投手ならノーヒットノーランや完全試合、野手ならサイクルヒットや連続安打など、偉業を成し遂げる寸前で記録が潰えた時に使われる用語のこと。
また、逆に序盤で記録の可能性がなくなったもののその後素晴らしい内容の投球(打撃)で結果的に偉業に近い成績になった場合にも使われる。
使用例
元埼玉西武ライオンズ・西口文也の完全試合及びノーヒットノーラン未遂が代表的である。
2012年の開幕戦では東京ヤクルトスワローズ・石川雅規がノーヒットノーランの、中日ドラゴンズ・吉見一起が完全試合の「同時多発未遂」という珍事が起きている。
2021年6月11日の広島対オリックスでは、山本由伸が7回まで(6者連続奪三振を含む)完全試合ペースの神がかり的なピッチングを披露。対するプロ初先発の大道温貴も5回無安打無失点の好投を見せた。
オリックスは7回裏にして両チーム初安打・初得点で山本を援護。しかし、直後の広島の攻撃で先頭打者のポンタ絶対脱がすマンも安打を放った事で、完全試合・ノーヒットノーラン共に未遂に終わった*1*2。