【岩(モンスター)】

RS2

解説

【コムルーン火山】の火口を覆う頑丈な岩。イベントの流れを考えると、【アイスシード】で固めた溶岩の塊がこれに当たる。
自然の力に逆らう形で溶岩を固めてしまった結果、コムルーン火山は大爆発の危機を迎えることとなり、その大爆発を阻止し、【コムルーン島】を救うべく、この岩を破壊するというのが目的となる。

岩との戦いは、【運河要塞解放】における【門】との戦闘と同様、ボス本体は全く行動せず【防御】状態であり、お供として登場する【ヘルハウンド】が攻撃を担当する形である。
岩が防御状態であることから実質的なHPは10000といっていい。
ヘルハウンドは何度倒しても概ね2ターンで復活し、特に前方のヘルハウンドがいる場合には近距離攻撃で岩を攻撃することが出来ないため、ヘルハウンドを処理しつつ岩の破壊を図ることになる。

また、この戦闘では特殊な【地相】が設定されており、【火の精霊】と【土の精霊】を除く全ての敵味方に毎ターン毒と同程度のスリップダメージを与えてくる。
もちろんと言うべきか、岩本体は土の精霊、ヘルハウンドは火の精霊となっており、スリップダメージは無効なので、地層の効果と言いながらもこの影響を受けるのは味方だけといえる。

門との戦闘でも同様だが、いかに雑魚敵をさばきながらボス本体である岩を殴りに行けるか、ということが重要になる。
岩は全ての魔法属性において完全な耐性を持つため、術は効きづらく、必然的に物理属性で攻めることが重要になる。
出来れば、ヘルハウンドを巻き込みながら岩も攻撃出来る範囲、全体攻撃が望ましい。

やはり役立つのは【サラマンダー】から受け取った【コムルーンハンマ】の固有技【グランドバスター】だろう。土の精霊特効があり、まさにこのボスのためにあるような技といえる。
もっとも、棍棒技能が低いと特効があっても大したダメージにならないので【サイゴ族】や【武装商船団】のように斧が得意で【腕力】があるクラスに使わせたいところ。棍棒が得意だからといって【ホーリーオーダー】（女）や【フリーメイジ】に任せてしまうことは避けたい。

他には腕力の高いキャラの【水鳥剣】や【残像剣】など縦一列や全体攻撃ならヘルハウンドを倒しながらダメージが与えられるので便利。

ヘルハウンドは何度でも復活してしまうものの、【石化】で倒してしまうと復活しなくなるので、【活殺化石衝】で石化を狙う、というのも手。この場合、攻撃でHPを0にした場合は石化よりも先に気絶判定がされるので石化しない点には注意。

毎ターン地熱によるスリップダメージを受けるため、回復役は出来れば多めに用意したい。
特に優秀なのが土の精霊特性を持つモールであり、スリップダメージを無効化出来るためこのボス戦では比較的生き延びやすい部類。
あるいは【体力吸収】ならHP吸収できるので、全員でこれを放てば戦闘が格段に楽になる。

イベントを終盤に回すと、お供がヘルハウンドから【ガルム】に変わることがあるようだが、その段階ともなればギャラクシィを使えば後は消化試合といって良いので、それ程厄介ではない。
寧ろ中盤に戦う場合の、回復をしつつ岩をなんとか破壊するというのが難しいので、お供そのものが特別強いという程ではない。

サラマンダーが岩を破壊すると溶岩が流れ出てくるかもしれない、といっていたとおり、岩を倒すとファイナルアタックとして溶岩が流れ出してきて、ヘルハウンドを全て消滅させつつ、味方全体にダメージを与えてくる。溶岩と言うとヤバそうに思えるが威力はそれ程高くない。
ただ、満身創痍でなんとかトドメを刺したというような状況の場合、この溶岩で【全滅】してしまうこともあるかも知れないが、溶岩で全滅したとしても、その溶岩は「岩を砕いた」ことにより発生したものであり、岩の破壊には成功しているため、最終的に噴火は阻止したことになる。

RPGでファイナルアタックを行ってくる敵は少なくないが、本作では唯一の、そして意外にサガシリーズでは極稀なケースである。

SEB

エネミーの一種。倒す必要はないが壊して勝利すると特別なアイテムが手に入る。

RSU

常設イベント「聖石の洞窟-聖石-」、「聖石の洞窟-聖石のかけら-」、
「聖石の洞窟-黄金-」、「掘り出せ！鉱山洞窟」に登場する。
破壊する事でアイテムを大量ドロップするボーナスモンスターという位置付け。