SPECIAL FORCE 2 SYNOPSYS

Last-modified: 2013-09-26 (木) 09:12:15

近い将来、世界の情勢は、資源確保のための領土紛争と、
民族と宗教を守るための内戦により、悪化の一途をたどる。
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世界は、資源確保のための領土紛争と、民族と宗教を守るための内戦が次第に深まっていた。

その背後には、依然としてアメリカとロシアのパワーゲームが存在していた。
そして強大な経済力を基盤に強大国として急浮上した中国も、利権を狙ってそのパワーゲームに介入を始める。
平和の影に隠れていた長きに渡るパワーゲームは、再び世界の表舞台に登場することになる。

いわゆる新たな冷戦(A New Cold War)の到来だった。

新たな冷戦は、導火線に火をつけるかのごとく、明確な開始地点が存在したわけではない。
キルギスタンの独立内戦とグルジアでの南オセチア紛争以降、
チェコとポーランドで展開されたミサイル防衛システム配備に関連したアメリカとロシアの政治的衝突など、
まるで水が沸点に達する直前までの姿が、世界各地で見られていたのである。
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そしてその水が100度になる瞬間は、南米軍事同盟(SAMA)が結成された2013年3月であった。
以前より資源問題でアメリカと摩擦を繰り広げていたブラジルとベネズエラを中心に8ヶ国が集まったこの
軍事的な動きにより、アメリカは秩序維持及び勢力維持のための新しいパラダイムの必要性を感じることとなる。
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この新しいパラダイムには当然ながら軍事力が必要で、EUを始めとした外交的に親交を保ってきた
複数国家を一束にして、既存の平和維持軍(Peacekeeping Force)と形を異にする
MAF(Military Alliance Forces)を創設する。

これに危機感を感じたロシアと中国が中心となって、普段からアメリカと外交的対立姿勢を取っていた
南米軍事同盟と中東国家を連合。反米同盟AUA(Anti-US Alliance)を結成するに至る。
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新たな冷戦は、第3次世界大戦を呼び起こすことはなかった。
彼らは対外的には世界平和と世界の均衡発展を唱えたため、公式的な軍事行動は不可能であった。
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しかし各国は、自国の利害打算と自国民の保護のため、
多方面に渡って複雑かつ多様な作戦を遂行できる軍事組織を必要とした。
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これはそのまま、各国が保有する「特殊部隊」の役割となったのである。