この小説は?
え~、ここは…、ネスリュカの過去を書こうと思います。
とりあえず、何かと暗いと思われます。かなり鬱になるかもしれません。
いろいろと他の方々が書かれているので、僕も…、ネタ…不足なんで…。(ちょ
とりあえず、どうぞ。
小説
「一つ言っていいか?」
マリオが談話室で、ネスリュカに話しかける。
やけに神妙に話しかけてくるマリオに、一瞬びくついた。
何々、褒めても小判は出てこないよ?
「いや、そうじゃなくて」
冗談を間に返されて、いよいよ怖くなった。
…きっと覆面を被っているんだ、そして、「ひょひょひょ…、うまそうじゃのう…」とか言って、食うつもりなんだ…。
いっそうびびっていると、思いもよらないことをいわれた。
「お前、過去に何があったの?」
…え…?
マリオとしては、何となく言ったつもりだろう。
だが、返って来た言葉は、とてもひどいものだった。
「…何?何が聞きたいの?なんで聞いてくる!?ふざけるなよ、何、人の過去知って、人を傷つけようとする!?お前なんかに話す気なんざ、さらさらねえよ!!」
すごい剣幕だった。本気で目には殺気を宿っていた。
マリオは、こんなネスリュカは見たことが無かった。
「…、お前…?」
「うるせえよ!!」
もはや言葉使いも別人だった。いつも、こんな汚い言葉は使わない。
・・・。
…両者の間にしばしの沈黙が流れた後、ネスリュカはどっかに言ってしまった。
もはやマリオは追いかけることも出来ない。その場に立ちすくんでいた。
「あいつ、あいかわらず口使い悪いな…」
いつの間にか、彼の裏、リュカネスがいた。
「あいつは過去を聞こうとする人が大っ嫌いでな…、すまないな」
「俺、別にそんなことで聞きたかったわけじゃ…」
すると、リュカネスのどっからか鍵が出てきた。
「わかってる、この鍵を貸してやる。あいつの部屋のだ。アルバムがあるから、見てもいい」
…へ?
正直、驚いた。
なにせ、彼はネスリュカの裏だ。表が過去を語るのが嫌いなら、普通は語りたがらないのが普通だ。
すると…。
「もらいっ!マリオさんが見ないなら、僕が見てきて、皆に発表してやります!!」
リュカが言うのが早いか、もう鍵はリュカの手に渡っていた。そして、走り出していた。
「こら、待て!!」
マリオも急いで走り出した。だから、リュカネスがぼそっと、こんなことを言ったのは、聞こえなかっただろう…。
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あいつ…、会ったらぶっとばしてやるう…。
普段のほほんしている奴がいきなり切れたら怖いだろ、って。
それでそれで…、
…俺達がここにいるだろう、何をかたくなになってるんだって…、めちゃめちゃ切れながら言うんだからな。でも…、
…「ごめん」とも言うんだからな…。
…ようやく着いた…。広すぎだよこの合宿所…。
リュカはテレポートが出来るからいいよな…。
「マリオさん、この部屋だと思うんですが…、…何でか開かな…、…あ、開きました」
俺の心に…、…好奇心と罪悪感が…できた…。
なのに…、
…何の躊躇もなく…、…開けた…。
そこには…、…ネスリュカがいた…。
「はあぁ!?なんでお前がいんの!?」
「いやいやいやいや!なんでそっちこそ!?」
な…、…まさかリュカネスの奴…。
sikundana!
「で?用件は?というより、その鍵って…」
「はい、その通り」
躊躇なしに言った。
「仕組んだな!」
ご名答。つ~か、まったく同じ事を代弁してくれるとは…。
「…はいはい、参りましたよ。話せば言い訳か?」
それは…、…そうだけど…。
だけど、俺が答えを返す前に、答えを返す前に、話が始まっていた…。
…今、憶えているのは幼稚園に入ってからだから、そこから話すよ。
昔は、実を言うと「ネスリュカ」のような人格はほとんどなかった。むしろ、「リュカネス」の人格の方が強かった。まあ、元はこっちだけど。
…話を戻すけど、その頃の思い出は…。…あんまりいいものじゃない。というより、あんまり憶えてない。
ただ、憶えているのは、この頃には親友がいなかった。そんくらいかな。ああ、あと壁紙を破いちゃったぐらいかな。
じゃあ、次は小1から小2の話。
この頃も、根暗で、友達なんかいなかった。いつも、話しかけてきた人たちに、無愛想な態度くらいしかかけなかったかな。
そうそう、でも皆が僕のことを尊敬してくれたことがあったよ。
ピアノを弾いて、聞かせてあげたら。
「いいな~。すごく上手だよ!」
と言ってくれた。それが無性に嬉しかった。少し調子に乗ったときもあったけど、よかったかなぁ。
…これで終わり。じゃあ、次は小3から小5の時の話。
小3の頃、転校生がやってきた。
初めてのところで、しかもどきどきしていた。自分も、何を話せばいいかよくわからなかった。
それで、中休みに話しかけようと思った。でも、行ってみたら…。
泣いてた。
誰も、気づいてないのか、気づいてあげなかったのか、‘‘独りで’’泣いてた。 どきどきして、つい泣いていたのかもしれない。
多分、「リュカネス」のままだったら、話しかけられないで終わってた。でも…。
「あ、あのさぁ、一緒に遊ばない?」
本当に、まごまごしながら、言った言葉だったけど、初めて「ネスリュカ」が出た。それに自分も驚いた。
だけど、おかげで、友達が出来た。今でも、一番仲良くやれている。
この頃から、ちょっとだけど、「ネスリュカ」が出てきた。本当にちょっとだけど。それなのか、友達がたくさん出来た。僕の友達は、「一年生」にじゃなくって「三年生」から出来たのだった。
そうそう、その頃、あるクラスの先生が結婚すると知ったときには、驚いたなぁ。それも、同じ学校の、同じ学年の、同じ職業の人と結婚したから。
…こんなものかな?次は、小6のことを話すね。
その頃、だったかな?僕はあることがきっかけでクラス中から無視されたことがあった。誰も口を聞いてくれなかった。だから、「リュカネス」が強くなって、ますます変な目で見られた。
でも…、…クラス対抗の水泳リレーの時、僕が出場した。僕は、もちろん一生懸命泳いだ。でも、結果は惨敗。「リュカネス」も「ネスリュカ」も傷ついた。
…でも、泳いだ後、ある人に言われたことがむちゃくちゃショックだった。むちゃくちゃ傷ついた。
「まあ、別にどうでもよかったけど」
自分は一生懸命泳いだ。それを「どうでもいい」扱いされた。それで、「リュカネス」の怒りや不満が爆発した。
「うるさいな!こっちは一生懸命泳いだのに、それを『どうでもいい』!?」
もう止まらなかった。その相手をプールに突き落とした。幸い、まだ水が張ってあったから、頭をぶつけたりはしなかったようだ。でも、先生に止められなかったら、とび蹴りするかもしれない勢いだった。
そのときは、恥ずかしかった。罪悪感でいっぱいだった。でも…。
その日から一転、クラスのみんなが、僕への反応は変わった。
みんなが「ごめん」と言ってくれたり、話しかけてくれるようになった。でも、あの「どうでもいい」と言った人とは、もう話せなくなった。
…こんなもん。じゃあ、最後は中1になってからのこと。
中学に入って、たくさんのことが待っていた。
先輩や部活、文化祭や体育祭。また、定期テストや学校生活。それら全てが「ネスリュカ」を育ててくれた。そして、何よりも…。
このスマブラ創作Wikiとの出会い。
たくさんの人たちに支えられて。今、ここに自分がいる。
「…そうだったんだ」
「うん。いつか折りを見て話せるときが来るまで言わないでおこうと思ったんだけど…」
と、そのとき!
ドンガラガッシャーン!
なんと、スマブラメンバー全員がドアから流れ込んできた!!
「な、な、な…」
驚くネスリュカに対して、スマブラメンバーは…。
「ははは…、…リュカネスに言われ(ました)(た)(たんだ~)。」
リュカとマリオは口をそろえて…。
「仕組んだな!!」
「あははは…」
みんな!!ありがとう!さいっこうだよ!!
終わり。
~あとがき~
…今回はあとがきを入れてみました。いかがでしたか?
ここに書かれていることは、すべて事実です。うそはいっさい入れておりません。
こんなあほでも、こんなことがあるんだな…、…程度で考えてくださって構いません。
とりあえず、読んでくださった皆様…。
ありがとうございます!!
では!