創作シリーズ/創作キャラクター/ワールドヒーローズシリーズ

Last-modified: 2018-11-11 (日) 01:31:37

ワールドヒーローズ

「世界の英雄をタイムマシンで集めて最強を決める」というコンセプトで作られた90年代対戦格闘ゲームのひとつ。ADK(アルファ電子)の代名詞とも言える作品シリーズである。
「観衆がキャラクター名をコールして応援する(初代)」「飛び道具を寸前で防御すると跳ね返せる(2)」「方向キーの操作により挑発(アピール)の種類が変わる(2JET以降)」など、後のスマブラXと共通する要素があったりする。

・下アピール(全WHキャラ共通):だまし気絶
シールドブレイクのモーションを取り気絶したふりをするアピール。通常技などでキャンセルが可能。

ハンゾウ(WH)

「ワールドヒーローズ」シリーズより伊賀忍者軍団の頭目・ハンゾウが参戦。パーフェクト呼称のフルネームは「服部半蔵」。他作品との区別としてハンゾウ(WH)と表記する(WH=World Heroes)。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回可能不可能不可能不可能不可能

シリーズの主人公であり、攻めて良し守って良しの万能キャラ。更にスピード性能が平均よりも高く、デフォルトで三段ジャンプが可能(原作で二段ジャンプが可能だったことを反映)。
・前投げ:掌底打
・後投げ:裏投げ(別名:滝壺落とし。相手を抱えた状態で飛びあがり背後に投げる)
・上投げ:イヅナ落とし
・下投げ:イヅナ斬り(原作空中技。倒した相手の上で一回転し刀を突き刺す)
・B:烈光斬(連打で「ダブル(大武流)烈光斬」)
忍者刀(秘刀マサムネ)を抜刀すると共に前方にオーラの手裏剣を飛ばす飛び道具。抜刀モーションがあるためか他の飛び道具と比べると発生がやや遅いが硬直は短い。遠距離牽制に使うのが基本で、弾を盾にしてハンゾウ本体のスピードで攻めていくのが有効。
発生時にBを連打すると複数のオーラの手裏剣が波状に連なって飛ぶ「ダブル(大武流)烈光斬」に派生する。判定が広く飛び道具の撃ちあいなどで競り勝ちやすいが、隙が大きいため通常の烈光斬のような使い方ができず、近距離で外すと反撃を受けやすい。遠距離の牽制合戦か強攻撃からの連続技に組み込む程度の使用にとどめたほうが良いだろう。
・横B:忍者レッグラリアート(疾風燕落とし)
勢いよく踏み込みながら振り上げた足でラリアートを放つ突進技。移動距離が長くヒット時は強制ダウンを奪える。中距離から奇襲で使っても良いが後述の忍法光輪渦斬ほどでは無いにしろ後隙が大きいのでできれば強攻撃からの連続技で使用しよう。スマッシュ入力で踏み込み距離が伸び、若干ではあるが浮き上がるように蹴りを放つようになる。空中では使用不可。
・横B(空中):忍法光輪渦斬
忍者刀を構えつつ、自らの体を横回転させ空中を飛翔する突進技。原作と異なり空中のみ使用可能。スピードと威力に優れているが、シールドで防がれてしまうとほぼ確実に反撃を受けてしまう後隙の長さが欠点で、ヒット状況によってはヒットさせても反撃を食らうおそれがある。攻撃に組み込むよりは、移動距離を活かして空中復帰補助などで用いよう。
・上B:光龍破
光の龍を全身に帯びながら忍者刀を構えて上昇する対空技。通常入力で下半身、スマッシュ入力で上半身が無敵になりそれぞれ地上牽制や空中からの飛び込みを潰して反撃できる。垂直方向への上昇距離も高いため復帰としても使えるが、いずれも使用後は尻もち落下状態となる。
・下B:微塵隠れの術
その場から姿を消し、方向キー操作による任意の場所へワープする移動技。消えている間は無敵となる。1回の移動距離範囲としては忍法光輪渦斬より狭いが、尻もち落下状態にならないのが利点。一回ニュートラルポーズを挟まないと連続では使用できず、空中から空中へ移動した場合は地上に着くまで再使用できない。
・最後の切りふだ:伊賀忍法奥義 梵天閃光陣
「伊賀忍法奥義!オンアビラウンケンソワカ!」
発動すると「微塵隠れの術」の始動同様に姿を消した後、ステージの左(または右)の空中から超高速で突進し捕らえた相手(何人でも可)を舞い上げた後分身し多方向から滅多斬りにする乱舞技。原作では画面端に飛びのく動きで相手に発生を見切られやすかったが、スマブラ版は発動前に消えてしまうため相手に動きを見切られにくい。下Bの微塵隠れの術と織り交ぜると更に相手を混乱させられる。
・登場演出
空中からタイムマシンの転移の光と共に現れ、両手で印を結んだ後構える
・キャラ選択時のボイス
「尋常に勝負…つかまつる!」
・アピール
上アピール:登場時同様印を結ぶ
左アピール:勝利ポーズ2同様背を向ける
右アピール:地面に拳を打ち悔しがる
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:腰に手を当て、もう片方の手で手刀を斬るポーズ「いい勝負であった」
勝利ポーズ2:画面手前に背を向けて仁王立ち「精進なされよ」

フウマ

「ワールドヒーローズ」シリーズより風魔忍者の若頭・フウマが参戦。パーフェクト呼称のフルネームは「風魔小太郎」。
己を負かしたハンゾウをライバル視している。タイムマシンによる時間航行を利用し普段は現代でサラリーマン暮らしをしている変わった男。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回可能不可能不可能不可能不可能

ハンゾウの互換性能キャラではあるが、全体的にバランスよくまとまっているハンゾウと比較するとハンゾウより通常技の出が早く威力が低い(必殺技はその逆)、移動速度はハンゾウより遅いがジャンプ高度や必殺技による復帰性能は高い、という細かな違いがある。派手な大技に頼るだけで無く基本技にフェイント技を織り交ぜて地道に戦う必要があるテクニカルなキャラ。
・前投げ:龍翔投殺(相手の頭部を掴んで持ち上げて叩きつける)
・後投げ:地獄落とし“閻魔”(ハンゾウの裏投げと同じ)
・上投げ:イヅナ落とし“荒神”
・下投げ:巴落とし“不知火”(相手を抱えてジャンプ、巴投げで投げ落とす)
・B:烈風斬(連打で「ダブル(大武流)烈風斬」)
忍者刀(妖刀ムラサメ)を振り前方に炎の渦巻きを飛ばす飛び道具。攻撃値はハンゾウの烈光斬よりわずかに高いがそれでも撃墜に使えるほどでは無く硬直が長いため、相手の飛び込みが届かない遠距離で牽制に使う程度の使い道しかない。発生時にBを連打すると上下段に炎の渦を重ねて飛ばす「ダブル(大武流)烈風斬」に派生する。追加の渦が地面を這うように走り通常の烈風斬のようにしゃがんでかわされることが無くなる。連打回数によって飛ばす渦の数を最大4発まで増やせるが、その分硬直も伸びるので状況をよく考えて使用するように。下B発動中は使用できない。
・横B:忍法風輪華斬
忍者刀を手に低空で飛びあがりつつ横方向に回転攻撃を加える突進技。フウマはハンゾウとの差別化として地上横Bでもこの技が出せる。さらにフウマは炎龍破で技後の降下中キャンセルをかけることが可能で、ハンゾウより技後の隙を狙われにくくなっている。下B発動中は使用できない。
・上B:炎龍破
炎の龍を全身に纏って上昇する対空技。単発での上昇高度はハンゾウの光龍破に劣るが通常入力版・スマッシュ入力版共に一発目を出した後短時間のキャンセル可能時間が生じ、同コマンドで更に二発目の炎龍破につなげることができるためトータルでの上昇高度ではハンゾウを上回る。前述した通り忍法風輪華斬降下中にキャンセルをかけて出すこともできるが、この場合は追加入力しても二段目の炎龍破は出ない。ちなみに通常入力で下半身、スマッシュ入力で上半身が無敵になるという性質は光龍破と同じ。
・下B:爆烈究極拳(爆炎咆哮弾)
気合いを溜めて両手に炎を練る特殊技。技前モーションが長く成立させにくいが、一度完成してしまえばダウンを奪われない限りは相手から攻撃されても炎が消えなくなる。コマンド成立後一定時間以内に空中でBで炎を纏って斜め下に突撃する「爆烈究極拳」、地上Bで地上にダブル(大武流)烈風斬以上の巨大な炎の渦を走らせる「爆炎咆哮弾」をそれぞれ放つことができる。
爆烈究極拳は上昇動作を伴った原作版と異なりジャンプ中の任意の状態から放つことができ(また上Bは炎状態でも普通に使用できるので炎龍破と二択がかけられる)、タイミングをある程度ずらして放つことができる。とは言え見た目の割に攻撃判定が狭く、降下を伴うため空対地以外ではやや使いにくい。
爆炎咆哮弾は弾速こそダブル(大武流)烈風斬に劣るものの、ヒット数とクリーンヒット時の威力は遥かに上回り相手のダメージ蓄積時はスマッシュにも使える。裏奥義“欺”を活用して相手に叩き込もう。
・AまたはBを押しながら各種アピール:裏奥義“欺”
各種必殺技に見せかけたフェイクのポーズを取るフェイント技。ポーズはそれぞれ炎龍破(上)・烈風斬(左)・ダブル(大武流)烈風斬(右)・爆烈究極拳(下)。左・右・下アピールは下Bコマンドが成立している状態で使用すると爆炎咆哮弾のフェイントポーズに変化する。空中では使用不可。
・最後の切りふだ:風魔忍法奥義 爆烈究極拳
「奥義!爆!烈!究極拳!」
発動すると下Bの始動同様炎を両手に纏い、ステージ上空に瞬時にジャンプしてから回転し前方斜め下の広範囲に炎のクナイを大量にばら撒いた後、方向キー入力の任意の方向へ炎の体当たりを放ち地面に突撃すると共に大爆発を起こす切りふだ。切りふだ発動から突撃までタイムラグがあるが、回転中の炎のクナイで牽制して相手の行動範囲を狭められる上にクナイヒット硬直中の相手のいる方向へ入力すれば回避はほぼ不可能となる。ただし技の性質上真横・斜め上・真上には突進できず、高低差のあるステージでフウマの上空に逃げられると全く当たらなくなってしまうので発動時の互いの位置取りがかなり重要となる切りふだ。
・登場演出
空中からタイムマシンの転移の光と共に現れ、両手で印を結んだ後構える
・キャラ選択時のボイス
「行くぜオラァ!」
・アピール
上アピール:登場時同様印を結ぶ
左アピール:勝利ポーズ2同様扇子を掲げてポーズ
右アピール:両拳を握り締め前方にすごむポーズ
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:両手で印を結ぶ。登場時のものよりやや正面向きのポーズ「風魔忍法は無敵だぜ!」
勝利ポーズ2:正面を向き、開いた扇子を掲げながら見栄を切るポーズ「オッラァ!」

ドラゴン(WH)

「ワールドヒーローズ」シリーズより中国歴史上最強の拳法家・ドラゴンが参戦。パーフェクト呼称のフルネームは「金龍(キム=ドラゴン)」。映画スター・歌手としても活躍しており、『2』以降は興行のために訪れた韓国をホームステージとしていた。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

素早くトリッキーな動きによる奇襲やヒット&アウェイ戦法を得意とする。飛び道具を持たない分は足技やスピードで補えるが、あまりに素早すぎるため操作ミスもしやすい。体重も軽いので近距離戦では操作を誤らないように。
・つかみ:首締め(両足で蟹挟みをかけて締めつける)
・前or後投げ:頭骨砕き(担ぎ上げて地面に叩きつける)
・上投げ:百烈拳(拳の連打を浴びせ、上空にアッパー)
・下投げ:龍落(相手を抱えてジャンプ、真下に投げ落とす)
・B:百烈蹴
体勢を低く構えつつ斜め上にキックの連打を放った後、両足による跳ね上げを放つキック技。正面にも攻撃できるが攻撃方向から対空としても利用できる。上Bと比べると飛距離は劣るものの技後尻もちとならず、空中ジャンプや空中攻撃に繋げられるのが上Bには無い利点。また最初のキック連打で飛び道具を消せる。
・横B:飛足刀
フロントステップによる踏み込みから上中下段に連続蹴りを放つ。スマッシュ版は最後の蹴りに強力な横方向ふっとばし力が付与されスマッシュにも使えるようになるが、踏み込み時は無防備かつ近距離でシールドガードされると隙だらけとなる。先端を当てれば反撃を受けにくくなるのでタイミングを狙って的確に放とう。
・上B:ドラゴンキック(竜牙脚)
全身に龍を象ったオーラを纏いながらジャンプキックを放つ対空技。短いながらも発生時に無敵を持ち、対空のほか復帰技や地上戦での隙をついたカウンターとして使える。技後尻もち落下となるため原作にあった三角飛びへの移行はできない。
・下B:龍閃撃
足を上げた独特の構えを取り相手の攻撃を止めると打撃で反撃する当て身打ち。原作と異なり全ての打撃に対し上段下段を切り替える必要が無く自動で対応する(下段はしゃがみパンチ、それ以外は足刀で反撃)。攻撃キャッチが成功しても相手をロックしないので多段攻撃相手には潰されてしまう。掴みや必殺投げも取れるが、飛び道具やアイテム投げに対しては無効。
・最後の切りふだ:神龍連環檄
「フゥゥ~!」「アタタタタタタタッ!ホアッチョーッ!」
切りふだを発動すると上アピール同様唸るポーズを取り、その後一定カウント以内にBまたは横Bで突進し、突進がヒットするとロックした相手の周囲を周りながら無数の拳の連打を浴びせ足刀連打でふっ飛ばす。発動直後で突進する一般的な乱舞型切りふだと異なりある程度発動をコントロールできるのが強みで、相手の固まっている場所や隙を突いて叩き込むことができる。ただし突進スピードや距離は短く、外すとその時点で切りふだの効果が切れるので注意。
・登場演出
空中からタイムマシンの転移の光と共に現れ、足刀の素振り数発のあと構える
・キャラ選択時のボイス
「ホアッチョーッ!」
・アピール
上アピール:構えを維持しながら唸り、相手を威嚇「フゥゥ~!」
左アピール:手を上下段に広げ構えるポーズ「ホチョーッ!」
右アピール:その場で複数回軽く飛び跳ねる
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:ジャンプで飛び跳ね、上下に円を描くように動かした後左アピールのポーズで構え「ホチョーッ!」
勝利ポーズ2:しゃがみ込み唸った後、包拳礼ポーズ「フゥゥ~!アタァッ!」

ギガス【ボス】

初代「ワールドヒーローズ」から自称「宇宙最強の男」ギガスがボスとして登場。
不定形の肉体を自在に変化して闘うが、思考回路に一部バグがあるらしい。
「ちきゅうをつぶされたくなかったら、オレ様と勝負してもらおうか!」
※使用技
・チェンジ
その場で相手ファイターの所属作品のキャラクター一人に変身する。変身前後の隙は全く無い。
(参戦しているのがその作品で3キャラ以下の場合は「ワールドヒーローズ」シリーズのキャラも変身候補に加えられる)
前述した通り変身に伴う隙が無いため変身を邪魔することはできないが、変身状態でダウンさせると即座に別のキャラに変えさせることができるので苦手なキャラにチェンジされた時は転ばせることを意識して闘おう。

ワールドヒーローズ2

キャプテンキッド

「ワールドヒーローズ」シリーズより七つの海を制覇した大海賊・キャプテンキッドが参戦。飛空挺エンパイアⅡ世(初代エンパイア号は宝の積み過ぎにより沈没)で世界を駆け、数々の秘宝を荒らしまわる快男児。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

パッと見は飛び道具や突進技でガンガン攻めていくパワーファイターのように見えるが、ジャンプの動きが鈍く全体的に攻撃の隙が大きいため実際は相手の動きや状況を見ながら攻め手を変えていく必要がある。復帰力の低さも弱点のひとつ。
・つかみ:スラップ・チョーク(吊り上げて往復ビンタ)
・前or後投げ:パイレーツ・スルー(背負い投げ)
・上投げ:近接シャークアッパー
・下投げ:パイレーツシップ(転ばした相手に海賊船を模したオーラを地面に走らせ叩きつける)
・B:ハイパーヤクザキック
横スマッシュ攻撃(ヤクザキック)のモーションで横方向に踏み込みながら飛び込む奇襲技。移動スピードが速く見た目以上に攻撃判定が長いためシールド後反撃、中距離からの急接近、連続技に使用可能。着地の隙も少ないのですかさず後ステップ→強攻撃につなげることもできるがあまり深追いはしないように。当然ながら近距離でシールドガードされてしまうと反撃確定となる。
・横B:シャークナックル
鮫(ブルーサンダー)を象ったオーラを前方に飛ばす飛び道具。攻撃後の隙がキッドの必殺技の中では一番短く放った後にすぐダッシュキャンセルで追いかけることも可能。スマッシュ入力で放つと鮫の色が赤く変化する。こちらは硬直が少し伸びる代わりにヒットした時に鮫のオーラが相手に連続で噛み付くようになり、ダメージアップかつ拘束中の相手に追撃が可能となる。
・上B:シャークアッパー
地上では一歩踏み込んでから、空中はその場で鮫のオーラをアッパーカットと共に上空に放つ。真上方向に飛ぶ鮫のオーラの射程がそこそこ長いため離れた相手にも当たるが、威力が低くスマッシュにはまず使えない。また空中での上昇距離も短いため復帰補助としてもやや心もとない。
・下B:スパイラルキック
光の刃のようなオーラを纏いながら浴びせ蹴りを放つ。最初の一瞬だけ無敵が生じるものの攻撃判定発生後は全身食らい判定となり、攻撃判定も足部分周囲にしか存在しないので見た目と違い後方に攻撃できない。技後の隙も大きいので無敵を活用して確実に当てられる状況で使用しよう。空中では使用不可。
・下B(空中):シャークキック
足に青い光を纏いながら斜め下に急降下飛び蹴りを放つ奇襲技。突進速度が速く、相手の飛び道具やスマッシュ空振りの隙に叩き込むのが主な使い方。防御されると反撃確定のためカウンター技や対空技が強力な相手には使用を控えよう。
・最後の切りふだ:パニッシュオブパイレーツ
「オーケー!とっておきだぜ!」
発動した時点で相手が近くに居るとその相手をロープで上空から吊るしてから、誰も掴めなかった場合はそのままキッドがステージから一時退場してポケモントレーナー同様画面奥に移動する。
その後ハゲタカのピータが飛来し、以降切りふだ発動中は飛行するピータを自在に操作し相手を攻撃できる。ピータは攻撃ボタンを押す必要は無く、相手にぶつかるだけでダメージを与えふっとばすことができる。
最初のロープ縛りが成功した相手に対しては切りふだ発動中のスマッシュが不可能になる代わりに回避・シールドなどの行動が一切できないようになり、かつピータから受けるダメージが2倍となる。
拘束した相手を徹底的に狙いダメージを蓄積させるか、それとも縦横無尽に相手を追いかけて大量撃墜を狙うかを自由に選んで使うことができる。
・登場演出
空中からタイムマシンの転移の光と共に現れ、首を鳴らした後構える。
この時肩に乗せていたハゲタカのピータが一時離脱する。
・キャラ選択時のボイス
「ヘイッ!」
・アピール
上アピール:片手で手招きする挑発ポーズ「ヘイヘイッ!」
左アピール:正面を向き、片手の指を立てるポーズ「イェーイ!」
右アピール:あぐらをかき、頬杖をつくポーズ
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:腰に手を当てつつ片方の手で上空を指差すと、飛来したピータがキッドの頭に止まる「オーケー!」
勝利ポーズ2:正面を向き、フィンガーサインの決めポーズ(キャプテンポーズ)。ピータは肩に止まる「ヘィッ!」

ネオ・ギガス

「ワールドヒーローズ」シリーズから液体金属戦士のネオ・ギガスが参戦。
前作のギガスが更に強化されたという設定のキャラだが、プレイヤーとして使用できる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
1回不可能不可能不可能可能不可能

※上記性能はチェンジ後はチェンジしたキャラに準ずる
「チェンジ」で他キャラに変身しないと攻撃手段が大幅に制限される珍しいキャラ。
・Bor上Bor横B:チェンジ
その場で対戦相手の所属する作品のキャラクター一人に変身する(いない場合はワールドヒーローズのキャラ誰か一人に変身する)。隙は全く無い。
必殺技・性能は変化後のものになり、吹っ飛んでダウンすると元のネオ・ギガスに戻る。
・下B(変身前のみ):ギガスダイナマイト
その場で身体を爆発させ、周囲の相手を巻き込む。囲まれた時に有効な技。
自爆技のように見えるがネオ・ギガスに自爆ダメージ%は与えられない。ただし技後の隙(散らばった状態から戻るモーションが入る)がかなりできるので外した時は注意。
・最後の切りふだ(変身前のみ):スーパーチェンジ
通常Bの「チェンジ」と同じ。ただしこの技でチェンジするとダウンしても一定時間は変身が解除されなくなる。
しかし無変身状態でスマッシュボールを取ることが難しい上メリットも薄いのでまず使わないだろう。
・上アピール:上記"チェンジ"と同じ
・左アピール:ボディビルのポーズ
・右アピール:液体になり沈む

DIO(WH)

「ワールドヒーローズ」シリーズから生体金属戦士のDIO(ディオ)が参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

ボスのNEO-DIOをプレイヤー用に弱体化した性能。「2」時点の性能を基準にしているためアルティメットビーストなどは使用できない。
スピードとジャンプ力に優れるがややふっ飛ばされやすい。
・B:イレイザークロー
前方に片手を突き出し、その場に停滞する光球を発する設置型飛び道具。
・横B:ソニックフック
相手に向かって疾走しつつ腕に仕込んだブレードで切り裂く突進技。発生が早いうえ隙も無く、威力も高い。
・横B(スマッシュ):ソニックアッパー
こちらは腕に仕込んだブレードによるアッパーカットで切り裂く突進技。
ソニックフックと同じく連続技に組み込める上にダウンを奪えるが、隙はソニックフックよりやや大きめ。
・上B:ローリングスマッシュ
回転しつつ上昇する対空技。プレイヤー版は出掛かりの無敵が無くなっている。
・下B:アトミッククロー
前方の相手を掴み、もう片方の手で炎を叩きつけて爆破する投げ技。
・下B(空中):メテオスマッシュ
一瞬空中で静止し、ローリングスマッシュの態勢で斜め下に突進する。主に奇襲で用いる。
・最後の切りふだ:ブレイクサンダー
「2」のDIO登場時の演出を再現したオリジナル技。頭部から雷を連続で放射しステージ上を雷で焼き尽くす。
・上アピール:刃を掲げる
・左アピール:両腕を挟み込むような動きを繰り返して威嚇(刃部分に攻撃判定あり)
・右アピール:球体化
・勝利ポーズ:長髪を撫でて梳かしつつ上空を仰ぐ。
・勝利ポーズ2:髪を逆立てながら拳を掲げるポーズ。

ワールドヒーローズ2JET

ゼウス【ボス】

歴史を裏から操ってきた一族の末裔であり、「拳王」の異名を持つ男ゼウスがボスとして登場。
「フフフ…、やっと100%の力を出せる相手に会えたようだな!!さぁ、始めようか」

※使用技

  • メガトンパンチ
    力を溜めた後光り輝く拳の正拳突きを放つ。連続ヒットし、シールドを張っても5回削るだけで破壊してしまい、また空中で喰らうと一気に100%近いダメージを受けてしまう。
    ふっ飛ばし力は大したことないのが救いだが、この後にほかの技を受けてしまうと最早目も当てられない。
  • ギガスマッシャー
    しゃがみ込み、気を高め両腕を広げ気を展開、自らの身体を気のバリアで包み込む技。
    発生はゼウスの必殺技の中で最も早く、かつ攻撃範囲が広く技中は無敵という対処のしようがない技。
  • アトミックヒート
    両腕を上へと掲げ、その腕を前方に突き出し膨大な熱を前方へと放出する技。
    攻撃範囲の広さとダメージは驚異的だが、発生が遅いという欠点があり、両手を掲げるようなポーズを取った時に全速力で逃げれば回避は可能。
  • バスタースルー
    相手の頭を片手で掴んで持ち上げ、もう片方の腕でアッパーを放ち吹き飛ばす投げ技。
    ダメージ蓄積時に喰らうと星にされてしまうが、あまり使ってこない。

ワールドヒーローズ パーフェクト

NEO-DIO【ボス】

究極の破壊兵器・NEO-DIO(ネオ・ディオ)がボスとして登場。
「私は蘇った、奴らを倒すために!」

※使用技

  • スライドブレード
    スライディング。単発~三連続キックを不規則的に混ぜて使ってくる。
  • ソニックセイバー
    相手に向かって疾走しつつ腕に仕込んだブレードで切り裂く突進技。発生が早いうえ隙も無く、威力も高い。
  • グランドセイバー
    こちらは腕に仕込んだブレードによるアッパーカットで切り裂く突進技。
    ソニックセイバーと同じく連続技につながる上ヒットするとダウンを奪われるが、隙はソニックセイバーよりやや大きめ。
  • バーニングクロー/フリージングクロー
    相手を掴んで爆発または凍結させてふっ飛ばす投げ技。
  • サンダーブロー
    前方に雷を纏った頭髪を伸ばして攻撃する技。多段ヒットするが発生が遅く、射程も短い。
  • ローリングスマッシュ
    回転しつつ上昇する対空技。出掛かり完全無敵のため、この技に対して飛び込むとほぼ確実にプレイヤー側が打ち負ける。
  • メテオスマッシュ
    空中からローリングスマッシュのモーションで斜め下へ降下する突進技。空中で一瞬静止するため慣れれば回避しやすい。
  • 露骨な肋骨
    胸部から刃を伸ばす遠距離技。
  • 無敵の鉄壁
    相手の攻撃を受け止め、攻撃を当てたファイターの背後に回り込みつつサンダーブローで反撃するカウンター技。
  • 憎き肉片
    前方に4本の刃を放射状に飛ばす飛び道具。威力は低いが回避が難しい。
  • 這い寄る敗北
    足元に分身を生み出し、相手を捕縛して一定時間行動不能にさせる拘束技。
  • アルティメットキャノン
    腹部からエネルギー砲を放つ飛び道具。発生は若干遅いが弾速は非常に速く、ぶっ放しで使われると対処が難しい。
  • アルティメットビースト
    突進し、ヒットすると相手をロックして連続攻撃を叩き込みとどめに髪を針山に変えて串刺しにする乱舞技。ガード不能。
    残りHPが少ない時は分身と共に挟み込んでさらに多くの打撃を放つ「アルティメットイリュージョン」に変化する。

コメント

  • なんだかワールドヒーローズのDIOの勝利台詞がジョジョの奇妙な冒険みたいな台詞になっているんですけど・・・? -- 佐野? 2016-07-16 (土) 10:38:16