三崎城：RE

• 元々は扇谷上杉氏の傘下となった相模三浦氏が本拠として築城した城である。（現在の神奈川県三浦市に位置する）
• 築城時期は不明だが、一説には１２５０年代頃と言われる。
• 三方を海と崖に囲まれた天然の要害であり、配下には彼の強力な三浦水軍を擁していたため、その防御力は非常に強固だった。どの位強固だったかと言うと、１５１２年に相模平定に乗り出した後北条氏の始祖、北条早雲を相手に、最期の相模三浦氏当主「三浦義同」は１５１３年から何と三年もの間篭城し、北条早雲の包囲に耐えた程の防御力を誇る。（１５１６年８月頃陥落）
• 相模三浦氏が滅亡した後は後北条氏が接収し、安房の里見氏に対する備えとして拡張、改修された。
  • 尚、新井城と呼ばれる事があるが、これは拡張された部分が元の城よりもやや出っ張った場所に造成された為「別の城」と誤認された可能性によるものという説がある。
• 豊臣氏による小田原征伐後に廃城となった。現在は、土塁（土を持った囲いのような物）等が残る。
• 彼女が言う通り、何度か里見氏に奪われた事も有り必ずしも役目を完璧に果たした訳では無いが、その度に後北条氏は必ず奪還した事、風光明媚な立地であるため後北条当主や一門が平時には静養に訪れた事から実際は重要視され実用性が高かった事が伺える。
  • 上記の事から、汗をかいたやや必死な表情（多分篭城中なのだろう）になっているのだろう。と筆者は邪推した。
• 上記の通り堅城であり歴代の城主も後北条の一門（親戚筋）であることから、重要視されていた拠点だった。だから見捨てはしないよ、大丈夫だから。
  もし見捨てる奴がいたら、そいつは里見氏の回し者だ。多分。　
• 余談だが、相模三浦氏の先祖である鎌倉時代の三浦氏（宗家三浦氏）は同じく三浦半島にあった衣笠城（山）での戦いで前北条氏に滅ぼされかけ一旦逃亡、後年の宝冶合戦で滅ぼされている。
  実際に討ち取ったのは畠山氏という秩父氏の一族なのだが、畠山氏は後の北条氏の起源となる平氏の氏族のためある意味間違いではない。
  相模三浦氏はこの時、東京湾の向こうの安房（現在の千葉県）に逃れた三浦一門の佐原氏の子孫であるとされるが、この相模三浦氏が後に北条の名を冠する一族の人間に再び滅ぼされる事になるのはある種の「因縁」を感じずにはいられないだろう。
  まさに歴史の浪漫　筆者はこれで米飯が三杯いける

• 入手時
  
• お嬢姿
  

• スキル発動
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• 大破
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※旧御城プロジェクトから引用

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