RS1
没データ。
【ブラッドラッパー】と【スライムボックス】の亜種。
RS2
木箱
【ソーモン】にあるクジンシーの館内部で、特定の【宝箱】を調べた時のみ戦闘になるモンスター。
単体でしか出現しない。戦闘の入り方がシンボルエンカウント方式ではないので、戦闘開始状況が直前に接触した敵シンボルや仲間・【術法研究所】の術士などのNPCの方向に依存する。
直前の戦闘で陣形を乱されていると、この敵との戦闘でも陣形を乱された状態で戦闘になる。
逆に仲間に後ろから話しかけてソフトリセットを行い、戦闘に入ると1ターン確実に【バックアタック】を取ることができる。
倒しても退却しても宝箱は空になり、再び調べても何も起こらなくなるが、画面切り替えやセーブ・リセットで何度でも復活する。
【クジンシーの館】に普通に到達した時点で考えるとかなりの強敵。
そもそもHPが999と、【クジンシー】ほどではないがかなりタフ。
その上、攻撃技を封じてくる【マッドバイター】や、事実上一撃必殺というべき威力の【体力吸収】とこの時点では場違いといっていい強力な技を使いこなす。
その為、普通にクジンシーの館に挑む時点では、【WP】等を後先考えずに利用する、いわゆるボス戦の感覚で挑まないと倒すのは難しい。
ただ、逆にクジンシーの館の時点で過剰に育成を繰り返した場合は楽に勝てるか、というとそうは問屋が卸さない。
戦闘回数が増えると、【ソウルスティール】を使ってくるのである。
何かの間違いではないか、と思われるのも無理はない。
クジンシーの館に到達する前に、ヴィクトールを葬り去ったクジンシーの必殺技といって良い全LPブレイクの反則技を、固定戦闘とはいえ雑魚同然のミミックが普通に使ってくるという信じがたい光景。
詳しくはソウルスティールの項目を見ていただきたいが、ソウルスティールは要するに原則回避不可の全LPブレイクであるため、狙われたら最後、そのキャラは死亡しロスト、【皇帝】であれば即座に皇帝死による【皇帝継承】が発生する。
【レオン】はクジンシーからソウルスティールを見切るべく決死の覚悟でクジンシーに挑む流れになるが、ミミックからは見切れないため、レオン帝の段階ではソウルスティールで狙われた時点で【ゲームオーバー】。
そして、クジンシー第1形態と違い、ミミックは皇帝以外に対しても使う可能性がある。
つまり、【ジェラール】が皇帝になった後でも安心できず、ソウルスティールの見切りがない他の面々にとってロスト確定である。
使用確率はそれ程高くないとはいえ、はっきり言って異常である。
SFC版ではクジンシーの館にしか登場しないため、クジンシー第1形態を撃破すると二度と戦うチャンスがない。
普通にプレイしていればミミックがソウルスティールを使ってくる事実も知らないままにゲームを終えることになり、序盤にしてはやや場違いに強い印象だけは残りがち。
倒すメリットはほとんどない。
レアドロップとして【星くずのローブ】はあるが、それほどの性能ではないので割に合うとは言い難い。
一応ほかの入手手段は【ディープワン】のドロップだけであり、イベント戦闘を除外すれば中盤以降と考えてもなお、早期入手のメリットはさほどない。
むしろ、ここで変にWPを消費するとクジンシー戦が厳しくなるため、遭遇してしまったら即座に逃げる方が無難といえる。
ただ、序盤の敵の中では多少技レベルが高いので、【ジェイムズ】に【巻き打ち】を閃かせるといった用途では使える。
対処法としては総戦闘回数を抑えるのも一つの手段。戦闘回数が15回未満だと体力吸収を全く使ってこなくなり、館1階は通常攻撃、館2階の個体はマッドバイター主流になる。
HPが初期HPに毛が生えた程度の戦闘回数ではあるが、HP50位でマッドバイターなら防具と【ソーモンの指輪】で打ちどころが良ければ狂戦士を防ぎつつ耐えられる。
マッドバイターはカウンターも可能なので、防御力を無視した【マタドール】などのカウンター攻撃技や【バスタードソード】を持たせた【レオン】の【二段斬り】で削り、【傷薬】で回復を怠らなければ勝てない相手ではない。
リマスター版では、基本的な内容は変わっていないが、追加ダンジョンである【追憶の迷宮】の宝箱からたまに出現するようになった。
クジンシーの館では、出現する宝箱が決まっていたが、こちらでは宝箱の中身がランダムで入れ替わり、その候補の中にミミックがある形となる。
追憶の迷宮に挑むタイミングがゲーム中盤以降であると思われる為、遭遇時期的に言えば相対的に倒しやすくはなっているが、戦闘回数の都合上【攻撃の激化】によってソウルスティールが解禁されている。
【素早さ】が30あるため、どうせ一撃で倒せるし、等と余裕ぶっていると先制ソウルスティールで返り討ちに遭う可能性もある点は留意したい。
追憶の迷宮に挑む際には全員にソウルスティールの見切りを覚えさせておくか、或いは出会ったら油断せず退却すること。
宝箱(没)
内部データにのみ存在する敵キャラで、移植版を含めても実際に戦うことはできない。
しかし【ロマンシング サ・ガ大全集】には「ミミック(宝箱)」という名称で普通に紹介されていた。
SF1
宝箱トラップの場合、ターン外行動のショックでスタン効果を受けたキャラクターは、そのターンコマンド入力自体ができなくなる。
味方版(没)
US
宝箱
【トレジャースライム】が設置されている、箱型の宝箱の【トラップ】。
【爆発】の効果で宝箱が吹き飛ばされても
トレジャースライムと戦って戦利品を得ることはできるが
【罠外し】の効果で罠を解除すると他の罠とまとめて除去されてしまう。
敵
宝箱ではなく、【リラム族】への擬態。