2017/3/12 今後の方針

Last-modified: 2017-07-24 (月) 15:16:41

こんにちは、ラバーです。

 

現在、第十期魔王戦を開催中!3月末か4月上旬には決着の予定です。
皆様のおかげでついにニコ生も5周年、十期を迎えることができました。本当にありがとうございます。

 

さて、その後の話ですが、ちょうど十期を迎えたこともあり、5月開始予定の来期からは
NBC(ニコ生バックギャモンクラブ)を大きく変化させていきたいと考えています。
その、今の時点での方針をここに書きます。

 

未定事項が多く、今後変更の可能性も高いですし
さまざまなご意見も引き続きお待ちしています。

 

なぜ変化が必要なのか?現状の課題点3つ

  • ①ニコ生段級位やトロフィー授与など、機能を増やしすぎた結果
    運営者の数のわりに運営が煩雑になっており、今後続けていくのが難しい
  • ②今のNBCのシステムは、ニコ生が活動場所のメインという縛りの中では完成度が高くなっており
    このままマイナーチェンジを続けても、これ以上の発展が見えにくい。
    実際、アクティブなメンバー数は頭打ちになっている印象がある。
  • ③上記2つの理由もあり、オーナーのラバーの活動モチベーションが落ちている。
    厳密にいうと今はまだそんなに落ちていないが、今後このまま変化なく続けていても
    年々落ち続けていく予感がする。今のNBCは多くの人の活動によって支えられているが、
    そうは言っても、自分でいうのも何だが、私のモチベーションがなくなったら終わりに近いかな、とも思う。
    なので、①②両面に関して、もっと持続可能な形を考えるべきだと思われる。
 

どう変化させるのか?

③は①②が改善されれば自然に解決する。なので①②について。
①については、

  • ディレクターシステムの導入による運営労力の分散
  • 大会システム、シーズンランク、段級位システムなどの改革。
    (運営省力化のため&より参加者側も運営側も楽しくなるための改革)

②については、

  • ニコ生ギャモンクラブの、インターネットギャモンクラブ(INBC)への名称変更
  • 活動拠点をyoutube(仮)に移行
  • ニコ生も継続使用するほか、放送外のイベントも含めて幅広いインターネット上の活動を
    まとめたり、支援したりできる団体をめざす
  • それに伴い、ルールだけでなく基礎的な戦略なども学べる
    真面目路線の新講座動画を作成し、公開する

といったことを考えています。
なお②の方はより変えていくのに時間がかかるため、実際は来期いきなりというより
少しずつ様子を見ながら準備をしていき、可能なら来々期から本格的に移行する感じかもしれません。

 

詳しい説明

ディレクターシステム

毎期が始まる前に、1期(約7か月)を任期とするディレクターを募集する。
ディレクターは何かしらの担当を受け持ち、任期の間はその担当の仕事をする。
また、何か重要なことを決定する際は、ディレクター内で話し合いをする可能性もある。

 

担当分野は、例えばPRチャレンジ担当、wiki更新担当、タイトル戦開催担当、ミニ大会担当…
などが考えられる。担当した分野については、完全に自由に…とは言わないが
ある程度担当者の裁量でシステムを変更・改善できるような形をとりたい。

 

大会システムの改革① タイトル戦について

最近は、日程調整をしながらたくさん試合を楽しめる大会として、
ニコ生チャンピオンズカップ大盤双六?が被っている現状があった。
また、大盤双六?が他を圧倒するボリュームを誇る大会ながら、
Aクラス大会に甘んじているアンバランスさが発生していた。

 

そこで、ニコ生チャンピオンズカップの予選を廃止し、純粋なトーナメントにして
運営・参加の負担を軽減する。その代わり、大盤双六?をT1大会に昇格させ、
魔王戦ニコ生チャンピオンズカップと並んで三大大会とする。

 

なお、もしTK.shiさんが大盤双六を開催しないことになった時には、代わりに
10試合ぐらいの単純なリーグ大会を開催してその代わりとする予定。

 

また、後述するが、タイトル戦とそうでない大会との区別を明確にする方針につき、
これまでその中間的な存在だったニコ生順位戦?を、試合数を10試合に増加させタイトル戦(T2)に昇格させる。

 

さらに、ニコ生名人戦は、NBCコミュニティ・シールドを吸収させ、
順位戦を含めた、各シーズン最終月開始の時点で決着しているタイトル戦の勝者たちによる大会とする。
(魔王戦と大盤双六以外の7大会の優勝者+前回の名人戦の優勝者)
この大会の格は、T1とT2の中間とする。

 

そして、ギャモン杯、韋駄天戦、双賽戦の3つの1日完結大会については
誰でも運営しやすいように、基本システムを単純なノックアウトトーナメントとする。
そして、ラバー以外が担当するようにする。なお、担当の裁量で
予選リーグシステムや前回上位者優遇システムなどを導入することは可能とする。

 

また、大会開催担当の裁量で、そのシーズン限りの担当オリジナルタイトルを最大1回開催できる。
これは、開催しなくてもまったくかまわない。

 

最後に、団体名の変更に伴い、大会名も一部変更する。まとめると、

  • T1大会(三大大会) ・・・ 魔王戦、INBCチャンピオンズカップ、大盤双六
  • T2大会(1日完結) ・・・ INBCギャモン杯、韋駄天戦、双賽戦、INBC順位戦×3、(オリジナルタイトル)
  • その中間 ・・・ INBC名人戦

となる。正直名人戦が蛇足感もあり、続けるか迷っている。

大会システムの改革② シーズンランキング

近年は、突発大会も含めたすべての大会の結果をシーズンランクに突っ込んできた。しかし、
どのタイミングでどのくらい行われるかも予測不能な上、大会によって大きく本格度にも差があるのに
同一のスケールに組み込むのは無理があり、逆に権威を損なっている印象もあり、おまけに運営が複雑化していた。

 

そこで、今後はタイトル戦のみをシーズンランキングの対象として他の大会は無関係とし、
その代わり、ベスト16にもポイントを与えるなど、タイトル戦の1勝の重みを増やす。
そして最終的にランキング上位や「最優秀選手」たるランキング1位に入ることの価値を高める。

 

では、ミニ大会などはすべて単発という存在でしかなくなるのか。
基本的にはそれでもかまわないが、ここでもし「ミニ大会担当」をやりたいというディレクターがいれば
たとえばミニ大会はミニ大会で独立したランキングを作り、1か月ごとに
「月間最優秀選手賞」のようなものを決めて表彰する、という案が出ている。
PRチャレンジの結果もここに取り入れてはどうか、という案も出ている。

大会システムの改革③ ニコ生段級位

段級位は、特に新規参加者への良いモチベーションになってきたものの
基本的に実績の積み重ねで昇段していくため、時が経てば経つほどインフレが著しくなる。
運営煩雑化の要因でもあったため、根本的にシステムが崩壊する前にいったん打ち切り、
新たにもっと単純な5ランクぐらいのランク付けシステムを開始する。

 

これは、ある程度熟練すれば上から2番目のランクに入れるようになっている。
(1番目(と1.5番目)のランクは「タイトルホルダー」「タイトル獲得経験者」である。)
上から2番目のランクは、柔道でいう「黒帯」ぐらいのイメージである。
すなわち、上の方のランク分けは廃し、新規参加者にとっての目標となる部分のみ残すという方針である。

大会システムの改革④ トロフィー授与

これまですべての大会の入賞者に対して、個人ページにトロフィーを追加していたが
毎週、時には毎日のように突発大会が開催されることもある中、
運営の煩雑化の要因となっていたため、今後はタイトル戦のみの更新とする。

 

ただし、更新を担当したいというディレクターがいればその限りではない。
ただその場合も、タイトル戦の実績とそれ以外の実績を載せる場所を分ける。

活動拠点のyoutubeへの移行

まずはじめに、「なぜニコ生オンリーの状態から離れようとしているのか」という話から。

 

そもそももともと、個人的には、この活動(インターネット上のコミュニティ形成や大会運営)で
ニコ生を使うことに必然性はないと考えている。
というより、配信サイトを使うことも絶対に必要なことではなく、
たまたまの成り行きで使っているだけだ。
(たとえば昔、yahooギャモンで活動していたコミュニティは誰も使っていなかった。
そもそも配信サイトなんてなかったけど。動画サイトすらなかったか。)

 

とはいっても、playOKにラウンジチャットがない以上、
イベントの運営側と参加側がコミュニケーションをとる手段が必要だし、
また、よりイベントのプロモーションを効果的にするという意味でも
配信サイトを使うというのは結果的には良い方法だったと思う。
ただ繰り返すが、少なくともそれがニコ生である必要はない。

 

そして近年、ニコ生以外の様々な配信サイトが発展してきており、
必ずしもニコ生だけが人を集められる格好の場所というわけではなくなっている。
そんな中で、他の配信サイトを使えば、今まで開拓できなかった層を開拓したり
今まで誘っても来てくれなかった人が来てくれたり、といったことが起こるかもしれない。

 

よって、他の配信サイトのメリット・デメリットを吟味した上で
メリットが大きいと判断できる場所があれば、そこに拠点を移してみたいと考える。
それで今のところ「youtube」に目が留まっているのだが、
他にもっとよさそうな場所があればそれも考えたいし、
ちょっと試してみてやはりうまく行かないようなら、ニコ生に戻っても良いと考えている。

 

次に、youtubeに移した場合のメリットについて、会議放送で挙がったものを載せる。

  • ニコ生はそもそも嫌悪感を抱いている人も少しいる。またそれ以上に
    身近に感じていない(=無関心な)人がいて、そのような人がたとえばplayOK上やリアル例会などで
    誘われても、わざわざアカウントを取得してまで見ようと思わない人がいたと思われる。
    youtubeならばニコ生より幅広い層にとってポピュラーな上、アカウントを取得しなくても視聴できるため
    「誘った人が来る確率・定着する確率」を上げられる可能性がある。
  • ニコ生とは違い、放送をしたりタイムシフトを見たりするのに
    お金がかからない。
  • youtubeの方が画質が良く、質の高い放送を目指せるかもしれない。
  • playOKなどにいる外国人を気軽に呼ぶことができる。
    (これまでも何人か誘ったが、本当に来てくれたのはスウェーデン?のdocciさんのみ。)
  • youtubeはニコ生のような「枠移動」の必要がない、タイムシフト(アーカイブ)が動画としてずっと残る、
    途中から放送に来た人も何時間か前の状態を見れる、などの点で視聴者フレンドリー。
    ニコ生の枠移動なども慣れてしまえば億劫でないが、慣れていない人にはそうではなく
    半年に一度ぐらいしか来ない方は毎回戸惑っている方もいる印象。
  • タイムシフトが動画として残ることで、「バックギャモン」とyoutubeで動画検索した人たちが
    放送やイベントの存在を知って、注目してくれる可能性が高い
  • youtubeの方が、MacやAndroid環境で視聴しやすい?
  • 放送者視点でいうと、ニコ生に慣れている人ではなく、これから放送を始めるという人にとっては
    youtubeの方がとっつきやすいと思われる。(先述のように無料ということもあり)
 

次に、youtubeに移した場合のデメリットについて。

  • youtubeは有名な動画投稿者が放送をすれば人が集まるが、
    放送自体を検索して来てくれる人はニコ生よりずっと少ないと思われる。
    すなわち、放送をした瞬間にその放送に新規の人が流れ着く可能性はニコ生より低い。つまり即効性が薄い。
  • 将棋勢が興味を持ってくれることが比較的多い傾向にあるが、
    将棋勢はニコ生の方が多いので、彼らを集めることができない。
  • youtubeの方がラグがあり、双方向性が減ってしまう。
  • 視聴にアカウントは必要ないが、コメントをするにはアカウントが必要
  • コメントをするとgoogleアカウントがバレてしまうため、嫌な人は新しく作らないといけない
    →設定を変えれば別の名前を使うこともできる模様。それにしてもそのことを周知する必要はある。
  • タイムシフトがいつまでも残るということから、発言により気を付けなければいけなくなる。
  • 新規の人も含めて誰もが放送可能なチャンネルは作れない。
    →権限を与えれば放送できるわけで、特にデメリットには感じないかも。
  • 放送者視点では、これまでニコ生での放送に慣れている人にとっては、NLEというソフトを使えないので
    負担を感じると思われる。なおyoutubeはOBSStudioというソフトを使うのがオススメ。ニコ生での放送も可能。
 

そんなわけで、他にも「こんなメリット・デメリットあるよ!」とか
「ほかにこんな配信サイトも候補になると思うよ!」などのご意見があれば絶賛募集中です。

 

なお、僕個人の思いとしては、そろそろこのコミュニティをもうちょっと
内輪的グループ(つまり、合う人にとってはとても楽しいが外から見ると排他性を感じるグループ)から、
少しフォーマル度が高いけれどその分幅広い人に対してオープンなグループに
変えていきたいという思いが強かったりします。
これは言い換えれば、ニコ生的になグループからyoutube的なグループに変える、ともいえると思うのです。

 

幅広いインターネット上の活動の支援

「ニコ生を使ったイベント」「youtubeを使ったイベント」「放送外のイベント」などをなんでも
自由に告知できるカレンダーを作り、メンバーはそのカレンダーを見るのが日課になり、
参加したいイベントを見つけて参加していく…という流れが出来上がれば、
今のように放送外大会が行われたがtwitter勢しか気づけない、などのことも起こらなくなる。

 

また、枠に縛られずさまざまな人がさまざまなイベントを考えて盛り上がらせることができる。
せっかくアイディアがある人が実践しやすくなるような環境を作りたいということです。

 

参考:第十一期からの大会システム案

コメント欄

なんでもどうぞ。

  • 新システムでの月間最優秀プレイヤーの選考基準を考えてみました。
    旧A大会の準優勝で2マンスリーポイント(MPと略します)獲得、3位で1MP獲得。
    旧B1大会の優勝で2MP獲得、準優勝で1MP獲得。
    旧B2大会の優勝で1MP獲得。
    主催者が大会を配信した場合、主催者は配信ボーナス0.5MPを獲得。
    (*なお、主催者は事前にミニ大会用掲示板に申請をして、
    大会ランクは後からミニ大会担当ディレクターが判断する。)
    PRチャレンジ月間1位で3MP獲得、2位で2MP獲得、3位で1MPを獲得。
    フレンズ4部門1位で各1MP獲得。
    以上の条件で最多MP獲得者を月間最優秀プレイヤーとする。 -- ハバネロ 2017-03-19 (日) 14:32:29
  • twitch ではコミュニティーを作れたり、フレンド機能があったりします。YouTube は知りません。 -- ペコ 2017-03-23 (木) 15:41:31
  • すみません。質問です。 わたしは、OBSだとGridGammonのピップカウントの表示を配信に載せることができません。 なにか方法はありますか? -- ペコ 2017-03-25 (土) 08:19:41