星のカービィ広辞苑/魔獣

Last-modified: 2013-10-05 (土) 20:32:23

この欄では、アニメに登場する魔獣を掲載しています。
ゲームの概要には触れていません。


アイスドラゴン

第20話に登場。暑さに堪えたデデデが避暑を求めるべく注文した魔獣。
冷凍ブレスや結晶カッターなど強力な技を繰り出す。

アイスドラゴンロボ

第28話に登場。デデデとエスカルゴンがデデデファクトリーにて「工場で働くと便利グッズがもらえる」と住人たちを釣って作らせた。
魔獣同様冷凍ブレスを繰り出すが、工場のスチームエンジンにより、破壊された。

アカマムジー

第80話に登場。精力減退パワダウンEを飲んで弱体化したカービィの前に現れる。
無抵抗のカービィを叩きのめしたが、カワサキの投げたパワップD入りカレーを食べて元気を取り戻したカービィに逆襲され、太陽に放り込まれた。

アクセル

第90話で登場。ビートの子分。カービィに惑わされ崖に衝突した。
魔獣かどうかは不明。

アニゲー

第89話に登場。伝説の人、オワルトデゼニーに化けていた魔獣。
頭部はパソコンのようなものでひとつ目、赤のベレー帽をかぶっている。
手に持っているコントローラー逆切れモーションキャプチャーでマグネッターをつけた相手を死ぬまで操れる。

アモン

第43話に登場。元はレン村長の所で飼われた普通の羊だったが、デデデに料理されそうになったとき、間一髪のところで脱出。その後プププランドの人々に復讐するため修行を積んでいた時ナイトメア社の雷に打たれ、魔獣になってしまった。
羊には羊の幸せがあると諭され怒りを鎮めると同時に魔獣化からも抜け出す。
そして今度こそ自由な狼として生きる為、「カービィ、またいつか会おう!」と言い残し、奥地へ帰っていった。

イモムシ魔獣

第23話に登場。エスケル魔獣黄帝液の実験として魔獣化されたイモムシ。
デデデはこういった動物実験は苦手ならしい。

ウィリー

第91話に登場。ビートが変身した姿で、巨大な一輪バイクの姿をした魔獣。
ホイールカービィと激闘の際、カービィを倒そうとデデデが仕掛けたトラップにはまってしまい、タイヤがパンクしたところで敗退した。ゲーム版より遥かにでかい。

ウォーキー

第31話に登場。マイクの姿の敵。カービィをデリバリーするために開いたカラオケ大会に使われた魔獣で、害はない。
カービィに吸い込まれマイクカービィになり、デデデ城を崩壊させた後、恐ろしくなったのか、自力でカービィのおなかから脱出した。

エスカルゴン・ロボⅡ

第78話に登場。デデデの世話に嫌気がさしたエスカルゴンが作った「エスカルゴン・ロボ」の2号機。(1号機はデデデの世話に耐えきれなくなり、大破した。)
ナイトメア社から取り寄せた特殊な部品が組み込まれており、スイッチを押すことで戦闘機へと変貌する。
ジェット噴射で空を高速移動し、両腕からミサイルを放つ。

エビフレアー

第86話に登場。プププランドにやってきたコックナゴヤを支援しようと、ホーリーナイトメア社から送られてきた高級エビが変身した魔獣。
巨大なハサミと口から炎を吐いて攻撃する。コックカービィが炎をフライパンで跳ね返し、エビフリャー自身に引火し倒される。

オクタコン

第1話に登場。このアニメで最初の魔獣。普段は小さいタコの姿をしている。
だが、村長の羊を奪い、魔獣と疑われた。
案の定オクタコンは魔獣で、火を吐いたり、催眠術で人を操ったり、
小さい分身を出現させて攻撃したが、ファイアカービィとの激闘の末倒された。

カザグルー

第54話に登場。マンガと現実を区別できなくなった自称騎士「キハーノ」に
追い打ちを掛けるために仕向けられた魔獣。
巨大な風車のような姿で、両腕から鋭いカッターを飛ばす。

風車の羽は反転すると反射板となり、回転すると普通の鏡になる。

カッターを吸いこんで変身したミラーカービィにより倒された。

ちなみにキハーノとはマンガの登場人物であり、
実際登場している老人はそれをなぞらえて名乗っているだけ。
このマンガにもカザグルーと全く同じ姿の敵が登場しており、
キハーノはこの敵にあっさり倒されている。

エスカルゴン曰く、「こいつは風車に弱い」。

ガボン

第46話に登場。お化け屋敷の中に登場。頭にドクロノ仮面、両手に棍棒のような骨を持っている。
スカキャラなため、吸い込んで倒すことができない。
ファイアーカービィによって屋敷ごと燃やされた。このアニメで初めて登場したスカキャラである。

カラテキッド

第52・53話で登場。チョコカプセルのおまけとしてプププランドに現れた。
空手を主体に戦い、ハリテでカービィを苦しめたが、ファイターカービィに倒された。

ガルボ

第30話に登場。カービィを倒しにきた火炎魔獣。
カービィはミニガルボ(後述)と同じ姿のこの魔獣を攻撃できなかったが、ミニガルボを燃やされて怒ったカービィに内側からの炎で膨張し、爆発して倒された。

カンフー・リー

第52・53話で登場。チョコカプセルのおまけとしてプププランドに現れた。
ヌンチャクを武器として戦うが、腕に絡まり身動きができなくなりファイターカービィに倒された。

キッタリハッタリ

第9話に登場。ロボット魔獣。しかし知能は高く、喋ることも可能。
忠誠心が強いのか、よく「御意」と言う。
月の杖は相手を切り分ける事ができ、太陽の杖は切り分けられた物を繋げる事ができる。
かつてローラという魔獣をロロロとラララに切り分けた。
カービィも切り分けられてしまったが、キッタリハッタリと激闘の末太陽の杖で元に戻れたが、
ロロロとラララは分かれたままで居ることを選んだ。
ちなみにトッコリとリックも犠牲になったが、復活できた。
ちなみに、ほんの一瞬だけデデデも切り分けられたが、
次に画面に出る際には戻っている。

クラッコ

第4話に登場。ホーリーナイトメア社が誇る「最強魔獣」の一体。
転送マシーンを介さずに、直接プププランドに殴りこみをかけてきた。
原作同様に稲妻を操る能力を持ち、自分は巨大な雷雲の中に潜みながらターゲットを執拗に雷で攻撃する。
カービィの吸い込みで雲から吸い出されて姿を現した。ワープスターに乗ったカービィと激しい空中戦を展開するが、クラッコが稲妻で作った剣を吸い込んだソードカービィに一刀両断され倒された。
なお、この戦いでカービィに攻撃されたとき「ウッ!」とうめき声を出すのが確認されており、その気になれば会話もできる可能性がある。

ザコ魔獣軍団

第40話に登場。ナックルジョーが「魔獣てんこもりサービス」としてデデデ大王の下に勝手に送った大量の魔獣たち。一匹の力は大したこと無いが、転送マシーンからいくらでも出てくるのでキリがない。
ナックルジョーだけでなく、デデデのいうことも一応理解するようだ。
ププビレッジまでやってきて、やりたい放題で町の皆を困らせたが、カービィによって全員吸い込まれて退治される。

サスケ

第13話に登場。職業は花火職人。
仕事の最中に邪魔をしてくるヤツには、容赦なく花火の爆弾をお見舞いする、ガンコ一徹な職人肌。
巨大なデデデ大王の山車を装った花火戦車を作り上げ、年末の年忘れ花火大会のドサクサにまぎれてカービィを始末しようとした。
花火を吸い込んでファイアをコピーしたカービィと戦い、最期は巨大ロケットで
カービィもろとも自爆してでも任務を果たそうとしたものの、
カービィはサスケを吸い込んでパラソルをコピーし、無事脱出。
かなり優秀な魔獸なのだが、格安。

スカーフィ

第56話に登場。原作とは違って浮遊はしないで、飛び跳ねながら移動する。
愛くるしい容姿だが、専用のエサを与えることで魔獣本来の凶暴な性格を現す。
デデデ大王のペットとして飼われたが、大王が甘やかしすぎたためにだんだん言うことを効かなくなり、堪忍袋の緒が切れた大王によって森に捨てられ、自力で繁殖して数を増やしながら、リックを襲ったり牧場の羊をいつも通りに壊滅状態に追い込んだ。
原作同様、カービィの吸い込みも効かなかったが、大王のハンマーを吸い込んだハンマーカービィにどつかれた衝撃でエサを吐き出し、大人しい性格に戻った。以降はまた森で暮らしているようだ。

スクイッシー

第73話に登場。カワサキの店を回転寿司バーに改装したデデデ大王が、大もうけのついでに打倒カービィ作戦の一環として送り込んだイカの魔獣で、お寿司のシャリの上に乗って登場した。
巨大化することが出来る上に、触手を使っての締め付けや叩きつけ、さらに触手の先から電気弾を発射する「イカスパーク」なる必殺技まで会得しており、原作のザコキャラっぷりが嘘みたいな強さである。
デデデの作戦で焼き芋を食べてしまい、シャックリで吸い込みが使えないカービィを一方的に痛めつけたが、フームの機転でシャックリが治ったカービィが、イカスパークを吸い込んでスパークをコピーして逆転され、最後は空へ逃げようとしたところへ、カービィの電撃を受けて倒され、大量のイカの切り身となってしまった。

チップ先生

第83話に登場。懲りないデデデ大王が三度目の小学校を設立した際、新任教師として赴任してきた。
先生としての授業への姿勢と指導能力は優秀で、デデデやエスカルゴンに対しても、あくまで1人の生徒としてみんなと平等に接する態度を貫く教師の鑑。
友人達がエリートコースの道を選ぶ中、あえて普通の先生として生きる道を選んだものの、肝心の職場に恵まれなかったため、やむを得ずホーリーナイトメア社と契約して魔獣として活動していた。
授業を通じてみんなと仲良くなるにつれ、本来の任務を果たすことが出来なくなった。
一連の事件が終わった後は、契約違反で自分が狙われることを察し、プププランドの人々から惜しまれつつ別の地へと去っていった。

チリドッグ

第26話に登場。魔獣の中でも特に凶暴で高い戦闘能力を持つ。
過去の銀河戦争において、メタナイト卿の命を執拗に狙い続けた。
ソードナイトとブレイドナイトがメタナイト卿と出会い、
忠誠を誓うきっかけにもなった因縁の魔獣である。
火炎の力を扱い、口から火炎弾を吐きまくって攻撃するが、火の魔獣であるために水には弱い。
メタナイト卿の額に仮面の上から呪いのツメを突き刺し意識不明に追い込むが、
ソードとブレイドの活躍で川に落とされて弱ったところを、
ソードカービィによって一刀両断。メタナイト卿の呪いも消滅した。

トゲイラ

第55話に登場。見た目はゴルドーに近い。
人に憑依する力を持ち、その対象は寛容な人柄となるが、
その分怒りのエネルギーが蓄積され許容量を超えると爆発し、
そのまま自分の戦闘エネルギーにする。

よりによって憑依されたのがデデデであったため、信じられない村人や
仕返しに本性を現したエスカルゴンの徹底的な攻撃によりエネルギーは最大に。

デデデの体から離れたところを、ニードルカービィとの激闘の末倒された。

「トゲトゲー!!」と鳴く。

ナックルジョー

第19話、40話などに登場。
優秀な銀河戦士団であったが、星の戦士によって殺されたという父親のことを調査するために、ホーリーナイトメア社のネットワークに不正侵入していたところをカスタマーサービスに見つかり、力を差し上げるという名目で魔獣の力を送り込まれ、支配されてしまった。
当初はカービィのことを狙うが、戦いの最中に乱入したメタナイト卿によって、その死の真実を教えられる。同時に、自分が魔獣となっていることを指摘され、カービィと改めて戦うことになる。
SDXのファイター能力に準拠した多彩な格闘技を使いこなし、ファイターをコピーしたカービィと互角の戦いを演じた後、奥義として魔獣形態に変身。武器として発射したトゲミサイルを吸い込んだニードルカービィの姿を「あれが今のお前の姿だ」とメタナイト卿に指摘され、倒されたことで魔獣の力の支配から逃れることが出来た。
第40話では、ホーリーナイトメア社の魔獣配信部門の新入社員として再登場。大量のザコ魔獣と共に再びプププランドを訪れ、カービィがザコ魔獣の相手で疲れたところに、最強魔獣マッシャーを使ってカービィを倒そうとした。
しかし、実はこれは全部魔獣ハンターとして改心したナックルジョーの作戦であり、ホーリーナイトメア社の主力兵器とも言える最強魔獣をわざと召喚させて、そこを撃破するのが彼の本当の目的だった。
カービィとバツグンのコンビネーションでマッシャーを倒し、再び旅立っていった。

虹色の大蛇

第85話に登場。正式名称は不明。
紫外線対策の名目で、ホーリーナイトメア社がデデデ大王を介してプププランドに広めた、
エアコンを装ったフロンガス発生装置によって、プププランド上空に発生したオゾンホールの中から出現した。
口から吐き出す紫外線レーザーで敵を焼き尽くす。
実体が無いためか、気球のバーナーをコピーしたジェットカービィのジェットダッシュも効かなかった。
しかし、デデデ大王が援護として打ち上げた大砲の弾を吸い込んだボムカービィの
怒涛の連続爆弾投げによってかき消されて倒された。

パワーストマック

第57話に登場。『デデデで1分クッキング』の放送事故により
村人はおろかエスカルゴンやワドルディたちにまで笑い者にされたデデデが仕向けた魔獣。

『パイで処刑でショー』という新番組(目的はカービィを倒すこと)で、
カービィでも吸い込めないパイで村をどんどん汚していく。

カービィでも吸い込めないだけあって、味はひどい。カワサキのものより不味いらしい。
しかしパイ職人(パイ魔獣?)として、不味いと言われると逆上し暴走する。

その真の姿は巨大な袋で、デデデたちとカービィを飲み込んだが、
デデデが用意した爆弾を吸いこみ変身したボムカービィの活躍で脱出成功。

ちなみに、メタナイトも顔面にパイの集中砲火を浴びた他、
フームにパイを投げつけた時にさりげなくアンダーな言葉を発している。

パワードマッシャー

第65話に登場。第40話で撃破された最強魔獣マッシャーが再び復活し、さらにパワーアップしたもの。
以前のマッシャーに比べて格段に装甲の耐久力が強化され、ソードナイトやブレイドナイトの剣も、ナックルジョーやファイターカービィの攻撃にも全く動じない。
おまけに新武装として飛行用のウイングを搭載。このウイングにエネルギーをチャージすることで、胸のランプから周辺一帯を根こそぎ粉砕する威力の破壊光線を発射する。
圧倒的なパワーで終始カービィとナックルジョーに優勢だったが、デデデがナックルジョーのペンダントに隠されていたマイクロチップのデータを元に開発したエネルギー増幅器を身につけたナックルジョーにより、超強化スマッシュパンチで破壊光線を押し戻され、装甲を破壊されて倒される。

ファイアーライオン

第33話に登場。クラッコやダイナブレイド同様、全身フルCGで描写されている。
宇宙人によるゴミの大量不法投棄(実はホーリーナイトメア社系列のゴミ業者で、デデデ大王が「魔獣の代金割引と引き換えに、ゴミ捨て場所を提供する」という約束をしていた)に困り果てたデデデ大王が、ゴミを焼却処分するために、ハッキングを使ってホーリーナイトメア社から召喚してきた炎の魔獣。
口から火炎を吐き出すほか、大地を駆けるように空中に浮かぶこともできる。吐き出した火炎をコピーしたファイアカービィの炎を口から体内に吹き付けられ、風船のようになったところをカービィによって海へ放り込まれ退治された。

ペイントローラー

第77話に登場。自作の絵をみんなにバカにされて、怒り心頭に達したデデデ大王が、仕返しのために注文してきたお絵かき魔獣。原作同様、描いた絵を実体化させることができる。原作ではクレヨンを使っていたが、アニメ版ではペンキとハケを持っている。
デデデの自画像やミサイルランチャーなどを実体化させて美術館で暴れまわったが、ペンキを吸い込んだペイントカービィが描いた巨大なミサイルの直撃を受け、美術館ごと木っ端微塵に爆砕。

ペンギー族

第66話に登場。本来は「魔獣」ではないが、カービィたちと戦った敵としてこちらに記載。
北の寒い極地で平和に暮らしていたが、温暖化のせいで住処である氷山が崩壊して仲間と切り離されてしまい、一緒に氷山に残った一族と共に世界各地をさまよい、ププビレッジまでやってきた。
表向きはププビレッジの人々に友好的な態度をとっていたが、裏では巨大なクーラーを使ってププビレッジ一帯を冬の気候に変え、村とデデデ城を実力行使で乗っ取ってしまった。
白いマユゲを持つ長老は戦闘能力も高く、口から吐き出す冷凍ブレスであらゆるものを瞬間冷凍してしまう。
長老が吐き出した冷凍ブレスを吸い込んだアイスカービィと戦ったが、デデデがホーリーナイトメア社から取り寄せた特注の栄養ドリンクの力で噴火したギラウェア火山の熱で雪と氷をすべて溶かされたため、ププビレッジの侵略をあきらめて、ふたたび氷山に乗って仲間と共に旅立っていった。

マイマイゴン

第88話に登場。背負っていたカラを壊されてしまったエスカルゴンのために、
デデデ大王はホーリーナイトメア社から特製の超合金貝殻を注文したが、
それを背負ったエスカルゴンが魔獣へと変身してしまった姿。
カラの穴から光る目が見え、某ポケモンのように舌だけが出ている。

長い舌をムチのように振り回し、カラの先の角から「マイマイビーム」なる怪光線も発射する。
超合金貝殻の防御性能はダテではなく、デデデのハンマーを吸い込んだハンマーカービィの攻撃にも
動じなかったものの、カービィが最終奥義として放った爆裂ハンマー投げには耐え切れずに爆発。
エスカルゴンも無事もとの姿に戻った。

ちなみに禍々しいトーンで喋ることができる。

マッシャー

第40話に登場。本来はカービィ2のザコ敵だったが、アニメではホーリーナイトメア社が誇る「最強魔獣」の一体。
ナックルジョーの作戦により、ザコ魔獣の駆除でへとへとになったカービィを追い詰めるために、ホーリーナイトメア社から呼び寄せられた。
金属製の体を持ち、巨大な鎖つきの鉄球を振り回してあたりをなぎ払う。鈍重だが足にはブースターも搭載されており、空を飛ぶことも出来る。
ナックルジョーと共にカービィを追い詰めるが、突然寝返って魔獣ハンターとしての正体を見せたナックルジョーと、ナックルジョーが放ったバルカンジャブを吸い込んだファイターカービィの一糸乱れぬ連携攻撃にはかなわず、2人同時に放ったライジングブレイク(ゲーム版では「ライジンブレイク」となっている業)を受け、爆発した。

マッチョサン

第61話に登場。特殊添加物「デブリチン」入りのスナック菓子の食べすぎで、無残に膨れ上がったデデデ大王(+カービィ)が、ダイエットのためにホーリーナイトメア社から急遽呼び寄せたエアロビのインストラクター。もちろん彼もれっきとした魔獣の一体であった。
軽快なBGMと共にエアロビダンスでダイエットと見せかけて、様々な拷問マシーンを使って、太りすぎで動くのも一苦労なカービィ(とついでに、魔獣の代金を滞納してばかりのデデデも)を痛めつけ、始末するのが本来の任務である。
しかし、とどめにお見舞いした鉄球攻撃を受けたカービィが、衝撃でスナック菓子を吐き出して元に戻ったことで形勢逆転。マッチョサンのヘッドホンを吸い込んだマイクカービィの歌の前になすすべなく倒された。

マンビーズ

第84話に登場。64ホロビタスター以来、ひさかたぶりの出演はアニメで叶った。
デデデ大王が考古学者のキュリオ氏を偽者の古文書で騙して、地中から発掘させたツボの中から現れた。
カブー曰く「カービィの宿敵」。広大な銀河に沢山のマンビーズが散らばっており、掘り起こされると自動的に封印がとけ、ナイトメアの邪魔となる星の戦士を探し出して攻撃を仕掛ける。
武器は鋭い牙による噛み付きと、目から放つ暗黒ビームや、相手の眠気を誘う催眠術も使える。
また、スカーフィやガボン同様「スカキャラ」であるためカービィの吸い込みが効かない。
日光に弱いという、いわゆる「アンデッド」のような性質を持つ。
戦いの最中にデデデ大王がトドメに投げつけた爆弾を吸い込んで、ボムをコピーしたカービィと空中戦を繰り広げたが、噛み付いたところをワープスターで一気に急上昇され、大空高く昇ったところで朝日の光を浴びてしまい、灰になってしまった。

ラブリー

第27話に登場。SDXより登場。元々はウィスピーウッズの森に咲いたごく普通の花。再びウィスピーウッズの森を伐採してゴルフ場を建設しようと企むデデデ大王が、ホーリーナイトメア社の力で魔獣に改造した。
密かにウィスピーの養分を吸い取りながら急成長を続け、彼を枯らしてしまおうとする。ラブリーの様子を不信に思ったフームたちも、ウィスピーが自分に抱く恋心を利用して排除させようとしたが、仲間の声を聞いたウィスピーがついにラブリーの誘惑を振り切ったことで失敗する。
花びらの裏にあるがくは鋭い切れ味で、これを扇風機のように回転させて飛ばしてくるが、これを吸い込んでカッターをコピーしたカービィの一文字斬りによって倒された。

レッケツ

第83話に登場。任務を放棄したチップ先生に代わり、急遽ホーリーナイトメア社から送られた教師魔獣。
手に持った竹刀で暴れまくる、教師とは名ばかりの暴れん坊。竹刀のほかに、スペアとして刀身が青いビームで出来たレーザー竹刀も装備している。
竹刀を吸い込んだソードーカービィと激しい殺陣を演じ、一度はソードカービィのソードビームを受けきったが、もう一度放たれたソードビームは防ぎきれず、真っ二つになって学校に落下し大爆発した。

ローラ(ロロロとラララ)

第9話に登場。魔獣であるが、特殊能力と言えば空を飛ぶ程度の者で、戦闘には不向きである。
失敗作扱いされて、キッタリハッタリによって2匹に切り分けられ、それぞれロロロとラララになる。
失敗作を売りつけられた上に、2匹分の代金を支払って損をしたデデデ大王によって、フーム家に強引に押し付けられたが、当人達は一向に気にする様子もなく、家族の一員として仲良く生活している。