用語集/英数字・他

Last-modified: 2024-04-24 (水) 10:16:08

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数字・他


A

Answer×Answer

  • 株式会社セガが開発した、オンラインクイズゲーム。クイズ番組をモチーフとしたクイズゲームで、QMAのライバルとも言える存在。
    • QMAとよく似たシステムが存在(組→リーグ、階級→アンサーランク、魔法石→賞金・クイズ力、など)。ICカードで戦績を蓄積できる点も同様。
    • 一方でキャラクター色はQMAよりかなり薄く、キャラクターはあくまでプレイヤーのアバターにすぎず、QMAのような固有の名前や設定を持っていない。
  • QMAで重視されるのが「純粋な知識量と技術」であるのに対し、こちらは「戦略と反射神経」の方が重視される。(もちろん、QMAでも反射神経は重要だし、An×Anも知識量があった方が良い)
    • よく「QMAのほうが良い」とか「An×Anの方がいい」という議論が為されるが、上に記したようにそもそも重視される能力が異なり、比較すべきではない。一言で述べれば「QMAは早解き、An×Anは早押し」であり、現在では棲み分けが成立している。
      • 2ちゃんねるのアンチスレなどでは、一部で一方を異様に持ち上げる書き込みがあるが、過度の持ち上げは双方のファンにとって不快であるため、無視することが好ましい。上記の通り基本的に棲み分けが出来ており、どちらが寂れたからといって、すぐにもう一方が良くなるわけではない。
      • QMA7でキャラの大量削除によって更にヒートアップするという悲しい事が起きている。気をつけよう。
  • 2008年12月18日より稼動された「Answer×Answer2」では大幅なリニューアルが図られ、QMAにとってさらに脅威となった。
    • ただ、ここはあくまでQMAのサイトなので、詳しく知りたい人はAn×Anのサイトで調べてくること。
  • ちなみに、QMAとAn×Anを両方する人も意外と多い。
    • さらには、用語も結構共通していたりする。AnAnが後発であるためQMA→AnAnであるものが多いが、「学問系」や「○3つ」などAnAn→QMAというのもある。
  • 家庭用移植はまだされていないが、龍が如く3,4のミニゲームとして遊ぶことができる。
  • 2012年12月よりiOSアプリ「クイズ Answer×Answer Pocket」が配信予定。奇しくもQMASPとほぼ時期を同じくしてのスマートフォン進出となる。
  • 2015年1月30日午前4時をもって、サービス終了となることが決まった。クイズゲーの一角がゲーセンから消えてしまうことはQMAファンとしても寂しいことである。
    • 終了後はオフラインの筐体も残らないので、やり納めをする場合は注意。

B

C

COM (CPU)

  • 対戦ゲームにおいて、面子が足りない場合にコンピュータが務める対戦相手のこと。
    • COMはCOMputerの略、CPUとはコンピュータ用語でCentral Processing Unit(中央処理装置)の略。
    • これに対して人間のプレイヤーはHUM(HUMan)という。
  • QMAの場合、アーケード版では常にオンライン対人戦なので、穴埋め(あるいは下位級の難易度調整用)にしか登場しないが、本作ではオフラインプレイも普通なので登場の機会は多い。
  • 所詮穴埋めなので、AC版での正解率は基本的に低く(ただしQMA2は例外)、貰える魔法石も1個だけ。しかし、難問だろうが易問だろうが正解率は大して変わらないので、グロ問揃いだと足下を掬われることもある。
    • また、AC版ではホストプレイヤーの回答を学習するため、稼働から時間が経つと、正解率は上昇する傾向にある。その中でもQMA4では弱かったが、2はもちろん、3、6、8でも侮れなくなっていた。
  • オンラインプレイで回線切れした場合、その人に対しては他の全プレイヤーがCOMに、他のプレイヤーに対しては回線切れしたプレイヤーがCOMになる(→アイス)。
  • 本作においてCOMはHUMと比べて以下のような特徴がある(HUMが回線切れでCOM化した場合は、一部該当しない)。
    • 参加者発表画面や成績発表画面で「COM」と表示される。また都道府県が「無所属」と表示される。
    • 名前がCOM専用名になり、学校名が「マジックアカデミー校」となる(アカデミーモードのオフラインの場合は除く)。
    • 3Dちびキャラが耳にアンテナのようなものをつけている。
    • 準決勝のルート投票に参加しない。
    • 決勝のジャンル選択で正答率グラフが表示されない。
    • トーナメントで勝ったときに得られる魔法石が少ない(AC版よりは多い)。
  • 上位の組では、AC版より格段に正解率が高く、グロ問揃いの状況では非常に恐ろしいことになる。このため、COMに正解を教えてもらうつもりでプレイするのも一つの手である。
  • タイピングなど、明らかな不正解(ボケ解答)でも「・・・・」ではなく、実際の解答が見える(全て見えるわけではなくたまに「・・・・」もあるが)。
  • 逆に、並べ替え・文字パネルで発生しえない「・・・・」がある。
  • 特に苦手・得意ジャンルは持たないが、アカデミーモードのオフラインではこの限りではない。仲間の弱点と長所を把握しておこう。
  • マテウスも参照。

D

DSステーション

  • 一部ゲームショップなどに設置してある、DSの体験遊具。高さ2メートル弱の白いモノリス状の機械に、モニターとDSが付属している。ここからWi-Fiに接続することが可能で、オンライン対戦やクイズ問題をダウンロードすることができる。
  • DSステーションを利用したWi-Fi接続はすべて無料で行うことができるが、設置場所の関係上長時間の利用は迷惑になりがち。問題のダウンロード等、短時間の利用にとどめるのが無難だろう。
  • そこそこ離れていても接続は可能。邪魔にならない所から接続するといいだろう。店の外から繋がる事も…。
  • DS側のWi-Fiの設定(SSIDなど)は一切不要。
  • 現在では3DS仕様にリニューアルされ3DSステーションとなっている。

E

e-AMUSEMENT PASS

  • アーケード版(QMA3以降)のプレイデータを保存するのに必要なカード。これがなければ経験値等が記録されない。
    • 実際にはプレイデータはカードではなくコナミのサーバーに保存されており、カードはそれを呼び出すためのユーザーIDにすぎない。
  • 同一カードを使用して他の対応ゲーム(麻雀格闘倶楽部、クルクルラボ、ポップン他音ゲー各種など)のデータも保存可能。また、磁気カードではないので、カード自体が破損しない限りカードを再購入・引継ぎする必要がない。
  • 通常のパスは1枚300円~500円程度。こちらは主にゲームセンターで発売されている。
    • 初期のデザインは赤一色で世界地図が描かれたシンプルなものであったが、材質の関係上何度も使用すると表面が削れて白くなっていく場合がある。この状態でも使うことは可能。
    • 2008年4月下旬ごろから材質が改善され、色が銀になった新しいデザインの通常パスが登場した。通常のパスは現在はこれが流通している。
  • 通常のパスの他に、各バージョンの限定パスと呼ばれるものがあり、それぞれ所定のバージョンでプレイすると特典アイテムが手に入る。
    • QMA4限定パスのデザインは全生徒ちびキャラ集合絵で、アイテムはマジックハット(アメリアモデル)。
    • QMA5限定パスのデザインはリエル(QMA5の店頭ポップと同じ柄)で、アイテムはリエルのがまぐち。
    • QMADS1では初回特典として、金色の限定パスが同梱されていた。このパスでQMA5をプレーすると、アイテムのQMAカードが通常のもの(QMA5限定リエル柄)と金色パスのもの両方が入手できる。
    • QMA6では新しく担当の先生になったサツキがデザインされたパスが登場し、アイテムは霊体の頃のサツキがつけていた三角巾(天冠という)。
    • QMA7限定パスのデザインはシャロン(QMA7店頭POPと同じ)で、アイテムは筐体の装飾にもついているランタン。
      • QMA7では、QMA7限定パス以外にも、過去の限定パス(DS1金パス含む)でもそれぞれのアイテムを取得できる。
    • QMA8では前代未聞の4種類同時発売(後述の本作限定セット特典や他ゲームで2種類というのはあった)。過去に単独で限定PASSになったシャロンリエルを除く新旧女子生徒全員登場となっている。
    • 賢者の扉でも4種類同時発売。店頭ポップのアロエ&ミューと、全生徒・先生総登場。
    • アーケード版各バージョンの限定パスは、稼動直後からゲームセンターで通常のパスと併売されている。
  • これ以外にもQMA関連の限定パスとして以下のようなものがある。
    • 本作では、コナミスタイルでいずれかの限定セットを購入するとアロエの限定パスが手に入る。また同じくトレーディングカードをBOX購入するとマラリヤの限定パスが手に入る(本作のコンプリートセットを購入すると、トレーディングカードがBOXで含まれるので、両方のパスが手に入る)。プレイ特典については確認されていない。
    • QMA7稼働中の2010年11月~12月に各地のゲームセンターで開催されたKONAMI応援特別大会において、QMA7全生徒ちびキャラ集合絵の限定PASSが各店上位3名に授与された。入手条件の厳しさもさることながら、絵柄の面でも非常にレアである。QMA8でも同様の施策が行われた。
    • OVAのBlu-ray版を購入すると、ルキア・シャロン・アロエのいずれかの限定パスが付属する(いずれもOVA1の本編中の絵柄)。
  • QMA4限定パスは旧型の材質であったが、QMA5限定パス・QMADS1の初回限定パス以降は新型の材質となった。
  • QMA7からは電子マネーPASELIとしても使用できる。
  • QMA8からはリーダーがタッチ式となり、おサイフケータイやFeliCa規格の各種ICカードでも代用できるようになったため、必ずしもe-PASSを買わなくてもよくなった。
  • 他社のアーケードゲーム用のカードと比較すると紛失/破損時における復旧手段が条件付きながら非常に手軽である事も特長だが、DS版QMAとは直接関係無い事なので具体的な方法説明は割愛する。
    • 近年、大手他社もサーバー保存型のICカードへの移行を進めつつある(セガのAimeカード、バンダイナムコのバナパスポートカード、タイトーのNESiCA)。
  • 何枚ものパスを重ねて所持していると、ゲームショップや電器店の万引き防止ゲートが反応することがあるので注意。

e-AMUSEMENT SPOT

  • 公式
  • 設置店舗一覧(2010年3月現在、全国30箇所)
  • ごく一部のゲーセンに設置されている、QMAリンクが行える無線LANスポットのこと。ここに接続することで、特典アイテムや復習クイズ問題をダウンロードすることができる。また、普通の無線LANのようにWi-Fi接続して利用することもできる(ただしKONAMI IDとパスワードの入力が必要)。
  • QMAリンクの他、APリンクで正装、Wi-Fi接続で花束が手に入る。
  • 前作のアミューズメントリンクはe-AMUSEMENT SPOTへ赴くことが必須だったが、本作のQMAリンクは一般の無線LANでも可能なので、e-AMUSEMENT SPOTの利用価値は上記の2アイテムの入手ぐらいになってしまった。
  • e-AMUSEMENT SPOTの利用は、すべて無料で行うことができる。
  • 利用するには事前にKONAMI IDの登録が必要。さらにアーケード版との連動にはe-AMUSEMENT PASSの紐付けが必須。また、接続の際にはDS上でKONAMI IDとパスワードの入力が促されるので、事前にメモっておかないと無駄足を踏むことになるので要注意。
  • e-AMUSEMENT SPOTでは"eAMspt"というSSIDを発しており、DSやその他のWiFi対応機器でアクセスポイントを検索することにより、その存在を確認することができる。
  • 問題点や課題はあるが、DSとの連携を行うようになった事は大きく評価していい。

F

G

GT

ゴールデンタイム

H

I

J

JST

マルチセレクトクイズ

K

KONAMI

  • 言わずと知れた世界的に有名なゲームメーカー。QMAの発売元。
    • 最近はフィットネス事業(例:コナミスポーツクラブ)も展開しており、ゲーム以外の事業も展開している。問題にも少なからず反映されている。
    • 会長はゲーム嫌いであり、フィットネス事業参入をことのほか喜んだという。何でゲーム会社やってるのか謎だが、金になる人材と作品を輩出する力があったのは間違いない。
  • 時折信じられないようなミスを犯し騒動を起こす(「自社名を間違える」など)。
  • KONMAI(コンマイ)

KONMAI

  • コンマイ。コナミのこと。自分でそう書いてたんだから仕方がない。
  • 元ネタはギターフリークス8thMIX、ドラムマニア7thMIXでの誤植。(参考画像>www18.atwiki.jp/qma4wiki/?cmd=upload&act=open&page=%E2%96%BC%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86&file=KONMAI.jpg)
    2007/11/14に発表された「現代用語の基礎知識2008」(自由国民社)収録予定のキーワードに「コンマイクオリティ」が含まれていることが判明(発表)。
    • NとMの位置が近いからミスがおきたのかもしれない。
  • 何かしらバグなどが起きても「コンマイだから仕方ない」の一言で(無理やり)納得する事も多い。
  • 一方、コンマイという呼び方が嫌い(この呼び方は蔑称(=バカにしている)にあたる)とか、意味がわからないというユーザーも結構いるので、みだりに用いないように。この呼び方が嫌いという人がいるという認識が必要。

L

M

N

O

OVA

  1. 「オリジナル・ビデオ・アニメーション」(Original Video Animation)、もしくは「オリジナル・ヴィジュアル・アニメーション」(Original Visual Animation)の略称で、テレビ放映や劇場公開等がされていない、物理メディア(VHS・LD・DVD・BD等)のみで見ることが出来るアニメのこと。
  2. OVA「クイズマジックアカデミー ~オリジナルアニメーション~」シリーズのこと。このwikiでは基本的にこちらのことを意味する。

QMAOVA
QMAOVA1

OVA2

QMAOVA2

P

PASELI

  • QMA7から使用可能となった、コナミ独自の電子マネー。
    • Pay Smart Enjoy Lifeの略。ちなみにオランダゼリのほうはparsley。
  • 従来のPC購買部の「コナミコイン」を発展させたプリペイド電子マネーで、従来のままの筐体・e-PASSを使ってプレイ料金の決済が可能となる。
    • PC購買部の支払いにも引き続き対応。またBitCashでのチャージが可能となり、クレジットカードを持たない人でも利用できる。
    • その後PASELIカードやPASELIチャージ機が用意され、より利用しやすくなった。
  • QMA7以降ではPASELIを使うと以下のようなことが可能になる。
    • オンライン協力プレー
    • 店内協力プレーの3F以降
    • トーナメント終了後の復習
    • PASELI限定アイテムの購入
    • 予習の追加(賢者の扉)

Q

QMA

  • ここにいる人にこの意味を説明する必要は無いだろう。…たぶん。
    • 一応辞書的説明をすると、"QUIZ MAGIC ACADEMY"の略で、2003年7月24日、コナミによりアーケードで第1作が稼働したオンラインクイズゲームおよびその移植作。AC版の最新はQMA7。初の家庭用機移植となったのがQMADS1。他に携帯電話版のmobileが4まで出ている。
    • 従来のクイズゲームの致命的な弱点「回収されたら終わり」を、オンラインアップデートによる新問配信で克服。統計やスポーツ選手の移籍など、時間経過で解答が変わった問題も修正可能になった。さらに、タッチパネルの導入で、選択問題だけでなく、タイピングなどの幅広い問題形式に対応。オンラインによって対戦相手を探す苦労も減り、大成功したシリーズになった。
    • 2007年にはセガが『ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer』をひっさげ参入。オンラインクイズゲームのパイオニアとして、QMAの引き続きの活躍が期待される。
    • 海外のオンラインクイズゲームとしては、ソニー・コンピュータエンタテインメントが『Buzz!』シリーズをPS2、PS3、PSPで販売している。こちらは日本語版は未発売。
    • AC版とDS版、mobile版の最大の違いは、対戦人数が16から8に減らされていること。解像度の大きさや、処理能力の都合と思われる。この中でDS版はもっとも解像度が低く、並べ替えなどで複雑な漢字が出た時の泣き所になっている。
  • 初代QMAのみ、問題は自社製作。また、プレイヤーからの公募もあったが、マニアックな問題が多く、検証に手間も掛かるためQMA2以降はお蔵入りになった。QMA2以降は、株式会社セブンデイズウォー(大門弘樹社長)が問題を製作している。なお、QMAの弟分に当たるなぞなぞ&クイズ一答入魂Qメイト!では一部の担当。
    • オンライン配信を生かし、出題範囲は幅広いが、食品以外でレーディングが付く物品・サービス、犯罪など、基本的に出題されない題材もある。また、QMA自身の問題も出題されない(たとえば「クイズゲーム」が正解の連想問題でも、Answer×Answerがヒントに出ることはあっても、QMAはヒントに出さない)。
  • ちなみに、これを無理矢理日本語読みして「熊(くま)」と呼ぶこともある。アバターアイテムに熊の着ぐるみがあるため、公式でも認定されている感あり。
  • Radio QMA!での読みは「キューエムエー」。
  • DS版発売時期に電球をあしらったブランドロゴも誕生。プライズ等関連商品にも見かけるようになった。
  • ポップンミュージックとの掛け持ちプレーヤーがなぜか非常に多い所為か、同作とのコラボレーションもされている。第1作のメドレー曲「マジックアカデミー組曲」が13・カーニバルで登場し、この名称でのオジャマが、15作目のADVENTUREで登場した。オジャマの内容は演奏画面においてポップ君が流れてくる部分のラインの色と叩いた時の演出が変わり、ポップ君の代わりにQMAで登場する生徒キャラクターのチビキャラの顔が降ってくる。

QMADS

  • NintendoDS用ソフト「クイズマジックアカデミーDS」シリーズのこと。2010年2月現在、本作含め計2作が発売中。

QMADS1

  • NintendoDS用ソフト「クイズマジックアカデミーDS」のこと。このWikiで扱う「クイズマジックアカデミーDS ~二つの時空石~」の前作。
  • 通常はQMADSと略されるが、このWikiでは区別のためQMADS1と表記する。
  • 2008年9月12日発売。「9月12日はクイズの日!」と宣伝したが、先に決められた方のクイズの日は1月9日(一休さんの駄洒落)である。ちなみにAn×Anではイベント期間中に912位を取ると『義兄弟』というタイトルが入手できるので、あながち間違いともいえない?
    • 発売後直ちに売り切れ続出…といえば聞こえはいいが、実際には初回ロットには重大なバグがいくつもあったために即座に在庫回収となり、11月の修正ロット出荷まで品切れしていたというのが実情。今から新品で買う分には問題ないが、中古やネットオークションで買う場合はロットに注意。
    • バグが多くても人気が固い事もコナミらしい。
  • 未だにどう読めば良いのか分からない人も多い。クマデス?クマディーエス?
  • クイズ形式はQMA4を踏襲しているが、書き取りクイズはDS版オリジナル。
  • 伝統のおっぱいタッチは今作でも健在。ただし、4→5→DS1とハードルは高くなっている模様。
  • 販売数は約20万本で、1996年以降のクイズゲーム売上No1(ファミ通調べ)とのことで、販売数からすると成功の部類に属する。アーケードとの連動については課題は残るものの、イントロダクション的な役割は十分果たしたと思われる。
  • 発売から丸2年となる2010年9月13日をもって、とうとうWi-Fiサービスが終了。今後はオフラインまたはワイヤレス対戦プレイのみ可能となる。

QMADS2

  • NintendoDS用ソフト「クイズマジックアカデミーDS ~二つの時空石~」のこと。このWikiで扱うゲーム。2010年2月11日発売。
  • このWikiではQMADS2と略記する。コナミスタイルの特設ページ等でも商品一覧のアイコンで「QMADS2」と略記されている。これが公式な略称なのかスペースの都合でそうしているだけなのかは不明。
  • 主な特徴は以下の通り。
    • システムはQMA6ベース(8ジャンル、統合形式)の8人マッチ
    • アカデミーモード存続
    • 検定試験・実力テスト追加(システムおよびテーマはQMA6の実力テスト準拠)
    • ライラクロニカ続投、リエルがプレイヤーキャラ化、サツキ先生エリーザ先生登場
    • 新キャラクターとしてケイオスセラが登場
    • 立ち絵は基本的に前作と同じQMA4ベース
    • Wi-Fiコネクションやワイヤレスプレイに加えてダウンロードプレイ対応
    • ホウキレース存続、本作では「ミニ大会モード」として対人戦に対応(ワイヤレスプレイ時最大6人、ダウンロードプレイ時最大4人)
    • 前作のモンスター討伐クエストを大幅強化した「ダンジョン攻略」追加
    • Wi-Fiでの大会・イベントを随時開催
    • カスタマイズアイテムを多数追加
  • 内容の充実ぶりに加え、前作で問題となったようなバグも見当たらず、良作に仕上がっているものの、前作のバグに懲りて様子見の人が多いためか、初週販売数は3.2~4万本といまひとつ伸びなかった。今後のジワ売れに期待。
    • 最終的な売上は7.6万本とのこと。
  • 発売から1年2か月半、2011年4月27日をもってWi-Fiサービス終了。

QMAmobile

  • 携帯電話用ソフト「QUIZ MAGIC ACADEMY mobile」シリーズのこと。2010年1月現在、mobile3/4が配信中。
    • mobile1はQMA2、mobile2はQMA3、mobile3はQMA4、mobile4はQMA6ベース。
    • auでも2008/12/18にようやくmobile3が配信された。
    • mobile2は09年3月末でサービス終了。
    • mobile4は2010/1/27よりドコモ向け、3/17よりソフトバンク向けに配信開始。auは4/22配信開始。
  • DS版と並んで、アーケードではもう聴くことのできない旧作のBGMを聴ける貴重な機会でもある(あった)。
  • AC版/DS版とのデータのやりとりはできず、mobile同士での引継もできない。
  • 8人対戦であることなど、DS版と共通点が多い。解像度はDSより高いので、問題は読みやすい。しかし、問題数は最新のmobile4でも60000問あまりとやや少なめ。また、アカデミーモードも実装されていない。
    • 画面はかなり美しく作りこまれているものの、解答中に表示される情報はいろいろ簡略化されており、対戦相手の名前と解答、自分の正誤履歴(○×)、全国正解率といった重要な情報が表示されない(対戦相手については正誤のみ表示される)。
    • 相手の解答が出ないため、自分が間違った場合に正解が何だったのかわかりづらい。
  • 階級は存在するが、組は存在しない(階級=組)。そのかわり階級が上がると問題が難しくなりやすい傾向にある。
  • ついでだが、昇格試験も存在しない。
  • AC版で出た問題が、mobile版で出ることもある。当然その逆もある。
    • mobile3では、QMA6稼動開始に先立ってQMA6の新問配信を開始した。
  • 出題形式は○×四択連想四文字/文字パネル並べ替えタイピング一問多答順番当ての8つ。
  • 携帯のボタンで解答を決めるため、操作性はAC版やDS版よりも劣る。特に並べ替えとタイピング。
    • 並べ替えは文字の置き場に番号が振られており、入れ替えたい2文字の番号を順に入力する。タイピングは一般的なマルチタップ入力式。ちなみに四文字/文字パネルは候補となる文字が数字キーの形状に並び、直接入力する。
    • 何の操作説明もなくいきなり実戦で新形式が登場するため、最初は面食らうこと必至。
  • オンラインが前提のため、ゲーム進行はAC版と同様に予習→トナメという流れになる。
    • トナメが終わるまでプレイを中断できないので、うっかり始めるとやめられなくて困る場合も。
    • mobile4では召集が予習に割り込むようになった。しかし、いざ始まってみるとHUMは他に一人ということが多く、むしろもっと時間をかけてでも人を集めてほしいと思うことも。
  • 階級は宝石賢者まで実装されている。また、ごく簡素ながらマジックペットシステムもあり、もっとも得意なジャンルによって色・形態が決まる。
  • mobile4では画面が従来のほぼ正方形から縦長になった。また、「スピードアタック」として、一人プレイのホウキレースモードが追加された。全国大会もホウキレースで行われる。
    • AC版やDS版でおなじみの検定試験あいさつコメント単語も導入された。一方、友達対戦は廃止。また先生のボイスもなくなってしまった。
  • 利用にはコナミネットDX(月315円)に加入のうえ、毎月付与される300ポイントのうち20ポイントをトナメ/検定1回ごとに消費。
    • ただしトナメで優勝すると次回のプレイはポイント消費なしで可能。これはコンティニューしなくても次回まで持ち越される。
  • mobile3については、コナミ系列の携帯サイト「モバレボ」で配信されている「モバレボ版」もある。中身はほぼ同じだが、以下のような違いがある。
    • 対応はi-modeのみ。
    • マッチングはコナミネットDX版とは別。
    • mobile2にあった個人授業モードが復活している。
    • サイト上でマジックペットを育てることができる。
    • 利用権はモバレボの規定による。
  • 「モバゲータウン版」も存在する。
  • 携帯の仕様上仕方がないのだが、画面の大きさや解像度の違いにより、全体的にAC版やDS版より簡略化されている。

QMAOVA

QMAOVA1

  • 2008年9月12日発売の「クイズマジックアカデミー ~オリジナルアニメーション~」のこと。
  • 通常はQMAOVAと略されるが、このWikiでは区別のためQMAOVA1と表記する。
  • ルキアが主役のオリジナルストーリーが展開される。無駄に声優が豪華だったりする。
  • マラリヤおよびサンダースが転入生ということで、時系列としてはQMA1のver.up辺りの話。
    • よって、2以降に追加された生徒(ユリヤンヤンタイガユウサツキ)がエンディングにしか出なかったり、リエルが背景だったりするので涙目になったファンが多い。ちなみに、ユリとリエルはRadio QMA!のラジオドラマで補完可(2008年12月18日にCDが発売)。
    • 「OVAも2や3が出される可能性があるということにも? はたまた普通にテレビアニメ化されるのか?」という深読みをするファンもいたが、QMAOVA2の登場で現実のものとなった。
  • アニメのセル画(通称「アニメ塗り」)なのでベタ塗り感は否めないが、それでもQMA5の画像と比較して大幅に改善が図られた。
  • シャロンの下半身にむしゃぶりつくルキア、触手に縛り上げられるミランダ先生、ネコミミデレデレシャロンなど、サービスシーンも満載。
  • オープニングはルキア、エンディングはシャロンが歌唱。
  • ニコニコ動画にてアップロードされた。当然の如くコナミに削除されるが、消されても消されてもアップロードされる。
    • しかしながらアップロードをするのは犯罪なので止めるように。
  • コナミスタイルで好評発売中。
  • 2010年9月29日から、PSP/PS3向けに配信開始。

QMAOVA2

  • 2010年2月11日発売(QMADS2と同時発売)の「クイズマジックアカデミー ~オリジナルアニメーション2~」のこと。
  • 前作(QMAOVA1)の続きとなっており、落下したアカデミーを巡るオリジナルストーリーが展開される。
    • ルキアが主人公だった前作とは異なり、今作では明確な主人公は存在しない。強いて挙げるなら前半はアメリア先生、後半はユウが主人公的ポジションとなっている。
  • 前作の後、ラジオドラマで編入してきたユリに加え、タイガ、ユウ&サツキヤンヤンが新たに登場。前作では背景だったリエルも声つきで登場し、声こそ出ないもののエリーザ先生も登場している。世界観としてはQMA35に相当。
    • 本編のサツキは幽霊バージョンだが、エンディングでは先生バージョンで登場している。
    • その一方で、前作では声つきで登場していたカイルラスククララフランシス先生リディア先生が背景になっており、前作とは別の意味でファンが涙目になった。
    • 付属のガイドブックによると、当初は各キャラクターに見せ場を用意していたが、ストーリーが劇場版三部作並のボリュームになってしまい、そこから削っていった結果今の形になったらしい。
  • 前作で好評だったサービスシーンは今作でも健在。今作ではそれに加え、QMA5のクイズ魔神、QMA6アロエクエストでの悩める成長問題、マロン先生の実年齢など、これまでのQMAで描かれたイベントをモチーフにしたエピソードも収録されている。
  • オープニングは歌手のfoo、エンディングはサツキが歌唱。後者はQMA6/DS2のノンジャンル予習のBGM"Satsuki"のボーカル版となっている。
  • 前作と今作のBGMを収録したサントラCDも同時発売。
  • コナミスタイルで好評発売中。

QMASP

  • スマートフォン・タブレット版アプリ「クイズマジックアカデミーSP」のこと。
    • Android版が2012年10月19日より配信開始。iOS版は2013年3月27日配信開始。
  • 従来のDS携帯電話での展開に加えて、いよいよスマートフォン市場への進出となる。
    • KONAMIの他のアーケードゲーム(音ゲーや麻雀格闘倶楽部)のスマートフォン版は主にiOSで展開されてきたが、本作はAndroidが先行する形になる。
  • グラフィックやサウンドは賢者の扉のものをかなり忠実に再現しており、特にちびキャラの動きのスムーズさは特筆もの。また操作面でも、画面の大きいタブレットを使うとアーケード版さながらの操作性が得られる。
  • 一方ゲーム内容面では、ソロプレイのみで対戦や協力がない、形式も少ない、キャラもレオンとルキアだけでボイスもない、レベル(階級のようなもの)が上がっても何も起きないなど、ないものづくしの感は否めず、今後のアップデートに期待といったところ。
    • 当初は検定テーマも少なかったが、現在ではかなり充実。AC版にあったものだけでなく独自のものもある。
  • 検定テーマを解禁したり、プレイ記録を残したりするには、コナミ系列のSNSサイト「kiwi」への加入が必要。
  • 基本無料だが、検定テーマの解禁など一部は有料となる。

QMA1

  • アーケード版第1作。2003年7月24日稼動開始。2004年内には大半がQMA2に移行したが、公式サイトの更新は2005年4月25日まで続いた。この時点で稼働していたのは2店舗。その後まもなく稼働終了したと見られているが、始めからローカルモードで、さらに遅くまで稼働していた店舗もあったという。
  • 当時はこのようなタッチパネルを使ったクイズゲームはかなり画期的だった…というより、前例がほとんどなかった。
  • キャラクターは当初レオンセリオスカイルラスクルキアシャロンクララアロエ。VerUP時にサンダースマラリヤが追加されて10名になった。
  • 登場する先生はアメリアフランシスミランダの3名。ただし、ミランダ以外の2人は中の人が異なる。
    • 実は、このバージョンで校長も声だけは出演している。しかしながら名前(ヴァル・ヴァ・ヴァルアドス)は登場せず、さらにこの後彼はQMA5まで登場していない。
  • 階級は勲章保有数(今で言う魔法石)で決まる。麻雀格闘倶楽部のものとよく似たシステムだった。
    • 勲章の没収も存在し、時には階級の降格も発生した。上級魔術士以上は2回戦落ちから没収が発生し、大魔導士以上は1回戦落ちで2個没収される。優勝しても3個しか得られず、昇格の難しさはシリーズでもっとも厳しいといわれている。現在では降格派と留年派(但しカンストするのは階級だけ。)で意見が分かれている。
    • 本作のみ、「放課後ガチバトル」という、勲章を賭けた戦いが用意されていた。当然負けると没収で、賭けに熱中しすぎて賢者から修練生に逆戻り(通称「ガチ破産」)さえあり得た。
  • 階級は修練生→初級魔術士→中級魔術士→上級魔術士→大魔導士→賢者→大賢者→青銅賢者→白銀賢者→黄金賢者→白金賢者→金剛賢者。青銅賢者以上は、稼働途中で追加。
  • 組=階級で、例えば修練生は修練生同士としか対戦しない。ただし、賢者以上は全階級混成で、賢者になった途端金属賢者や金剛賢者にフルボッコにされ、大魔導士に逆戻りということもあった。また、放課後ガチバトル時は完全全階級混成であったため、大魔導士に戻っても金属賢者とマッチングすることも…。
  • QMA1の会員数10万人突破記念壁紙は水着画像。ここから生まれた名言もある。「さて、今日もナニして寝るか。」
  • キャラ画像に関しては今と比較してかなりラフな感じである。
    • 今となってはいささかバタ臭い感じは否めず、とくにレオンやルキアはギャップが大きい。一方で後から追加されたサンダースとマラリヤはほとんど変わっていない。現在も残っている公式サイトで確認できる。
  • 出題ジャンルはノンジャンル、アニゲ、スポーツ、芸能、雑学、学問の6つ。ただし、当時はノンジャンルは「ノンセクション」、雑学は「一般知識」という名称だった。
  • クイズ形式は、○×、四択、順番当て、連想、タイピング、四文字言葉、並べ替え、キューブ、モザイク、ズームの10種類。
    • これに加えて、ジャンルごとの問題が形式ごちゃ混ぜで出題されるランダムクイズが各ジャンルに3種類(そのジャンルの全問題が出題されるものはなかった)。後のQMA6の形式統合で、これと似たシステムが復活することになる。
  • QMA1とQMA2は磁気カード方式で保存をしていた。其の為抜き挿し等に依って磨耗してしまい、最悪の場合は使えなくなるという。今のe-AMUSEMENT PASSと比較すると難点が多かった。
  • 本作の決勝戦BGMは人気が高く、QMA6と本作で隠し決勝戦BGMとして復活した。さらには、QMA7のサントラにもボーナストラックとして収録された。他にも、pop'n music13のメドレー「マジックアカデミー組曲」にも一部が使用されている。

QMA2

  • アーケード版第2作。2004年11月稼動開始。2006年1月までには大半の店舗で稼動終了した模様。タイトルイメージは星空。
  • 新キャラとしてタイガユリが登場し生徒は12名に。
  • 先生も大幅追加され、マロンガルーダリディアロマノフの4名の先生が追加。
  • クイズ形式は、前作のモザイクとズームが統合され、エフェクトと改称。
  • このバージョンはQMA1にはない新要素として、寮制度が導入された。成績がよければ寮貢献度も上がるが、成績が悪ければ寮貢献度も下がってしまう。又、ガイド役の先生も入寮する寮主の先生となる。
    • 優勝したら、所属している寮旗を持った画像が表示される。
    • ここから生まれた言葉に「乙ユリディア」があるが、これがいつの間にか変化して「乙ルキアディア」に変化。
  • 昇降格は前作の勲章からEXポイント(経験値制)に変わった。前作よりは甘く設定されているが、階級降格もあった。階級システムにおいてはこの作品のものが割かし完成に近い。
  • 前作同様、組=階級。当初は賢者以上が混成なのも同じだったが、途中から賢者~青銅賢者のBグループと、白銀賢者~金剛賢者のAグループに分割された。階級は前作と同じ。
    • 青銅賢者と白銀賢者を行き来する人も発生した模様。
  • 当初は人間は4人までしか対戦できず、残りは全てCOMになり、しかもかなり強かった。「マテウス空気嫁」もこの時生まれた。アップデートで必ずCOMが混じる仕様は解消されたが、マテウスの強さはプレイヤーにとってトラウマになった模様。
  • QMA2は寮制度の他に変わったシステムがいくつかあった。
    • キャラクターを決める時にちょっとした占いみたいなもの「入学審査」があり、回答に依って使用キャラクターが決定されるというものであった。
    • 優勝絵に「水着画像」が存在していた。優勝絵のある部分を連打するとキャラクターの服が透けて水着画像が拝めるというもの。サンダースの画像(赤褌)を見て思わず笑ってしまったという女子高生がいたという逸話もある。
    • この優勝絵は、QMA2会員40万人突破記念の水着絵と同じ。また、公式本にも収録。
  • BGMはファンタジーの様な曲調のものが多く、聴く機会が殆ど無くなってしまった現在でも評価されている。その内のシステム画面BGMは現在でも公式サイトの一部で聴く事が出来る。
  • キャラ絵は前作の絵から一新された。この絵はQMA4(及びDS2)まで用いられている。

QMA3

  • アーケード版第3作。2005年12月稼動開始。2007年1~2月に大多数の店舗でQMA4に移行。オンライン稼働終了は8月、ローカルモードでの稼働は2008年3月終了。タイトルイメージは翼。
  • 新キャラとしてユウサツキヤンヤンが登場し生徒は14名に。
  • クイズ形式に一問多答が追加。
  • この作品のみのモードとして「個人授業」が実装。
  • サテライト筐体で空暇時に流れるデモは律儀にも実際のクイズ画面を体験出来るというスグレモノがあった。但し正否判定演出が無く、実際にプレーする事を促される。
  • このバージョンで概ねQMAの基盤が整ったといっていい。
  • 前作まではおおむね組=階級であったが、今作からは階級とは別に組が設定され、違う階級同士の対戦が一般化した。
    • 下からフェアリー組→ホビット組→エルフ組→ユニコーン組→ペガサス組→ケルベロス組。ケルベロス組は稼働途中での追加。さらに上にゴーレム組が用意されていたが、実装はされずじまい。最高位のケルベロス組は、シリーズを通しても最強クラスの厳しさで、なかなか昇格できないためかえって満員になりづらかったといわれている(QMA4やQMA5ドラゴン組とは比較にならない位入りにくい)。
    • ちなみにペガサス組以下は、全てCOMが混じる。
  • 階級による組制限も残り、修練生ではどんなにがんばってもエルフ組まで。逆に、賢者になればユニコーン組が最下位となり、それより下にはならない。
  • QMA3の階級は他のACバージョンに比べ少ない。修練生→初級魔術士→中級魔術士→上級魔術士→大魔導士→賢者→大賢者、となっている。
  • 実は、QMA3にもカンスト(通称「留年」)が存在する。ある三つの階級に於いて階級が上がる時に規定の組にいなかったらカンスト(経験値授与画面に於いてメッセージが表示される)という事態になっていた。従って規定の組にいれば、そのまま通過することができた。
    • QMA3の組変動は、順位に関係なく過去5回の得点の平均点(S:301点以上、A:201~300点、B:101~200点、C:100点以下)で決められた為、次々回作のもの程では無いが運の要素が強かった。階級を上げれば同じ組でも基準が甘くなり、より上位の組に留まるようになる仕組みだった。しかし、Sを取るのはかなり難しく、グロ問続きで点数が伸びないと、優勝して降格も珍しくなかった。
    • 新規データ(条件付き)による予習正解表示の仕様からこれを逆手に取ったチキン行為の類(有名な通称が存在するが、伏せさせてもらう)が横行した。
  • QMA4や5のような魔法石は、今作では経験値が該当。経験値が増えたら級位、段位が上がるようになっている。
    • 戦ってどの程度経験値をもらえるかはQMA4や5と異なり、わかりにくかった。
  • 階級の最高位はこれまでと異なり大賢者である。しかしこの大賢者に到達するのが非常に厳しく、QMADS1やQMA5の大賢者とは比較にならない。5の宝石賢者でさえ、3の大賢者に比べればなるのはたやすい存在。
    • 大賢者到達者は2007年1月31日時点で僅か26名という少なさであった(公式サイト更新終了後に駆け込みで到達した者がいた可能性はあるが、数人というところ)。特に賢者以上で経験値の伸びが非常に鈍い。
    • 極端な話、賢者以上は昇段がかなり大変で、賢者の中盤(三~四段あたり)からの昇段は100クレ以上(!)プレイしてやっと1段上がるという有様だった。どう考えてもQMA5よりも昇段が厳しい。
    • この作品から、賢者になると白服が実装されるようになった。
  • この作品からエントリーカードに代わりe-AMUSEMENT PASSを用いるようになる。センターモニター筐体にて磁気カードからの引継ぎも行われた。
    • なお、ロケテ段階では本作も磁気カード方式だった。本作用の黒基調のエントリーカードをゲットできた人はかなり幸運。

QMA4

  • アーケード版第4作。2007年1月24日稼働開始。2008年8月26日限りで稼働終了(ただしほとんどの店舗では2月末にQMA5に移行)。前作までとは違い組と階級が完全に分離され、本作で初めて、修練生と宝石賢者が全国トーナメントで対戦できるようになった。また、購買部が初登場。全体として過去の作品からの変更点が非常に多い。タイトルイメージは石板。
  • 組分けは、下からピクシー組→セイレーン組→ユニコーン組→グリフォン組→ケルベロス組→サイクロプス組→フェニックス組→ドラゴン組。つまりQMADS1と全く同じ…というより、DS1が本作をそのまま引き継いでいる。前作からデータを引き継ぐと、始めからユニコーン組に所属した。また、ユニコーン組以下はCOMが混じった。
    • 途中アップデートで厳しくなったとはいえ、比較的上位の組に上がりやすく、落ちにくい(アップデート後は過去5クレ平均3位以上、100点、優勝のいずれかで昇格。過去5クレ平均11位以下で降格)。そのためドラゴン組に中級者以上が吹きだまり、上級者にとっては物足りないといわれた。特にユニコーン組より下への降格はないため、下位組の人は少なめだった。
  • クイズ形式に線結びクイズが追加。
  • 賢者までの階級昇格時、通過儀礼のようなストーリー演出を見る事が出来た。QMADS1のクイックマッチでもこれと同じものを見ることが出来る。
  • 順位メダル及び全国大会参加メダルを除いたメダルの獲得条件が変更された。
  • 最高位はQMA2までの金剛賢者に加え、これまでに決勝で使用した最多ジャンルによって天青、紅玉、翡翠、黄玉、紫宝に分岐。金剛はノンジャンル。総称して宝石賢者とも呼ばれる。また、修練生と初級魔術士の間に見習魔術士が、上級魔術士と大魔導士の間に魔導士が追加された。
    • e-AMUSEMENT PASSを使わない、その場限りのプレイは、前作までは修練生10級の扱いだったが、本作からは専用階級「体験入学生」になった。
  • 前作までの経験値に相当するものとして、魔法石を集めるようになった。
    • 昇格に魔法石以外の障害がなく、基準も緩いため、シリーズでもっとも賢者を量産した作品といわれる。
    • しかしながら、簡単に賢者を量産してしまったことが、階級達成感も弱く(エンディング演出が無ければ尚更)、階級の見た目に反したゲームレベルの低下に繋がった可能性は否めない。さらに、設定が甘すぎるという批判も一部あった。このことが5において昇格試験導入のきっかけとなったと思われる。
    • しかし、いざ導入されると評価の反面、階級の有り難味を上げるどころかゲームバランスを著しく破綻させたという批判が上がり、ゲームバランスへの干渉が少ない4の昇格システムの再評価も見られた。
  • ルート選択システムが実装される。所属組にも依るが予選二回戦及び三回戦の出題形式を多数決で選出するというもので、初出ながら割と良好なものだった。
  • 本作の数少ない難点の一つとして、COMの枠が急に減った事によって理論上平均プレー時間が短くなってしまった事が挙げられる。かつて16人対戦の環境となったのは一部の上級層のみであったのが、本作では初中級層以上全てが16人対戦の環境となり得た事により、一回戦敗退の機会が激増し、結果として解ける問題の数も減少することとなった。
  • BGMは前作から引き続き5曲(推定)が使用される他、主にポップンミュージックに楽曲を書き下ろしているnaya~nこと古賀博樹氏が参入。ステージごとにそれぞれの曲があてられる様になり、前作まで単調だったものががらりと変わった。
  • 前作では公式サイトのみの登場だったリエルも本作からゲーム機でも登場。購買部のリエルにおっぱいタッチができる。一部プレーヤーにとってはここ重要。
  • 店内対戦は各ラウンド間でBGMが途切れない様になり、鳴り響いたままホワイトアウトしていく様やBGM自体の質の良さ(残念ながらQMADS1では聞く事が出来ない)から、隠れた人気を誇った。
  • このバージョンでアカデミーが地上に降りるようになった。センターモニター筐体の学校紹介でも、最初のプレイ開始時にもそのような場面に出くわす。やはりロマノフ先生は本作でもストーリーの根幹を成していた。
  • QMADS1はBGM・グラフィック・ゲームシステムともにQMA4のものをベースとしている。そのため、QMA4ファンは喜んでいる。
  • 限定e-AMUSEMENT PASSはちびキャラ全員集合。特典としてQMA1でアメリア先生が被っていた帽子がカスタマイズアイテムとして進呈され、最初から装備する事が出来た。
  • 店頭POPはちびキャラ頭身のアメリア先生とシャロン。よく目立つ。

QMA5

  • アーケード版第5作。2008年2月20日稼働開始。2009年4月までに大多数の店舗で6に移行。新要素として、検定試験・昇格試験・クエストの導入や、OVAと連動したキャラクターデザインの一新などがある。タイトルイメージは木とその歯車。
    • 新しく追加された先生はエリーザ先生、ウィーズの他、QMA1で声だけ出ていたヴァル・ヴァ・ヴァルアドス校長(本作で命名)が再登場。
    • 新モードとして、検定試験(担当:エリーザ先生)が追加。このモードでは、テーマに沿った問題を25問解答し、そのときのスコアで競うモードである。裏の目的もあるわけだがそれは後述
    • クイズ形式にスロットが追加。また、エフェクトとキューブを統合し、画像タッチクイズを加え、ビジュアルと改称。
    • ノンジャンルのランダムは全問題対象の1種類(旧ランダム5)のみとなった。
    • タイピングクイズにおいて正解となる事物が複数存在する問題が登場。(表現揺れに因る別解答という意味では以前からすでにあったが、複数個の事物から1個を答えさせるタイプとなる)
    • 予習の合格点は初代に類似し、一律50点以上になった。
    • キャラクターデザインは一新され、アニメの動きが滑らかになったが、ジャグが目立ち、コマ数の増加によるアニメの円滑化も素人目ではあまり実感が無い為、真価を露にする事が出来なかった。
      • 『マジックアカデミー通信 Vol.2』によると、開発段階ではさらに滑らかだったが、メモリが足りずにハングアップしてしまい、一部簡素化されたとのこと。
    • AC版では、現在のところ唯一ボスキャラが存在する。その名もクイズ魔神。フェニックス組以上で、トーナメントで、4人以上が特定のアイテムを手に入れた状態で、キャッスルコースを選ぶと…。さらにアイテム持ちだけで決勝に残れれば、クイズ魔神の御登場となる。
      通常のトーナメントとは違い、決勝の4人が共闘してクイズ魔神を倒すことになる。ただし、クイズ魔神が出題する形になるため、ノンジャンル★5固定で、しかも4人で300点取らないと勝てない。勝てば専用アイテムと魔法石のボーナスが付き、スタッフロールが流れるので第二のエンディングといえる(魔神戦に必要なアイテムは、勝敗に拘わらず消滅)。
      • でも、条件さえ揃えれば何度でも戦えるのだが。
  • センターモニターの「学校案内」については、クイズを始めとしたシステム面の紹介が全く無く、「コース紹介」「キャラクター紹介」のみになっている。
  • 組分けは、下からフェアリー組→ユニコーン組→ガーゴイル組→ミノタウロス組→フェニックス組→ドラゴン組。
    • この組分けはQMA6にも継承されている。QMA6をベースとしたQMADS2においてもしかり。
    • 前作から引き継ぐと、前作のユニコーン組同様、始めからガーゴイル組に所属する。また、ガーゴイル組以下はCOMが混じる。ガーゴイル組より下への降格もない。
    • 行き来出来る組の数が減った上に、移動条件の変化も絡み、中級層がロクに戦える組がほぼ無いという事態に陥る事すらあった。当然、順調に組を上げてきた初心者や前作からデータを引き継いだ初級者・中級者のプレイ問題数(時間)も前作よりさらに減少することとなり、この作品はシリーズの中でも相対的な難度がかなり高い。
    • 前作の反省か、昇格試験が設けられ簡単に昇格できなくなった(試験中は魔法石も増えないので、多数のプレーヤーがカンストに陥った)
      • QMA3よりは楽であるものの、青銅賢者以上の昇段に必要な魔法石の必要量がかさ上げされている。
  • 前作と比較して「上がりにくい、長居し辛い、落ち易い」と三拍子揃って難易度を上げる結果になっている。詳しく述べれば下記のようになる。
    • QMA4にあった優勝、100点による組の一発昇格の消滅。
    • 過去3クレで4位以上なら自動昇格、11位以下なら自動降格。つまり滞在保証回数が2回減ってしまっている。
    • その結果、上位の組に行きにくく落ちやすい仕様となり、(特にランカーと呼ばれる)上級者にとってはドラゴン組の歯ごたえを増した改善といえる。
      • ドラゴン組に行く難易度という点では、QMA3のケルベロス組よりは易しく(QMA3では過去5クレの平均点で判定するため)、QMA4のドラゴン組での易化から、ある程度戻した形と言える。純粋な難易度としては、前作より厳しいとはいえ、QMA1やQMA3よりは易しいと言える
    • 本作の仕様変更で一番影響を受けたのは、クイズ自体よりも階級昇格の難易度上昇である。QMA3では最高階級の大賢者になるだけなら、一つ下のペガサス組で可能だった。本作では大賢者以上になるには、必ずドラゴン組にいる必要がある。すなわち、大賢者から最高階級の宝石賢者までの6階級は、ドラゴン組以外では昇格できない。
      • その中でも、黄金賢者、白金賢者は「決勝で全員HUMを相手に優勝」という条件(白金は2回優勝)のため、COM戦でも昇格できる他の階級に比べ難易度が高く、黄金賢者の壁が実力を計るめどの一つになっていた。
      • ゲーム上意味がある階級は賢者までで(賢者で全形式を使えるようになり、エンディングとなるため)、大賢者以降は敢えてなる必要性はない。従って、大賢者以上はドラゴン組に上がれる程度の実力者へのやり込み要素として、再編を図ったのかも知れない。QMA4は最高位の宝石賢者がのべ5000人を超え、多すぎるという批判があった。
      • 本作では優勝回数ランキングで集計されるのは、ドラゴン組の優勝のみとなり、ドラゴン組では獲得魔法石が1.5倍になる優遇措置もある。これらは、下位組荒らしや初心者いじめへの対抗策である。引き換えとして中級者への難易度をあげることとなったのは皮肉といえる。
      • このような難易度上昇でも、上級者にはこの仕様でもまだ物足りないらしく、(初心者から上級者までカバーするための組制度については)現在も試行錯誤が続いているといえる。
    • 上記の理由で、過去作の最上級組とは比較にならないほどドラゴン組の重みが増えることになり、中堅プレーヤーにとっては単なる難易度上昇以上の負担となった。一部の者にとっては改悪となり、トーナメントからのプレーヤー離れにつながった。
      • その為対戦人数が少ない早朝や深夜といった空暇時間帯に営業しているお店に無理をしてまでも足を運んだ人も少なく無かった。
  • 賢者昇格時を除いた関連演出や特典があまり嬉しいものでないなどもあり、荒削りなゲームデザインであったうえに、昇格試験におけるバグ(俗に慈悲と呼ばれている)とバージョンアップごとの修正、検定問題の実戦放流などにより、(実力がないプレーヤーが易しい条件で昇格試験突破など)不公平感も生じた。
    • とはいえ、最高位の宝石賢者はのべ約2000名と、QMA3での大賢者の極端な少なさに比べればはるかにマシである。(コナミDXで確認可能)
  • 上級者向けで中級組を圧迫したゲームバランス、好評だったシステムの廃止並びに改悪、検定試験問題の放流等から、歴代QMAの中で史上最悪の出来と酷評する人間も多い(ロケテノートの記述による)。
    • そういう事情で、QMA5におけるおもなプレーヤーは居留まった熱心な熟練層となった。しかし、店舗経営側とすると、インカムが伸び悩む結果になるのは想像に難くない。
    • AC版新規参入の機会も、DS版の発売もあった為過去作品と比べて圧倒的に多い上、初級者専用組が全6組の内2組を占めていた為、新規プレーヤーへの配慮も十分であったはずだが、この時点で既にサブカによる荒らしが横行しており、初心者のAC版への定着を妨害した。
    • (他の要素もあるものの)早い時期の値下げや店舗からの撤去が相次いだうえに、12/18に稼動開始となった他社の対戦型クイズゲーム「An×An2(別述)」への流出の一因であると指摘されている。(HUMマッチング数の減少などで確認できた) 事実、QMA4では稼働カードは40万枚前後を維持していたが(過去60日以内のみ計上。全カードはQMA5では学籍番号から80万枚以上と推測される)、QMA5では35~36万と大台を割り込んでいる。
    • 古参プレイヤーによると、「奇数作は階級を上げるのが難しく、偶数作は易しい」傾向があるという。降格が起こりやすかった初代、大賢者に莫大な経験値を要求されたQMA3の仕様を見ると、頷ける指摘と言える。果たして、QMA6では昇格試験の廃止が発表された(『月刊アルカディア』2009年4月号の濱野隆理事長インタビュー)。(下の部分とかぶっているため、うまく表現できる人頼む)
      • 格闘ゲームのように一度初心者お断りの雰囲気になると挽回は難しくなるため、KONAMIはなるべく多くのユーザーの要求に答えざるを得ない宿命を背負っている。交互に難易度が上下するのは、そうした事情もあるのだろう。
      • プレイヤーのスキル差の問題は、無論QMAだけの問題ではない。余談ではあるが、あの世界を転戦するF1でさえ、開発費の上限を設ける案を提出したところ、既存の上位チームからは反発を招く一方、現会長の元には新規参入の打診が多数届いているそうだ。それだけ勝てる可能性が少しでも上がる、あるいは下がるということは、プレイヤーのモチベーションに大きく響く。KONAMIも毎回頭が痛いことであろう。
  • 稼働当時は上記のような評価もされていたが、難易度を下げたQMA6では30万の大台を割り込み、QMA7でも減少に歯止めは掛かっていない。従って、QMA5でカード数が減少に転じたのは、難易度ばかりが原因でも無いようである。
    • QMA5が稼働していた2008年から2009年当時は、リーマンショックに端を発する世界的不況による激烈な景気交代があったという情勢も忘れてはならない。当然、財布のひもは固くなる(特にサラリーマン)し、インカム減少による撤去・最悪は店そのものの閉店も十分ありえる事である。
  • QMADS1と連動していて、QMA5のデータの一部(カードネームやアイテムなど)をQMADS1に引き継げる。また、QMA5で間違えた問題をQMADS1にお持ち帰りして復習も可能というDSとの連動を行った事は評価できる。しかし、どちらもe-AMUSEMENT SPOTでしか行えず、超多数のプレイヤーにとってメリットになっていなかった。
  • 前作同様アカデミーは地上にいる…と思いきや、なぜかキャッスルコースに限り浮上する。
  • 限定e-AMUSEMENT PASSリエル
  • 店頭POPもリエル。ここまでリエルが大々的(?)に前面に打ち出されたのは初めてのことで、彼女の吹き出しは店舗からのお知らせを書き込めるスペースになっている。この吹き出しが便利なためか、QMA6に移行してもこのリエルPOPを置き続けている店舗もたまに見かける。
  • いろいろ言われたQMA5ではあるが、店内対戦の曲やフィールドコース決勝の曲はかなり評判が高い。特に店内対戦の曲は神曲とさえも言われている。

QMA6

  • アーケード版第6作。タイトルイメージは陽光の下に咲く花。2009年3月11日に稼動開始。2010年4月までに大半の店舗で7に移行。9月30日オンライン稼働終了。
  • トーナメントの形式が再編された。
    • 従来の予選1・2回戦が予選前半・後半、従来の予選3回戦が準決勝となる。
    • 予選前半と後半は各5問で、異なるジャンルが出題される。前半終了時には敗退者はなく、後半が終了するまでは最大16人で勝負することになる。前後半戦の合計点の上位10人が準決勝へ進出する。
    • 準決勝がノンジャンル固定になり、上位4名が決勝戦へ進出する形式となる。
      • 後の「Extra」へのアップデートにより、準決勝も全てのジャンルからの出題に変更される。
    • なお、準決勝は従来の6問制でなく8問制になる。おそらくは、「ノンジャンルの名を騙った○○」といった、従来のノンジャンルでしばしば起こりうる出題ジャンルの偏りを極力排除するための措置だろう。
      • これで前作、前々作の難点だった平均プレイ時間の短さ、ジャンルの偏りによる不公平感が改善される。
    • 組システムは現時点で前作と全く同じだが、上記仕様変更により改善されている。
      • 出題される最多問題数は過去のAC版作品と変わらないが、最少でも予選前後半の10問のプレイが保証されるとともに、予選・準決勝でも複数ジャンルにまたがる力が問われるようになった。これにより「苦手なジャンルが出たらそこで終わり」「予選1回戦で敗退するとあっという間にプレイが終わってしまう」という不満の軽減が期待できる。
  • クイズジャンルが再編された。
    • 雑学と学問が、ライフスタイルと社会、文系学問、理系学問にになった。
      • An×Anのジャンルに近くなった。
      • 担当の先生も若干の異動があり、アメリア先生とエリーザ先生が担当持ちとなった。
    • ジャンルの再編成にともない、サブジャンルも再編成された。(例:スポーツのサブジャンル格闘技とスポーツその他が統合された)
    • 変更のあったジャンルに対応する宝石賢者の名称は、社会に琥珀賢者、文系学問に瑠璃賢者が新設され、従来の黄玉賢者はライフスタイル、紫宝賢者は理系学問となっている。
  • クイズ形式が再編された。
    • 新しい形式として、「文字パネル」が追加。従来からあった「四文字言葉」の、文字数のバリエーションが増えたもの。旧四文字言葉はこの形式に統合。
    • 「文字パネル」を含む、全ての形式が「セレクト」「パネル」「タイピング」「マルチセレクト」というような大まかな分類となった。QMA1でのノンセクション(現:ノンジャンル)ランダムの仕様が再登場した感じである。
    • 特定形式の強化が難しくなり、また個別形式を前提とした店舗大会も不可能になるため、特に特定の形式の茶臼となったプレイヤーに不満の声がある。
    • ランダムは残ったため、ランダムの使い手は安堵している。
  • レッスンモードが追加。
    • 前半は予習を3回行い、後半でジャンル別の実力テストを行う。購買部やマイルームも利用できる。
    • QMA5の検定試験をリニューアルしたようなようなものである。
    • 代わりに、トーナメント前の予習保証が6問1周に固定された(前作では6問2周が標準で、6問1周から10問3周まで店舗側で設定可能)。これにより、店舗側の差別化手段は料金設定しかなくなってしまった。また、予習も含めるとプレイできる問題数が前作と比べてほとんどの場合で減ってしまった。
      • これについては後述のExtraで再び設定可能となった。
  • 先生・生徒共に新キャラの追加。
    • 生徒は購買部のリエル。ライラとクロニカは追加されず。
    • 先生はサツキでノンジャンル担当。プレイヤーキャラのユウからはサツキがいなくなる。
  • キャラの立ち絵が激減し、3Dのミニキャラの割合が大幅に増加したことで、キャラゲー化が固まりつつあったQMAのセールスポイントを大きく損なう形となるため、ロケテスト発表時からグラフィック面で大きな不評をとなえたユーザーも多い。以下に2つの説を挙げる。
    • ギャルゲー(ゑろげー)風味の漂う女子生徒にゲームとしての健全性を問われる形になったのか、全年齢対象を狙うために変更された。
      • この説の理由として、『当時コナミがOVA等QMAの興行的発展を計画していたことを考慮するとQMA5の方向性は決して間違っていたわけではないという声が早くも多く上がっている』ことから。
      • QMA4、5、DS1での儀式(おっぱいタッチ)ができなくなっている模様。(タッチしても無反応) 
      • 優勝時の一枚絵がなくなったこともこれに関係している?
      • だが、クエストの一枚絵は裸だったりスカートの中丸見えだったりとむしろこの説の逆を行っている。
    • QMA5のセンターモニターの「学校案内」でわかるように、キャラクター,世界観,ストーリーに傾斜し、クイズゲームらしさがほとんどなく、初心者に優しくなかった仕様からの反動。
      • この説の理由として、QMA6のデモやセンモニの学校案内にはちゃんとクイズの紹介が形式別で入っていることがあげられる。(もっとも、QMADS1でQMAを知った一般層を引き込むのが目的とするなら、当然といえば当然だが)
      • QMA3にあった体験用問題が復活し、何と今回は先生が問題文を読み上げるというやや豪華なものである。
    • 昇格イベントも賢者昇格時に簡単なものがあるだけで、QMA5やQMADS1アカデミーモードのようなストーリー性がほぼ無くなった。
      • ストーリー関係はクエストをクリアすることで見ることができる(但しゲームの本筋とは関係ない。純粋にクイズを楽しみたい人と、ストーリー・キャラ重視の人と住み分けをさせるためか)。
  • ゲームバランスについては、稼動初期特有の現象、(個人的主観の入りやすい)問題のバランスを考慮しなければ、おおむね初中級者でもまともに遊べる様に変わっている。詳細は以下の通り。
    • 昇格試験の廃止に因り前々作同様どの組に居ても賢者を目指す事が出来る様になり、プレーヤー離れ及びサブカード横行のリスクも低下した。
      • 反面、先行稼働初日に賢者が誕生するなど、再び賢者価値の暴落も懸念されている。コナミとしては、大賢者以上の必要魔法石数をQMA5よりさらにかさ上げし、魔法石支給量を減らすことで調整している。
    • 熟練者でなければ獲得は覚束無い宝箱並びにコレクトアイテムのシステムが廃止。
    • 組における出題形式範囲は上位3組では前々作並み、下位3組では予習の選択制限緩和により広がっている。
    • レッスンモードの最多出題問題数は事実上前作の検定試験を上回っており、正当な意味でより有益なものになっている。
    • クラスの昇降格に関しては4/27アップデート以前は全クラスCOMが入らない上、ガーゴイル組から下には降格できない以前のシステムのままであったため、上のクラスに上がれない人も多数おり、初期の過疎化の原因になった。4/28以降はガーゴイル組以下にCOMが入り、さらにほとんど機能していなかったユニコーン組への降格が可能となり、大幅に初級者に優しくなった。
  • しかし、稼働カード数は稼働直後を別にすると(新作様子見専用のサブカが多数あるため)、QMA5よりさらに少ない数値で推移しており、2009/7現在で31万台まで落ち込んだ。
    • そのためか、2009/7/27には、Extraと題してテコ入れのアップデートが行われた。詳細は下記。
    • 夏休みに33万台まで持ち直したが、その後再び低迷が続き、2009/11には30万の大台を割り込んだ。その後も回復の兆しはない。
    • ただ、『アルカディア』誌の月別ランキングによれば、QMAシリーズの相対的な人気は、作品ごとでそれほど差がない(最高はQMA4が記録した5位、平均で9位前後)。QMA自体の低迷というよりは、アーケードゲーム全体の低迷期に入ったというべきなのかも知れない。
  • シリーズでは初めて引継ぎの際に名前の変更が可能になる。
  • QMA5のクエストをリニューアルされ、先生クエスト、生徒クエストが登場。QMA5のクエストはアイテムを手に入れるだけのものだったが、QMA6ではクエストをクリアすることでストーリーイベントを見ることができる。
  • プレイヤーのパラメータとして新たに「魔力ポイント」を導入。トーナメント直近50戦の獲得魔法石合計が示される。
    • 魔力が高い人は強いということが一目でわかるようになったが、COMが多いと魔力が下がるため、人が少ない時間帯や全国大会の裏が避けられるようになり、過疎化に拍車をかける結果となった。
  • 全国大会は、QMA4、5のホウキレースから変更。通常のトーナメントと同じ形式で行う。
    • 全国大会は専用の「キマイラ組」で行う。予選、準決勝、決勝で上げた点数や獲得魔法石などに応じてポイントが付与される。
    • 大会期間中連続5回プレーで最も累計ポイントが高い回が、その人の自己ベストとして記録。上位者には過去作と同じく称号が与えられる。
    • 魔法石獲得数がフェニックス組以下の2倍で、ドラゴン組の1.5倍を上回ったため、ほとんどのプレーヤーにとって魔法石獲得効率が上がった。また成績が魔力や組に反映されないため、気楽にプレイすることができた。そのためドラゴン組の一部のランカーや、初心者を除いては好評(その裏でトーナメントが過疎化し上位組ではGTでもCOMが大量に入るほど)。問題およびプレイヤーの平均レベルはおおむねフェニックス組程度であり、下位組のプレイヤーにはレベル的に厳しかったが、予選を抜ければ魔法石大量獲得の可能性があったので、積極的に出走する人も多かった。
  • 日テレの人気番組「高校生クイズ」とのコラボレーションを実現。同番組の過去問題を期間限定で配信した。
    • ○×には良問が多いとの声もある一方、タイピングについては、文字数の指定や表記ゆれの対応がまったくされていないことから、理不尽な不正解を食らうことが多く不評であった。
  • 稼動状況の不振があちこちから見える中、7月下旬に「クイズマジックアカデミー6 Extra」と銘打ったアップデートを実施。
  • DS版との連携についてはQMA7QMADS2に持ち越された。

QMA6Extra

  • 2009年7月下旬に投入された、QMA6のマイナーバージョンアップ版。内容は以下の通り。
    • 検定試験モードの復活
    • 準決勝ノンジャンル固定廃止
      • 固定でなくなっただけであって、ノンジャンルとなる場合もある。
      • 逆に、予選でノンジャンルとなる場合もある。
    • 優勝時一枚絵の復活。
      • ユウとリエルは新規の絵、他の女子生徒はQMA5の優勝絵で、水着を着用している場合は水着絵になる。ただし水着絵は1パターンのみ。
      • 他の男子生徒はQMA3とQMA5の優勝絵のどちらかがランダムに選ばれる。
      • 今作でいったん廃止されながらも要望の多かった優勝絵の復活に対し、「やはりモチベーションが上がる」と歓迎される一方、ユウとリエル以外は使い回しであること、また男女間で待遇差があることに対する批判も強かった。
      • 同様に演出面で要望の多かった、立ち絵・個別の賢者昇格絵については見送られた。
    • 全国オンライントーナメントモードにおける予習回数の設定の復活。
      • これによりレッスンモードとのコストバランスが曖昧なものとなり、検定試験復活とあわせてレッスンモードの存在意義をゆるがすこととなった。

QMA7

  • アーケード版第7作。2010年3月17日より順次稼動。タイトルイメージは本と洋燈。
  • 2009年10月下旬から池袋・川崎・秋葉原で、11月下旬から京都・大阪でロケテストが行われた。
    • 秋葉原・京都・大阪はコナミの電子マネー「PASELI」の試験運用を兼ねてのロケテストとなる。
  • 主な仕様は以下の通り。
    • 「協力プレーモード」(最大4人)が登場。これに合わせた新しい形式のクイズも実装。このモードのプレイには「PASELI」が必要(店内モードの初回プレイのみ現金でも可能)。
    • QMA6の統合形式に加えて、QMA5までの個別形式も登場。予習と決勝戦で選択することも可能。決勝戦では統合形式のみ、難易度選択が可能。個別形式とサブジャンルは☆の数を上限とした難易度の問題が出題される。(ロケテスト版では個別形式も難易度選択が可能だった)
    • 準決勝では前半4問と後半4問で異なるジャンル・形式が出題(事実上の前後半制)。
    • 既存の生徒キャラクター15名中6名のみ残留、新キャラクターが6名登場。DS版オリジナルキャラは登場せず。
    • ちびキャラのデザインが一新。
    • キャラクターアニメーションの強化(立ち絵の復活)。
    • 魔力ポイントの廃止。(ロケテスト版では設定されていた)
    • 予習のBGMはQMADS2・QMA6の流用。メインメニュー・トーナメント内の曲などは新曲。
    • 従来のメダルに代わる達成要素として「クマフィー」を導入。
    • カスタマイズアイテムは大半が未実装(順次実装予定)。マジックペットもいまのところ登場せず。
    • 購買部・マイルームは予習との選択制ではなくなり、モードセレクト前に任意に一度だけ入れるシステムになった。これにより、検定試験をプレイする際にも購買部・マイルームの利用が可能。
  • アカデミーが魔物に襲われ地上に墜落し、「黒いアカデミー」(グランドアカデミー・第7アカデミー)と呼ばれる地上の別の魔法学校と接触。そこでは教師が不在となっていたため、そこの生徒もこちらのアカデミーに通うことになった、という世界観となっている。
    • 墜落に際して、アカデミーの生徒は全員無事であると先生は話している。
    • プレイ状況に伴って徐々にストーリーが開示されていくようである。
  • AC版では久しぶりの新プレイヤーキャラクター多数追加となる一方、既存キャラクターの殆どが降板となった。
    • ロケテストの段階ではシャロンセリオス、近年の作品でストーリーの関係上頭角を現したユウリエル、そして新キャラのうち先行公開されたメディアの5名だけが使えた。
    • 2月のAOU2010にて、上記ロケテストの5名に加えて、残留組のレオンユリと、新キャラクターハルトアイコミューの合計10名が発表された。
    • 新キャラ4名は着ている制服が異なっている。別のアカデミーの生徒であったことが初回プレイ時に示唆されている。
    • 女子生徒が6人、男子生徒が4人と女子生徒偏向の傾向が強くなった印象があるが、さらなる新キャラの実装がある模様。降板したキャラの運命やいかに?
      • 稼動開始から1か月、予定通り新キャラ2名(リック・マヤ)の追加が発表された。
    • 既存キャラ多数降板が現実のものとなった今、使い手の一部が本作に避難してくる事態も起きている。
  • 本格稼動日の3/24から、本作との連動(QMAリンク)サービスが開始。しかし、復習機能はQMA7プレイ→復習問題ダウンロードの1サイクルで1問しか増えないうえに再起動しないと再ダウンロード不可で使い勝手が悪い、特典ダンジョンはボスのHPがむやみに高い割に仲間を鍛える以外のありがたみがない、と今一つ期待はずれな感がある。
  • 組分けは3作続けて同じになり、ほぼ難易度調整が固まったことになる。
    • ただし、ドラゴン組は内部で「昇格直後3クレ組(通称:下ドラ)」と「その他組(通称:上ドラ)」に分けられるようになった模様。下ドラで3クレ平均順位が4位以上となるか、3クレ中2回優勝すると、上ドラに移ると見られている。当然、後者の方が圧倒的に面子は強い。
    • また、QMA6からの引き継ぎの場合、引き継ぎ時点でのQMA6所属組に即座に編入されるようになったため、稼働初期に下位組で上級者と対戦する羽目になる事態は激減した。
  • 全国大会は、3対3の団体戦形式。
    • まず予習を行い、並行してマッチング。
    • 予習得点1、4、5位が"Gold Star"、2、3、6位が"Silver Moon"チームとなり、各人が出題ジャンルを選んで本戦を戦う。
    • それぞれのチーム毎に本戦得点の低い順に先鋒、中堅、大将として点数を比較。先鋒・中堅勝利は勝ち点1、大将勝利は勝ち点2となり、勝ち点の多いチームの勝利になる。
    • 成績に応じて勲章が授与され、勲章の合計数で大会の順位を決める。そのため、基本的にはプレイ時間が長いほど有利という、DS2やmobile版の全国大会と同じ性格をもっており、従来の全国大会とは異質な面がある。
    • 魔法石はこれまで同様、個人成績が自分より下位のプレイヤーからしか貰えないが、チームが勝てば4/3倍のボーナスが付く。
    • チーム戦としながら、実態は6人制の決勝戦の様なものである。ただし、チーム全員が不正解すると減点されるため、単純に正解数だけで1位になれるわけではない。単独正解した時の痛快さは相当な物である。
  • 「協力プレーモード」は、最大4人でダンジョンに潜り、協力して問題に答えて行き、各階の最後にボス戦になる。
    • ただし、現金で遊べるのは店内モードのお試しだけで、オンラインで遊ぶには、コナミの電子マネー"PASELI"が必要となる。さらに店舗側が"PASELI"に対応している必要があるため、協力プレーを満喫できる店舗は限られている。
    • オンラインで"PASELI"のチャージが尽きると、現金での補充ができないため強制リタイアになる。要注意。
  • トーナメントではQMA5のような魔神戦が復活。ドラゴン組決勝で条件を満たすと発生。4人の合計点数が基準点を上回ると勝利となり、エンディング演出となる。そのかわり賢者昇格でのエンディング演出はない。
    • 協力プレー、全国大会とあわせて、全体として協力要素が強く打ち出されている。
  • 稼働当初の階級は前作と同じだったが、アップデートで宝石賢者に段位が導入され、新たに宝石天賢者が最高位となった。
    • 宝石賢者の昇段はプラチナメダル獲得が必要。条件は「ドラゴン組決勝を全員HUMで優勝」「全国大会でAce(予習1位か2位)となり、区間賞を3回以上取り、かつ優勝する(6/28追加)」「協力プレーのオンラインで、最終階到達(6/28追加)」「協力プレーのオンラインで、最終階のボスを倒す(6/28追加)」のいずれか。プラチナメダル500枚で、宝石天賢者になる。
    • 今作で宝石賢者に必要な魔法石は101,082個。QMA6より少し減ったが、やはり簡単に到達できる数字でない。
    • このような仕様により、各階級でカンストの可能性があったQMA5に比べプレイヤーの不満は大幅に減少し、なおかつ、上級者にとってのモチベーション維持に成功した。
    • 代わりに、前作にあった魔力は廃止された。
  • このようにゲーム内容は改善されているのだが、キャラクター降板の影響や筐体の撤去・バージョンアップ見送りなどにより、稼働カード数はさらに減少。最高でも29万枚弱で、その後も前作ほど急激な落ち込みではないとはいえ、長期低落傾向が続いている。

QMA8

  • アーケード版第8作。2011年3月29日稼働開始。
    • 2010年10月から11月にかけ、全国9か所でロケテストを実施。
    • 当初の予定では3月17日先行稼働・24日本稼働と言われていたが、11日の東日本大震災により遅れを余儀なくされ、結果的に他メーカー系列店も含めほとんどの店舗でほぼ一斉の稼働開始となった。
  • 現在判明している主な仕様は以下の通り。
    • 7で登場しなかった旧キャラクターが全員復活。また、7で追加された新キャラも健在。(ただし、ロケテスト段階ではサンダースアロエヤンヤンは使用不可)
    • 協力プレーで使用できるお助けアイテムが実装された。なお、お助けアイテムはPASELIでの購入となる。
    • 問題形式は6・7にあった総合形式がランダムを除き廃止。新たに「早い者勝ち(予選のみ)」、「自由形式(決勝のみ)」、「協力スロット(協力プレーのみ)」が追加。
      • 決勝での難易度選択はランダムと自由形式でのみ可能。
    • トーナメントで区間賞を取るとボーナス魔法石を獲得できるようになった。
    • PASELI使用時のみ、購買部でのパイタッチ復活。(強制退去は無し)
    • e-AMUSEMENT PASSのカードリーダーがタッチ式に変更された。(ウイイレ、DDR新筐体、ザ・ビシバシなどで使われているタイプ)
      • e-PASSの代わりにおサイフケータイも使えるようになるため、それに伴う変更と思われる。
      • カードを使う場合でも、表面の磨耗(特に旧型PASSの場合)の心配がなくなり、また手軽にステッカーなどを貼ることも可能となった。
    • QMA6からの飛び越し引き継ぎが可能(2011年5月31日まで。ただし、QMA7データがある場合は不可)。
    • ゲーム連動の公式コミュニティサイトを新設。サークル内での対戦や協力プレーが可能。
  • DS版との連動はなし。
  • 全国大会は、基本的に前作と同じルール。しかし、称号に必要な得点の計算方法が変わり、また最良の10クレの得点合計で判定するため、数に物を言わせて称号を奪い取る廃プレイは通用しにくくなった(正常化ともいう)。
    • 全国大会でも、お助けアイテムが限定3種類で使用可能。内訳は「叡智の魔法」「増数の魔法」「守護の魔法」。購買部で買うのではなく、自動的に貰える。「増数」と「守護」は全国大会で初登場。
    • 上級者には点数増の「増数」、初心者には全員不正解時の減点阻止の「守護」がかなり重要。ヒントの出る「叡智」は、連想で待ちたくない時などに。いずれも1クレに付き2回まで使える。
    • しかし、称号を狙うのであれば、得意ジャンルは「増数」無しで区間賞を奪い、他で「増数」を使う必要がある…とは、とある称号のアドバイス。言い換えれば、得意ジャンルに増数を使っているうちは、称号を狙える実力ではないということ。
  • カード数は最高でも26万台と、7/1現在で不振が続いている。これから巻き返しはなるのか。
    • その後24万台まで回復したものの、最終的には20万前後となった。

QMA賢者の扉

  • アーケード版第9作。2011年10月に東京・秋葉原と横浜でロケテスト実施。2012年3月15日稼働開始。
    • いわゆるナンバリングが廃止された。ただし、公式サイトのURLなどを見ると、内部的には「QMA9」という扱いであることがうかがわれる。
  • 主な特徴は以下の通り。
    • モニターが21.5インチワイドに変更。従来のモニターは上に移動しサブモニターとなる。
      • サブモニターの有用性については疑問のあるところだが、実際のところはモニターの処分費用をかけさせないための策ではないかとも思われる。
    • が5レベルに細分化され、トーナメントではより実力の近いプレイヤー同士のマッチングとなる。組の昇降は、トナメの順位に基づいた組経験値の増減による。
      • プレイヤーの所属組をまたいでのマッチングも起こるため、実際のトナメのマッチングは「杯(カップ)」という。また各杯のうちレベルの高いものを「ハイクラス」と称する。
    • 全国大会はホウキレースが復活。
      • リエルのホウキレースはアーケード版では初となる(従来はDS2のみ)。
    • ジャンル限定イベント「魔龍討伐」を配信。
    • 一人プレーモード「アカデミーアドベンチャー」の配信。
  • その他、以下のような変更がある。
    • 新形式「グループ分け」の追加。
    • 協力プレーアイテム「お守り」の追加。
    • 協力プレーで前月のコースをEASYモードとして一か月延長配信。
    • 検定にSSランクが追加。
    • 旧作の検定をアーカイブ配信。
    • 予習の追加購入(要PASELI)やスキップが可能。
    • 自由形式でランダムを選択可能。
    • プラチナメダルはドラゴン杯優勝で1枚、ドラゴン杯ハイクラス優勝で2枚、協力プレーラスボス討伐で1枚。優勝回数ランキングはドラゴン杯ハイクラスのみ対象。
    • 協力プレーで「叡智の書」の効果が強化。
    • キーボードでQWERTY配列・ローマ字入力が選択可能。
    • CNが8文字まで入力可能。
    • 決勝や協力プレーのカットイン、先生の立ち絵が新規に。
    • アバターアイテムの装備位置が細分化され、より多くのアイテムを同時に装備可能。
    • プレー料金のデフォルト設定が100円(100PASELI)・協力コンティニュー50PASELI(割引時30PASELI)に変更。
      • 従来の200円(200P)・90Pという設定から現実的な設定になった。特に協力コンティニューについては、店舗側の認知度が低いのかデフォルトのままのことが多いので、嬉しい変更といえる。
      • e-AMUSEMENT Participationの対象となり、いわゆるコナミ税が1クレジットにつき30円引かれるため、100円2クレなどの安い料金設定が困難になるのではと見られる。
    • サブモニターの画像の変更が可能に。また有料販売も行われる。
    • タッチパネルが超音波方式から静電容量方式となり、一部のタッチペンや消しゴムつき鉛筆が使えなくなる。
  • 好評だった8の後を受け、全体的に小幅な変更にとどまっている。
    • しかし、8で問題のなかった「プレー中のサークルメンバーの人数表示」が長らくバグったままであったなど、首をかしげる点も見受けられる。
  • 2012年8月には台湾・香港でロケテを実施。シリーズ初の海外進出に期待がかかる。

QMA賢者の扉 Season2

  • 賢者の扉のアップデート版。2013年4月1日稼働開始。
    • 新作と言えるかどうかは微妙なところだが、大門氏は10作目であるとしている。
  • 主な特徴は以下の通り。
    • キャラクター演出リニューアル
      • トーナメントを中心に、優勝絵の刷新や、決勝リザルトでのカットインの新設などがされている。
    • 「ライバル」機能追加
      • トーナメントでよくマッチングするプレイヤーが3人まで自動でライバルとして登録される。
    • 決勝戦で同一キャラクターや同一形式によるイベント発生
      • QMA3の○○杯、DS1のソックリさん杯、本作のキャラ杯のようなもの。また新たに誕生日記念が設定される。
    • 宝石賢者以上に「転生」制度を導入
      • キャラクター・CNの変更が可能。階級は修練生10級からとなるが、プラチナメダルを魔法石に換算して上積みされる。「転生章」の獲得などの特典あり。
      • 引き継ぎ時に転生を選択しなかった場合も、あとから選択可能。
    • 組分けの変更
      • 各組が「キング~組」「ナイト~組」「~組」の3分割となる。また組経験値も変更。従来の組Lvは廃止。
      • ちなみにQMA3の全国大会はキングリーグ・ナイトリーグ・ポーンリーグに分かれていた。
    • モードセレクト画面の変更
      • 「全国オンライントーナメント」「アカデミーアドベンチャー」「四人対戦」「協力プレー」「魔龍討伐」「検定試験」
      • 従来別建てだったサークルが統合され、店内対戦とサークル対戦が「四人対戦」に、サークル協力が協力プレーに集約される。購買部の入口も一つに。
    • 新曲追加
  • 賢者の扉からの引き継ぎの場合、階級は保持、組はガーゴイル組Lv1以上の場合は一律ガーゴイル組に。
    • その他の要素はほぼすべて引き継ぎの模様。
    • キャラクターやCNの変更は「転生」を除き不可。
  • 限定e-PASSは生徒集合絵3種。
  • 公式サイトでの発表当日、トップページの画像が「Seson2」となっており、相変わらずのコンマイクオリティぶりを発揮していた。

QMAカード

  • QMADS1およびアーケード版における、アクセサリーIIのカスタマイズアイテムの1つ。文字通り、QMAの絵柄が書かれたカードがキャラの隣に現れる。
    • 絵柄は「アーケード版でそのキャラクターを初めて作った時のバージョン」のQMAにちなむもの。QMA3までは稼働当時の磁気カード(3はロケテ版のもの)、QMA4以降は稼働当時の限定e-AMUSEMENT PASSが絵柄となる。
    • 学籍番号と並び、そのプレイヤーのQMA歴を証明するアイテムでもある。
    • また、QMADS1初回版付属の金色PASSを用いてQMA5またはQMA7をプレイすると、特典アイテムとしてQMAゴールドカードを入手できる。
  • QMADS1では、QMA5からアミューズメントリンクで引き継いだキャラしか持っていない。また、引き継がれるカードはQMA1~4のものに限られ、QMA5のものやゴールドカードは引き継がれない。
  • 本作での存在の有無は不明。

R

Radio QMA!

  • QMADS1および関連商品の発売に合わせて、KONAMI STATIONにて放送していたQMAのネットラジオ番組。毎週金曜日更新。2008年11月21日更新でひとまず最終回(全13回)。2008年12月18日にCD化発売。
    • トークパートとドラマパートが別々にCD化された。どちらも新録あり。もっともトークの新録はQMAとはまったく関係ない。
  • パーソナリティはシャロン役・浅野真澄とユリ役・広橋涼。回を追うごとにトークのテンションが上がっている(特に荒鷲の人)。
  • ユリ県立魁シャロン校の出典はこの番組。
  • 奇数回にはラジオドラマが付く。ナレーションが若本なことに吹いた人も多いはず。
  • なお、当然ながらキャラと中の人は別物なので、キャラのイメージを過大に期待して中の人のトークに接するとショックを受ける可能性も。とくにシャロンの中の人はシャロンとはいろいろな意味で対照的なので注意(貧乏育ち、割と巨乳、爆裂トーク)。

S

STJ

マルチセレクトクイズ

T

U

V

W

Wi-Fi

  • ワイファイと読む。ノートパソコン・携帯情報端末・携帯ゲーム機などに搭載されている無線通信規格の一つ。詳しい説明はググれ。
  • 本作では、ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続(アカデミーモードでは寮・自室または討議の間から)してオンライン全国トーナメントなどで遊ぶことが出来、更には新しい問題のダウンロードや検定の解禁、アーケード連動も出来る。
  • 対応している無線LANルータを元から使用していれば手っ取り早い。むしろ使わない手はない。だがそうで無い人は多少の設備投資を要する。もちろん、ブロードバンド接続環境があることは大前提。家庭用ゲーム機に於けるオンライン対戦での敷居の低さの限界か。
    • PCを持っていれば、ニンテンドーWi-Fi USBコネクタを使う、という手もある。これだと設定も簡単で初期投資も3,000円強くらいなのでお薦め。ただし対応OSはWindows XPとVistaのみ(2000も非公式ながら動作は可能)。それ以外の機種は、やはり無線LANルータを調達する必要がある。
  • どうしても家庭で環境を整えられない場合は、DSステーションの他、マクドナルド(BBモバイルポイント)やつくばエクスプレス、ユーザー認証を行わないタイプの公衆無線LANサービスでなら無料で利用可能(BBモバイルポイント・つくばエクスプレスは要設定)。
    • Webブラウザ上でユーザー認証を行うタイプのサービス(FREESPOTや、BBモバイルポイント以外の有料サービスのほとんど)は、原理上利用できない。どうしても使いたい場合は、DSブラウザかDSiブラウザでログインした後、すぐに本作を起動することで使える場合もある。ただしPPPoEを使用するもの(NTTのフレッツ・スポット)は利用不可。
    • マクドナルドに行けば無料スポットもあるので気楽に行けそうだが、繋がらないこともあるので注意。
  • 他、ウィルコムの「どこでもWi-Fi」やイーモバイル・ソフトバンクの「Pocket WiFi」のように、無線LANと携帯電話(PHS)網を中継する端末を契約すれば、ほぼどこでも利用可能。
    • 最近ではこの種の端末の選択肢が増えてきており、特定の携帯電話キャリアに縛られないSIMロックフリーのものや、WiMAXを使うものもある。
    • ドコモの2010年夏モデルにも同様の機能を持つものがあり、公式サイト発表会では本作が紹介されている。
    • 特にスマートフォンを用いるものをテザリングといい、一部のAndroid機やiPhone 5などで利用可能。
    • Windows Mobile機などのスマートフォンにも、同様の機能をもつソフトが用意されているものがあるが、接続方式の制限により使えない場合もあるため注意が必要。

X

Y

Z

1

1234ドーン

  • 一問多答順番当て線結びで分からない問題が出たときに、とりあえず1234(順番当てならABCD、線結びなら順番通り)で回答すること。
  • 当たったら儲け物という程度だが、グロ問単独正解で満点ゲットということもある。
  • 選択肢に全く分からない単語が並んでいた場合に有効だが、問題を最後まで読んでみたら「~を50音順に並べなさい」で涙目になることも。
    • 「~を出てくる数字の大きい順に並べなさい」など一目瞭然な問題もはずしてしまうことも…。
    • その他の涙目なシチュエーションに「三大○○を選びなさい」もあり。
  • 「でたらめに答えて当たる確率」はどう答えようと同じなので、1234自体に特に意味はない。多答なら3つ以下、順・線なら4321やばらばらで答えても同じことである。
  • ただし、確率上多答の方が成功しやすい。選択肢が4ある場合、理論上多答は1/15の確率で成功するが、順・線は1/24。また、順・線は選択肢の3つまで分かった時点で正解が確定するが、多答は1/2の確率で間違えることになるため、半端に分かる場合も1234ドーンに頼りがちになる。
  • QMA6では、正解率アップのためか、一問多答・線結びの選択肢を3つに減らしているが、123ドーンという言葉は聞かない。やはり1234ドーンなのか?

13xxx

  • コナミのサーバーとの間で通信エラーが起きたときに表示されるエラーコード。
  • Wi-Fiコネクション自体はつながったままである(無線アイコンが表示されている)場合があるが、そのまま再度Wi-Fiプレイをしようとしてもすぐにエラーになってしまうことが多いため、一度Wi-Fiコネクションを完全に切断してから再挑戦したほうが無難。

17歳

  1. エリーザ先生の渾名。
  2. QMAにおける、女性キャラクターの年齢を数える規準単位。「17歳+××ヶ月」と表記する。マロン先生は免許証もそう言う表記らしい。

2

3

3クレイプ

  • 3クレ(クレジット)+レイプ の略。
  • 今までプレイしていた組より上位の組へ昇級したものの、トーナメントに3回連続で惨敗し、すぐに前の組へ強制送還されること。
  • アーケードゲーム界隈では、コイン投入によるプレイ可能回数を○クレと呼ぶ事があり、それに由来する。
  • QMA4DS1では組の変化条件が最近5回の順位であったため、そちらでは「5クレイプ」といわれていた。
  • 上位組へ上がるほど惨敗して魔法石が貰えないという事態が常態化し、上位組ではトーナメントの決勝戦が専らチキンレースと化していることも。
    • とくにQMA4のフェニックス組の決勝で顕著であったといわれている(優勝一発でドラゴン組へ上がってしまうため)。しかし、同じシステムでもQMADS1ではそれほどシビアな雰囲気ではなかったようだ。

4

5

6

7

8

9

91010

94020

  • ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続した際に現れるエラーコード。
  • 鯖討伐クエスト開始の合図。

その他

☆、★


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数字・他