- 木佐貫洋(元巨人→オリックス→日本ハム)の顔つきから生まれた別称。
- 安定して6~7イニングを2失点程度に抑えて降板する投手の別称。
本項では2について解説する。
概要
初出は2016年の野村祐輔(広島)。
同年に16勝を挙げセ・リーグの最多勝を獲得した野村は殆どの登板で6回、100球前後*1、1~2失点の成績で降板して勝ち星を得ており、最終成績は25試合、152.2イニング(2580投球数)で防御率2.72、失点50。平均だと概ね6イニング、2失点に収束する。その様子を「定時で帰宅し、安定した収入を得る公務員」になぞらえ、本呼称が誕生した。
以来、なんJでは野村が上記の状況で降板した際に「定時帰宅」「これは公務員」などのレスが飛ぶようになる。加えて、彼のヒーローインタビューではテンプレ的な回答が多い事、常に安定した援護点が付いていた事も呼び名の定着を後押しした。
同時期の菅野智之(巨人)や藤浪晋太郎(阪神)は年間3000球前後を投げる酷使状態であり、彼らと対照的な本起用法を「ホワイト企業」と呼ぶ場合もある*2。
その後
野村は佐々岡監督時代には不調が続いたが、新井監督下で70-80球, 5回-6回程度の限定した先発起用法により3試合連続無失点という復活を遂げている。
「高級官僚に昇格」「働き方改革」「ホワイト省庁」などとも呼ばれることがある。
リアル公務員
高木由一(元大洋)は元相模原市役所勤務の公務員だった。