アイテム/道具/福引き券

基本データ

強い中毒性を持った麻薬のような券

セット上限：100枚
業種：商店

入手法

詳細はランキングにて

作業

福引き券で抽選する

備考

少なくとも福引きの景品を用立てるだけの公共施設が各街に存在すると思われ、文明は滅びこそしたもののたまごなどを捕獲するだけの文明は生き残っていたようである。
なお、3等のスピードポーションを引き当てると「2％の勝者」と言われることが「2％」の根拠となっているが誰も小数点以下について言及していない点に注意。2.999％だったらいいなあ

メッセージ一覧

検証

※実行回数であって消費枚数ではないことに注意

小話

勇者？

とある街のMUTOYS福引き協会支店、どの街にも存在する１支店である。福引き券協会は失われし文明の回復に大きく貢献した人たちに福引き券を配っている。この支店はそれと引き換えに運だめしできる場所だ。

景品の上位はこのMUTOYS大陸では滅多にお目にかかることのできないものばかりだが、多くの場合はその辺りの山にある石ころ?や色石、そして実質同協会の発行する割の合わない宝くじ?やどこかの街で沢山採れるたまごがほとんど。


今日もそのような珍しい景品を目当てに多くの妖精たちがガラガラと抽選機を鳴らすべくこの支店にやって来る。そうして運試しをする妖精を傍らに、それを待つか終えるかの妖精たちは併設されたカフェで一服して和んでいる。福引きそれ自体に多くの時間が必要というわけではないが、主人を同じくする別の妖精たちの作業との時間の兼ね合いを建前に、沢山の福引き券を持ってくる妖精たちは福引きの合間の時間を余暇として楽しんでいるのである。


一部の妖精たちの主人たちはよほど福引きに嵌まり込んだのか、福引き券を買い集めては妖精たちに運試しをさせるようで、その支店では顔馴染み、そして余暇の合間を通じてお互いに親交を深めている。

妖精遣いの使いの荒い主人を持つ者たちは、日頃の山や鉱山での奴隷のような肉体労働や、ひたすらにアイテムの売買に使い走りさせられたり、はたまた勇者のまねごとのようにモンスター退治をさせられる苦労をお互いに愚痴としてて話しつつ、こうして福引きに嵌まった奇特な主人を半分呆れつつも、そのおかげでゆったりとした時間を過ごせることを感謝している。


それ故にこうして福引きを命じ、それ以外の悪夢なような作業を追い払って、安寧の一時を与え下さる主人を「勇者」と称するそうな。

コメント