギュラー。どんな題材にも「(対策は)あります!」と豪語する*5、バッテリー関連の話題では基本的に「打たれたらピッチャーの責任」論を展開する*6など、真面目にやっているのだがネタ枠扱いを受けることが多い。
桑田真澄記念すべき第1回*7に登場。本職の投手のテーマだけではなく得意だった打撃がテーマだった時にもゲスト出演したことがある。
秋山翔吾現役選手であるが2015年からは毎年出演。「流し打ち」の回を見て覚醒した*8ことからミスター球辞苑球辞苑が育てた安打製造機扱いされる。*9
鈴木尚広主に走塁の回に出演。自虐ネタを披露し好評を得ており、コーチ就任の際は番組内で祝われた。なおry

その他の出演者多数。



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*1 シーズン中は再放送のみ
*2 正確には50分。またどんな題材でも1回分フルに解説をする性質上出演者から「(時間は)持つのか?」と心配されることも。回によっては放送時間が拡大されることもあり、2019年の開幕直前スペシャルでは、ほぼ100分間「犠打」のみを扱った。
*3 秋山に限らず、埼玉西武ライオンズは所属選手始め取材OKの場合が多い関係で番組公認の御用達扱いである。
*4 降板後はカープTシャツと「無念」と書かれた色紙が置かれている。また秋山がレッズ入りを果たした時には塙から「あの人暇でしょうから派遣します?」と言われている。
*5 なお、そんな里崎でも「(対策は)ありません!」と言ったのは「悪球打ち」。彼は「悪球打ちは変態」と話している。
*6 出演している投手・捕手出身のOBらに突っ込まれるまでがお約束となっている。
*7 テーマはSFF
*8 翌2015年、日本歴代3位の31試合連続安打を記録。最終的に216安打を放ちシーズン最多安打の日本記録を更新した。
*9 また、西武時代には何かとチームの年俸査定について不満を漏らす、2020年オフには現役大リーガーながらスタジオ出演するも、その回のテーマが「スタンス」だったため登場早々「これ別に誰でも良かったですよね」と毒舌を吐くなど若干ぐう畜な一面を見せることも。