週刊SPA

Last-modified: 2023-05-03 (水) 15:35:26

フジサンケイグループの出版社である扶桑社から出版されている週刊誌。
誌名の正しい表記は『週刊SPA!』。

概要

1952年に『週刊サンケイ』として創刊。その後1988年にリニューアルした際に誌名を『週刊SPA!』に改め、現在に至る。
基本的には有象無象、時折論ずるに値しない週刊誌の1つだが、2019年3月21日のイチロー引退会見での記者の質問によって一気に悪名を広めることとなった。

質問内容全文

コジマ「週刊SPAのコジマです、19年間お疲れ様でした。
3089本のヒットを打たれたメジャーリーグの試合、今日まで2653試合プレーされてらっしゃいました。
スーッ偶然だと思うんですけども、一番最初のゲーム、セーフコでのオークランドアスレチックス戦でした。
今日もま何かの縁か分かんないですけどアスレチックス戦でした。
最初バートロ・コロンと対戦した時に…三打席打ち取られて、四打席目にセンター前に鮮やかな一本目のヒット、抜けていったことを…」
 
イチロー「ん?誰って言いました?コロン?コロンはインディアンスですよその当時」
 
コジマ「コロンじゃないか…えー…」
 
イチロー「ハドソンです」
 
コジマ「ハドソンですね、ティム・ハドソンでしたね失礼しました。えー、ティムのボールを…えー…ティム・ハドソンから打ち取られて、四打席目最初のヒットがセンター前に抜けて行きました」
 
イチロー「はい」
 
コジマ「今日、最後の試合、結果的になりましたけれども、最初の三度は凡退で四度目の…ネクストサークルの時に…
ひょっとしたらオープニングゲームのことが頭によぎったんじゃないかな、なんてことを見てる私は勝手に想像したんですけれども
何か、一年目のゲームとか、オープニングゲームのこととか思い出したこととかあったでしょうか」
 
イチロー「まぁあの長い質問に対して大変失礼なんですけども、無いですね
 
コジマ「はい、ありがとうございます」

問題点

といったあまりにもお粗末な内容から、この会見でのワーストな質問として一気に絶許認定されてしまった。
またこの会見の全質問を掲載した情報紙でも、一部ではこの質問内容を大きく端折られて掲載されるものも見受けられるなど、記者間でも評判は良くなかった模様。

ちなみに記者が間違えたバートロ・コロン投手は2012年に東京ドームで行われたOAK対SEAの開幕カードの第2戦で先発しており、記者はこれと混同して間違えたものだと思われる。
しかしコロンがOAKに所属したのは2012~2013年の2年間のみで2001年にはまったくかすってもいないため、いかにも知識をひけらかすように質問しておきながら*1むしろ恥を晒す結果となったその様から野球ファンに絶許扱いされるのも残念だが当然である。
また、質問内容だけ見るとイチローがティム・ハドソンからMLB初安打を打ったと思われがちだが、MLB初安打を打ったのはハドソンの後を継いだT.J.マシューズからである。
上記通りコロンは2001年にはインディアンスに所属していたが、2001年のALDSでインディアンスとマリナーズが対戦した際にコロンは2試合で先発していたのでイチローが当時の事を覚えているのも当然である*2

その他

イチローはメディアに対して厳しいスタンスの持ち主であるため、週刊SPAのみならず、他にもしょうもない記者の質問に対しては素っ気ない答えを返すなど、メディアの記者の質を篩にかけられたような会見となった*3

イチローに限らずこの手の、特にスポーツ選手に対する記者の質問のレベルの低さはしばしば槍玉に挙がっており*4、その度になんJではこの一件が蒸し返されている。


関連項目


*1 イチローからハドソンと訂正された際、わざわざ「ティム・ハドソンですね」とフルネームで言い直した点もその一例である。
*2 イチローとコロンは同じ1973年生まれでMLBキャリアで殆どを同一リーグ内のチームに所属していた。そのため対戦も多く、イチローにとっては全投手の中では2番目、コロンにとっては全打者の中では最も対戦した仲である。
*3 週刊SPA以外だと既に出た質問を繰り返したデイリースポーツの記者もイチローにダメ出しを喰らった。
*4 2021年11月、メジャーから帰国した大谷翔平が開いた記者会見では記者の質問内容が多方面から批判された