宮永咲

Last-modified: 2014-04-12 (土) 22:28:59

『永久に咲く花』
嶺上開花を和了ることが出来る能力。
 
能力詳細
 
・嶺上牌が何であるか知ることが出来る。
透視、もしくは勘によって嶺上牌が何であるかを知ることが出来る。
彼女は作中で一度、事前に嶺上牌が何であるかを心の中で言及し、実際に言い当てたことがある。
以後嶺上牌について直接言及したことはないが、明らかに嶺上牌が何であるかを知っているような闘牌を見せている。
嶺上開花に必要な「槓をすること」「槓をする時に聴牌していること」という条件は自分で満たせるが、「嶺上牌で和了すること」は通常狙って出来ることではないため、嶺上開花を和了るためには必須の能力と言える。
 
・嶺上牌を有効牌とする手牌に出来る。
つまり槓をすることによって手が進行する能力。
槓をすることで和了れる手牌に出来る能力とも言えるが、聴牌前に槓をすることで将来の和了牌、即ち有効牌を引くことによって、聴牌までの速度を上げるという使い方が出来るため、必ずしも和了牌をツモる能力とは呼べない。
実際二回戦大将戦にて、彼女は槓を嶺上開花の手段ではなく、手の速度を上げるために使っている。
 
『永久に咲く花』は天江衣の『海底に光る月』と同じく偶然役を和了る能力だが、海底牌と違い、嶺上牌は最大四回引けるため、聴牌のために四度加速出来るという利点がある。
 
・槓材を集めることが出来る。
簡単に言うと同じ牌を四枚集めることが出来る能力。
手牌の中に暗刻がある場合、誰かが切る牌か、自分がツモる山の中、もしくは嶺上牌に四枚目の牌があるのである。また暗刻でなくても、対子をポンして明刻にし、自身で四枚目をツモって小明槓をすることで槓子にすることも出来る。
つまり対子か暗刻があれば槓をしてしまうのである。
ただしこれは絶対ではなく、自身が槓材をツモる直前に鳴きによってツモがずらされた場合、流石にこれをねじ曲げてツモることは出来ず、槓を阻止されてしまう。
逆に言えば不測の事態が起きない限り、槓材を集めること自体に支障はなく、通常狙ったとしても槓は簡単に出来ないことを考えると、異常かつ破格の能力と言える。
 
またこの能力の特性上、暗刻と対子が集まりやすい能力とも言え、三暗刻、対々和、四暗刻などの縦に伸びる役を作りやすい能力となる。
実際に彼女は四暗刻や三暗刻、対々和を和了っているが、基本的には嶺上開花のみか、門前清自摸和を付けて二翻、槓に頼らないドラを絡めた和了りをすることが多い。
また一局の中で槓は一回しか行わないことが多く、基本的に最初の槓だけで嶺上開花を和了る。
 
戦績