イギリス ランクI 巡洋艦 Dartmouth
他国の同Rank帯の巡洋艦と似て、両舷に限定旋回の砲を数多く備える巡洋艦
基本性能
Rank | I | MMWeight | 1.0 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Black Swan |
国家 | イギリス | 派生先 | Caledon? |
生存性 | 耐久性 | 15000→18500 | |
装甲 | 19mm-51mm | ||
機動性 | 最大速力 | 25.0[kt] | |
前進加速値 | 3 | ||
後退加速値 | 5 | ||
旋回半径 | 450m | ||
転舵所要時間 | 6.6[s] | ||
砲塔数 | 主砲 | 8 | |
高射砲 | 0→4 |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 副砲射程 | 射撃精度 |
---|---|---|---|---|---|
A,B | MK_II_Mod.1 | 10.5km | 3.6km | 480 | |
A,B | MK_II_Mod.2 | 11.6km | 4.0km | 480 |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数× 門数 | 徹甲弾最大ダメージ(初速) | 榴弾最大ダメージ(初速) (発火率) | 発射 速度 (rpm) | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A,B | 152mm/50_BL MK_XI | 8基× 1門 | 3000(895m/s) | 3000(895m/s) (6.0%) | 5.0 | 18.0秒 |
対空火力 | 船体 | 距離(km) | ダメージ |
---|---|---|---|
A | - | 0 | |
B | 3.0 2.0 | 1 4 |
被発見距離 | 海上(km) | 空中(km) |
---|---|---|
11.8 | 5.3 |
装備品1 | 改良型弾薬庫防護装置 改良型主砲防護装置 |
---|---|
装備品2 | 改良型舵修理・防護装置 改良型主機修理・防護装置 改良型災害抑制装置 |
消耗品1 | イギリス巡洋艦ダメージコントロール(ベーシック) イギリス巡洋艦ダメージコントロール(エリート) |
消耗品2 | イギリス修理 |
解説
ゲーム内でこそブラックスワンの格上であるが、第二次大戦中に活躍したあちらと異なり、こちらは第一次大戦前に就役した軽巡洋艦である。
前身と比べると船体が大型になり、搭載される火砲も多い。そしてブラックスワンと同じく、RankI巡洋艦ながら修理が可能。
B船体はHPが上がるが、Bot相手に被弾を抑えられるなら購入しなくてもいいだろう(ただし昇格させるためには開発必須)。同船体では対空砲が申し訳程度に搭載されるものの、空母と会敵することはまずない上、対空火力もゲーム内ステータスで0なので、無意味と言ってもいい。
立ち回り方
ブラックスワンと変わらず、効率よく砲撃できる位置取りを心がけよう。砲撃のコツ等も同じだ。一度に指向できるのは最大5門まであるので、可能な限り側面を敵に向けよう。
史実
ダートマス(HMS Dartmouth)は、1910年に進水したタウン級軽巡洋艦。タウン級の中でのさらなる分類により、ウェイマス級とされることもある。
1911年に大西洋艦隊に配属され、第一次世界大戦が勃発するとアフリカ近海での船団護衛や通商破壊を行うドイツ帝国海軍巡洋艦の捜索などに携わった。1915年2月には、トルコのガリポリ半島の攻略を支援するためダーダネルス海峡沖に派遣されるが、3月に15名の死者を出すボイラー事故が発生。被害を伴いながらその後の作戦に参加したものの、所属する艦隊はトルコ側の機雷や砲撃によって、戦艦3隻沈没、他艦艇も損傷する結果となった。
1915年5月からは、連合国側となったアドリア海のイタリア軍を支援するため再配属されたが、3月の事故のためダートマスの速力は21ノット(6月にはさらなる問題で16ノット)にまで落ちていた。そのため、6月末から10月までマルタで修理された。その後、イタリア巡洋艦やフランス駆逐艦らと共同して、アルバニアを出発したオーストリア海軍を襲撃するなどした。
1917年5月15日、防潜網や機雷で封鎖されたオトラント海峡をオーストリア=ハンガリー海軍が攻撃したことに端を発したオトラント海峡海戦に参加。イタリアのアクトン提督の指揮の下、2隻のイタリア駆逐艦と共に敵艦隊と交戦。相手側の増援もあり、途中で反転し帰港を試みたが、その途上で潜水艦の雷撃を受け浸水。退艦命令が出たものの有志の船員が留まり、港へ曳航される間、排水活動を続けていた。ダートマスは乾ドックへ揚げての修理が行われ、大戦を生き延びた。
1930年12月、スクラップとして売却。
<余談>
オトラント海峡で対戦したオーストリア=ハンガリー艦隊は、後にハンガリー王国摂政になったホルティ・ミクローシュが指揮していた。
コメント
- 修理付きのドレスデンやコルベルクといった感じだな -- 2018-12-03 (月) 18:21:26