東方星蓮船ステージ6ボスとして初登場。命蓮寺の和尚で元人間の魔法使い。
「詠唱」と呼ばれる特殊行動による自己強化とそれに伴う高性能なスキルを持つ。
高性能な弱射撃と鋭い強打撃による中距離からの接近戦を得意とする。 東方心綺楼のおっぱい担当
特徴
- 特技 『超人の血統』
スキルを使用するために、「詠唱」という動作を行う必要がある。
詠唱したスキルは固有ゲージ上に残り使用回数と共に表示され、再度同じ入力を行うとスキルを使用できる。
使用回数はスキルごとに決まっており、別のスキルを使用したい場合には改めて詠唱を行う必要がある。
スキル使用にワンクッション挟む必要がある代わりにスキル自体は強力な技が多く、
詠唱自体にも聖を強化する特殊な効果を持つ。
- 長所
前後移動が速い。前後ダッシュも特殊な性能で、残像が出ている間は接触判定が無いため、相手をすり抜ける。
単純な接近、後退やすり抜けによる端からの脱出、スタンを取った後のお手軽な表裏択にとかなり有用で、
自由に動かれるだけでわりと厄介。
強めの判定と追尾性能を持つXを持ち、中距離戦は大体コレと5Bだけで何とかなる場合もある。
中距離から近距離の間合いが得意で、引っ掛けたB系統からの高火力、長時間なコンボが非常に強力。
ニュートラル立ち状態での揺れ
- 短所
詠唱は付与される効果こそ強みではあるが詠唱という行動自体は欠点。
安全に詠唱するには離れるか、スタンを取ってから行わなければならないため、
詠唱に固執するとどうしても攻めるのが一歩遅れることになってしまう。
また、固有ゲージに詠唱済みの使用スキルが表示されてしまうため手の内や狙いがバレやすい。
中距離からのXは強力だが素の射撃性能そのものはかなり貧弱なため遠距離戦が苦手。
そのため詠唱を行うために一旦離れてしまうと再度接近するのに苦労しやすく、
その詠唱したスキルでスタンを取るのに失敗するとまた離れなくてはならないという苦悩が続く。
要注意技
- A・AA
リーチは短いが、発生が速く、ガードさせてもほんの僅かしか不利にならない小技連携。
その速さに加えて聖の横移動が速いため、端で固めに刻まれるとそれだけで抜け出すのが困難になる。
- 5B
縦一閃。攻撃判定の塊みたいな技で、横にはもちろん縦(特に下方向)にも非常に強い打撃。
聖の牽制の要であり、大抵の場合Xでスキ消しとセットで使われる。
スキ消しも含めてうっかり引っかかってしまうとあっさりスタンまで持っていかれる。
- 2B
飛び上がってからの下突き。下降と突き刺しの二段技。
飛び上がりの動作が速いため、こちらの踏み込みを往なしてカウンターなんてこともよくある。
ただし見た目より判定はわりと甘めなため、下降部分は赤マントだとDAや8B上部分で打ち落とすことも可能。
溜め版だと突き刺し部分の判定が広がる。
- 6B・TB
鉄山靠。6Bはそのまま鉄山靠を放ち、射撃、スキル両方でキャンセル可。
TBはダッシュと同じすり抜け効果を持つ前移動を挟んでからの鉄山靠で、スキルでのみキャンセル可。
固めや起き攻めでオートガード対応フレーム外から唐突に表裏択を仕掛けられると厳しく、
例によって判定も強い上に実はノーキャンセルでも聖側は反撃されにくい。
- X
独鈷(どっこ)と呼ばれる仏具を放り投げる。信仰別の細かい性能紹介は省略するが、
特に厄介なのが仏信仰の物の性能で、無、神、道のXは1ヒットなのに対して仏のXは3ヒットする。
射程は3キャラ分程度と短いものの、ヒット数の分だけ牽制能力、コンボ継続力が他の信仰とは段違いで
ほとんどの聖使いが仏信仰を使用してくるのはこのため。
ちなみに、ヒットして跳ね返ってきた独鈷に聖が触れる(回収する)と霊力が僅かに回復する。
- ハヌマーンの舞
剣舞三連撃。主にコンボのシメ、および中継に使われることが多いが
横方向への判定が5B以上にデタラメな大きさなためぶっ放して使われることもしばしばある。
詠唱効果は「霊力回復速度が上昇」(約7秒間、1.5倍ほどになる)というものなので
固めを抜けた後のリカバリー目的と仏信仰上昇目当てでどこかに装備している聖もいる。
- スカンダの脚
北斗有情断迅拳前方へ高速移動してすり抜けた相手に連撃を与える。
6スロットとそれ以外で発生と突進距離が異なり、6スロット以外だと発生速めでステージの6割程度を直進、
6スロット版は発生は遅いがなんと端から端まで移動してくる。
高速移動中は射撃無敵で、ガードさせてしまえば聖大幅有利となるため、遠距離からの突貫や中距離からの固めに使われる。
どちらも空振りした場合の隙が膨大なため、上手くはずさせることができればフルコンチャンス。
なお、これで触れられた場合はガード入力は前後どちらでも成立するので、出されそうだったらとりあえず前進してみよう。
詠唱効果は「移動速度とステップの距離が上昇」(約7秒間)
- ヴィルーダカの剣
独鈷ミサイル。壁バウンド効果もある射撃技で、コンボにもしばしば使われる。
聖の貴重な遠距離攻撃手段としても使えるが、メインはむしろ詠唱効果で
「未使用時に別の詠唱で上書きすると上書き後のスキルの使用回数が+1される」というもの。
聖側のスキルの残り使用回数には常に警戒を怠らないようにしよう。
- インドラの雷
射程は短いものの、こちらの足元をサーチして落雷を放つ射撃スキル。発生の速さは装備スロットの位置で異なる。
使用してくる聖は少ないが、与カウンター判定があるため赤マント剥がし狙いで相打ち上等で撃ってくることも。
詠唱効果は「3回詠唱すると聖の周りに自動で4発まで落雷を放つオプションを付加する」というもの。
ただ、自動で落ちる落雷の位置が安定しないためこちらはあまり頼りにならない模様。
対策概要
おすすめスキル&アイテム
- 2黄金の剣ジパング
なにかと便利な2ジパング。
斜め上への攻撃手段が薄い聖はこれと赤マント2Bのせいでなかなか8B等の上昇してからの攻撃を出し辛い。
とりあえず見せておくだけでも聖の進撃方向をある程度絞ることができる。
- 6輝く者の慈雨、4十七条のレーザー
一気に端まで届く攻撃手段として、特に仏信仰の神子にオススメ。
聖は遠距離戦が得意でない代わりに安全に詠唱するチャンスでもあるため、
広範囲の遠距離技を適当にばら撒かれるだけでも聖側はかなりしんどくなる。
開幕(FA取り)
開幕位置から聖5BとこちらのXの同時出しで聖5Bが先に当たる形で相打ちになる。
下に逃げても同じく5Bで狩られるので、こちらの選択肢は7>2ジパングもしくは1.5キャラ分下がってXで。
また、3or9>5Bもよく使われる択であるが、これはこちらも同じ方向へ3or9>Aで勝てる。方向が逆でも互いに攻撃は当たらず状況的には五分。
聖はとにかく神子を赤マントにしたくないため(赤マントになられただけで聖不利)、
詠唱より先制攻撃を優先する聖も多い。それに対しこちらが迎撃行動を徹底すれば聖は離れて詠唱するしかなく、
聖が苦手で神子が得意な遠距離戦へ持ち込める。
立ち回り
- 攻めに行け!
赤マント状態になれればそれでかなりの勝機が見える。
基本的に聖側は軸をあわせて6Bで触られたり8B被せたりされると対抗手段がかなり限られてくる模様。
ただし、距離を開けて立て直しを図ったり軸をずらしたりするのは聖側の方が動きの速さ的に長けているため
一回触ったらもう逃がさない、という気概で固め続けに行くべし。
その際は、AでペシペシやXバラ撒きなども駆使して、攻め方が単調にならないように気をつけよう。
- カウンターに注意
こちらが攻勢に出ている時は、聖側はとにかくマントの赤色を引っぺがしたい状態。
なので、愚直に攻めるのも良いがあまり度が過ぎるとA擦りで暴れられて攻守逆転、
またはカウンター同士討ちで相打ちして外人点滅、下手するとそれでマントが紫になるなんてことも。
さらに、聖はアイテムの宝塔を絡めたコンボの拘束時間がかなり長く(特に仏信仰の聖)、
ワンコンボ→スタンで赤マント化直後から一気に紫マントまでなんてこともよくある光景だったりする。
また、これまたマントの色落ち狙いでスペカ宣言も結構な頻度で狙ってくる。
こればかりは防ぎようがないので、宣言されてしまったらとにかく時間切れ狙いで、
ぶっ放されてもいつでも回避できるように射撃&迎撃主体で攻めること。
- マントが紫色、どうしたら…
こちらが6B、8Bで気軽に触りに行けなくなる一方、聖は気軽に得意距離に踏み込みに行けるようになるため
キャラの立ち回り性能の有利不利が逆転するとかいう、こちらからするとかなり笑えない状態になる。
こうなった場合、まずは聖のXや5Bの射程に真正面から踏み込むことは避けつつ、聖の斜め上に陣取るようにしよう。
聖は斜め上に向けてとっさに攻撃する手段に乏しいため、2ジパング、グレイズ狩りの2Bの択が生まれてくる。
そこから相手が下がって何とか同軸から攻めてやろうと狙って後手に回りだしてきたら赤マント復帰の兆し。
しつこいくらいの中距離X連射から脱出狩りを狙ったり、TAで突貫したりなどからコンボをぶち込んで人気を稼ごう。
その際、聖側は予防策としてYで壁を張ってくることが多いため、その点は注意。
- 遠距離での撃ち合い
仏信仰以外の神子側がかなり優位に立てる距離。
上下撃ち分けで聖を狙うように撃てば聖はなかなか思うように詠唱するのにも一苦労な状態になる。
射撃で壁を張りつつにじり寄るように近づいていけば、気づいたら端まで追い詰めていた、なんてことにもできる。
ただし、聖の上逃げから5Bを被せに来られるなどされた場合は逆にこっちがカウンターを貰うことになるので注意。
また、聖はコンボを伸ばす目的でアイテムの宝塔を持ってることが多く、
コンボに霊力をあまり使わない聖は宝塔を射撃技の代用として使ってくることもある。
うっかり引っかかって壁バウンドなんかしてしまうとマントの色落ちも早まり
聖に立ち回り優位に立てるチャンスを与えることにもなるので警戒しておくようにしよう。
同様の理由で、ヴィルーダカの剣による投げ物プレイにも注意。
幸い、両方とも端まで届くのにはタイムラグがあるため、しっかりと見切って避けていこう。