あ / か / さ / た / な / は / ま / や / ら / わ
あ
- アクション(行動と同義)
明確なゴールへの身体的追及のこと
- "アクションの種類"
行動にはいくつかの型があり、リアクションという形で表に現れる。
- 【思考】Thinking
起こったアクションに対しての思考。
能動的に行動しようとする。 - 【衝動】impulse
起こったアクションに対しての衝動。
突発的な反応、本能に近いかもしれない。 - 【翻弄】Mercy
起こったアクションに対して翻弄される様子。
能動的ではなく、受身であることが多い。
- アクションツール
俳優がアクションをすることについての、いろいろな方法 - アクションの流れ(類語:線)
シーンからシーンへと、芝居の最初から最後へと続く、すべてのアクションを取り巻く、最も重要なアクションを流れとして捉える見方。 - 与えられた状況(類語:シーン)
戯曲作家によって台本に書かれた、すべての情報や行動。演出家から要求される、アクションが起こったときの創造的な枠組みを作ること。 - 今の瞬間に生きる
あなたのアクションの命令に準じて、シーンで他の俳優がおこなったことの衝動に従ってリアクションをすること。
か
- 記憶を助けるもの
誰かがなにかを覚える助けになるようにデザインされた仕掛け。(例;事実、アイディア、コンディション など) - 技術のツール
俳優が自分で自由に使うことができる、さまざまな技術と装置。 - キャラクター
戯曲作家と演出家によって持ち込まれた状況や言葉を、俳優のアクションや身体的外見を結合させて創造された「幻想」の存在。 - 行動
アクションと同義
さ
- 身体的な行動
俳優が自分のアクションを援助するために選ぶ、明確な舞台での所作のようなもの。 - 残心
演技が終わったからといって、気を抜いてはいけない。舞台上で気を抜いては客は現実に引き戻されてしまう
退場し、観客から見えなくなるまで気を抜いてはいけない。マイク前でも同じである。
- 騒音
コミュニケーションを阻害する要因のひとつ。交通騒音、環境騒音の大きさによっては対象とコミュニケーションするための音の高さなどを変える必要がある。 - 促音
促音(そくおん)は、つまる音ともいい、日本語のかな表記で「っ」「ッ」で表され、1モーラとして数えられる。ただし、単独では成立せず、通常、3モーラを構成する真ん中の要素としてのみ存在する。
た
- 単一障害点
単一障害点(たんいつしょうがいてん)その単一箇所が働かないと、システム全体が障害となるような箇所を指す。 - 長音符
長音符(ちょうおんぷ)または音引き(おんびき)は、「ー」のように書き表される、日本語の記号(約物)のひとつ。棒引き(ぼうびき)ともいう。また、俗に伸ばし棒とも呼ばれる。 - テクニック
ツールを使うための知識と、どうツールを応用するのかを理解すること。 - 動機付け
動機付け(どうきづけ)。役が、劇的欲求を達成するための動機の大元がなんなのかの設定事項。
な
- 日本語
日本語は、主に日本国内や日本人同士の間で使われている言語である。事実上の公用語となっており、学校教育の「国語」でも教えられる。
は
- パーソナルスペース
声の距離感の基準点、密接、個体、社会、公共と分類され、それぞれが近接相と遠方相とで区別される。 - ビート(類語:点?)
アクションを単一ごとにしたもの。シーンは、ひとつか、あるいは複数のビートによって構成されている。 - ビート変化
新しいアクションが始まるシーンのポイント。新しい情報が紹介されたときや、キャラクターがコントロールできない事件がシーン中に起こった時に生まれる。俳優の演技は、とても自然に変化しなくてはならない。 - 不可欠なアクション(類語:きっかけ?)
シーンでキャラクターがおこっていることを定義するひとつひとつの要素。このアクションがないとシーンが成り立たないものを指す。 - 分析
シーンのアクションを決めるプロセス。以下の三つの質問から導き出される。- キャラクターは、戯曲の中で何をしているのか?
- キャラクターがシーンの中でやっている不可欠なアクションは何か?
- キャラクターのアクションは、あなたにとって何に例えられるか?
ま
- まるで○○であるかのように(類語:引き出し?)
分析の中の三番目の質問の解答。キャラクターがシーンの中でやっている不可欠なアクションを演じるにあたり、アクションを明確にするための簡易な想像のこと。生活のアクションを持ち込むことによる記憶装置を指す。
- メッソド演技法
メソッド演技の特徴としては、担当する役柄や劇中での状況やその感情に応じて、より自然な形で演技を行う点である。メソッドでは、より現実と近い、自然な演技を追求している。