【赤水晶のロッド】

RS2

ドロップ限定品である小剣。
ロッドは「かなむち」の意味があり、小剣に分類される。
固有技として【火龍出水】を持つ。

正直利用価値は皆無といっていいほどの武器。
この武器を落とす相手は、【フォージウィルム】、【金龍】、【ロックブーケ】（第2形態）、【ボクオーン】（第2形態）の4体がいるが、何れの敵もレアドロップ扱いである。
フォージウィルムのみ雑魚敵であるが、【有翼系】のランク16であるため、この武器を入手出来るチャンスそのものがゲーム終盤となりがちである。
にもかかわらずその攻撃力はというと表示で22、実際は18であり開発第2段階の【エペ】（攻撃力23）を下回る。
ただでさえ弱い小剣でこの威力なので、攻撃用として考えればはっきり言って終盤での出番はない。

では、固有技の火龍出水はどうか、というと火龍出水の効果は味方全員【狂戦士】化＋全能力アップ＋【HP】回復である。
この狂戦士化については耐性無視で付与してしまうため、【精神】耐性で防ぐことが出来ず、使ってしまうと戦闘中には通常攻撃以外が不可能となってしまう。
全能力アップや、【リバティスタッフ】の固有技である【シャッタースタッフ】を除いた唯一の全体HP回復技という強みについては味方全員狂戦士化というデメリットが強すぎて正直役立つ場面はない。

結果的に、武器そのものの性能も残念で、固有技は更に残念な性能といった具合に使いどころを見出すことが本当に出来ないレアなだけが取り柄のような武器となっている。

敢えて使いどころを見出すとすれば、SFC版限定で火龍出水バグ（詳細は火龍出水の項を参照）が存在するため、それをアテにするくらいだろうか。