RS2(移植版)
所在地 | 情報 |
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南ロンギット | 3つ以上エリアを制圧している状態で、モーベルムで情報収集を行う |
概要
リマスター版で追加されたダンジョン。
3つ以上の地域を制圧した状態でモーベルムの桟橋にいる武装商船団員に話しかけると【南ロンギット】で遺跡が発見された旨の話を聞くことができ、この話を聞くと出現する。
マップでは【マーメイド】の南部くらいに遺跡にありがちな×印のアイコンが表示される。
本編の進行とは全く無関係のダンジョンであり、本編では明らかにされなかった【七英雄】の謎に迫るダンジョンとなっている。
このダンジョンはエントランスにそれぞれ青色、赤色、緑色、黒色のオーブが飾られており、オーブに触れることでそれぞれの色に対応する迷宮に立ち入ることになる。
それぞれの迷宮の最深部には過去の七英雄が戦ったであろう強大なモンスターが待ち構えている。
そして、4つの迷宮のボスを倒すと第5の迷宮に挑むことができ、そこではかつて七英雄を苦しめた強大な存在が待ち構えている、という流れである。
特徴
追加ダンジョンであり、本編と無関係ということもあって、このダンジョンにおいては通常のマップと比べて大きな特異点が存在する。
まず、このダンジョンにおいては戦闘回数で敵の強さが変化するシステムは適用されない。
各迷宮は10階層となっているが、1階層であれば敵は最も弱いランク近辺のものしか出現しない。
しかし、フロアを進むにつれ敵はだんだん強力になり、最終フロアになれば最も強いランク近辺のものばかりが出現するといった具合である。
その為、ゲーム終盤であっても序盤の敵と戦うことができ、逆に序盤であっても(深層まで進めば)ゲーム終盤で出てくるような敵と戦うことが可能である。
次に、このダンジョンでは一度先に進むと後に戻ることはできない。
各フロアを繋ぐのはオーブであるが、調べると次のフロアへ移動させられ元のフロアには戻れない。
例外的に白色のオーブを調べればエントランスまで戻ることはできるが、1フロアだけ戻る、といったことは不可能である。
最後に、このダンジョンの宝箱は挑戦する度に中身がランダムに入れ替わり、再挑戦することで中身が復活する。
中身としては術酒などの(購入不可ではあるが)珍しくないものから、前作(RS1)より復活登場した強力な武器や防具が入っていることもある。
またダンジョン内では【伝承法】が利用可能であるが、ボス戦においては伝承法が適用されない(ゲーム内でその旨が語られるわけではないが)ため、ボス戦で敗北した場合には【ゲームオーバー】となってしまう。
中には高耐性値のアクセサリーなど、SFC版ではできなかったような戦術をとることが出来るようになる装備品も含まれている。
また、このダンジョン内では追加クラスである【陰陽師】と【忍者】を仲間にすることもでき、SFC版の没陣形である【ゴブリンアタック】を入手することも可能となっている。
……といった具合にゲームの本編とは無関係であるが挑戦することでゲームそのものを有利に進めることができる。
ゲーム進行には何の影響もないということで出現さえさせればどんな時期であっても挑戦できるのもメリットといえるかも知れない。
なお、エントランスでは【涙を拭いて】が流れる。
ダンジョンの構成
オーブを調べることで各オーブの色に対応したダンジョンに移動出来る。
いずれかの迷宮でボスを倒すと黄色のオーブが出現する。
全てのダンジョンのボスを倒してこのオーブを調べると裏ボスのいる迷宮に挑める。