In-Game Tutorial 1

Last-modified: 2016-04-07 (木) 05:29:50

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ようこそ、はじめてのチュートリアルへ!

ハンドルを握る前に基本的なゲームの操作を最初に学ぶのは良い選択です。

ここにMAN社製SD80シリーズ2階建てバス1749号車があります。このバスはOMSIにとってとても特別で、1994年にBVG(ベルリン市交通局)が保有していたこのバスが退役した後、Traditionsbus GmbH(トラディションバス有限会社)が獲得し維持しています。そして2007年のこと――まさしくこの車両をモデルとして――OMSIの開発が始まったのでした。

OMSI2の最初のチュートリアルを1749号車がご案内します。 このバスを元に、バスの運転方法と運用時の考慮すべき点について学びましょう。

それでは、OMSI2へようこそ!リアルに再現された80年代と90年代を体験しにあなたをお連れします!

ドライビングの喜びをあなたに!

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あなたは遠く離れた地方の閑静で小さな住宅街であるGrundorf(グリュンドルフ)村にいます。Grundorfには住民が必要なすべて――ショップ、ガソリンスタンド、病院、鉄道駅――そしてそれら全てを互いにつなぐ路線バスがあります。

あなたのバスはいま終着点である"Nordspitze Bauernhof(ノルトシュピッツェ・バウエルンホフ)"にあります。Grundorfはまだ眠っているので、何のリスクもなく新しいバスを習熟する時間がたっぷりあります。

Grundorfの人々はとても保守的なので、ここ何年も何の変化もありませんでした。バスは時間通りに走り、Grundorf人はいつも同じ時間に起き、彼らは必要がなければ決して仕事を変えたりしません。だとしてもあなたは朝早くから運転を学ばないといけません――新人ドライバーがGrundorfで信頼され認められるには努力が必要ですし――彼らは仕事をサボったり悪事をはたらいたり絶対しないのですから。

なので我々はあなたがGrundorfの新人バスドライバーとしてやっていける必要な条件を叶えましょう。

200.

しかしその前に、いくつかの基本的なプログラムの情報とチュートリアルについて:

チュートリアルの進捗状況に応じてゲームの機能が次々にアンロックされていくでしょう。これは言うまでもなくあなた自身の安全と環境を守るためにあります。

それぞれのチュートリアルはいつでも終了させることができますが、次に始めるときは一番初めからやり直しになります!

インストラクションウインドウの下にあるボタンで前に戻ったり完了したチュートリアルを一歩戻したり(現在のタスクに影響をおよぼすことなく)、タスクなしであればさらに一歩進めることができます。

キーボードやマウスのコマンドはデフォルト設定であることを想定しています。もしすでに設定を変更していたら、タスクを完了させるのにそのキー設定を使わなければなりません――チュートリアルはキー設定の変更を反映しないのです。

300.

ではゲームの基本的な操作を以下の順で学びましょう。

  • メニューの機能
    • 一般的なゲーム操作
    • ポーズ機能
    • ステータス表示
    • スクリーンショット
    • インプットデバイス
  • カメラセッティング
  • 環境のコントロール
    • 日付
    • 時刻
    • 天候

楽しんで学んでね! :-)

400.

最初のレッスンでメインメニューを理解しましょう。メインメニューはゲームと現実世界を行き来する基本的な機能とゲームの体験を調整するメニューです。

このメニューからチュートリアルを終了してほかのものに切り替えられます。

このチュートリアルのステップで、なんだか関心してしまって居ても立ってもいられないかもしれませんが、また最初からやる羽目になるので機能それぞれを試すことはやめましょう。

メインメニューを開いたりそれを閉じるには[Esc]キーを押します。

500.

最初のメニューアイテムはまだあなたの想像力を必要としません。メインメニューがまだ開いていてゲームに戻りたい場合は"Back to the game"をクリックして閉じることができます。

600.

"New game"ボタンでスタートメニューが表示されます。あなたは既にそこからこのチュートリアルにやってきました。スタートメニューの表示を慎重に試しましょう。そこで何もせずスタートメニューを閉じるに"Cancel"をクリックし、メインメニューの"Back to the game"で戻ってきてください。

スタートメニューでは現在のドライバーの確認やマップと日時の調整が行えます。加えて、選択した項目の情報を表示します。

それぞれのドライバーはいつでも閲覧可能なドライバーズファイルを持っています。ドライバーズファイルにはドライビングの活動状況や乗客の満足度と全統計が記録されています。あなたの名前で他のドライバーとして運転するのは当然あなたの雇い主によって禁止されます。それはあなたのファイルに(良くも悪くも!)影響を及ぼすし、誰のためでもリスクが生じるのです。

700.

マップは時系列で区別し自己完結型インフラストラクチャーと言えます。自己完結型とは例えばあなたがハンブルクをバスで走りたいとしたらマップを切り替える必要があり、ベルリン-シュパンダウからハンブルクまで運転していくことはできないということです。

マップは最後にいた場所から読み込むことができるし、リセットすることやバスをなくしてマップだけ読み込んだり、プリセットされた状態(日時、車両、乗客等々)を読みこんだり細かくシチュエーションを設定することができます。

800.

マップはプリセットされた様々なシチュエーションから選択でき、あなたはゲームを保存することでいつでも独自のシチュエーションを追加することができます(詳しくは後ほど)。

シチュエーションを選択するとゲームの日時は自動的に設定されます。

900.

シチュエーションを選択するか独自の状態でマップを読み込むかどうかを問わず、日付と時刻を変更することができます。設定される日時によってマップが変化していることに注目してください。道路工事とその迂回路、変更された車線、そして時刻表、通りと店舗などが日時設定に依存します。スタートメニューにその変更点が記載されています。

マップから離れるときにアクティブなスケジュールがあると、あとで日付を変更することはできません。

1000.

"Save Game"ボタンで現在の状態を保存でき、いつでも読み込んで再開できます。

保存されるもの:

  • 選択されたマップ
  • ユーザーが置いた全てのバス
  • それらの位置と状態
  • バスの個別な設定
  • スケジュールの状態 (活動/未活動)
  • 日時
  • 天候

保存されないもの:

  • バスの中あるいは外の乗客
  • カメラ設定
  • AI車両*

このようにすべてが保存されるわけではないのでチュートリアルでは注意してください。

*コンピューターによって制御される車(乗用車、トラック、バスなど)はAI車両と呼ばれます。ユーザーによって適切に制御されるものがこれと相補的なユーザー車両です。

1200.

"Save Game"ダイアログボックスでシチュエーションに自由に名前をつけ、それを読み込む際に識別できるようになります。それぞれのシチュエーションには別々の名前が必要です。同じ名前を付けると確認画面のあと既存のシチュエーションは新しいデータで上書きされます。

下の'Description(説明)'にシチュエーションについての情報を書き込めます。これはスタートメニューの情報欄に表示されるでしょう。

スタートメニューでそれを選択することでシチュエーションを読み込みます。

1300.

"Options"ではゲームの設定を変更することができます。

  • General ― 言語設定など一般設定
  • Advanced ― 高度な設定
  • Graphics ― グラフィックス
  • Garphics (advanced) ― グラフィックス(高度)
  • Sound ― サウンド
  • AI-Traffic ― AIトラフィック
  • Keyboard ― キー設定
  • Game Controller ― コントローラー設定
  • Addons ― アドオン設定

チュートリアルはこれらの設定は反映されず、その他のマップやシチュエーションに反映されます。これらの設定はグローバルなものでマップへ個別に適用することはできません。

ゲームのパフォーマンスが悪いと感じたら、グラフィックスの品質やトラフィックの密度を減らすことでほとんどの場合解決できます。

1400.

トラフィックにはいくつか目に見えるものと目に見えないフィーチャーがあります。

AIトラフィックは現実にあるように振る舞います。朝と夕方にはラッシュアワー、午後と夜中には著しく減少します。加えて、路線バスは――日付と時刻に応じて――現実の時刻表と現実の路線のもとスケジュールを運行します。

Spandau(シュパンダウ)ではバスは原型となった車と正確に同じカーナンバーを持ち、そのうえカーナンバーに応じて現実の特定の期間による広告を持ちます。

"Scheduled (e.g. buses)"の設定によって、スケジュールはコンピューターの計算能力を保持するため必要に応じて減らされます。

"Schedule priority(スケジュールの優先度)"は、どのくらい正確に元のスケジュールを保つかに密接に関係します。左端の1で最重要な路線を走るAIだけが現れ、4になるにつれて全てのスケジュールされたAIに列車や航空機が追加されていきます。

スケジュールされた車両に加えて、AI車両には道路を走る乗用車とトラックがあります。この車両の型式は選択された日付にも応じていて、政治的なイベントのものもあります…

1500.

OMSIを終了するには"Quite OMSI"ボタンを押します。

通常は現在のマップから出るとそのときの状態が(手動で保存した場合と同じ制限で)保存されます。スタートメニューの"Load latest state of map(前回の状態を読み込み)"ボタンでこの状態が正確に読み込まれます。マップから出るたびにマップの前回の状態は自動的に上書きされます。

アクティブなスケジュールの有り無しで、この"前回の状態の読み込み"時に日時を変更できるかどうかが決まります。

1700.

いつでも[P]キーを押してゲームをポーズしその後再開することができます。

ポーズするとその結果時間が止まりゲームは凍結します。そう、例えば本当にコーヒーが飲みたくなれば時刻表を止めて、時間に追われず統計が不利になることもないのです。

そのあいだにカメラの角度を変えたりステータスを表示したりメインメニューを開いたりできますが、その他の機能は無効化されます。ゲームは入力を受け付けないのを覚えておきましょう。

OMSIを最小化しても自動でポーズは掛からず、バックグラウンドで走り続けるかメインメニューが開きます。

1800.

それでは次にステータス表示とその内容について見ていきましょう。ステータス表示は[Shift]+[Y]を押すごとに増えていきやがて非表示になります。(※訳注:マニュアルには[Shift]+[Z]と記載されてますが、これは開発元のドイツ語圏キーボードが特殊なためです。)

ここには車両と環境とシミュレーションの有益な情報が3つのカテゴリーに別けられています。

  • バスの速度、時計、室内環境
  • バスと天候の詳細
  • シミュレーションの変数とステータス

バス特有の情報は常に現在フォーカス*しているバスを反映します。

それではステータス表示の一段目を表示してみましょう!

*フォーカスについてはチュートリアルで後ほど解説します。今は1749号車がフォーカスしているバスとして与えられます。

1900.

一段目には次の情報があります。

  • フォーカスしたバスの速度
  • 曜日と日付と時刻
  • バスの室内温度とその湿度

バスの室内温度は乗客の満足度に大きく影響します。つまりこの情報は見過ごせません。彼らは凍えもするし汗もかきますので、不快な温度に対するあなたの適切な対応に期待が持たれるのです。その許容範囲の幅は外気温に依存し乗客の主観的な感覚に一致します。あまりに多くの乗客が不満を感じたらドライバーズファイルに記録されます。

もう一度[Shift]+[Y]を押してステータス表示を次に進めましょう!

2000.

2段目は以下が表示されます。

  • 燃料と走行距離
  • 方向と平均海水面からの高さ
  • 認識された行先表示
  • 風向きと風力
  • 外気温とその湿度

認識された行先表示はバスの外の乗客が目的地を認識する情報になります(方向幕に設定したものになる)。

外気温はバス内の環境に持続的に影響し、バスの動作にも影響を及ぼします。気温が極端に低い朝一番でバスを始動する場合、エンジンが掛からないことがあります。外気温を定期的にチェックすることは――滑りやすさについても――乗客の安全と快適性のため、そしてあなたのバスドライバーとしての信頼のためにも必要不可欠です!

それではステータス表示の最後の段を表示して見てみましょう!

2100.

3段目には以下が表示されます。

  • 現在/平均フレームレート
  • アクセル、ブレーキ、クラッチの開度
  • ミラーの反射レベル
  • 可視タイル数
  • テクスチャー読み込み数とテクスチャーメモリ容量
  • 読み込まれたタイル数

グラフィックの描画パフォーマンスとシミュレーション更新頻度の速度はフレームレートと呼ばれます(fps - 秒間フレーム数、周波数とも)。フレームレートが20fpsを下回ると目に見えて動きがギクシャクし、30fpsを超えてようやくより速いフレームレートとして認められます。

そのため、あなたはグラフィック設定でフレームレートを増加させるかまたは制限する自動設定が使えます(Target Framerate)。

Tip: コンピューターの性能が原因でフレームレートが極端に低い場合、ときどき車両が飛び跳ねたりあり得ない動きをします。この問題を解決するにはフレームレートを最適化してください。

それではステータス表示を消して次のステップへ行きましょう。

2300.

ゲームコントロールのツールの中で特に重要なのがカメラ設定です。以下4つの視点が用意されています。

  • フリーカメラ
  • 外部視点
  • 乗客視点
  • 運転席視点

ゲーム中いつでもフリーカメラに切り替えられます。フリーカメラでバスを失うことも動かすこともなくマップの隅々まで見て回ることができます。

また、外部視点、乗客視点、運転席視点はフォーカスされたバスに向けられます。フリーカメラで自分の位置を見失ったら、これらのカメラを使っていつでも自分のバスに戻ることができます――ただし、フォーカスされたバスがあればですが。

それでは[F4]キーを押してフリーカメラに切り替えてみましょう!

2400.

すでに述べたように、フリーカメラを使ってバスから離れてマップ中を見て回れます。また、アクティブなスケジュールがなければマップのどこにでもそこにバスを置いて運転を続けることができます。

このカメラの機能としてまずはカメラの回転を試しましょう。

[マウス中ボタン]をホールドしながらドラッグして視点を回してみてください!

2500.

今あなたはマウスの中ボタンで視点を自由に回すことができました。この機能は他の運転席視点や乗客視点などにそれぞれ備わっています。チュートリアルを進めるにつれて使えるようになるでしょう。

次の機能は選択したポイントにカメラの中心を持って行きます。

それでは[マウス右ボタン]をクリックしてどの位置でも世界の中心にしてみましょう!

2600.

良いですね。この機能はフリーカメラにだけ備わっています。このカメラの移動を使ってマップ中を自由に飛び回れるのです。試してみましょう!

歩くような小さなステップで動いてバスを一定の距離から眺めたいとしてもその機能はないのですが、それに相当する機能としてズームが使えます。

ズームするには[マウス右ボタン]をホールドして上下に動かしてみてください!

2700.

これであなたはカメラの基本機能――回転、移動、ズームをマスターしたので、バスを置くナイスな場所を探すことができます。バスを置くにはフォーカスされたバスが必要なのですが、あなたには1749号車がついています。

それでは[マウス左ボタン]をどこでも好きな場所でクリックして、確認画面で"Yes"を選択して車両を置いてみてください!

2750.

注意点は車両はいつもあなたの視線に沿って位置合わせされるということです。この方法で――アクティブなスケジュールを持っていなければ――いつでもバスを好きな場所に持っていけます。スタックしてしまったとしても安心です。

次のステップではこのレッスンであなたの力になるように我々は出費を惜しみません。我々は2台目のバスを要請しましょう。彼のバスがGrundorfにやってくるまで――瞬きするぐらいの――お時間を頂きます。一瞬お待ち下さい、同僚が私たちに合流し次第先を続けましょう。

2800.

それでは別のバスにフォーカスを移す機能を試してみましょう。ちょうど同僚が我々のもとにやってきたので彼のバスが見えます。これはMAN社製NL202、底床シングルデッキバスですね。

2台目のバスを[マウス左ボタン]で直接クリックしてそのバスにフォーカスを移しましょう!確認ダイアログが出たら"Yes"を押してください。

2900.

バスのフォーカスを変えるフリーカメラの機能で遊んでみましょう。フォーカスを変えるとカメラ設定は自動的に新しいバスの外部視点へ切り替わることに注意してください。

なので再びフォーカスを変えるには[F4]キーを押してから車両を選択します。

次のレッスンの準備ができたら[F3]キーを押して外部視点に切り変えてからチュートリアルの右矢印ボタンで先に進みましょう。

3000.

すべてのカメラ設定を試すのに2台目のバスが必要というわけではないので、同僚はバスを停めに営業所へ帰って行きました。

外部視点カメラはバスの周りを囲むように距離を置いてバスを眺めることができます。しかしカメラの中心は常にバスにあり、フリーカメラのように別の位置に移動することはできません。すでに述べたようにカメラの回転は可能です。

[マウス中ボタン]をホールドして回転してみましょう!

3100.

カメラの回転についてはもうマスターしてますね。ズームもあなたには百も承知でしょうが覚えていますか?

[マウス右ボタン]をホールドして上下に動かしズームしてみてください!

3150.

外部視点カメラには新しい機能が備わっています。カメラを回転したりズームして動かしたあといつでも――運転中でも――カメラをリセットして最初の位置に戻すことができます。

では[スペースバー]を押して視点をリセットしてみましょう!

3200.

最後に、外部視点でのプレイ時にちょっとしたヒントを: あなたは朝、営業所で運行を始めるとします。バスに乗るには必ず外からバスのドアを開けなければいけませんね。そこで外部視点のときに右ヘッドライトの周辺にドアオープナーのスイッチがあるのでクリックすることができます。やってみましょう!でもドアの開け閉めを繰り返しすぎて圧縮空気の無駄遣いはやめましょう。休憩のためにバスを離れるときにドアを閉めてまた開けて再開なんてこともできますね。

ドアオープナーの機能を充分試せたら、次は乗客視点に専念しましょう。

[F2]キーを押して乗客視点に切り替えてください。

3300.

乗客視点では乗客の眺めからバスを見て操作することができます。以下の種類のプリセットされたビューがあり、それらを切り替えることができます。

  • 最後列から進行方向へ向く視点(標準)
  • 後扉を向く視点
  • 最前列からドライバーを向く視点
  • 2階席から進行方向へ向く視点
  • 2階席の最後列視点

これらのカメラ設定でバスの中からバス全体をとてもリアルに見ることができ、バスの様々な機能を操作することもできます。それぞれのプリセットで視点を回転[マウス中ボタン]することや、ズーム[マウス右ボタン]することができます。そして同僚の後ろに座って乗客としてバスの旅を楽しむこともできます。

視点を完全にデフォルトの状態にリセットしたり(プリセットの範囲内だけで)回転やズームレベルを初期値に戻したりできますが、それはさておき、先に視点の種類を知るのが先決でしょう。

3400.

最後列はバス全体を眺めるのに最高のシートですが、とりわけ――マニアには周知の事実ですが――バスのエンジンノイズの特徴を聞ける優先席でもあります :-)

エンジンが掛かればそれはもう…我慢できないですがちょっと辛抱しましょう。それはともかく、この視点で乗客の行う行動がいろいろありあす。例えばウインドウを開け閉めしたり降車ボタンを押すことができます。試してみましょう!

それでは[右矢印]キーを押して後扉の視点に切り替えてください!

3500.

ドア視点はいろいろと便利なものです。

乗客として降車ボタンを押して――ドライバーがそれを有効にすれば――ドアを開けることができます。

ドライバーとしてもサイドプレートを取り付けるためにこの視点が利用されます。サイドプレートを取り外したり取り付ける為にはどうするかなどは後のチュートリアルで紹介します。

視点を回すとサインを掛けるための金属プレートを見ることができます。そのあと[C]キーを押して視点の回転やズームレベルをリセットします。この機能は全ての乗客視点に当てはまります。

それでは[右矢印]キーを再び押して次の視点に切り替えましょう。

3600.

この視点はバスのドライバーの操作を見るのにベストな位置です。これまで乗客としてバスに乗ったことがあればこのシートの位置の良さが誰でも分かるでしょう。ハードな一日を過ごした帰り道にはここに座り、同僚がバスを操る姿を完全にリラックスして眺めるのです。

[右矢印]キーを押して2階へ行きましょう!

3700.

2階建てバスの2階席最前列は、おそらく乗客の眺めの中で最も人気の高いものでしょう。あなたが本当に乗客として乗ることがあったら2階席のフィーリングを経験するチャンスは逃さないようにしましょう!

それでは[右矢印]キーを押して2階のつぎの席に移動してください!

3800.

2階席の最前列が塞がっていても2階席に座るチャンスを逃したくないならここです。ここではアッパーデッキのウインドウを開け閉めしたり降車ボタンを押すことができます。試してみましょう!

満足がいくまで他の視点と機能を試してみましょう。

それではこの時間がやって来ました![F1]キーを押して運転席視点に切り替えましょう!

3900.

この運転席視点ではバスのドライバーとしてバスを眺めたり操作したりできます。以下の種類のプリセットされたビューがあり、それらを切り替えることができます。

  • 正面を向く(標準)
  • バックミラーと右サイドミラー
  • ドアを見る
  • 肩越しに右を見る
  • ロールサインリストと制御盤
  • 計器を真上から
  • 時刻表を見る
  • 運賃箱を見る
  • 肩越しに左を見る
  • 左斜め前を見る
  • 左サイドミラー

これらの視点は運転士として必要なスイッチ類や計器をリアルに見ることができます。これらの視点でも回転させたりズームすることができます。

ここで再び、視点を完全にデフォルトにリセット[Space]したり選択された視点だけ回転とズームレベルをリセット[C]するチャンスがやって来ましたが、やはり先に視点それぞれの種類を学んだほうがいいでしょう。

4000.

最も重要な視点が運転席視点それ自体です。

この視点でバスを運転、操作します。計器をみたり乗客に対応したり――できることは沢山あり可能性は無限です。あとでベルリン市交通局とその他輸送機関を代表してここに座りお客さんの対応をしてもらいますね。それではしばらくフィーリングを楽しんでください。

手始めにローラーブラインドを試してみましょう。ときどき日差しが眩しくてこれが必要な場合があります。ブラインドを下げてまた上げてみましょう。少し難しいですが、本物のブラインドもそうなのです。また右手にある運転席の仕切りも開けることができます。でも運転を始めるときは閉めるのを忘れないで!

引き続き別の視点に切り替えて一周りしてみましょう。あとで視点を右と左へ自由に切り替えられるようになります。このレッスンでは、視点を右回りに一周する必要があります。

この視点を充分に楽しんだら[右矢印]キーを押してつぎの視点に切り替えてください。

4100.

ミラー視点はデフォルト視点からキーを一回押すだけで、右折時や車線変更のときに使われます。

加えて、あなたはいつも乗降客を気にしていなければなりません。バックミラーで彼らを監視しましょう。

最後に、この視点でプラグサインを取付け/変更/取り外しできます。これについての詳細は別のチュートリアルで取り上げるので、のちほどこの話題を扱うまで詳しい説明は後回しにしましょう。

[右矢印]キーを押してドア視点に切り替えてください!

4200.

いつドアを見ればいいのか、について決して忘れてはならない格言: いつでもスマイル!

もちろんこの時点で乗客はあなたと顔を合わせ、彼らは望みを示すでしょう。常に親切に彼らの疑問に応えましょう。全員乗車したらドアを閉め、視点を元に戻すのです。

残念ながら、我々はGrundorfの住民をチケット購入のために今日ここに集められなかったので、このレッスンは延期となりました。悲しむことはないでしょ――あなたは必要に応じて注意深く指導されますから。

それでは[右矢印]キーを押して視点を切り替え、肩越しにチェックしてみましょう!

4300.

この右肩越し視点は旋回時に真価を発揮する語り草になるほど有名な安全行動であるし、一方ではもちろん礼儀の問題で、時にはあなたのファンとの会話で"客席"に顔を向けるために必要だと証明されています。とは言え当然のことながら公式には安全の面で運転中の会話は禁止されています。

次はロールサイン制御盤の視点にレッスンを進めましょう。[右矢印]キーを押して視点を切り替えてください。

4400.

ロールサイン制御盤をマスターすることはあなたのキャリアにとって必須条件です。有効な行先を表示できなかったら乗客は誰も乗ってきません。

この視点では注目すべき2つの目立った特徴があります。一つ目は左側にある目的地と相関したコード表です。これは車両基地の場所と日付の設定によって変わり、そのどれかがバスに貼り付けられます。2つ目はロールサイン制御盤で、ここに適切なコードを入力して使用します。別のレッスンでこの装置をクローズアップして見ていくことにします。

再び[右矢印]キーを押して視点を切り替えてください。

4500.

この計器パネル視点では完全に道路を見ることができないので、バスが停止しているときだけ使うようにしましょう。

全ての計器が完全にあなたの視界に入ります。必要ならステアリング軸をクリックしてハンドルを非表示にします。これでは運転できないのでバスを停止するしかありませんね。

再び[右矢印]キーを押して視点を切り替えてください。

4600.

ここに時刻表が貼り付けられます。出発時刻が分からなくても素早く確認することができます。

再び[右矢印]キーを押して視点を切り替えてください。

4700.

この視点は釣り銭とチケットの操作に集中するために運賃箱自体をひと目で見られるように選択肢として用意されました。これなら素早くチケットや釣り銭を渡すことができますね。

それでは[右矢印]キーを押して左の肩越しからの視点に切り替えてください――ちなみに普段は真正面の視点から左矢印キーを押してその視点に切り替えるでしょう。

4800.

右の肩越しからの視点と同様に、旋回時や車線変更で肩越しに左をチェックするのに使います。

左側の視点それぞれに言えますが、運転席ウインドウを開けることもできます。

新鮮な空気を取り込んだら、次の左斜め前の視点に切り替えましょう!

4900.

これは――必要な場合に備えて――左サイドミラーを一瞥できる視点に比べてアングルが深くなっています。つまり(この後の)左サイドミラー視点は角度が浅く、交通状況が充分に視界に入らないのです。

それでは[右矢印]キーを押して最後の視点、左サイドミラーを直接見る視点に切り替えましょう!

5000.

このミラーには今後、右サイドミラーと同じように素早く切り替えられます――つまり運転席視点のデフォルトビューから[左矢印]キーを押せばいいのです。

それでは今、制限が解除され、あなたは視点を左右に切り替えられるし、ズームや回転、リセットの機能を全て試すことができます。

Tip: 運転している最中であっても[Insert]キーや[Home]キーを押せば、いつでも時刻表や運賃箱に視点を素早く切り替えることができます。

次のレッスンでは日付や時刻の操作について見ていこうと思います。運転席視点を試して充分満足したら、レッスンを進めるためにインストラクションウインドウの下の進むボタンをクリックしてください。

5100.

さてここでちょっとした科学実験、時間を操ってみましょう。感動することうけ合い。

時間調整は環境にマクロな影響を与えるだけでなく、もっと小さい人々や交通にも反映します。

日付はNew Gameで始めるときにだけ変更できます――日付変更は時刻の設定よりも環境に大きな影響を与えるのです(路線や政治的変革等々…)。

ゲームの時刻調整によって、スケジュールを運行している交通機関以外は、ゲームにいる人々(歩行者、乗用車の中、その乗客)は影響を受けません。

5200.

では好きなように、いや具体的にまいりましょう: 時計を数時間、午後遅く辺りに進めてください。そうするにはメニューの適切な機能を使わないといけないでしょう。

[Alt]キーを押すとゲームメニューを表示したり非表示にしたりできます。メニューの端にある小さな矢印をクリックしても同じ効果があります。

※訳注: 時刻設定ダイアログボックスを表示したままインストラクションウインドウを操作しようとすると不具合が発生する場合があるので気をつけましょう。

5300.

そしてもちろん、時計は再び戻すことができます。ビューティフルな午後を見たいでしょう?

5400.

簡単でしたね。もちろんあなたの望み通りに時間、分、更には秒をセットすることができ、環境に対する影響を観察することができます。しかしやり過ぎると、Grundorf人は不満を言い始めますよ!

5500.

天文学的な星の運行、月相、季節による黄道変化は、もちろんリアルデータに基づいて装われています。天気の良い日に90年代の夜空を見上げるのは価値のあるものです。

5600.

世界とその環境に加えて、バスや列車のすべての時刻表はオリジナルのものが使われていて、ここに命を吹き込まれました。前述のとおり車両の型式も正確です。日付と時刻の調整はスケジュールに密接に関連し合っているので直接的な影響を与えます。

5700.

スケジュールは平日運行、夜間、休日、週末など日によって異なり、これらは時間調整によって影響されるのです。

5800.

つまりはもう一度指摘しておきますが、スケジュールがアクティブであれば日付と時刻の調整を妨害するわけです。

5900.

これで時刻調整について充分に話し終えました。今度はあなたの環境の別の現象――気象――を見てみましょう。

時空連続体に混乱が起こることはまずないので、我々は時間を初期にまで戻して天候にスポットを当てましょう。

6000.

天候は現実のものと同じぐらい複雑なので、あなたはいくつか新しい機能を学ぶ必要があります。

  • 天候設定の読み込み
  • 天候設定の作成・保存
  • 天候設定の精密な調整
  • リアルウェザーの使用

加えて、様々な天候により交通機関は影響を被ります。これは異なる気象条件の影響をあなたはマスターして学ぶ必要のある理由です。

後ほど我々は訓練しますが、今は基礎的な知識を学びましょう。

※訳注: 天候設定ダイアログボックスを表示したままインストラクションウインドウを操作しようとすると不具合が発生する場合があるので気をつけましょう。

6100.

天候を変えたいけれども手に負えない、そんなあなたにプリセットのシナリオとして用意してあります。

それにはゲームメニューの該当ボタンを押して天候ダイアログボックスを開きます。標準シナリオには主要な気象条件がセットされていて、あなたはそれに専念するか好みに合わせて'味を追加'することになります。

6200.

プリセットされたシナリオの代わりに、どれかの都市を選択して現在のライブな天候をセットすることもできます。都市を選択するときに表示されるコードは、各都市の空港をユニークに特定するICAOコードと呼ばれ、天候はそれぞれのMETAR(空港気象情報)データから得ます。この気象はインターネットから提供され、これで読み込まれた天候は自動的に更新され5分毎に適用されます。

6300.

ダイアログボックスの2つ目のタブでは――リアルウェザーを無効化してあれば――天候を詳細に設定することができます。

ただし、天候設定とはこれすなわちロジックです。気温が0°Cを下回り降ってた雨は凍りつき、雪が降ったら視界はひどく、5°Cを上回る温度に設定できません。曇っていれば影は消え、大気が湿気ると道路の水たまりは乾かないのです。

3つのチェックボックス"Dry surfaces(乾いた路面)"、"Clear streets from snow(道路から雪を除去)"、"Remove all snow(全ての積雪を除去)"を使って、前の気象条件の結果を取り除くことができますが、チェックボックスはすぐにリセットされることに注意してください。

このタブであなたの作成した天候を保存したり、いつでも新しい天候シナリオとして読み込むこともできます。

6400.

天候設定によりOMSIのドライビングにある程度の直接的な影響を与え、中でも物理的作用よりもビジュアル的な作用は一見して明らかです。以下のものは直接的に影響します。

  • 降雨の種類と強さ(Precipitation - Type/Intensity)
  • 外気温(Temperature)

降雨の種類は雨と雪から選びます。強さに応じて、つまり道路に水が溜まれば溜まるほど、不注意な運転を行ったときにあなたの車は完全に滑り始めます。外気温に応じて、雪は溶けて凍結し、道路の状態はとりわけ悪化します。

外気温はバスの室内温度――つまりは乗客の幸福度――に影響を与えるだけでなく、バスの発車準備の操作にも影響します。それについては後ほど詳しく説明します。

以下のものは間接的に影響します。

  • 視程(Visibility)
  • 明るさ(Lightness)
  • 雲底/霧の高さ(Cloud Base/Fog Height)
  • 雲形(Cloud Type)
  • 風向きと風速(Wind Direction - Speed)
  • 湿度と露点(Humidity - Dew point)
  • 大気圧(Atmospheric pressure)

6500.

さて、異なる天候設定を密かにテストして、さらにリアルウェザーがあなたの環境で動くかチェックするいい機会です。あらゆる気象条件でのドライビングの詳細はドライビング入門のレッスンで行いましょう。

6600.

以下の気象条件は非常におすすめです。

  • Heavy Snowfall(豪雪)
  • Ground Fog(地霧)
  • heavy rain(※訳注:設定にないので不明)
  • Storm(嵐)
  • Summerlike(夏の日)

7000.

おめでとうございます!

はじめてのチュートリアルを完了しました!あなたは以下の機能の操作を習得できました。

  • メインメニューとその機能[Esc]
  • ゲームの一時停止[P]
  • ステータスの表示、展開、非表示[Shift]+[Y]
  • フリーカメラ[F4]
    • 回転[マウス中ドラッグ]、移動[右クリック]、ズーム[マウス右ドラッグ]
    • 車両にフォーカス[左クリック]
    • 車両を配置[左クリック]
  • 外部視点[F3]
    • 回転とズーム
    • 視点のリセット[Space]
  • 乗客視点[F2]
    • 回転とズーム
    • 個々の視点のリセット[C]
    • 視点の切り替え[矢印キー]
  • 運転席視点[F1]
    • 回転とズーム
    • 個々の視点のリセット
    • 視点の切り替え
  • 日時調整
  • 天候設定

あなたはこれらゲーム操作の基本を完全に身に付けました。つぎはドライビングレッスンに進みましょう。

7100.

ここまでのあなたの知識を使って素晴らしい景色を画面に収めることができます。今からは[Ctrl] + [Shift] + [P]でスクリーンショットが撮れるので、最初のチュートリアルの思い出を記録してみるのはいかが?

7200.

チュートリアルは楽しんでいただけたでしょうか。ご意見ご要望があればトレーニングセンター宛の封筒に切手を貼って、村のポストに投函してください。

よろしければ次の初めてのドライビングレッスンでまたお会いしましょう。

100000.

このチュートリアルを閉じるにはメインメニューからNew Gameを選択し、次のチュートリアルを始めましょう。

それではまた!

Your training manager.