『暴食星子』
「まだまだほしいの。もっともっとほしいの。」
これが彼の口癖。
彼の名はカービィ。食べることが大好きな星の子。
でも、彼は普通の食べ物だけじゃあ、食べる量が足りなくなってしまった。
その大食いぶりは、スーパーマーケットの食糧売り場のものを朝食だけで食べつくしてしまうほどだ。
でも、彼は何の不自由なく過ごしてきた。
いろんな人が食べ物を食べさせてくれるのが当たり前だったから。
今日もまた、彼は言う。
「まだまだほしいの。もっともっとほしいの。」
そういって、どんなものも、食らい尽くす。
「カービィカービィ!もうご飯もパンもないよ・・・。」
カービィの友達のネスが言った。
ネスの言葉に対して、カービィは、当り前のようにこう返した。
「ご飯もパンもないなら、お菓子を食べればいいじゃない。」
いつまで続くの、あの子の我が儘。
そして、今日もまた、彼は言う。
「まだまだほしいの、もっともっとほしいの。」
彼はついに、この街のすべてのものを食らい尽くしてしまった。
「カービィ君、もう食べ物は何も残ってないですよ・・・。」
カービィのもう一人の友達、リュカが言った。
リュカの言葉に対して、カービィは、当り前のようにこう返した。
「何言ってるの。
食べ物なら、街にうじゃうじゃいるじゃない。
言っている意味、わかるよねぇ?」
ついに、起こってしまった。街の人々が一番恐れていたこと。
次の日・・・。
ある一人の街の人が消えたらしい。
「なんであの人が・・・?」
「誰にも恨まれることがないような、気立ての良い娘さんだったのに・・・?」
人々は、少しばかり頭を働かせて、犯人を探そうと試みた。
だけど、わからなかった。
だって、犯人は、まだまだ小さい星の子だったんだもの。
そしてまた、次の日、その次の日と、月日が流れていく・・・。
一日一日が立つたびに、一人、また一人と街の人々が消えていく。
そんな状況は、いまだに変わりはなかった。
そして、街の人々も、自分がいつ消えるのか、恐れおののくようになってきた。
そんなある日・・・。
街に住んでいる一人の若者が立ち上がった。
金色の髪に、青い目。
最初に消えた街娘と、昔から仲が良かった若者だ。
彼は、民衆の前でこう叫んだ。
「皆さんが知っている通り、この街では失踪事件が続いている!
でも、その恐怖に震えたままでいいのか?何か行動を起こさないと、我々もいつかは消えてしまうのではないか?
犯人として思いうかぶ人物は、今この街には一人しかおるまい!
今こそ、復讐の時だ!!」
街の人々一人ひとりの心強い声が聞こえてくる。
もう、やるしかない。
そして、この日の昼ごろ・・・。
彼らは、ときの声を上げながら、ある一つの民家に向かった。
あの星の子が住んでいる民家だった。
―ある日記のお話―
After that, that child seems to have been sealed by the country of the mirror.
そのあと、その子は鏡の国に封印されたらしい。
They do not forget this ominous event.
この忌まわしき事件のことを、彼らは忘れない
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・・・なぁに?
Is food brought?
食べ物を持ってきているの?
・・・Isn't it so?
・・・そうじゃないの?
Then, why did you come? Do to hear my story?
じゃあ何のために来たの?ボクの話を聞くため?
However, I am very hungry now. No one gives food.
でも、今ボクはとってもおなかがすいている。誰も食べ物をくれないからね。
It is eaten time now. therefore You there・・・
だからね、今は食べる時間なの。そこの君・・・
Do you taste like what?
君はどんな味がするの?
・・・ここでページが破れている。
暴食を続けたがために、封じ込められてしまった星の子のお話。
―END―