- 宿はたくさんの冒険者を管理する単位
- クリアしたシナリオの情報は宿単位で管理される
宿って何?
(´・ω・`)
起動はきちんとできたから、次は宿を作ろう。
( ´∀`)
宿って?
(´・ω・`)
その名の通り、冒険者が宿泊している施設さ。
ほとんどの冒険は宿屋にいる冒険者たちが依頼を請けるところから始まる。
つまり、シナリオの起点となる重要な場所だね。
( ´∀`)
でも何で宿なんて作るの? 冒険者のパーティが1つあれば十分なんじゃない?
(´・ω・`)
そこらへんは普通のRPGと違うところだね。
宿にはたくさんの冒険者がいて、その冒険者たちはそれぞれにパーティを作り
それぞれのパーティがさまざまな依頼を分散して請けている。これが CardWirth内での冒険の概念だ。
……もっとも、最初に作ったパーティが全ての依頼をこなしてしまう宿も少なくはないんだけど。
( ´∀`)
最初に作ったパーティには愛着がわくからね。
(´・ω・`)
そうそう。
宿を作るのにはもう1つ理由がある。誰かのパーティが依頼を成功させた際
そのシナリオには「済印」というものがついて、そのシナリオはプレイできなくなる。
依頼を請けたのとは別のパーティを用意してもプレイすることはできない。
つまり、その宿がある世界では依頼は片付いてしまったので
二度と同じ依頼が来ることはないということだ。
でも、良作シナリオを一度プレイするだけというのはもったいないよね。
じゃあ、それをもう一度プレイするにはどうしたらいいか。
( ´∀`)
「その宿とは違う世界を作る」?
(´・ω・`)
そうだ。勘が鋭いね。
新しい宿を作るということは、新しい世界を作ることと同義だ。
他の宿が既にこなしてしまった依頼であっても、新しい宿ではまだ請けていない。
つまり、もう一度プレイできるんだ。
( ´∀`)
何となく分かった。
(´・ω・`)
大事なポイントだから、ちょっと丁寧に説明するね。
1つのCardWirthは、内部に複数の宿を持つことができる。
例えば、「A亭」「Bの宿」「ホテルC」といった具合だ。
( ´∀`)
うん。
(´・ω・`)
1つの宿にはたくさんの冒険者が在籍できる。
彼らは1人~6人の範囲でパーティを組み、そのパーティ単位で依頼を請ける。
( ´∀`)
うん。
(´・ω・`)
依頼の結果などは宿単位で保存され、一度「済印」がついたシナリオは
他のパーティを連れてきても再度行うことはできない。
( ´∀`)
うん。
(´・ω・`)
依頼の結果は他の宿には影響しないから、ある宿で済印がついていようとも
別の宿ならその依頼を受けることができる。
( ´∀`)
うん。
(´・ω・`)
見事なまでの生返事だね。
まぁ、初回プレイではそこまで意識することではないからいいんだけど……冒険をたくさんこなして
ふと新鮮な気持ちで再プレイをしたくなったときに、この概念を思い出してくれ。
( ´∀`)
わかった。
(´・ω・`)
それじゃ、宿をつくるよ。CardWirthを起動して。
宿を作ろう
カードワース スタート画面
(´・ω・`)
CardWirthが起動したね。それじゃあ、「スタート」を押して。
宿の登録
(´・ω・`)
この画面が出てきたね? そうしたら、宿の名前を入力して「登録」だ。
( ´∀`)
この「デバグ専用」っていうのは何?
(´・ω・`)
名前の通り、シナリオのデバッグに使うための宿を作成するときに使うものだ。
今はとりあえず気にしなくていい。
完成した宿
(´・ω・`)
これで宿ができた。初回は自動でゲーム画面に入ってくれるよ。
( ´∀`)
ようやく冒険の始まりだね。
(´・ω・`)
うん。でもその前に、二回目以降のスタート画面も説明しておこうか。
宿の選択
(´・ω・`)
二回目以降は、「スタート」を押すとこの画面になる。「決定」を押すとゲーム画面に入るよ。
「新規」で新しい別の宿を作成できる。複数の宿を作ったときには
右下と左下の再生ボタンや早送りボタンのようなマークで切り替えることができる。
ちなみに、張り紙の真ん中あたりをクリックすることで「決定」
右あたりのクリックで「1つ先の宿を見る」
左あたりのクリックで「1つ前の宿を見る」 という操作ができる。
小さいボタンにカーソルを合わせるのが面倒くさい人はこちらで代用してもいい。
( ´∀`)
それじゃ、宿の中に入るよ。
(´・ω・`)
では、次にCardWirthの一番の醍醐味、「冒険者作り」のやり方を説明しよう。