【水底からの呼び声！誘拐事件を捜査せよ！】

ISEC

メインボス

メインボス(新編)

概要

1話

【ゴスブルナ大陸】の開拓者の街サウスフロントの海岸地帯において女性が連れ去られる事件が多発していた。
その一方で【ジャン】は、【モニカ】共にゴスブルナ大陸に到着し、【クローディア】を連れて捜索を行っていたが、事件解決を皮切りに【パトリック】や【ネビル】と共に【ディミルヘイム】での【バファル帝国】再興を望んでいるようだ。
【フェル6世】の娘であり、暗殺者に狙われたが故にバファル大森林に住む魔女の【オウル】に育てられたクローディアとしては再興するつもりは無く、ゴスブルナの森で【ブラウ】と【シルベン】と共に暮らしていくつもりでいた。
探索は日没まで続き、買い物役を担当しているモニカと一度合流する事になるが、その道中に岩礁地帯をクローディアが発見すると、引き潮になった場所から洞窟を発見するが、背後から魔物の影が迫っていた。

2話

数日後、ジャン達に続きゴスブルナ大陸にやって来たのは、【ジャミル】、【ダウド】、【ファラ】の3人であり、【エスタミル】出身の【都会の盗賊】の身としては【オーレンシア大陸】に在住したいジャミルであったが、ゴスブルナ大陸にはサウスフロントを始めとする開拓地に【サンダイル】の開拓者と【マルディアス】の【フロンティア】出身者が多く住んでいるようで、その様子を見るべくやって来たようだ。
ジャミル達がゴスブルナ大陸に到着して間もない頃、今度は【リージョン諸島】からやって来た飛行モービルが着陸し、中から【IRPO】の捜査官である【ドール】と臨時捜査官として活動を続けている【ウルピナ】が現れる。
2人はモニカから失踪事件の通報を受けてやって来たようで、ジャンやクローディアも行方不明になった事で、【ブラッククロス】の関与も考慮に入れて捜査にやって来たようだ。
飛行モービルの着陸場所にジャミル達がやって来ると、失踪事件の詳細を知り、同じマルディアス出身であるクローディアを捜索するべく協力する事になる。

3話

ジャンとクローディアのいた海岸を捜索するドール達であるが、特に手がかりは無く、クローディアの捜索を続けているモニカの心労も考慮に入れて、ドールはおとり捜査を行う事を提案する。
しかし、ドールは捜査官として捕まる訳にはいかないとダウドはジャミルを女装させて、おとり捜査を行わせる事を提案する。
結局ジャミルは、ファラもおとり捜査に加わる事もあり、女装しておとり捜査を行う事になると、ドールとウルピナに連れられて女装させられてしまう。
女装したジャミルに加え、笑いをこらえているファラ、ウルピナと共に海岸を歩いていると魔物の影が出現し、3人はまとめて連れ去られてしまう。

4話

引き潮となった岩礁地帯の洞窟の中に【ディープワン】によって連れて行かれるジャミル、ファラ、ウルピナをドールとダウドは尾行しながら追って行く。
3人は奥にある岩の牢獄へと連れて行かれると、その場所には行方不明となっていた女性達とクローディアとジャンを発見する。
持ち物は没収されたが、食料は配給されているために健康に害は無いが、ディープワンを従えている魔物は女性を連れて来ては品定めを行っているようだ。
新たにジャミル達が連れてこられてきた事で魔物の主が現れると品定めを行うが、その最中に照明弾が放たれる。
照明弾を放ったのは尾行を行っていたドールで、洞窟を探索中に没収された持ち物を回収していたようだ。
照明弾の閃光の効力が薄れ魔物の主の姿が見え始めると、その正体は【四天王】の【水竜】が【裏四天王】化した【濁竜】であり、女装したジャミルを狙って襲いかかる。

5話

ジャン、ドール、ファラの一斉攻撃を耐え凌ぎ、ウルピナとクローディアを無視して女装したジャミルに迫ってくる。
【イノーマスウィング】と化した【タイニィフェザー】と同じくして裏四天王となって暴走状態になっている濁竜を止めるべく、ウルピナとクローディアは一斉に斬りかかる。
それでもしぶとくジャミルに迫る濁竜に対してジャミルが一撃を与えると、ようやく元の水竜に戻る。
ディミルヘイムでは並行するマルディアスの水竜の姿となっているが、その魂は【ディスノミア】の水竜の神殿にいた水竜であり、かつてその場所に現れたジャミルの女装姿を夢見て捜索を続けていたようだ。
しかし、改めてジャミルの女装であった事を知ると水竜は愕然としてしまい、クローディアもジャンが不用意に話し掛けてはいけないような状態に陥っていた。
自らの力を蓄えるべく海洋生物の増殖を行った結果、濁竜と化して暴走を起こしてしまい、今度は海洋生物が減少を起こして理性を失ってしまったようだ。
ドールは水竜が大湖の主としての立場を考慮してサウスフロントの守護者として住民を守る事を約束させ、水竜は了承し立ち去って行った。
結局水竜の目的は女装したジャミルであり、ジャミルとしては二度と女装するつもりは無かったのだが、岩陰に最後まで隠れていたダウドとしては、そのつもりは全く無い様子を見せていた。

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