真理さん/怪文書1

Last-modified: 2022-01-28 (金) 22:12:22

真理 / 怪文書1 / 怪文書2

 

わぁ♥からマリシコ系っす!
危険度の低い怪文書っす!


「あなた何者なの?」真理は隊長に質問する
この質問は隊長と会ってから何度もしたが隊長は何も教えない
「いつも通り何も答えないのね…まあ良いわ」真理は隊長に近づきながら被っていた帽子を取りそのまま床に落とし長く伸びた銀色の髪をかきあげた
真理は隊長の目に前まで来ると隊長の首に腕を絡める
「これから知れば良いんだから」そう言うと真理は隊長に口付けをした
獣のようにむしゃぶりつく真理
犬のように舌を出して隊長の口に入れその舌と唾液を貪るように舌を絡める
はぁ…ふぅ…
ぴちゃぴちゃと音を立てて隊長の口を夢中でむしゃぶりつく真理
少し落ち着きを取り戻したのか真理は一旦隊長から口を離す
お互いのが混ざりあった唾液が糸を引く
「本当にあなた何者なの?私をこんな気持ちにさせるなんて?」真理は熱を帯びた眼差しを隊長に向け問うがやはり答えは返ってこない
「ふふ…そんなに話したくないならもう良いわ…でもこっちの方は何もかも全部吐き出してもらうから」真理は再び隊長に口付けをすると隊長の上着のボタンに手をかけて外し始める
隊長は真理の腰に手を当てるのと真理のズボンのベルトを外し始めた

え?私にこのスーツを?何だか悪いねー…いやいや嬉しいよ本当だって…。でも私でよかったの?もっと他に可愛いアクトレスちゃん達がいるじゃん?え?可愛い?いやー…照れるなー…ってそこは可愛いじゃなくて美しいっしょもー…。まぁでも杏奈と一緒に用意してくれて久しぶりにメリーバニーって感じがしたよ。あれからもう7年…お互い別々の道に進んだからね…。また杏奈と一緒にアクトレスできて本当に嬉しい…これはキミのお陰かな?あとは凪が見つかれば全部…ってなしなし。ごめんねつい辛気くさくなっちゃってさ…。それにしてもこのスーツなかなかエッチだねー。これキミの発注?当時のメリーバニーの衣装を参考に?ふーんそーなんだー。じゃあこのお腹のラインもキミの好み?結構ボディラインには自信あるんだけどそっかそっかー。キミもなかなか見る目あるねー。どう?興奮する?ほらほら触ってもいいぞー…なんちて。ひゃっ…いきなり触らないでよ…んっ…ちょっ…待っ…んんーーーっ…ぷはっ…はぁ…はぁ…もう…いつも突然なんだから…んっ…ダメだって…せっかくのキミからのプレゼント汚れちゃう…最初からそのつもり?…ヘンタイ…いいよ…好きにして…んっ…

「それで私を頼ってきたの?」もうお前にしか頼める人がいないんだ真理「小結ちゃんとかゆみちゃんなら喜んで囲ってくれそうだけど」年下にたかるのはちょっとな…男としてのプライドが、あと目が怖い「私ならいいって訳?なんか傷つくなー」頼む!このとーり!「はぁ…しょうがないなー…はい合い鍵」いいのか真理「ガスも電気も止められたって聞いたらねー…これ以上事務所に泊まってたらそろそろバレるっしょー?」ありがとう真理愛してる「あー…そーゆーの別にいいから…取材で家を空けること多いし個室に入らなければ好きに使ってー」
それから隊長との同居?ってかシェアハウスが始まったんだけどさ、それが結構楽しくて…やっぱ家に帰ったときおかえりって言ってくれるのって良いよね…こんな時間がずっと続けばいいのに…って思ってたけど…何にでもいつかは終わりがくるんだよね…
よっしゃ給料!!「おーおめでとー」ありがとう真理…本当に助かった「私と隊長のナカっしょ?いいってことよー」いやでも感謝してもしきれないから「ねー隊長…私と暮らしてて楽しかった?」真理?「キミが良ければなんだけどさ…ずっとウチにいてもいいんだけど…どう?」真理…


幸せな日々ってさ…唐突に壊れるよね…7年前だって…今日だって…
ピンポーン「俺が出るよ」ふふっ…なんか本当に夫婦みたい…なーんて「え?隊長!?」「杏奈…」え?杏奈?今日来るって聞いてないんだけど(ドタドタ「真理ちゃん!!どーして隊長がいるの!?」うわすごい顔…あーこれどうしよう「真理ちゃん答えて!」んー杏奈を驚かせるためのサプライズ?…なんちて「真理ちゃん!!」あーごめんごめんちゃんと喋るからさ…
「そう…隊長の家が…」いやーずぶ濡れの猫みたいだったから思わずねー「みんなには黙っていてくれないか杏奈」「まぁ隊長がそう言うなら…」杏奈にも黙っててごめんねー「うーん…じゃあ隊長っ!!ウチに来ませんかっ!?」え…待って杏奈いきなり何言って「だってそうですよねっ!!別に真理ちゃんと付き合ってる訳じゃないならウチでも同じですよねっ!!」あ、杏奈は有名人なんだからスキャンダルになるしょー…そう思って隊長も私を頼って「真理ちゃんは黙ってて!!私は隊長に聞いてるんです」「いやしかし…」「あ!じゃあ本当に付き合っちゃいます?真理ちゃんも言ってたよねっ!隊長に突撃してこいって!!真理ちゃんなら悪いようには記事書かないですよ?」


どーして隊長は男らしく杏奈の誘いを断ってくれないの!?と心の中で憤ったけどそうだよね…。杏奈の言うように別に私たちは付き合ってるわけじゃない。隊長は優しいから、私がいかないでって言ったら残ってくれた。私から好意を伝えたこともないし隊長から愛を囁かれたこともない。私たちの関係はただの同居人…それ以上でもそれ以下でもない…。夢…見すぎたのかな…もう結婚とか恋愛とか諦めてたのに…最初は凪を見つけるための足掛かり…その程度の相手だったのにな…。いつからだろう…気付いたら目で追っていた…こっそり撮った写真は一枚や二枚じゃない…杏奈が隊長のこと好きなのも知ってた…。知ってて私は黙ってた…隊長が私の側にいてくれることに優越感があったんだと思う…それももう終わり…。自分と杏奈を比べたらわかる…そりゃあ杏奈を選ぶに決まってるっしょ…男受けする身体に性格も明るい…私が男だったらそうするし隊長だってそうするはず…。だから良いの隊長…この1ヶ月とても楽しかったからさ…。ごめんね甘えちゃって…迷惑だったよね…もうしないから…。
「いや杏奈の提案は魅力的だけど俺はここに残るよ」
うそっ…どうして…なんで……


「理由を聞いてもいいですか隊長」「言わなきゃダメか?」「結構わたし勇気出したんですよ?」「まーなんて言うか…惚れた弱みってやつかな」隊長は少しこちらに目をやると頭をぽりぽり掻く。「そう…ですか…」「さっさと告白しとけばよかったんだけどな…真理にそんなつもりで家に入れたつもりじゃないって断られるのが怖くて…」なんだ…隊長も同じこと考えてたんだ…「だったらちゃんと真理ちゃんに好きって伝えなきゃダメですよー」「杏奈…いいのか…」「わたし今日は2人がちゃんと想いを伝えて合うまで帰りませんからね!」「そうか…真理…」うん…「まー…なんだ…真理と暮らすのは楽しかったしこれからもそうだと嬉しい」うん…「その…好きだ真理、結婚しよう」私でいいの?「真理がいいんだ」面倒な女だよ「知ってる…好きだ真理」嬉しい…
「うぅ…良かったね真理ちゃん…」杏奈…ごめん「いいの…真理ちゃんが幸せなら…だからちょっとこっち見ないで…すぐ帰るから…2人ともお幸せに!!」
これで2人は幸せなキスをして終了…だったら良かったんだけどねー…まさか次の日に杏奈が荷物持って転がり込んでくるとは予想外…まぁ今の生活も楽しいけどね?

まったくせっかくの休みだってのにいきなり真理は呼び出してからにまぁ仕方がないと真理のマンションへ行く
「ふっふっふー」不敵な笑みを浮かべる真理を見るとすぐにでも家に帰って積みゲー消化に勤しみたくなるんたが「真理…今日はどうしたんだ?」よくぞ聞いてくれました言わんばかり無い胸を反りふんぞり返る真理の姿は正直可愛い
一人暮らしにしては広い浴室に通されると目を疑った
「どーよこれすごいっしょ」そこには浴槽に生い茂る?無数の触手としか言えぬ物体がウネウネしていた「なんだこれ」
「ほらリンちゃん探検隊のとき人食いラフレシアってあったじゃん?リンちゃん達を救出したら彼女達の肌がめっちゃツルツル赤ちゃんみたいな肌になってさービビっと来たんだよねー」「はぁ」「DNAサンプルと種子をこっそり回収してさー知り合いのキサラギ研究所に依頼してできたのがこれ…ーー生物を捕食するのではなく捕獲して分泌液等を主栄養分として吸収するように進化、多量の水分が存在しないと約12時間で枯れるーーらしいんだ」「はぁ」「これ使ってアクトレスちゃん達のぬめぬめグチョグチョな動画を…」そのとき気付けなかった。扉を開け放ち力説している


真理の足元に触手が迫っていたことを
「2人で楽し…っきゃああ!!」突如真理が転んだと思ったらズルズルと触手に引っ張られていく
「真理!!」俺はすぐに助けに向かおうとするが無数の触手に阻まれる
バシィ「いてぇ…くそっ…男はお呼びでないってことかよ…」隊長助けて!隊長!
真理の悲痛な叫びが浴室に木霊する
俺はナイフや洗剤、椅子など手当たり次第に投げたりしてみたがいずれも手応えはない。なんて頑丈な触手なんだ…
「真理!今助けてやるから少し耐えてくれ!必ず帰ってくる!」俺は解決策を求め真理の家を飛び出した。とりあえず杏奈に電話だ。いくら人食いではなくなったとはいえ今の真理の状態は危険。頼む出てくれ杏奈(プルルルル
「はぁ…はぁ…んっ…」いま私の体を這うのはイカの足に近い形状の触手。仕様書に書かれていた2種のうちの1つ、直径1㎝ほどで最も数が多く微細な穴から粘液を放出し外敵から触手が傷つくのを防ぐほか今の私の状況のように締め上げるとヌルついて獲物が抜け出せないようにする。流石に死にはしないと早々に抵抗は諦めたがやはり服の下に潜り込む触手には反射的に身体が反応してしまう。(ヌメヌメして気持ち悪い…)


そしてこの粘液…身体がどんどんぽかぽかしてくる。発汗と新陳代謝を促進と書いてあったがこれのことか…。そんなことを考えていると細長い触手たちは私のパンツの隙間からナカに侵入してくる。肉壁を丁寧になぞりながらそのまま子宮口をつつかれる感覚に今まで感じたことのない快感に襲われた。しかし積極的に突く訳ではなくあくまで壁をなぞり粘液を塗りつけるだけ…イケそうでイケない…もどかしい…。だんだんと思考力を失い始めた私の目の前に隊長の陰茎の倍はあるのではないかと思われる触手が起き上がってきた。驚いたのもつかの間一気に巨大触手は私の口内に侵入する。苦しい…顎が外れる…ズボズボと意思の感じられない抽挿が繰り返され…喉奥へとドロドロとした液体が流し込まれた…射精…ここでは射精としよう…触手の射精は口から引き抜かれたあとも止まらず私の顔や身体に降りかかる。クサい…そしてどこか甘い匂いのする白濁液に身体の内も外も満たされる…。だんだん身体が…痺れ…そっか…最初の触手は…挿入しやすいように…ほぐす…あ…入っちゃう…ダメ…んぎぃぃいい!!!!
容赦なく巨大触手に秘所を突かれ声にならない悲鳴を上げ私は気を失った。


「真理!無事か!?」「真理ちゃん!大丈夫!?」これはヒドい…目の前で繰り広げられている惨状に俺も杏奈も目を背けたくなる。真理はすでに意識がないのだろう…四肢はだらっと垂れその身体は無数の触手に支えられている。さらに腕と見間違うほど太い触手が絶えず真理の口や前、後ろを突き続けている。白眼を向き刺激を与えられる度に電極で動く蛙のようにピクピク動くさまは見てられない。
「真理…いま助けるからな…杏奈はアレを頼む!」さっきは阻まれたが触手が真理に夢中な今がチャンスと果敢に飛び込み俺はホームセンターで買ってきた除草剤を浴槽にぶち込んだ。触手が声にならない断末魔をあげ干からびていく。昨日バ○オ1をプレイしておいてよかった。俺は落ちてきた真理を抱え横たわらせた。
「隊長出来ました!」俺は杏奈に作らせていた薬を真理に飲ませる。これはホムセンで買った緑と青のハーブを調合したものであり体力の回復と毒の治癒に効果的だ。これで真理も大丈夫なはず…。しばらく杏奈と見守っていると真理が意識を取り戻した「あれ…杏奈?隊長も…そっか助かったんだ私」よかった…俺は杏奈と真理の無事を祝い泣いて喜んだ。


「ここは…ベッド…?」そっか…一度目を覚ましたあと私はまた気を失った。恐らく隊長と杏奈がいろいろやってくれたのだろう。私は気だるい身体を起こすと隣に椅子で船を漕ぐ隊長を見つける。「心配かけちゃったなー」手を伸ばし隊長の頬に指で触れると脳に電流が走った。
(ハァ…ハァ…なにコレ…身体が熱い…)思考がどんどん塗りつぶされる(ほしい…隊長…隊長がほしい…隊長隊長)息を荒げる音に様子がおかしいと目を覚ました隊長が心配げに近づいてくる。「だいか真」私は隊長の腕を引っぱりベッドに引きずり込んだ。「真理…どこにそんな力が…」万力のような力で押さえ込まれ隊長が呻く。(可愛い…ほしい…食べちゃいたいくらい…)隊長の唇を奪い唾液を交換する。シャツを引きちぎり舌を這わせる。ズボンを下ろし隊長の意に反しそそり立つ剛直に私は腰を落とす。(ほしい…子種…精子…もっと…孕みたい)触手に開発された膣は隊長から精を搾るためにうねうねと形を変え何度も射精に導いた。行為は明け方近くお互いが気を失うまで続いた。
後日感染した隊長がアクトレス全員に種付けするのはまた別の話

『だからね真理ちゃん一度ウチに帰ってこない?いい人もいないんでしょ?』
「そーやって母さんまたお見合い相手に合わせようとするんでしょ?」
『父さんも心配してるのよ?娘の花嫁姿を見ずに死ねないって…今度は真理ちゃんに釣り合う人見つけてきたから』
「もーいい加減にしてよ母さん…それに彼氏の一人や二人くらい…いるし…」
『なに!?本当か!?』
「げぇ父さん…」
『真理…連れてきなさい…』
「え?」
『今度の週末その彼氏とやらを連れてきなさい…』
ーーー
ーー

「ってことがあってさー」「はぁ」「だからちょっち彼氏のふりしてくれない?」「えぇ…」「今度ご飯おごるからさーだめ?」「まったく仕方ないなぁ」「ほんと!?隊長愛してるっ!」「そういうのは本当の彼氏とやらに言ってやれよ…」「うー…ぐすん…別に誰にでも言ってるわけじゃないのに…」「嘘泣きしたって騙されないぞ」「これももう通用しないかー」「まったく黙っていれば男なんて選り取り見取りだろうに」「だったら隊長がもらってよー」「ははっ」「ちょっ…笑うのヒドくない?」「すまんすまんとにかく恋人のフリすればいいんだな?」「そんな感じでお願いします!」


「いやー君が真理の恋人かーまぁ呑みたまえ」「父さんあんま無理にお酒進めないでアルハラよア・ル・ハ・ラ」「真理ちゃんも素敵な人連れてきたわねー昔の父さんみたい…やっぱ親子ね」「母さんもそういうこと言うの恥ずかしいからやめてよもー」「それでいつ式をするんだ?今月か?来月か?」「父さん今日飲みすぎ!」「せっかく真理が男連れてきたんだ!これが飲まずにいられるか!」「そーねぇ真理ちゃん昔からカメラと女の子ばっかりでちゃんと結婚できるか不安だったわぁ」「母さんも昔のこと言わないで!」「今日は当然泊まるんだよな?な?」「真理ちゃんの部屋に布団用意してあるから」「余計なお世話!」
「ほんと余計なお世話…敷き布団に枕が2つって…」「素敵なご両親じゃないか」「ごめんね隊長…無理言って」「普段見られない真理の姿が見れたから別にいいさ」「あちゃー弱み握られちゃったかー」「スクープだな」「…ねぇ隊長」「なんだ?」「フリじゃなくてさ…本当に恋人同士にならない…?」「真理…」「こうでもしないと気持ち伝えられないから…ズルいよね」
「あの子うまくやってるかしら」「俺に似て不器用だから…まぁなんとかするだろ」「そうね」

変に殺伐としてるっす

生理っす

真理さんが失ったものっす

もう3ヶ月か…だいぶ大きくなったな…「うん…」どうした真理?「私だけ…こんな幸せになっていいのかなって思って…」真理…「私…いっぱいみんなに迷惑かけて…ヒドいこと言ったりして傷つけたのに…」「それに…みんなキミのこと好きだったの知ってて横から掠めとるような…」いいんだ…「杏奈だってキミのこと好きだったんだよ…」知ってる…告白されたからな…「本当に良かったの?私で…」それは言わない約束だろ?「うん…多分わたし不安なんだ…これからちゃんとやっていけるか…ちゃんとこの子を産んであげられるか」二人で歩いていこうって言っただろ「うん…そうだね…そういえば最近事務所はどう?最後に行ったときはかなり殺伐としてたけど」あー…まぁあの頃と比べたらみんな落ち着いたぞ?あの頃はいつ刺されてもおかしくなかったけど最近は…うん…みんな頑張ってる…「歯切れ悪くない?」お前の妊娠を知ってからやけにみんな露出度の高い服を着てきたりボディタッチが激しいが…おいおいいつも言ってるだろ?俺が愛するのは真理だけだって「くれぐれも私に刺されないでよ?」わかってるって

「ねぇ杏奈ー」
「なーに?真理ちゃん」
「今更なんだけどさ、美少女好きを公言するのって、やっぱりどうかとあたしは思うんだよね」
「本当に今更ねー、真理ちゃん。もう隠しようがないし、私は隠す気もないし。何より隠す必要があるとは思わないし。そもそも真理ちゃんだって可愛い女の子好きでしょ?」
「まぁ、そりゃーね・・・でもあたしは裏方の人間だからいいのよ。世間的にはアクトレスとしても終わった存在だし。でも杏奈には大人気アナウンサーって言う顔もあるわけだからさ・・・」
「何言ってるの真理ちゃん。表の顔とか裏の顔とか関係ないよ・・・それに、女の子の味を私に教えたのは他でもない真理ちゃんじゃない」
「ッ!?」


「メリーバニー時代、私が初めてスランプになった時だよ。真理ちゃんが私を慰めてくれたじゃない」
「へ」
「真理ちゃん、『女の子同士ならこんなこともできるんだよ』とか言っちゃって。仮眠室のベッドでさ」
「んがっ」
「でも真理ちゃんがわたしに優勢を取れてたの、結局半月持たなかったよね」
「ぶ」
「真理ちゃん、右の脇腹が特に弱かったんだよねー」
「ぐは」
「お腹をやさしくしてあげた後、耳たぶを噛むと真理ちゃんのスイッチが入るの」
「!!!」
「それでさ、至った後、真理ちゃん必ずこう言うの。『あたしたち輝けてるのかな・・・』って。まるで決め台詞」
「げふ」
「真理ちゃんは、年上の威厳を少しでも保ちたかったんだと思うけど、そんな背伸びする真理ちゃんも全部全部可愛かったよ」
「ヴぁ------------」


「こないだの飲み会の時に、こっそり確認したの。真理ちゃん、あの頃の弱点残ったままね」
「・・・」
「メリーバニー解散以来のご無沙汰を明日から復活させてくれるなら、真理ちゃんのお願い聞いてあげても良いかなー、なんちて」
「・・・ごめん杏奈。本当にごめん」


人には、他人には言えない秘密の一つや二つはあるものだ。
それが歳を重ねて大人になるという事でもある。
ちなみに、この日真理は杏奈に食われた。そりゃあもう盛大に食い散らかされ、夜の闇に輝きを放ったのだった。

  • 酔っ払い真理さん可愛いナーと思ってひり出した怪文書だったっすが
    杏奈×真理→アンナマリ→アンナマリーブルージュでF91ネタでスレが盛り上がるとは思わなかったっす

みんな誤解だ聞いてくれ!確かに俺は昨日も泥酔した真理を介抱するためにホテルに運んだがこれはあくまで医療行為!人助けだ!お前らだって目の前でちゃんと家に帰れるか怪しい友人知人がいたら助ける、そうだろう?
その後ホテルでグッタリした真理を吐かせたりトイレの世話もしたがそこにやましい気持ちは一切ない!ついでにある程度回復した真理が一緒にシャワー浴びようって言ってきたけどシャワーで終わらずちゃんと風呂まで入って温めあった!
そして二人で肩を抱き合いのんびりとした時間をすごしたがスキンシップ!スキンシップだからセーフ!!
明日もお互い仕事だからってさっさとベッドに入ったし!真理の震える背中をギュッと抱きしめただけだし!全部忘れさせてって言われたから真理の求めるがままに身体を重ねただけだし!ちゃんと外に出したからノーカウント!ノーカウントだ!
だからお前らそんな目で俺を見るな!ギアを持ち出すな!じりじりと近寄ってくるな!
あっ…あっ…真理たすけっ……

スナイパー兼カメラマンの真理は普段から視力を気にしているからパソコン使うときはブルーライトカットで目が疲れにくい仕事用メガネを家とかではかけてるとかだと良いすよね…間違えて事務所にそのままかけてきても良いし明らかに徹夜明けの真理に鼻に跡ついてるぞって指摘して恥ずかしいってぽこすか叩かれたりするシチュも捨てがたいっす…叶うことなら同棲して執筆に根を詰めてる真理に珈琲を持ってくるとちょっとそこに置いといてーって雑にあしらわれるもそのあと一段落して珈琲ありがとって言われたいっす…そのときは当然真理はリムレス眼鏡をかけてるんすが風呂上がりのTシャツスウェットのラフな格好でポニーテールなんかにしてるとなおヨシ…うなじと耳にかかるメガネのツルにドキドキしたいっす…それにしても真理はせっかくのロングヘアーっすからポニテはもちろんツインテやサイドに結ぶ髪型もほしいっす…絶対うわキツっすがちんこギンギンになること間違いないっす…あー真理可愛い真理と結婚したいとりあえず真理とデートして求婚できるイベントがほしいっす…はやくカッセルシャードから戻ってきてほしいっすね

うぅ…辛い…風邪引いた…きっつー…身体もダルいし頭痛い…熱…どうせ高いし測らなくていいか…とりあえず連絡…杏奈にいろいろ買ってきてもらわないと…
「あ゙ん゙な゙~風邪薬買ってきて…(バタッ」
『真理ちゃんごめん今わたしロケ中で…隊長に頼んでみるね…って真理ちゃん?真理ちゃーん聞こえるー?』

あ、私寝てた…ん?台所に誰か…そっか杏奈が来てくれたんだ…そうだ…
「杏奈~ちゃんとアレ買ってきてくれた~?座薬」
あれ?耳が遠くてなんて言ってるか…まぁ杏奈のことだからちゃんと買ってきてくれただろう…さっさと挿れてもらお…
「杏奈~そっちはいいからとりあえずお薬おねがーい」
いやー流石に同性とはいえお尻の穴見せるのは恥ずかしいよね…布団被って尻隠さず的な…ダルいけど頑張ってうつ伏せでお尻持ち上げて…あ、ズボン…んっ挿って…座薬よく効くんだけどいつまで経っても慣れないわこれ…あーなんかまた眠くなってきた……

いやー治るもんだね風邪!座薬がやっぱ一番っしょ!お、杏奈だ。おーい
「昨日は助かったよ杏奈!お粥も美味しかった!」
「そう?よかった!やっぱ隊長に頼んで正解だったね!」
え?隊長?……マジ?

「げほっ…ごほっ…うー神宮寺真理帰投したよー…」おう真理お疲れさん今日も完全回避全弾命中…流石だ「褒めても何も出ないぞー…てかキツ…ゴホッ…」大丈夫か真理?「キミキミー…私今日風邪気味って言ったじゃーん…ゲホゲホッ…どーして出撃させるかなー…」今いるメンツで完全回避できそうなのが真理しかいなかったんだよ!わかれわかってくれ!「あーいきなり大きな声出すのやめて…頭に響く…」なんか出撃前よりヒドくなってないか?「了レ)ス≠〃了はねーこれ結構神経使うの…キミにはわかんないと思うけどさー…ケホ…とりあえず仮眠室いくね…」なぁ真理風邪薬いるか?使えば1日で治る強力な奴「え?マジ?明日仕事だったんだー!早速使うから出してよソレ!」

「って座薬じゃん!」さぁ真理うつ伏せになれ…挿れてやるから…「いやー遠慮したいなー」明日も仕事なんだろ?早く治したいんだろ?「でも…」気にすんな真理…ただの医療行為だ「う、うん…じゃあ手早くよろしく…あんまりジロジロ見ないでよ!(シュルシュル…」結構いい尻してるな(サワッ「ひゃっ!キミい!」ほら挿れるぞ(ズボッ「んっ…
指っ…終わっ…た?」なぁ真理「な、なに?」お前ケツ毛生えてるんだな…

割と何年もズボンしか履いてこなかった真理が久々にチア衣装を着たときついドカッと股を開いて座ってしまい目の前の隊長が思わず目を逸らしたことに当然気づき「やーらーしーんだー」なんてほくそ笑みながらこれは見せパンなんだから全然気にしないと言わんばかりにスカートの裾をパタパタして困られ挑発しつつも内心うわ恥ずかしいと思いながら止めどきを失って「ほらほら捲ってみるー?」なんて言うもんだから隊長もじゃあ…と控えめに捲ると顔を赤くしてダメって慌てる真理とか可愛いっす
さらに隊長の股関が膨張してるのにも気づき「なんならシコっていいぞー」なんて強気で責めてみたら本当に目の前で竿を取り出してシコり始めるもんだからついつい混乱して「スカートをたくしあげてくれ」だの「太ももにこすりつけたい」などの要求に流されてしまうっす
最終的にそのまま行為室で行為に及び少し座り方間違えて股を開いただけなのに終わってみたら大股開きで真理がピクピク震えてるシチュとか最高っす真理のカメラで記念撮影っす

「キミキミー今日もオシゴト精が出るねー」
なんだ真理か。休憩も済んだ昼下がり。溜まった書類仕事に手を付けていると聞き慣れた声。どーせまた取材帰りに寄ってきたであろう真理が俺のデスクに腰掛ける。机に座るなと言いたい所だが地面から足が浮いていて面白い
「まったくキミはいつ休んでるのかなー?」
手元を覗き込む真理がいろいろ言ってくる。家に居てもやることないしな…。最近アクトレスも増えたし。
「ふーん。あ、そうだ!隊長にしっつもーん!今日は何の日でしょーか?」
鮭の日
「え?」
鮭の日だろ?さっき小結さんが石狩鍋作ってくれたからみんなでつついてた。
「なにそれ楽しそう…っていやいや違うっしょー。今日は11月11日!ポッキーの日に決まってるじゃーん」
ポッキー?あぁそういえばコンビニで宣伝してたな
「はぁ…今日は可愛いアクトレスちゃん達がポッキーゲームする姿が見れると思ったからたくさんポッキー買ってきたのにさー」
合コンじゃあるまいし…しかも今日は休みだ
「じゃあなんでキミは仕事してるの?」むぅ…。
「そんな働き者の隊長さんにお姉さんがプレゼント!はいあーん」
視線はPCに固定したまま軽く口を開くと

 

棒状のものが、ポッキーが突っ込まれる。久しぶりに食べると美味いなこれ。
「ほいもう一丁」パクパクモグモグ
真理はどんどんポッキーをよこしてきて…って遊んでるだろ真理
「あちゃーバレちったか…」
横目で確認するとポッキーを束で持つ真理。それ全部突っ込むつもりだったのか…。はぁ、と嘆息して画面に視線を戻す。
「じゃあこれで最後にするからさー」
もう一度あーんと言うと真理はまたポッキーを…ってちゃんと狙えよ。そこは頬だぞと注意するつもりで顔を向ける。そこには真理がポッキーを咥えていて、そしてそのまま…。赤い瞳が俺を捉えて離さない。呼吸を忘れ、鼓動が激しくなる。そんな俺のことなどお構いなしにゆっくりと真理の顔が近付く。鼻先と鼻先が触れ真理が少し首を傾けた所で、俺が折れた。
小さくパキンと、ポッキーの折れる音が響く。残りを指で押し込み何か言いたげな表情の真理はゴクンと飲み込むと、
「やったー私の勝ちねー!んじゃ今日の呑みはキミの奢り!」
遊ばれた。さっさと終わらせようね、と真理が書類の一部を向こうのデスクに持って行く。
それから、事務所に誰か来るまで俺達はただただ無言で書類に向き合っていた。

 

「いやーキミの奢りで呑む酒は美味いねー」
けらけらと笑いながら真理が麦ソーダを煽る。あの後、さっさと帰ろうとしたら真理に捕まり、酒の相手をしている。明日の仕事は良いのか真理?
「土日働いたから明日は休みー」
そうかい俺は仕事だよ。知ってるー、と真理がまた笑う。知ってるなら連れ出さないでくれ…
「ねーねーさっきのポッキーゲームドキドキした?した?キミのポッキーがボッキーした?」
むぅ、酒が回って調子に乗り始めたか。俺のホームランバーはポッキーほど細くない。そういうお前はどうだったんだ真理
「え?わたし?私はねースッゴいドキドキしたかなー」
おや?これはチャンスでは?仕返しがてらリベンジマッチ。第2ラウンドが始まるとすぐに二人の顔は接近し、今度は真理の方からポッキーを折った。
よっしゃ勝った。そう思ったのも束の間、机から乗り出した真理が両手で俺の後頭部を捉え唇を重ねてきた。唾液とチョコが混ざり合う。ここが店内だと言うことも忘れキスが続く。そして名残惜しそうに唇が離れていく…
おい真理いくら酔ってるからって…
「酔ってないよ」
え?
「酔って、ないよ…」
俺は明日、午前休を取る連絡を入れた。

エミッションの秘密をつかんだから隊長に報告しとくね
これは実験した方が分かりやすいかも
いい?まずバターを塗ったトーストと猫と高いじゅうたんと紐を用意するの
猫は足から着地する
トーストはバターの面がついた方が下に落ちる
それも高いじゅうたんに限って
つまり猫の背中にトーストをくくりつけt高いjゅうたんwshijb
…………

「ひゃっ冷たっ…え?なになに!?ちょっとキミそれ何に使うつもりよ!?」
サーッと血の気が引く。思わず酔いも吹っ飛んだ。

今日も隊長を引っ掛けて、そのまま居酒屋に引っ掛けて、いい感じに酔ったら彼に肩を貸してもらってホテルへGO。ベッドに身体を投げ出せばお誘いの合図。彼はネクタイを緩めながら私の服に手をかけ…ってのがいつものパターン。なのに今日の彼は違った。臀部に冷たい何かが撫でる。思わず確認すると彼はその手にポッキンアイスを持っていた。
「ちょっと待って…本気?」
返事の代わりにと彼は私のお尻の穴にそのアイスをぐりぐりと押し付ける。いつと違う。怖い。それに抵抗するように穴はキュッと締まっていて、彼は両手で私のお尻を掴むとそのまま
「はぅあ!?え?舌!?汚い汚い!」
酒が回ってる所為で上手く力が入らない。うつ伏せで尻を上げる私に彼の生暖かい舌は触手のように私のケツを舐め、ねぶり、ほじる。そういえば最近えっちのとき良くお尻に指を、まさか最初から今日のために…。そんなことを考えながらも私はただその感触に呻き声を上げることしか出来なかった。その舌辱が終わるともう一度アイスの棒があてがわれる。

 

とろけきってヒクついた私のケツ穴は結露で滑りの良くなったアイスを簡単にくわえ込んだ。
「お、おおおお……っ!はーっ…はーっ…」
吐く息が荒くなる。凄まじい異物感。彼に処女を捧げたときの比ではない。すぐにでも捻り出したい。そしてある程度まで挿入した彼は棒に力を加え始めた。
「ッ待って!まさか折るつもり!?」
ケツ穴を支点にてこの原理でアイスを…パキンと小気味良い音が響く。もうやだ…。許して…。いつものキミに戻って…。

今私は風呂場で両手を首の後ろに組み蹲踞、つまりしゃがみ込んでいる。当然お尻にアイスは挟まったまま。隊長はというと残りの半分をチューチュー吸いながらカメラを構えている。
「んっ…やっ…早く!早く終わって…」
腹に力を入れ、肛門の括約筋を締める。腸の熱でアイスが溶けポタポタと果汁液と、たまにシャーベット状のそれが床に落ちる。彼は自身の分身を扱きながら満足げな顔をしていた。
そして全部捻り出すと彼はよくやった頑張ったなって私の頭を撫でてくれて、いつもの優しい彼に戻ってくれて、そしてそして…
今度はデカい注射器を取り出した。次は浣腸…私のお尻はどうなっちゃうの?
ツツーと涙が一筋流れた

いやー真理の婦人会を抱きしめてイベントは最高だったっすね
みんなのウェディングドレス姿を激写しまくってた真理が杏奈ちゃんに「次は真理ちゃんの番だよ!」に対して「私は遠慮しとこっかなー」ってまぁお決まりの題詞を言うんすが他のメンバーにずるずると更衣室に引きこもれて出てきたと思ったら当然ウェディングドレス姿、おろおろしながら意を決したのか「キミキミーそんなに見つめて惚れちゃったかなー?」とか言うもんだから選択肢にあった【そうだ】を選ぶと「うぇええ!?…いやー…照れちゃうなー…あの…その…あんま見ないで!」ってビューンと逃げ出す所まで可愛さが詰まってて最高だったっす。そのあとお決まりの喫茶店で真理が酔って管を巻きながら「結婚…結婚式…ケッコン…凪…どこ…」なんてトラウマスイッチ発動するところも含めて二度美味しいイベントだったっすね
最後は真理を背負いながら歓楽街を背景に暗転、貰った称号の「真理を朝まで面倒見た証」って説明文も想像を膨らませたっす
それにしてもイベントギアがウェディングブーケ型のハンマーで3段目フィニッシュがブーケを叩きつけるとか相変わらずだったっす

「なぁ真理…いいだろ?」
でも…
「もう我慢できないだ」
じゃあちょっとだけ…んっ…
出撃後、うっすら汗の滲む身体、シャワーを浴びようかと思ったていたら隊長に引き止められた。その血走った目を見て察する。今日も…するんだ…
「細い腰…すべすべのお腹…」
男性を感じさせるゴツゴツとした大きな両手が私の腰をなで、腹に手を当てる。内側に熱が伝わりじんじんと温かみを帯び始める。
パチン…パチン…
ひゃっ…腹を撫でられる感覚に慣れてきた所で彼がサスペンダーをペチンペチンと弾き始める。最初は優しく、だんだん強く。また、いつもみたいに痕を付けられちゃうのかな…。ここまで来たらお次は…
ジュル…ジュルル…ズゾゾゾ…
やっぱり…隊長は私のへそに唇を当てると音を立てながら吸い付く。舌をねじ込み皮を広げてその全てを舐めとろうとする。聴くところによるとへそは内臓な繋がっているらしい。つまり私は内臓を犯されているのか。ジュボジュボと舌は止まらずガクガクと足は震え立っていられない。彼の頭を抱え込むと壁に背にへたり込む。あ、あぁ!私!へそでイッちゃうッ!!
満足したのかまた次も頼むぞ、といって隊長は去っていった。
シャワー…浴びなきゃ…

へそっす
真理は少々特殊っす
可愛いアクトレスちゃんに着せるために専用スーツをデザインしたっす
真理の中で一番かわいいアクトレスは杏奈ちゃんのはずなので杏奈ちゃんが着たところを想像するっす
おっきいおっぱいがつぶれて丸い窓に深い谷間を形成するっす
その谷間が形成する線に従って下に目をやるとへそが見えるっす
運動大好きな杏奈ちゃんのへその周りには汗が滴っているっす
へその影と汗に反射した光のコントラストこそ真理が撮りたかったものっす
へそっす

よろはもう寝るので次にスレ立てる隊長に自分の性癖を晒す呪いをかけたっす
へそっす

それで真理?どうして正座させられているかわかるか?
「わっかんな…あーダメダメは重石はマズいって!言います言います私が盗撮したからです!」
そうだ、お前が無許可でみんなを撮ったからだ。それにしてもまぁ撮ったなぁこんなに…ふーんなるほど…いいアングルだ
「あ!わかる?特にアマ女を撮るのが大変でねー…ってあー足踏まないで!」
毎回謝りに行く俺の苦労がわかるか?(グリグリ
「謝る!謝るから!」
…それで真理?データはこれだけか?本当か?この帽子の裏に縫い付けてるのは何だ?他にはもうないのか?
「もうないヨー真理ちゃん嘘つかないヨー…ってあ!ちょ!キミっ何しっ!レイプ!強姦魔!」
オラっ!脱げ!あ!ブラの内側にも隠してやがったな!ほらズボンも!
「やっ…足が痺れ…逃げっ…」
てめぇケツの割れ目に隠すとか何なんだよ!これは中まで調べる必要があるな!
「ない!ホントにもうないから!お゙っお゙っ」
イけ!手でイけ!俺のソーセージで奥まで調べてやる!(パンパンパンパンパン
「あっあっ…んーーーッ!!(ビクンビクン」
ふぅ…本当にもう隠してないようだな。ヌキ足りないからこの写真でシコってくるわ。後は掃除しとけよ真理。

ほらスカートをたくし上げるんだ…いいぞ…ははっスケスケパンツとか少しは年齢を考えろよエロいぞ真理(パシャパシャ…さてメイドと言ったら当然奉仕だよな?せっかくのパイズリ服だ!さっさとしろ……
っておいおいやる気あんのかよそんなんじゃ何時まで経ってもイけねーわ杏奈とお揃いの服着せてやったんだから同じように出来ねーのかよさっきまで撮影してただろ?あーもうこれならビデオ見ながらシコった方が早いわ何泣いてんだよ真理少しは手とか口とか動かせ工夫しろもうパイズリはいいからケツこっち向けろ…なに股濡らしてんだ真理?ひょっとして俺と杏奈のセックス見て感じてたのか?まぁ手間が省けたなッ(グニュッ…オラッ明日もこのショーケースの前に沢山お客さんが来ること想像しろッ!!店を汚して申し訳なくないのか!?ガラス越しの自分のアヘ顔見ながらイけ!!俺のクリームでデコレーションしてやるッ!!(パンパンパンパンビュルルル
ふぅ…(ブルッなんか小便したくなってきたわ真理こっち向け(チョロ…ジョボボボあースッキリした…今日も良かったぞ真理愛してる後それ夜露のだから明日までに汚れと匂い落としとけよ床の掃除もな。

ねぇねぇアマ女のケツに熱心な真理ちゃん知ってるっスか?
ちょっと学術的な話をすると18世紀の絵画ではおうまさんは夢魔即ち男性の欲望のメタファーで窓から室内に顔を出すことによって夜這いを示してたりするっス
有名なものではレズセックス現場を見て逃げ出すおうまさんの絵があるんスけどこれは要約すると想い人に夜這い仕掛けようとしたら相手がレズだった上にガッツリヤッてる最中だったからショックで飛び出したって絵っス
というかその絵を見てアマ女の三人思い出して駄目だったっス盛ってるのおうまさんっスけど
「」長も気をつけてねっス

キミキミ

私どれにしても卑しい判定が出ないんだけどどういうことかなこれ~?

なに言ってんだ真理?ちゃんとクリックしたか?ほら出たじゃないか?卑しい判定…ん?どうした?そういうモーションかけた覚えはない?そんなことない真理はちゃんと卑しい!卑しいぞ!お前ちゃんと「卑しい」を調べたことあるか?

いやし‐い【卑しい・賤しい】《形》

1.(食物などに)がつがつする。欲望をあらわにして、さもしい。「―目つき」

2.下品だ。げびている。「―行い」

完全に真理じゃないか!おいなに涙目になってんだよ!ちゃんと鏡を見たことがあるか?卑しいはまるで真理のためにある言葉じゃないか!何度でも言ってやる!真理は卑しい!真理は卑しい!泣いたって何も変わらないぞ!おい麦ソーダはやめろ!これ以上醜態をさらすつもりか?晒すならさっさとメイド服になってパンツ晒せよ真理!
……あーすまんすまん言い過ぎたって…な?ちょっと調子乗っただけだから…は?今日は傷ついたから朝まで飲む?付き合え?仕方ないなぁ…ま、どうせ潰れて俺が運ぶことになるのはわかってるし…ほら行くぞ真理!呑むんだろ?どうせならパーッと呑もうぜパーッと!!

『隊長さん隊長さん今日の私どうだった?』『よかったぞ真理、だいぶ仕事にも慣れてきたんだね』
『私にかかればこれぐらいなんてことないね!』『それで真理は自分に合った武器は見つかったかい?』
『色々試してみたけどやっぱスナイパーライフル!こう遠くからババーンとヴァイスを倒すのが楽しいんだー!』『そうか…スナイパーなら生存確率も高くなるからね。良い選択だと思うよ』『?生存確率??』
『そういえば真理は進路、どうするんだい?』『なんか私エミッション能力が高いみたいだからやっぱAEGiSに就職かな?もしかしたら東京最強になっちゃうかも』『ははは、じゃあ夢が叶うよう今日はご飯おごってあげよう』
『わーい隊長さん愛してるっ!』『そう言うのはお酒が飲めるようになって、好きな人ができたら言いなさい』
『えー隊長さんのいけずー』『こらこら』

「…ふがっ!?」起きたか真理「あれ?隊長さん?」そうだが?「へ?あれ?隊長さんじゃない?」何を言ってるんだお前は…「あ、夢か…そっか…」ほら真理行くぞ、もうお店閉まるから「うん…」どうした?「ねえ隊長…愛してる」こらこら酔ってるからって冗談はよせ「あーん隊長のいけずー」

「ねーねー真理さんしっかりちゃんと写してよ!」
「オッケー綾香ちゃん!お姉さんに任せて!」
ひょんなことから始まった撮影会。聞くところによると愛花ちゃんが「お姫様だっこって憧れるな~」とかぼやいたのが始まりだとか。そして当然呼ばれる隊長。隊長はなんなくバーベナのみんなをお姫様だっこし…ってこの人地味に体力というか筋肉あるのよね。噂ではジニーちゃんについていけるとかなんとか。たまたま事務所に来てた私が記念に写真に撮ってるんだけど…なんか隊長の後ろにすごい列が出来てる…
JC組が終わったら次はJK組、白い肌を赤くする夜露ちゃんにじっとり絡みつく舞ちゃん、あうあう言うシタラちゃん。
ここまでは微笑ましかったんだけどなー…まさか婦人会が参戦してくるとか。でも隊長も男を見せたよ。嫌な顔一つせず小結ちゃんをだっこしたもん。足は四股を踏んでたけど。杏奈もやってきてさー。一応写真撮ったけどこれ流出したら大スキャンダルじゃない?それでやっと全員分終わったからじゃあ帰りますかって時に杏奈が「真理ちゃんがまだですよー」って。結局みんなの前でお姫様だっこを。まぁ悪くはなかったよ?でも杏奈に滅茶苦茶写真撮られた。

いやー去年のクリスマスイベントの真理コミュは最高だったっすね。いつも通り杏奈とやってきて仲良いなーって。杏奈にクリスマスプレゼント渡すと「杏奈だけずるくない?たーいちょ?私のプレゼントは?」とか言ってくるのが可愛いのなんの。俺より年上なんだからそんなもんないぞって選択肢を選ぶと「21ですー!てか杏奈に用意しといて私にないってどういうことよ!お年玉じゃないんだから!」とプンプン怒るのがなるほど可愛い…。仕方ないからポケットから用意してたプレゼントを渡せば「え?本当に用意してたの?」って鳩が豆鉄砲くらったような顔して…欲しがったのはお前だろ?って感じでまた可愛い。やはり隊真理は鉄板。そのまま3人で飲みに行って相変わらず泥酔する真理。杏奈は明日も仕事だからお先に失礼しますって帰るし仕方ないから真理をおんぶして夜の街を背景に暗転するシナリオはいろいろ想像を掻き立てられたっすね
それはそうとクリスマス限定ギアがツリー型ミサイルを発射して爆発するとハートが飛び散るトップスってつまりリア充爆発しろってことっすか!どうなんすかピラミッドリニンさん!

昔買ってみた派手な赤いレースの下着、そのパンツを手の中で広げながら私は自分に問いかける。第一、今日隊長と会うのはデートでも何でもない。せっかく共犯者になったんだからその関係を有効に使おうと女一人では不審、つまりカップルの多い場所での取材に丁度いいから彼には彼氏の代わりに…。いやそれってデートなのでは?記者としての冷静に分析する自分がそう指摘する。

「いやいやいや…」
ベッドに広げた箪笥の中身を眺める下着姿の真理は思わず首を横に振る。
「何やってるの私…」
昔買ってみた派手な赤いレースの下着、そのパンツを手の中で広げながら私は自分に問いかける。第一、今日隊長と会うのはデートでも何でもない。せっかく共犯者になったんだからその関係を有効に使おうと女一人では不審、つまりカップルの多い場所での取材に丁度いいから彼には彼氏の代わりに…。いやそれってデートなのでは?記者としての冷静に分析する自分がそう指摘する。
「ないないそんなこと」
ならどうして10年前に履いていたワンピースまで持ち出しているのか。
「これは、まだ普通に着れるし…隊長がスカート姿の私を見たら驚くかなって…」
びっくりするかな?幻滅されるかな?それとも似合うって言ってくれるか。彼の反応を想像すると思わず顔が綻ぶ。ワンピースを肩に合わせ姿見の前に立つ私は頬が赤く熱に浮かされているようだった。杏奈が見たら何て言うか。
結局、何を着てもしっくり来ずいつもの私服姿に。
「キミキミー待ったー?」
待ち合わせ場所で待つ彼の腕に後ろからしがみつく。
いつもと違う下着は自分を少し大胆にさせた。

「はっ、はっ、はっ…あんっ…」
真理の両手首を掴み小刻みに腰を打ちつける。一突きしては手首を引き寄せまた突き込む。小柄な真理の身体は跳ねあごり快感を受け止め背を弓なりに反らし嬌声を上げる。そろそろ限界だ。俺は真理の細い腰を掴むとその再奥に精をぶちまけた。ズルリと真理の中から引き抜くとゴムを外し口を結んでゴミ箱に投げ捨てる。玉のような汗を額に張り付かせ深く深呼吸を続ける真理の隣に寝転んだ。
真理ってさ、まだ息の荒い真理の胸を雑に揉む。
「え!ンハッ…なに?んっ」
「いやちゃんと胸が揺れるだなって」
正常位で突いてる時にふにふにと揺れていたのが気になっていたのだ。揉み応えはないが確かに柔らかい。
「そりゃ杏奈やみんなみたいに発育良くないけど」
ぷくーと口を尖らせる真理。いかんコンプレックスを刺激してしまったか。
「ほら妊娠したらおっぱい大きくなるかもしれないだろ?」
「はー!?じゃあキミが私をママにしてくれるわけ?」
静寂が訪れる。
売り言葉に買い言葉。お互いに目と目が合い動悸が激しくなる。どちらともなく唇を重ねそのまま俺は真理に覆い被さった。
その夜ほど燃え上がった日はなかったと思う。

「ね、ねぇ杏奈…やっぱ止めようよこれ…」
「何言ってるの真理ちゃん?真理ちゃんが言い出したことでしょ?」
確かにそうだけど…
ここは某所のホテル。キングサイズの大きなベッドの上にはすやすやと寝息をたてる隊長がいる。私と杏奈で潰してここまで運び込んだのだ。
「でもさ…こういうことって卑怯って言うか…婦人会のみんなに悪いっていうか…」
「えー?真理ちゃんがそれ言うの?『最近ライバルも増えてきたねー…うかうかしてらんないよ杏奈?ここはいっそ作っちゃえば?既成事実』って言ったの真理ちゃんじゃん!」
いやでも冗談だと考えるでしょ普通。あの時は私も酔ってたし。杏奈はというとベッドに乗り上がり隊長の服を脱がせている。
「隊長の胸板大きいね!」
そうこうしている内にみるみる隊長は脱がされ一糸纏わぬ姿に…。あ、結構筋肉ついてるんだ…。
酔い潰しただけあって隊長の陰茎は通常状態。思えば男性のソレを見るのは私自身初めてだ。それを杏奈は容赦なく握ると抽送…シコシコと上下に動かし始めた。
「それで真理ちゃんどうするの?」
手は止めず杏奈は私に問いかけてくる。
「私は…私は…」

「はぁ…もういいよ真理ちゃん。その代わりそこでカメラ撮ってて。ちゃんと証拠に残さないと既成事実にならないから」
うぅ…。杏奈にキツめに言われ準備していた三脚とビデオカメラを設置。愛用のカメラも手に構える。杏奈も全裸になり自分を慰めながらソレを大きくさせようと抽送を繰り返す。
「アハハッ見て見て真理ちゃん!隊長のおちんちん大きくなった!」
初めて自分の力で大型ヴァイスを撃破したときのような笑顔で下品なことを口にする杏奈。隊長のミニサーペントは立派なサーペントへと変貌していた。
「それじゃあ今から宇佐元杏奈は隊長とセックスしまーす!」
動画にキチンと残すためだろう。声高によ杏奈は宣言する。
「あ…大きい…結構キツいですね…皆さん見えますか?今半分くらいが私の膣内に…んっ…ここが処女膜でしょうか…ぶつかって…宇佐元杏奈破瓜の瞬間はこの後すぐ!あいッ…痛ッ…くぅぅ…挿り…ました!今隊長のおちんちんが全て杏奈の中に…全部ッ!!」
二人の結合部、そこから流れる鮮血を逃すまいと私はひたすらシャッターを切る。本当はこんなことはいけないのに今だけはジャーナリストとしての自分が恨めしかった。

「はぁ…ハァ…んっ…ハァ…」
痛みも引いたのか杏奈は徐々に隊長の上で腰を降る。玉のような汗を撒き散らし、私のことなど忘れて夢中になっている。
「ゆみちゃんやッ!小結ちゃんには負けないんだからッ!」
杏奈の思う仮想ライバルの名を口に出しながら貪欲に性を貪っていたがその終わりは唐突に訪れた。
「へ?あれ?隊長出しちゃった?」
杏奈が隊長から退くと陰茎はまた柔らかくなっており杏奈の股からは赤の混じった白濁液が流れだしている。
「うーんもうちょっとでイけそうだったけど既成事実は作れたしいっか!宇佐元杏奈は隊長に種付けされちゃいましたー!真理ちゃん撮ってー」
隊長に抱きつき股を開いてピースする杏奈を私はカメラに収めた。
「それで真理ちゃんはどうする?真理ちゃんも欲しくなったでしょ?」

「真理ちゃんいいよいいよー」
私は今、先ほどの杏奈と同じように隊長に跨がり腰を振っている。あんなのを見せられたら私の女の部分が疼いたのだ。それにもう杏奈がヤった手前1人や2人も一緒。そんな訳の分からない理屈を捏ねながら隊長にキスをする。私だって隊長のこと…。すると
「ん…んん…」
ああマズい…隊長が目を覚ます…

何かがおかしい。このところどうも若年のアクトレス達に避けられている気がする…やはり怜ちゃんをからかってる時にうっかり更衣室にカメラを仕込んでいたことをうっかり話してしまったのが不味かったのだろうか…
別にアクトレスの裸を売って大儲けなんて考えてるわけではなく何気ない日常の無防備なアクトレスの写真なんかは人気が高い、例え服を一枚も脱いでいないとしても「アクトレスが更衣室で着替え中」というシチュエーションさえ伝われば十分な価値になるのだ、多少際どいショットならなお良いだろう。ありゃ、弁明になってないなこれは
ともかくこの盗撮魔という汚名はいち早く返上しなくてはならない。せっかく上手く成子坂に潜り込めたのに周りに身構えられては得られる情報も得られなくなってしまう。そうだな、まずは綺麗な写真を撮って「あっ、真理さんって案外普通の写真も撮るんだ~」って感じのイメージを植えつけてみようか
そんなこんなでとりあえず近場の河川敷に来た。風景の写真を撮ろうとしてなぜ河川敷をチョイスしたのかと聞かれれば「なんとなく」というほか無いがこの選択は正解だったらしい、いつもちびっ子やお年寄りが少なからずいるこの河川敷だが今日は人がいつもより少ない。人が多い時はよさげなポイントを見つけても人が写真に写り込むため渋々場所を変えないといけなかったりするが今日はその心配は無さそうだ。
その辺をうろうろしながら適当な場所でシャッターを切る。こうして写真を撮っていると最近は資金調達やコネクションの確立のための示談交渉やタレコミに使う写真ばかり撮っていてこんな風にゆっくり思うがままに写真を撮る機会はあまり無かったとふと思い出す。
成子坂に入る前は凪の事を追うのに必死だったが隊長に会ってからは少し肩の荷が下りた気がする、凪の事件の事を打ち明けられる身内なんてこれまでいなかったが隊長に話してからは少し楽になった。頼りないくせになんでも話しやすいのはあの人の才能なんじゃないだろうか、きっと他のアクトレスから信用されているのもそういうところだろう。かくいう私も凪の事件を追いながら汚い大人の事情を知って荒みきった心を隊長にほぐされつつあるのを自覚すると近くに誰もいないのに頰が赤らんでしまう。
そんな事を考えながらも写真を撮るがどれも自分の理想にあと一歩及ばない、初めこそ邪な理由で写真を撮り始めたが一度エンジンがかかってしまうと納得がいくまで止まれない。自分の理想に近づけるために様々な工夫をしながら写真を撮っていると春の暖かな風が通り抜ける。
直後、自分に電気が走ったような衝撃を感じた。「来た、シャッターチャンス!」長年培ったセンスで頭が理解するよりも先に本能で体は動いていた絶妙な角度、絶妙なタイミングでシャッターを切る。私は私の心のように晴れやかな空の下で偶然通りかかった愛花ちゃんの風でめくられたスカートから覗くパンツを激写した

「がー…すぴー…ずももも…ふがっ!?」
あえ…なんで私寝て…ここソファー…?確か酔ったけどなんとか家に帰って…うぅ…それにしても寒い…近く毛布が…ん?なにこの暖かいの…
「あったかい…」
なんか…隊長の背中思い出す…前におぶってくれたとき…あれよかったな…大きくて暖かくて…でも隊長が家にいるわけないし…
「そっか夢…夢ね…」
だったらいいよね…少しくらい…こうやってギュッとして…隊長の匂いがする…落ち着く…あったかくて…

これはマズいことになった。何故か自宅と勘違いした真理が事務所に来たからとりあえずソファーで寝かした所までは問題なかったがこれは…
「ふにゃ…ぬくもり…」
いきなり背中に抱きついてきて寝てしまうとか。いつもなら叩き起こすんだがこうも気持ち良さそうにだとな。可哀想って言うか。
「えへへ…たーいちょ…」
どんな夢を観てんだか。真理を起こさないように背負い仮眠室へ移動。ベッドに下ろすつもりだったが全く離れず…。このまま緩まるのを待っているつもりだったが…
「ふわぁ…俺も眠く…少しなら…」
ベッドの誘惑に耐えきれず俺の意識は沈んでいく。
翌日、悲鳴で起こされるのはまた別の話

「キミキミーお姉さんを酔わせてどーするつもりー?」
そっちが勝手に呑んでるだけだろ、とは言うが酔っ払いは聞く耳持たない。今日も塩キャベツを摘まみながらはいはいと相槌。トイレ行ってくるねーと恥じらいの欠片もない発言をして戻ってきたと思ったらどっかり隣に座ってきた。腕を肩に回して密着してくる。香水と酒の匂いが混じってくせぇ。
「それで隊長さんはだれ子ちゃんが一番好きなのー?」
空いた片手で俺のシャツのボタンを器用に外す真理。おい乳首を弄るのはやめろ。適当にはぐらかすと今度は目を潤ませながらこちらを見つめてくる。
「私じゃ…ダメ?やっぱりキミも胸が大きい方がいいの?」
ここでそうだって言うと泣くんだよなー…前もそれで大暴れで店に迷惑かけた。と言うかあの日はお互い酔ってたから水に流そうって決めたじゃないか。まぁ貧相な身体だと馬鹿にしてたけどなかなか味わい深かったよ?初物だったし。でも付き合ってる訳じゃないしなー。
そんなことを考えていると真理が目端に涙を溜め始める。はぁ、と小さくため息。俺は真理の髪を撫で軽く唇を重ねるとパーッと笑顔が花開く。俺は真理を腰に抱きながらホテルへと歩き始めた。

私は…夢を見ているのだろうか
「真理さんこんにちは」「こんちは~」
目の前には成子坂所属のアクトレスちゃん達、いつもの光景に見えるが実は違う。なんと全員ズボンやスカートを履いてない!パンツ!下半身パンツだけ!何でみんなそんなエッチな格好してるの?
「パンツって何ですか?これはズボンですよズーボーン!」
まぁパンツでもズボンでもなんでもいっか!とにかく可愛い女の子たちが私の前でこんな格好してるんだからこれはシャッターに収めるしかないね!
とくに恥ずかしがる素振りもないみんなの写真を撮っていく。そんなとき後ろから聞き慣れた声で話しかけられた。
「よお真理」
なんだキミか、と私は振り向く。しかしそこにはパンツがあった。正確には白のブリーフ
「な、ななななんでキミパンツ一丁なの!?」
「パンツじゃねえズボンだ」
やば…ちょっと吐きそうこれ…

「ううう…キミはボクサーパンツ派でしょ~」
さっきまで緩みきった顔をしていた真理はまるで梅干しを食べたように顔をしかめている。パンツだとかズボンだとか呟いているがそろそろダメかもしれない。とりあえず俺は珈琲を淹れ真理を叩き起こすことにした。

「はーい笑って~」「神宮寺さん綺麗に撮ってね!」「はいな!」パシャリ
今日は成人式。成子坂ではいなかったが中野のやよいと桃歌ちゃんがついに成人を迎えた、とのことで真理に頼んで振袖姿の写真を撮って貰っている。
「桃歌ちゃんさーもっと自然に笑えない?」「これが素だゾ☆」
慣れてるだろうからこっちは大丈夫だな。それでやよい?サツキさんから振袖預かってんだから早く着ろ。<お断りだYO!!
くっそこいつ…。って何やらガヤガヤと
「おばさんの見立てよりこっちの方がとーかちゃんの魅力が引き立つゾ☆」「誰がおばっ…頼まれたからロハにしたけど料金請求してもいいんだからね!」「いやーん隊長さーんあのカメラマン怖ーい」「ちょっとキミ!?」
はぁ…どうしてこんなことに…。とにかく二人を宥めて撮影再開。結局やよいはいつもの格好。振袖とラッパースタイルの奇妙な2ショットも撮る。この時が一番良い笑顔だったな桃歌ちゃん。
「今日はありがとな真理」
「可愛い女の子の写真が撮れたからOK!いやー振袖とか懐かしいなぁ~」
「真理も成人式行ったのか?」
「そうそう十年くらいま…」
「ん?」
「去年だゾ★」
とりあえず真理の頭は叩いた。

「え?私のギアがミミズクモチーフなのにミミズクっぽさがない?」
そうだ。実は結構気になっていた。他のアクトレスのギアはそれなりに生物の意匠が感じられるのに真理のはどちらかと言うとカメラっぽさが先に出る。てかミミズク要素いらなくない?お前にあるの?ミミズクっぽさ
「なっ…キミキミそれちょっと失礼っしょ!あるよ!ミミズクっぽさ!猛禽類顔負けの獲物を狙うこの眼光!肌荒れを気にするぐらいの夜行性!」
いや…まぁ、うーん…。
「あーわかったわかりました。ちゃんとミミズクっぽい所見せるから首を洗って待ってなよ!」
と言われて3日後
「はーい真理ちゃん今から首を360度回しまーす」「えぇえ!?私に出来るかなぁ…」「できるよ真理ちゃんなら!ほら座って座って」
目の前では真理と杏奈がなんか寸劇を始めていた。
「隊長見ててくださいよ~…行くよ真理ちゃん!」「はいな!」
真理は円柱状の、顔の部分が空いた筒を被され杏奈がそれを回す。真理はそれに連動して顔を回し逆側から、まるで1周したように…
「真理ちゃんスゴい!ミミズクみたい!」「どーよ!!」
「パクりじゃねぇか!」
俺は真理の頭を叩いた。金属はよく音が響いた。

隊長が真理さんの写真を待ち受けにしてると聞いて事務所が騒然となるっすけど酔い潰れてお見せできないような惨状の写真で一同ホッとする流れっす

真理さんは杏奈ちゃんに連行されてお説教っす

「真理ちゃんこの写真なに?隊長の待ち受けなんだけどこれいつもの店じゃなくてこれ真理ちゃんの家だよね?真理ちゃんと隊長がよく2人で呑んでて仲良いのは知ってるけどちょっと不用心すぎない?真理ちゃんだって知ってるでしょ?隊長のこと好きな人が事務所に結構いるって」
──いやでもそれ隊長の端末だし…文句なら隊長に…
「真理ちゃんッ!!話の論点をズラさないでッ!!今私は真理ちゃんと話してるの!せっかく真理ちゃんも成子坂に馴染んできたのにどうしてこんな火種になるようなことするのっ!」
──確かその日はお店が定休日で…
「言い訳しない!真理ちゃんだって報道の人間だからわかるよね?もしこの写真が私だったら『元メリーバニー宇佐元杏奈熱愛発覚お相手は所属事務所の一般男性ウサギは万年発情期』とか書かれちゃうんだよ!というか小結さんとかゆみさんとかこの写真スゴい形相で見てたんだよっ!本当にこの日は呑んだだけなんだよね!間違い起こしてないよね!?」
──うん…その日は危険日だったからシてな…あっ…
「真理ちゃん!?あ、ちょっ真理ちゃん待って!おい待て!真理ちゃん!!」

「お帰りなさいませご主人様♥」
「チェンジで」
「ちょっとちょっとキミキミぃ~それはないんじゃなーい?」
と真理は冒頭の媚びに媚びまくった猫なで声を止めいつもの声色に戻る。
「せーっかくキミのために着てあげたんだから真理ちゃん可愛い!とかお小遣いあげちゃう!とか言えないの?」
「どうせ写真撮りに来たら着せられたんだろ?」
バレた?と真理は小さく舌を出す。
「杏奈と小結ちゃんがまた期間限定でウェイトレスしてるからさ~前これなかったからリベンジ。そしたら杏奈に『真理ちゃんも着よう!お揃い!』って言われて」
相変わらず仲の良いことで。立ち話もなんだと真理に連れられ4人掛けのボックス席に通される。この時間は人が閑散としており1人でも迷惑にならず…ってお前なんで座ってんだ?
「別に私バイトじゃないし」
対面に座る真理はニコニコしながら勝手に店員を呼ぶ。おいまさか俺の奢りじゃ
「ハートマークとか描いてあげよっか」
程なくしてやってきたオムライスに真理はケチャップで…なんだよ『醜聞』って…よく書けたな…
結局、真理の頼んだチョコレートパフェ代も俺が払うことになったのは言うまでもない。

「隊長。真理ちゃん泣かせたって本当?」
腹を空かせたリンが給湯室の戸棚を漁り出す昼下がりのこの時間、杏奈は真剣な眼差して俺にそう問いただした。
「?何のことだ」
「……昨日の夜真理ちゃんと何してたの?」
事務所の温度が5度くらい下がったのを感じた。温度計が壊れてるのが残念だが。
「あー…えーと…」
答えに困った俺は目を泳がす。舞が鼻にティッシュを詰め上を向く。深沙希さんが…今は出撃中か、残念。文嘉が船を漕いでいた。不真面目な奴だ。事務所を見渡しても良い言い訳が見つからなかったので正直に白状する。
「真理の腹を…」
「真理ちゃんのお腹を!?」
「柔らかいなー気持ちいいなーってこう…ぐにぐにと…揉みました」
……………………
「わかる!真理ちゃんスレンダーなのに柔らかいとこは柔らかくてー」
「だよな!あれに抗うのは現代人には無理だよ…」
今日も成子坂は平和だ。
真理は一週間行方をくらました。

「いやいやいや……」
「いやいやいやいや……」
「む、むふっ…むふふふふ」
ダメだ私、完全に浮かれてる。右手薬指に輝くペリドットの指輪を天に掲げ私はそのままベッドへダイブ。スプリングの聞いたベッドは私の身体を優しく受け止め開放的な気分にさせてくれる。
「これってさ、そういうことだよね…」
『一緒に歩むアクトレスへ…』
指輪ケースに添えられたメッセージ、それを思い出し私はまたニヤニヤと一人笑みを零す。
「一緒に歩む…共犯者…相棒…パートナー…」
私と隊長との関係、それを再定義しようとするもうまくいかない。思えば可愛い女の子と同じくらい隊長のことを見ていた気がする。そう思うくらい今の私の脳内は隊長のことで支配されている。
「これは私…明日からどんな顔で隊長と接すればいいんだろう…」
「むふふ…お姉さんの魅力に隊長は釘付け…なんちて…むふふふふ」
そんなことを考えながら私は指輪を胸に抱き目を閉じた。
後日、一番調査で活躍してるからという理由で指輪を渡されたことを知り私のわくわくを返せと隊長を連れて呑み歩くのはまた別の話。

目を開けて、数分自分の目に映る自宅の天井を見つめる。
そのままぼーっとしているとセットしていた目覚まし時計が鳴り始めたので布団から身を乗り出し休日なのに意味もなく鳴る五月蝿いベルを止める。寒い、なにせこの季節の朝だ最近は特に気温が低くて家の中といえどとても下着だけで布団から出ると体が震えてしまう。
ん?下着だけ…?寒さで目が覚めたからだろうか、突然今の自分の格好に疑問を持つ。普段は風呂に入るのを面倒がったりして着ている服のまま布団で眠りについたり、作業中に机に突っ伏して力尽きることはあれど服を脱ぎ下着一枚で眠りにつくことなどあまりなかったはずだ。昨日の夜何をしていたか目を閉じて思い出そうと試みる…そう、確か昨日はいい時間まで調査に駆り出されそのお詫びにと隊長にお酒を奢ってもらっていた。そこで現役アクトレスの中で一番可愛いのは誰かという話で盛り上がって酒が進んで…
酔っ払っていた自分の醜態が思い出したくないのに鮮明にフラッシュバックする。酒が入りすぎて酔い潰れた私は隊長に「おんぶ、おんぶ~」などと子供のようにねだり、隊長は律儀にも私を背に乗せ、いつも私が飲み過ぎた時に私を家まで送ってくれるルートで私の家までおんぶを決行したのだ。
そして家に着き、私は隊長に「お姉さんの手料理披露したげるから帰らないで~」などとほざき、その上キッチンではなくベッドに向かいおもむろに服を脱ぎ「手料理はワ・タ・シ♡」と…それ以上は何も思い出せない。恥ずかしすぎて頭がショートしているのか、脳が思い出すことを拒絶しているのかは分からないがこれ以上は思い出せない…恐る恐る布団に目を向けると呑気な顔で眠る私の想い人がそこにいた
~La fin~

俺の部屋に夜這いを掛けようとした怜が今日俺が当直であることに気づかずベッドで熟睡しているこの時間、成子坂は一つの問題に直面していた。
「暇だねー」
そうこぼしたのは同じく当直の真理だった。珍しい事に酒を入れずに出社してきた時は偽物かと疑ったものだ。
「もう少しで退社なんだから耐えろよー?」
同じように思っていた俺は適当に返す。しかし暇なのは変わらないから暇潰しに良さそうなものを探すべく事務所をざっと見て回る。夜露の水着が干してある。深沙希さん愛用の電気湯たんぽが付けっ放しだ。そっとしておこう。文嘉のPCも付けっ放しだ。プラグを抜く。……ん?これは…!
「よし、真理!これで暇潰しだ!」
「ちょ、ちょっと待って…そんなモノで一体何をするつもりなのかなー…?」
「決まってるだろう…?」
俺は笑顔で真理の肩を掴んだ。
………………・
「あ゛あ゛あ゛あ゛……意外と気持ちいいねこれ。初めてこんな使い方したよー」
俺は電気マッサージ器で真理の肩をほぐしている。そろそろ交代して欲しいのだが…

シュッ、と私の顔の側に拳が通り抜ける。遅れてドン、と耳をつんざくような音が背後の、私が追い詰められた壁から響く。思わず私は「ヒッ」っと声をあげる。
「ね、ねぇ…冗談はさ…これくらいにして…」
「お前がいけないんだぞ真理…」
怖い。退路を絶たれもはや私に為すすべはない。そんな私を見下ろす隊長の目は冷めきっていて、いつもの優しい隊長の姿はどこにもない。膝を震わせ私はただガクガクと縮こまるばかり。
「やだぁ…やだよぉ…なんで私なの…?杏奈とかでいいじゃん!」
「ここまで来て往生際が悪いぞ真理…受け入れろ」
精一杯、喉から絞りだした言葉も彼には届かない。男の人がこんなにも怖いなんて私知らなかった。いや違う…多分隊長だから…
「ほら真理…手を出せ…」
「う、うわぁぁあ」(ドンッ!!
「あ、おい真理!!」
私は両手を勢いよく突き出す。虚を突かれた隊長は尻もちをつき私はその脇を走り抜ける。
「おい!真理!待て!」
後ろから隊長の叫ぶ声がする。私はただひたすら走った。
「真理ちゃんと隊長まーたやってる。真理ちゃんさっさとアニバーサリーリング貰っちゃえばいいのに…」
杏奈は二人の茶番を眺めながら独りごちた。

事務所で深夜に仮眠してシャワー浴びようと半ば寝ぼけながらシャワー室へ向かったら真理が先客っす
見てないっすよ?シャワー室の不透明の壁隔てた所で隊長は気づいたっす
だからセーフっすけどその不透明の壁の向こうにぼんやり見える人型と寝ぼけた頭が不意にアクトレス時代時代の真理の姿を思い出させたっす
壁一枚向こう側にいるあいつが昔憧れていたというかぶっちゃけ欲情の対象だった女性と同一でしかもそのころと殆ど変わらない姿を保ってることに気がついたっす
そこまで考えたところで覚醒しつつあった体が昔の欲情まで思い出しかけてあわててそこを離れる隊長っす

 

とてもじゃないけど今の状態で真理にあったらどうなるかわからないから
真理がシャワー済ませる前にすべてをほっぽりだして帰る準備をする隊長っす
でも間に合わなかったっす
しかも元トップアクトレスの感覚は伊達でなくてばっちり隊長がシャワー室の前に迷い込んだのもそれに他意がないことも把握した上でわざわざ隊長いじりにタオル一丁でやってくるっす
そっけない反応にプラスアルファくらいを期待して隊長にちょっかいをかけたら予想外にカワイイ反応する隊長に調子のってあれこれポーズ決め出す真理っす
そろそろ隊長の性欲がメルトダウン寸前っす

よろ思うっす
情報の非対称性こそいいよね…の源泉っす
だから未来から来た真理の娘をなのる銀髪赤眼の女の子が去り際に真理にだけ「おとうさん」の名前を囁いて去ってから
うわーいくらもしないうちに私ってばあの人のものになっちゃうんだってことあるごとにキャラ崩壊したり
その人が近づいて来る度にその時か!?その時が来たのか!?とガチガチに緊張したり毎日勝負パンツを履く羽目になって足りない分を会いに行ったら安奈にかなり力入ったニュー勝負パンツを買うところを見つかる真理とかそういうのが生まれるのがこっち(真理)は知っててあっち(おとうさんカッコカリ)は知らないという情報の非対称性っす
お分かりいただけるっすかね

ココイチでカレー食ってる最中に思い付いたっす

「いきなり『今暇か?お前に頼みたいことがある』って真剣な声で呼び出しておいて会うなりカレー食べにいくぞって言い出すのはどうかと思うよキミー」
「いいじゃないか。というか真理のことだからこうでもしなきゃ飯抜きで作業してただろ」
「う゛っ…それはまぁ…ハイ…その通りです…」
「全く…それで職場で倒れられたら怒られるの俺なんだぞ?責任感がないだのなんだのと言われる身にもなってくれ」
「善処しまーす」
「する気ないだろ?」
「いやいやいや、ちゃんとするよ?あ、ほら!そんなことよりさ!カレートッピングなににする?私カツとか行っちゃおうかなー!」
「お前なぁ…いや、まぁいいか…というかカツ食うのはいいけど胃もたれとか体重は責任取れんからな」
「もうちょいデリカシーとかないかな!?」
楽しい会話と食事は、彼女に『現在』を与えるやりとりの一つ。
彼女の時間が、彼と共に歩む日は、彼女が思うほどは
遠くない。

真理が隊長を連れて行為室に行ったっす

「お、落ち着け真理…な?」
「んーー!!んーー!!」
更衣室に連れてかれ、ロッカーを背にいわゆる壁ドンの形にされた俺は身体を密着させる真理を必死に説得する。目を赤くして唇を尖らせる真理は俺の唇を重ねんと背伸びする。それでなんとか届くか届かないかの身長差なもんだから真理も俺の肩を両手で鷲掴みにし、プリマもかくやと爪先立ちを試みて、失敗。それを何度も繰り返す。
「よく考えるんだ真理」
「ーーーっ!!」
まるでイノシシのように鼻息荒くする真理の肩に手を置き俺は真理を宥める。確かに男の腕力を使えば押し退け抜け出すことは容易いがそれではいつまで経ってもイタチごっこ。
「それにもし今お前と子どもを作ったら凪のことはどうするんだ!」
「…………」
あまり言いたくなかったが切り札を使わせてもらった。興奮した馬のようだった真理もそれを聞くと大人しくなる。まるで主人に怒られた犬みたいにシュンとなる。もし耳があったらペタンと垂れていたことだろう。
「ほら、な?呑みだったら何度だって付き合ってやるから」
不憫に思い頭を撫でてやると真理は猫のように身体を擦りつけてきた。

かくかくしかじかで隊長とホテルで一夜を共にすることになった私は、隊長と身体を重ねていた。
「あっ…隊長…そこっ…!」
「うっ…イクぞ杏奈…!」
まてまて。なぜそこで杏奈の名前が出る?
「………薫子?」
「なんで次に薫子さんなのさ!」
「じゃあ陽子…いや海良…?」
「その二人も名前で呼んでんの!?…じゃなくていくらなんでも酷くないかなキミ!」
お互い裸なのも忘れて隊長の頭を引っ叩く。こうなったら絶対私の名前を言わせてやる。
「夜露」「違う」「シタ…いやなんでもない」「おい」「文嘉か!」「どういう意味?」「楓?」「違うなぁ」「怜…じゃなきゃリン!」「後で謝りなよ」「綾香…ハハッ」「なにがおかしい」「ゆみ…」「残念」「やよいだったのか」「違うよ」「えり!」「じゃない!」「小結さん…まさかな」「今どこ見た」「ジニーになれ…」「ならないよ」「紅花アル?」「違うネー」「杏奈」「さっき言った」「舞ではないよな」「そうだよ?」「芹菜にゃん?」「違うにゃん」「盟華でしょ」「違うし」「明日翔チュン!」「違うピヨ!」「来弥!」「誕生日おめでとう!」「加純?」「どこまで関係持ってるの隊長…」「有人ーっ!」「気持ち悪いわーっ!」「ラプター!」「うわっ」「芳佳っ!」「…誰?うっ頭が」
キリがない。言うまいと思っていた疑問を口にする。
「隊長、私の名前覚えてる?」
「すいません……自己紹介お願いします…」
「私の名前は神宮寺真理だーっ!」
私は目の前の男を殴り飛ばした。

SDアクトレス…それは高次元的な何かがエミッションでアリスギアすると現れる謎の生命体。
<キミキミー
何故か出現するSDアクトレスは基本的に害はない。
<シャシン!シャシン!
いつの間にか皆もSDアクトレスという存在を受け入れすぐみや安里が彼女?達の家を作ったりしている。
<ネコソギアテルヨー
だが気にならないか?彼女達の生態、どこまで人間と同じなのか……

 

彼女らの常食であるアニマにアルコールを混ぜて渡すとSD真理は頭をくらくらさせる。小さな衣服を脱がすとスッポンポンに。巨大な頭にイカ腹、細い四肢は生物?としてどうなんだ?と思いつつツルツルの胸部に指を伸ばす。
<キミキ…アッ…アッ…
感じているのだろうか?ちょっと楽しくなってきた俺は今度は股に指を這わす。クニクニと柔らかい感触を楽しみながらツプリと“穴”に指を挿し込むとプシュリと潮のような液体を噴き出した。ぺろりと舐めるとこれはアニマだと判明。これは面白い。もっとSDアクトレスの生態を調べようとワクワクしているとガチャりとドアが開く。
「ちょっとキミ…何してんの?」
振り向くと青ざめた顔をした真理が立っていた。見られたからには仕方ない。本物の真理にもSD真理と同じことをしよう

真理をお母さんにしたいっす

杏奈ちゃんをママにしたいっす

それぞれもう一方に懐くこどもたちっす

一つ、困ったことがある。
「父さん!」「パパ!」
「どーした我が子ども達よ」
『杏奈を幸せにしてね』と言われ『真理ちゃんを幸せにしてっ!』とも言われ折衷案として二人と結婚した。真理は男の子を産み、杏奈は女の子を産みはや数年。俺たち家族5人は仲良くやってきたのだが
「「母さん(ママ)嫌い!!」」
困ったことになった。二人の拙い説明をまとめるとこうだ。息子の方は真理に写真をばかすか撮られるのが嫌で、娘はなにかにつけて食えだとか鍛えて汗を流そうと提案してくる杏奈が嫌らしい。逆に息子は一緒に活発に運動に付き合ってくれる杏奈が、娘は可愛い衣装を着させてくれて写真を撮ってくれる真理が好きなようだ。両方とも俺の遺伝子が半分混じっているとはいえこうも自分の母親と相性が悪いとは。まぁ軽い反抗期なのだろうと生暖かい目で見守ることにする。ちなみに困ったことと言うのはこのことではない。
「「娘(息子)に嫌われた~」」
夜な夜な二人の子ども達が寝たあとベッドで愚痴を吐く二人の母親達だ。二人からなんとかしてと言われ母と子の間で俺は板挟みになっている。あぁ、そんな俺の愚痴を聞いてくれる人はどこかにいないのだろうか。

「わたしね…きすがすき」「ぼくも…」
母さんとママと父さんが順番に部屋にやってきて、僕たちにおやすみを言う。僕ときみは3人におやすみを言って目を瞑る。最初はきみからだったよね。明日は杏奈ママに何して遊んでもらおうか、そんなことを考えていたらきみに乗っかられて初めてきすをされた。時々母さんや杏奈ママにされることはあったけど何かが違う。そのときはそう思ったんだ。
「なめてあげる」
初めて二人で夜更かしして、二人で父さん達の部屋を覗いたときはすごかった。何度も何度も二人で見ているうちにそれが“せっくす”ってことを知った。私たちもやってみたい。きみにそう言われて僕は杏奈ママとそっくりなきみにおちんちんをなめて貰っている。あの部屋で見た光景の再現。だから今度は僕の番。父さんの見様見真似できみのおしっこの出る穴を舐める。
「なんか…ふわふわする…」
そして次は“せっくす”父さんとは比べ物にならないほど小さなおちんちんをきみの穴に入れるとトロけるほど気持ちが良い。
「きみはどう?」「わたしもきもちいい」
父さんにも母さんにもママにも秘密で多分イケないこと。でも僕はきみのことが好きになってしまったんだ

「ま、待ってキミ!ナマはマズいって!」
両肩に手を当て必死に拘束から抜け出さんとする真理の腰をしっかりと掴み俺は抽挿を激しくする。
「今日はホント無理だから!危険日だからっ!」
真理は気付かないのだろうか。そうやって泣き叫び、懇願することが余計こちらの情欲がそそることになることを。頭一つ低い真理。いくらアクトレスとして、ジャーナリストとして鍛えているとしてもお肌の曲がり角を迎えた三十路に働き盛りの男の筋力に勝てるはずがない。しかも初めて身体を重ねたときは処女。体型か性格か、はたまたメリバ時代の売り方が尾を引いているのか。一丁前にオトナの魅力で籠絡とかダサいことを考えているからこうなる。
「オラッ!孕め!」
「やだやだ赤ちゃんはダメ!アクトレスも記者も出来なくなるっ!」
おうおうそれでいい。杏奈から許可も貰っている。それで真理の馬鹿げたことが落ち着くなら結婚だってするし父親にだってなってやる。その勢いで俺は真理を押し潰すように再奥へと精を吐き出す。
「うぁ…出てる…やだぁ…」
ズルリと引き抜くとこぽこぽと女性器から白濁が溢れ出す。まだ足りない。俺は真理の身体をうつ伏せに直し再度挿入した。

「ニコタマ食べた」って整備部の人と何気なくはなしてたらいつの間にか隊長とタマちゃんとエッチしたって噂がアクトレス中に広まってるっす

「ついに尻尾を出したねこの色情魔!!」
有人やアレックスと整備室でサボり(談笑)していると調査から丁度帰ってきた真理がいきなり会話に割って入ってきた。
「どうしたんだ真理」「そうッスよ真理さん」「何か我々に用ですか?」
せっかく男3人ダラダラと楽しく喋っていたのに水を差され当然俺たちは不機嫌に。だがこっちの心情などお構いなしに鬼の首を取ったような顔をする真理がまくしたてる。
「いやいや違うっしょー?聞いたよキミたちの会話。ちょっとマズいんじゃない隊長さー。舞ちゃんとヤったとか。醜聞どころの騒ぎじゃないっしょー?」
弱みを見つけ、どう調理しようかと舌なめずりする猛禽類のような真理とは対照的に俺たちは何の話かと顔を見合わせる。そんなとき有人がポンと手を叩いた。
「アレじゃないッスか?隊長さんの言ってた『ニコタマ食べた』って発言」「「あー、なるほど」」
俺とアレックスもコクコク頷き、よく理解してない真理と答え合わせ。
「はぁー!?つまんないつまんないつまんない!!」
それで俺は勝手に勘違いした真理の溜飲を下げるため呑むことに。全くとんだ厄日だ。

「神宮寺食べた」
「隊長さん流石ッスね!」

「はぁ…杏奈いい…エロいわこれ。ね?ね?キミもそう思わない?」
「エロ!?エロって言いましたか真理ちゃん!!」
かたやブルマを着る杏奈。かたやカメラを手にローアングルになる真理。トレーニングルームに作られた簡易撮影スペースで真理がAEGiS提出用の写真を撮っているのだが皆のたっての希望で俺が監督兼監視をしている。そして今は杏奈の番。
「か、可愛いと思って着たのにエロいって…真理ちゃん騙しましたねっ!」
「いやいや小学生とかが着たら可愛いよ?私だって昔は着てたし。でも杏奈が着たらそれは違うっしょー?」
ねー、と同意を求めるようにこちらを見るのは止めてほしい。俺がいる腹いせにかさっきから真理は一々エロいだのなんだの同意を求めてくる。婦人会全員の前で肯定するのはとんだ羞恥プレイだ。
「隊長も私のことそーゆー目で見てるんですか…?」
たゆんたゆんと胸を揺らしながら上目遣いで杏奈が近付いてきてほんと…はい。
「えっちぃのはだーめーでーすー!」
結構面として言われるとダメージがデカい。隣の真理は爆笑しながら後は薫子さんかーなんて呑気なことを言う。
真理がブルマを着て写真を撮られまくるのはまだ先の話だ。

キミキミー私の体操着なんか見ても仕方ないよー?って引きながらあわあわする真理に着せたいっす

「次は当然真理の番だろ?」
「そうですよ真理ちゃん!私に着せといてはいお終いなんて筋が通りませんっ!」
ジリジリと後ずさりをする真理と同じように杏奈と俺もジリジリと真理との距離を縮める。明らかに額に脂汗を滲ませる真理の表情がコロコロ変わって面白い。
「この前だって似たようなスポーツウェアを着てただろ?露出度だってそう変わらないじゃないか」
「そ、そうかもしれないけど違う!だってブルマだよ!?私が学生時代着てたやつだしブルマは学生が着るもんなんだよ!?今更なんて…」
「えぇ!?真理ちゃんそれがわかってて私に着せたんですかっ!?」
そう言われ真理の言葉が詰まる。結果的に自らの首を締めることになり真理の表情がまた変わる。そこでトンと音がして真理の後退が止まった。壁だ。もしここで俺らが一人だったら真理も逃げ切れたかもしれない。だが二人だ。
「隊長!真理ちゃんの腕を掴んでください!」
「よし杏奈脱がせ脱がせ!!」
「いやぁああ!!犯されるぅう!!誰か助けてぇえ!!」
そんな真理の絶叫が成子坂に木霊した。

パスポート、日用品、カメラ、PC。長期出張もかくやという量の荷物を鞄に詰め込んで明日へ備える。
最初の場所はフランクフルト。そこから鉄道でヨーロッパを回って…そこから先が全く未定。旅行というにはあまりにも計画のない、本当の旅。
きっと、彼がここに来る前はこうしていたんだろう。これが彼にとっての日常で、成子坂にいたのが非日常。どうしてそんな旅を続けているか、寝物語に聞いたことはあったけど、はぐらかされてしまった。
まあ、自分にとってそれは重要なことではない。…などと言えるのは、凪が無事に戻って、過去が清算されたからだろうか。今まで迷惑をかけ続けた相手もたくさんいた。今にして思えば、向こう見ずが過ぎた。それが私の良さだ、と彼は言うけれど。
ふと、チャイムが鳴った。この音を聞くのも今日が最後になるのだろうか。妙な感慨を覚えながら、扉を開ける。
―よう、風邪ひいてないか
数年ぶりに聞いたその声で思わず涙ぐんでしまって、顔を伏せた。ああ、でもこれを言わなければ。
「おかえり …それじゃあ、行こっか」
荷物をもって、扉を手放した。はるか離れた異国の地で、二人根付いて暮らすのは遠くない未来の話。


真理 / 怪文書1 / 怪文書2

 

キミキミ~ろだにも神宮寺レポートがあるから見るんだぞー?
読まないと、私ほんとに行っちゃうぞ?


今日は真理さんの怪文書でシコりましたか?

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