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Last-modified: 2015-05-21 (木) 02:44:08

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≪脱力法≫

<基本的な考え方>

一に脱力、二に脱力、三,四も脱力、五も脱力。
脱力し切った眼球で外の景色の見えそうで見えない微妙な部分を
じっと眺めていれば、そのうち目が勝手にモゾモゾと動き始めます。
ただし、脱力も半端な脱力はダメ。
もう眼球が地面に落っこちるんじゃないかってくらいの究極的な脱力が必要です。

完全な脱力を保ちつつ視点を物体に固定し、意識を集中するのはかなり難しいです。
ある意味座禅を組んで無我の境地に達するくらいの集中力が必要かも知れません。
でも、条件が整えば
「目がムズムズと動く」ような、妙な感覚が起き、そして、ある瞬間焦点が合います。

一時的、ほんの一時的にだけど、「正常な視力が戻ります」。
で、この状態を自由に起こせるようになる事が最初の一歩であり、
その状態を少しでも長く保てるようになる事が訓練の全てです。



<所要時間>

個人的には一応30分~1時間を目安にやってますが
時間どうこうって考え方は止めた方がいいと思います。
目を開けているのが嫌になるくらいやれれば、それがベスト。

集中力さえあれば「正常な視力が一時的に戻った状態」は
10分もあれば起こせます。あとはこの状態の維持にどれだけ時間を費やすか。

視力0.1なんて人は数秒でギブアップするだろうし(私も最初はそうでした)、
視力が良くなるほど長い時間可能になるし、また必要になる。 そんな感じです。

<具体的な方法>


 1.目の力を完全に抜いて、目の作動を100%脳に預け、その邪魔をしない事
 眼球全体の周囲に存在する「眼筋」を意識し、 その筋肉の緊張をほぐす事を意識します。
 (目を思いっきり瞑ってパッと力を抜いてもいいし、
 こめかみを指や掌でマッサージしてもいい。眼窩マッサージも有効です。
 やり方は人それぞれでいいと思います。
 重要なのは目の脱力と目標物への意識の集中の両立。
 そして「一時的に正常な視力が戻った状態」を一回でも体験する事です。)
 あと、「目の焦点を合わせる」という意識は捨て去って下さい。
 「脱力すれば、目は自由になる。
 自由な目は、焦点を合わせるために最大限の努力をする」 と考えて下さい。

 2.視界の中の見える領域と見えない領域の中間の、
 ボヤけかかった領域に常に意識を向け
 見えそうで見えないというストレスを脳に連続的に与える事


 3.目が小刻みに震えるような感覚を憶えたら、
 意識を集中して視界のその部分を「観察」する。
 この時の集中力が視力回復の一番のポイントで、
 まるで超能力でも使うかのような集中力を使い
 呼吸をゆっくりし、雑念を消し、意識の力で対象を見ようとする事。
 同時に、眼球には絶対に力を入れない事。

 
 4.条件が整うと、ある瞬間目に異様な圧迫感が生じ、
 いきなり0.5くらい視力が上がったかのような視界が開ける。
 例えるなら「火事場の馬鹿力」の視力版みたいな感じ。
 ただ、弱った視力ではこの視界は数秒しか維持出来ないし、
 その後は目が異様に疲れる。


 5.この(4)の状態を一回でも体験出来れば、あとはこれの再現を毎日復習するだけ。

 
 ある程度毎日目が疲れ切るまでやらないと効果は薄いが、やり過ぎは勿論禁物。
 これは普通の筋力トレーニングと似てる。
 目が鍛えられていけば、次第に通常時の視力も上がっていく。

 4番目は目に圧迫感というよりかは目のピントが合って力がみなぎるって感じですかね?
 普段とは違う力が加わっている感じで怖いです。
 ほんとに目の内側の筋力を使って焦点を合わせていると言う感じ。

<注意点>

 1.脱力すると目蓋が落ちる場合
 半開き程度で止まって視界の妨げにならないなら、気にせずに脱力優先。
 ただし、目蓋は別に脱力する部分ではないので、眼球のもっと奥を脱力するよう
 意識してください。(私は普通に開いてますが、若干トロンとした目つきにはなる)
 2.目標物
 誰にとっても効果が高いのは、やっぱり十分な光量のある晴れた日の外の景色です。
 景色の一番遠い部分を見たり、近くを見たり、脱力した目で色々と視線を移しながら
 「目が迷うような、プルプルと小さく震えるような感覚」の出るポイントを探して下さい。
 また、看板や本棚の本のタイトルなどの文字はコントラストも高く、「読める」「読めない」が
 ハッキリしていて「なんとなく見えてる気がする」といった誤魔化しも効かないので、
 目標にするには適してます。
 ちなみに私自身が好んでよく目標にするのは「走り去っていく車を眺める」
 「どこまでも直線的な道路の一番奥を見る」などですが。
 3.瞬きした瞬間、ボヤける場合
 これは最初の頃は仕方ないです。私もそうでしたし。
 訓練を重ねて、ある程度目が強くなれば瞬きしても維持できるようになりますよ。
 4.凝視
 視力が悪い時、凝視するとほんの少しだけ物が良く見えるという「実効性」がある為に
 よくやってしまいますが、これが正しい目の使い方を忘れる「落とし穴」だと私は考えます。
 見えない時、見たい時、本当は力を抜いて目を自由にしなければいけないのに、
 つい目に外から力を入れるという逆の事をして目の自発的な微細な動きを束縛してしまう。
 視力を回復したい人は、まずこの悪癖を消さないと本当の意味での視力回復は無理です。
 5.眼自体は脱力できてると思うんだけど という方へ
 不思議なもので、出来てると思い込んでいても実は脱力はまだまだ出来るもんです。
 私自身今も2.0目指してトレーニングは続けてるんですが、脱力して物が良く見えた状態で、
 更にそこで見えにくい物を探す。それを見るために何をするか?と言えば
 「更に脱力をする」です。
 無限ループなんですよ。ドアを開けたら更にドア、みたいな。
 6.集中
 ところで「脱力」ばかり言ってますが、同時に「目標への集中」も忘れないで下さい。
 脱力だけでは目を瞑っているのと一緒です。で、この集中もまたクセモノで、
 気付かぬ内に 目に力を加えてしまっています。
 凝視を覚えた人の悪癖の一つで、これに気付く注意力も必要です。

 7.心構え
 これに限らず、視力トレーニングは
 「数年間寝たきりだった人が少しずつ歩けるようにリハビリをするような心構え」で
 やって欲しいと思います。あせらず、ゆっくりと、しかし怠けず、毎日少しずつ。
 まぁ、時間とやる気のある人は頑張ってみて下さい