「シェンムー」は1999年にセガがドリームキャスト用のゲームソフトとして発売したタイトルで、
実際に存在する世界を忠実に再現し、作品内の世界で行動できる自由度の高さで注目を浴びました。
その画期的なコンセプトは、多くの開発者や作品に影響を与え、
「グランド・セフト・オート シリーズ」や「アサシンクリード シリーズ」等に代表される、
昨今隆盛を極める"3Dオープンワールドゲーム"というジャンルを生み出した始祖的存在、
ゲームの歴史を変えた作品の一つとして評価を受けています。
残念ながら商業的には成功したとは言い難く、セガのハード事業の撤退という事態も重なり、
2001年に「シェンムー2」発売して以降は、ストーリー未完のままシリーズは中断。
※その後オンラインゲーム化が企画されましたが開発段階で頓挫。
毎年の様に企画の噂が囁かれては消えていく状態に長年ありましたが、
2015年6月16日、実に14年ぶりに正式な続編が開発されることが、E3 SCEカンファレンスにて発表されました。