【ベア(RS2)】

RS2

概要

【帝国重装歩兵】の1番手。

物語開始時の【レオン】のパーティの初期メンバーとなっている。
その高い【HP】と【体力】を買われ【陣形】【インペリアルクロス】で最も危険なポジションである先頭を任されている。
閃きも優秀で序盤から色んな技を覚えてくれ、尚且つ美男美女である【ジェイムズ】と【テレーズ】に対し、序盤で覚えられる剣技が【パリイ】のみであり、熊という名前に似つかわしいいかつい大男という彼はなんとも微妙なポジション。

ただ、危険なポジションを任されるだけあり、最序盤であれば物理攻撃を食らうと一撃で倒れる可能性があるテレーズや【ジェラール】がいる中で、物理攻撃であれば高い守備力で大半の攻撃のダメージを0にしてしまうため防御面ではかなり頼りになる。
一方の【腕力】は戦士系クラスと考えればかなり低く、【素早さ】に至っては見た目通り最低レベルと火力面ではあまり期待できない。

彼の、というよりは帝国重装歩兵の特徴であるが、物理防御力で敵の攻撃を何とか出来る序盤はさておき、ある程度ゲームが進むと防御力だけではなんともならないバランスになってくるため、そうなってくると攻撃面も今ひとつ、素早さは最低クラスという帝国重装歩兵はパーティに入ることもなく放置されやすくなっていく。

その為、場合によってはベアが最初で最後の帝国重装歩兵のパーティメンバーであるというケースも少なくない。

さて、そんな彼であるが、初期メンバーの際はまず確実にパリイを閃くことになる。
パリイは敵の物理攻撃を剣で受け流す技であり、元々守備力が高い彼がそれ程パリイに頼る必要はないと思われるのだが、攻撃面で言うとジェイムズやレオンの方が強力であることから、気付けば前衛で延々とパリイを指示され攻撃の受け流しを試みていることが多い。
ベアの閃きタイプだとこの時点で剣技として覚えられるのがパリイしかなく、敢えて【バスタードソード】を装備させるという奇特なプレイヤーも物珍しいと思われるため彼は今日も前衛でパリイを続けることになるのである。

……といった具合にベアとパリイの親和性は高く、大抵のプレイヤーがベアといえばパリイ、更にはパリイといえばベアと見做している節がある。

そして、ジェラールの代が終わりに近づく頃には、敵の攻撃も多少激しくなってきて、パリイで攻撃を防ぐよりもさっさと敵を倒した方が良いと判断されがちになってくるため、次代になるとパリイを敢えて覚えさせることも稀になる。
結果的に、パリイを使ったことがあるのはベアだけ、という状態にもなりやすく、尚更ベア＝パリイの図式は強固になっていく。

ちなみに詳しくはパリイの項目を見ていただきたいが、パリイの成功率は素早さ依存なので、ベアとの相性はあまり良くない。
手持ち無沙汰になるならばジェイムズが剣を使っていることを良いことに【体術】を鍛えておく方が良いかもしれない。
ポジションがポジションなので、反撃型パリイこと【カウンター】を覚えられることもあるので尚のこと。こちらも成功率素早さ依存だけど。

中盤や終盤になると帝国重装歩兵のキャラテーブルが一周して再度登場する。

といった具合に色々と地味な役回りな彼であるが、逆にコアなファンも存在する。
そういう意味で言えば帝国重装歩兵の中では恵まれているキャラ……といえるのかもしれない。

初期メンバーとしての能力

閃き

IS