マルチプレイヤー

Last-modified: 2013-01-02 (水) 03:45:14

マルチプレイヤーゲームで遊ぶ

このゲームはマルチプレイヤーゲームで腕を競い合うことでき、そこではシングルプレイでは味わえない熱い戦いを楽しむことができます。
ゲームにかかる時間は少し長めです。小さいマップなら1時間未満、平均で1時間程度、長ければ2時間以上かかることもあります。余裕を持ってプレイしましょう。
一緒にプレイする仲間やゲームを探すにはゲームメニューからICO(IronClad Online)というロビーサーバーに接続することができます。
ICOには日本の朝方から昼頃には多くのプレイヤーがログインしています。
しかし日本の夜はICOにログインしているプレイヤーが少なく、日本人も少ないため
日本人同士のマルチプレイや交流は主にSteamのチャットルームか以下のIRCのチャンネルで行われています。

ICOではお互いにキャプテンを選んでプレイするチーム戦の人気が高い為、ある程度の英語が理解できないと厳しいかもしれません。
キャプテン制については一番下に補足しておきます。
多くのRTSがそうであるようにこのゲームもシングルプレイとマルチプレイとでゲーム感覚が大きく異なります。
そのため、訳も分からない内に負けてしまったり、そのことを心配してしまうかもしれません。
そういう時はIRCやICOでCo-op(AIを相手にプレイヤー同士で戦う)ゲームを提案してみたり、リプレイをもらってみましょう。

一般的なゲーム設定

マルチプレイは以下の設定で行われることが多いです。

  • Random Small,Medium,Large
  • チームロック
  • 艦隊規模 通常
  • 海賊 無効
  • クイックスタートOn
  • 収入、建築、艦速、研究、文化、勝利 さらに高速(Very Fast)

基本的に高速設定ですが艦隊規模は通常です。
設定に慣れておきましょう。

基本tips

・1、情報を手に入れよう
ゲームが始まったら、マップの全体像を得るためにスカウトに地図を探索させましょう。
また、相手が今何をしているのか、どれだけのユニットを持っているのかを知ることも優位に立てます。
スカウトの偵察能力を利用して情報を手に入れましょう。

 

・2、ユニットを集めよう
敵を攻めるのに必要なのはもちろん
どんなに沢山の惑星や施設を持っていても、守る艦隊がなくては簡単に奪われてしまいます。

 

・3、キャピタルシップを守ろう
戦闘と惑星の爆撃の両方をこなし、経験を積むことで強くなるキャピタルシップはとても重要です。
常に余裕をもって行動させ、大きなダメージを受けてしまう前に逃がしましょう。

 

・4、修理施設(Repair PlatForm)を活用しよう
範囲内の味方を回復してくれる修理施設は最も汎用的な防御施設です。
戦闘が起こりそうな惑星には最低二つの修理施設を作りましょう。
キャピタルシップの回復や保護にも効果的です。

 

・5、LFの作りすぎに気をつけよう
LF(Cobalt Light Frigate,Disciple Vessel,Ravastra Skirmisher)はクリスタルを使わず生産でき、研究をしなくても作れる優れたユニットです。
しかし序盤に生産できるLongRange(Javelis LRM Frigate,Illuminator Vessel,Kanrak Assaliant)ユニットに対して非常に脆いです。
もし敵がLongRangeユニットを中心とした艦隊を作っているのならLFを作ってはいけません。
アンチユニットのスカウトを生産するか上位のユニットのアンロックを行いましょう。

 

・6、戦力を集めよう
もし敵を攻めたいのであれば、ユニットを少しずつ送るのではなくまとまった数を一度に送りましょう。
どんなに沢山のユニットがいても少しずつ送っていては容易に撃破されてしまいます。
また、戦力の分散はできるだけ控えましょう。

 

・7、中立施設はどんどん確保しよう。
中立施設(Asteroid Beltやガス惑星などに存在する破壊できない中立の資源施設)からは通常より多くの資源を得られます。
母星の近くにあればコロニーフリゲート(TEC,Advent)やスカウト(Vasari)を早めに送って占領しましょう。
Vasariの場合はスカウトで占領できることを利用して遠くの中立施設もどんどん手に入れましょう。

内政tips

・1、敵の動きを知る
内政を頑張る場合、その分だけ戦力強化が疎かになってしまいます。
通常以上に敵の動きに気を払い、もし攻めてきそうならすぐに防衛に切り替えましょう。

 

・2、拡張しよう
施設を作るためのスロットや基本的な収入を得るためには惑星が必要です。
どんどん施設を建てたり研究をしたい気持ちを抑えてまずは周辺の惑星を3~4個ほど確保しましょう。

 

・3、研究しよう
High Density Zoningに代表される人口Up系研究は母星と同じ惑星タイプの研究を行うことで低コストで収入を増加することができます。
またTECのModular Architecture等素早く投資コスト以上の恩恵が受けれるアビリティは早めに研究します。
(Extractor、Frigate Factory、CapitalShip Factoryのコスト-40%)
施設や艦船の資源還元を多様するならVasariのImproved Salvagingもオススメ。

 

・4、交易しよう
Trade Portは継続したレーン数によって収入が増加します。
出来るだけジャンプ数の多いトレードレーンを引くことで効果的に収入を増加できます。

 

・5、文化を広めよう
文化には惑星の忠誠度(Allegiance)を上げ、忠誠度は収入に影響します。
そのため、元々収入の大きい母星(Homeworld)の近くに文化施設をればTrade Portよりも早く恩恵が得られます。
ただし忠誠度をあげる効果は重複しないので、二つ以上作る必要はありません。

種族別基本tips

TEC

ロングレンジが優秀です。
また、経済は最も得意な為、収入は伸びるので一見長期戦が優位に見えますが…Advent Vasariの上位ユニットに対抗が難しいので長引くほど実は不利に。

・1.スタート

  • 1stキャピタルシップはコロニーキャピタルのAkkan。
  • 最初に生産する艦船はLF4隻程度。お好みでスカウト1隻。
  • 最初から所有しているスカウト2隻+1程度で偵察は十分に行えます。
  • 施設は民Lab1基。

・2.序盤拡張、内政

  • 最初は中立勢力の弱いアステロイドを狙います。
  • キャピタルシップを最初に突入させ、敵の攻撃目標を向けたあと、自艦隊にて攻撃すると損耗が少なくなります。
  • 地球型惑星の最大人口Upのリサーチを行います。
  • 氷星や火山惑星があれば民Lab2に移行します。
  • トレードポートのアンロックを行い設置を始めます。必要無ければ母星のキャピタルシップ工場を資源還元しトレードポートに置き換えます。
  • しばらく相手に接触しない確信があればフリゲート工場も資源還元するとさらに早く収入を伸ばせます。この場合は前線付近に後で工場を作り直します。

・3.軍備拡張

  • 相手に接触するまでトレードポートを設置しますが、ロングレンジの生産とリペア施設の設置も平行して行います。
  • 早期から2ndキャピタルを持つのはあまり有効ではありません。
  • 十分に収入が伸びたらロングレンジ以外のユニットの生産も行い攻め込みます。Hoshikoがオススメ。

・4.中盤戦

  • 十分に収入が伸びたら前線に複数の工場を設置し敵を圧倒できるだけのユニットを揃え攻め込みます。
  • ロングレンジ主体で優秀なHoshiko、Kodiak、相手の編成を見てCarrier、Flak等アンチユニットも作成します。
  • 一気に敵地へ進撃して敵の艦隊や施設を徹底的に叩き、追撃して疲弊させましょう。
  • 注意すべきは経済が成長途中の時期です。
    敵の動向には十分気をつけ、攻撃を仕掛けて来そうな気配があればすぐに施設の建造を中断して、防衛ユニットを生産しましょう。
  • 経済面で優位なTECですがユニット相性の関係で待ちすぎると不利になります。(戦力が揃った上でGuardianやSubverter等出されると厳しい)

Advent

Illuminator Vesselが大幅に弱体化されたのでロングレンジユニットは期待できません。
スカウトとLF、HCが比較的扱いやすい。

・1.スタート

  • 1stキャピタルシップは周辺惑星占領用にProgenitor Mothership。これを作らないとMissionary Vessel頼りとなり、占領を進めていくのに時間がかかります。
  • 最初に生産する艦船はスカウト8隻、もしくはLF4隻となります。ここは足が速い・LRに強い・囮になるスカウト8隻をお勧めします。
  • 施設は民Lab1基(文化塔を母星に建設するために2つ作りません)

・2.序盤拡張、内政

  • 他勢力同様にアステロイドを最初にとります。
  • 2個目の民Labをアステロイドに設置の後、文化塔研究→母星に文化塔建設します。
    文化による忠誠度UPは収入UPにもつながるため、序盤は貿易港を建設するよりかなりお得です。

・3.軍備拡張

  • 艦船の追加建造はある程度占領が終わってからになります。最初に建造したスカウトかLFでしばらくは十分です。
  • キャピタルシップ追加・艦隊拡張をそれぞれ1ずつすすめ2ndキャピタルシップを建造します。
    おすすめ
    名称種別説明
    Halcyon CarrierCapital CarrierL3で艦載機を6部隊確保できます。またAmplify Energy Auraによる攻撃力UpやTelekinetic Pushの対空防御など重要な能力も持っています。
  • 軍Labを2基設置しリペアユニットの研究を行います。リペアユニットは範囲内にある艦船の耐久力を回復させる能力があるため、接敵しそうなとする惑星に設置し、より堅固な防衛拠点とすることができます。
  • さらに軍Labを設置し、強力な艦船を建造出来るようにします。
    おすすめ
    名称必要ラボ説明
    Iconus Guardian軍Lab3味方艦艇へのダメージを肩代わりできるようになる。また軍Lab5Repulsionを行えば、自艦を中心に敵艦艇3すことが出来るようになる。
    Destra Crusader軍Lab5コストパフォーマンスに優れるIlluminatorが使えなくなった今、早い段階で攻撃の主力へ

・4.中盤戦

  • 接触後はLFやHCで攻撃を継続しつつIconus GuardianのRepulsionを狙うのが有効です。
  • 相手がロングレンジを量産しているようならSeekerで対抗します。Adventの偵察機の戦闘能力は非常に優秀です。
  • 余裕があれば後半に強力なユニットを大量生産するために各所に交易施設を建造しておきます。
  • 艦載機は数は出ますがHullが小さく落ちやすい為若干使いにくいです。
  • Illuminator Vesselは大幅な弱体化がされたので生産しないほうが無難です。

Vasari

中盤までキャピタルシップが強いですが頼りすぎに注意。撤退に失敗して沈むと一気に苦しくなります。
一般ユニットは高いですが価格に見合った働きはします。

・1.スタート

  • 1stキャピタルシップはコロニーキャピタルのJarrasul Evacuatorでほぼ確定。
  • 最初に生産する艦船はスカウト2-3隻、最初からいる2隻も加えて周辺の資源の確保を優先。
  • 施設は民Lab1基。
  • キャピタルシップの支援にLFを数隻建造。

・2.序盤拡張、内政

  • 他勢力同様にアステロイドを最初にとります。
  • 氷星や火山惑星があれば民Lab2に移行します。
  • Vasariのトレードポートは民Lab4と遠いので敵と接触するまで余裕がある場合以外は作らないほうが無難。

・3.軍備拡張

  • 通常の艦船の追加建造はあまり行わずに2ndキャピタルシップを建造します。
    おすすめ
    名称種別説明
    Skirantra CarrierCapital Carrier優秀なアビリティであるScramble Bombersを持っています。またVasariの艦載機は優秀です。
  • 軍Labを1基設置しリペアユニットの研究を行います。
  • 3rdキャピタルシップを建造するか、さらに軍Labを設置し、強力な艦船を建造出来るようにします。

・4.中盤戦

  • 序盤に攻め上がることができなければ中立施設によるブーストによる優位も衰えだし
    ユニットコストが重く圧し掛かってきて苦しい時期となります。
  • リペア施設があまり優秀でないのでキャピタルシップの損傷がひどくなる前に撤退を行い落とさないように注意します。
  • 相手が防衛体制が不十分であれば攻撃と同時に要塞を押し込むのも有効です。
  • ユニットとしては空母が優秀です。
  • 経済をしつつ終盤まで持ち込んでStilakus SubverterにDistortion Fieldを付けて量産すればほぼ勝ち確定ですが…若干禁じ手な認識の人も多いかも

補足事項 キャプテン制

(ICOで12111とか皆いっているのがそれです)
8人のプレーヤーが集まったして、任意に二人のキャプテンを選出します。
選択ルールは12111とします。(後述)
キャプテン以外のプレーヤーの一人がまず非公開で1-10の数字を選びます。
その後キャプテンがお互いに1-10の数字を宣言します。
そして非公開の数字を決めたプレーヤーは数字を公開し、その数字に近い値のキャプテンに先手か後手かを選ぶ権利があります。
選択権のあるキャプテンは先手か後手を決め順番にプレーヤーを選んでいきます。
選択ルールは12111なので、先手のキャプテンが1名のプレーヤーを選択、後手のキャプテンが2名のプレーヤーを選択、また先手のプレーヤーが1名の、という順番でプレーヤーを選択していきチームメンバーを決定します。