【かえるの殿様ご乱行！温泉郷の異変を探れ！】

ISEC

メインボス

概要

1話

【クレマール亜大陸】の火山帯西部にある【ラーナ温泉郷】、以前に温泉郷にやって来た【海賊シルバー】に勧められ、火山帯活性化に伴い来訪客が少ない機会に【ジャミル】と【ダウド】が来訪する。
同じく入浴のために来訪してきたのは【レオナルド】と【エリザベート】、ジャミルは【アーサー・ダールトン】や【ウルピナ】と共に同行としていた機会はあったが、2人とは【ディスノミア】以来となる。
レオナルドとエリザベートは【リベル】を追って【ブハンギ砂漠】に向かっていたが、その道中でに温泉地に辿り着いたようだ。
その中でエリザベートはジャミルが着ている浴衣に興味を持つと、ジャミルはダウドがジャミルに女装用に着せるはずだった浴衣を手渡す。
エリザベートも浴衣に着替え終わり温泉に向かおうとすると、曲者の4人を捕らえようと大量の【かえるの王様】が現れる。
ラーナ温泉郷は泥小屋に生息するカエル帝国のカエルによって管理されているようで、エリザベートも【大地の蛇】のような蛇が苦手ではあったが、カエルは大丈夫なようだ。

2話

カエル帝国のカエルとは面識のあったジャミルであったが、ディスノミアで遭遇としていた時とは異なり凶暴化していた。
結局数で押されてしまうと、4人は縄で縛られ【かえるの殿様】の居場所まで連れて来られてしまう。
かえるの殿様は、カエル帝国の世界制覇事業に伴いジャミルを臣下に加えようとするが断られてしまい、4人は洞窟にある牢獄に投獄されてしまう。
元盗賊のジャミルやダウドはもちろんの事、レオナルドとエリザベートも【セレナイフ州】での【海キノコ】?騒動で投獄されて以外では、故郷の【ヤクサルト辺境州】で農民をやる前は悪さばかりして投獄された経験があるようだ。
ジャミル達はおとなしく捕まっている様子は無く即座に脱獄する様子を見せていたが、それよりも先に事情を説明するべく牢から解放したのは、正常な状態のかえるの王様であった。

3話

道中の魔物を蹴散らし、かえるの殿様に左遷され、僻地へと追いやられたかえるの王様の支配地へとやって来る。
この事態となった発端は温泉地に【不死鳥】がやって来たのが原因で、温泉が不死鳥の影響により温泉が変質化され、その温泉に浸かったかえるの殿様は全潜在能力を引き出すと同時にのぼせ上がったような行動を取るようになったという。
その会話に補足を入れるべく温泉通を自称する【タリア】が現れると、既に温泉に浸かり正常な挙動を取るのが限界の中で事情を説明する。
不死鳥が温泉郷にやって来た目的は、死期を悟って転生するべく倒されるためにやって来たのだが、肝心の戦うべき相手が火山帯の活発により立ち入り禁止となってしまった影響で、不死鳥の力が土地一体に広がって温泉を変質化させ、更には大亡星獣の【ズィガエナ】が起こした土地の活性化により、火山が活性化した事も大元になっているようだ。
下手をすれば【ドルマード氷原】へ派遣される恐れのあるかえるの王様は、かえるの殿様達を正気に戻すように頼み込む。
解決策としては、不死鳥を倒し近くにある卵から転生する事であり、再誕した不死鳥が完全復活のために周囲にある火行と星の力を吸い上げる事で温泉も元通りになるようだ。

4話

死期が近い不死鳥は黒いはずであったが、星の力の影響もあり赤々と燃え盛っていた。
不死鳥は自らが倒されるべき相手が現れたと判断すると、4人に向かって来る。

5話

不死鳥を相手にジャミルが足止めを行い、そこへレオナルドが追撃を加える。
一見無法者に見えるが、仲間思いで弱い者には優しく、人の道に外れた真似をしない2人に感心するダウドも、2人に遅れを取るわけにはいかず加勢する。
そこへ一斉攻撃を加えようとするが、ダウドに続いて追撃を加えたエリザベートの一撃が決定打となって不死鳥は倒された。
その後、転生した不死鳥によって温泉地の活性化したエネルギーを吸い上げると温泉は元通りとなり、その温泉にジャミルとダウドが入浴する。
そこへかえるの王様と共に正気に戻ったかえるの殿様もやって来ると、今回のお詫びに三助役として参上し、背中を流すという名目で、大量のかえるの王様と共にジャミルとダウドは舐めまわされてしまった。
一方でエリザベートは浴衣に合わせて、レオナルドに正月に着た着物の着用を勧めたが、レオナルドは着る様子は無かった。

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