0532 名無しさん、君に決めた! 2017/10/07 05:49:11
ウツロイド「どうせポナヤツングスカみたいなド田舎に目ぼしいお土産なんて売ってないだろうしさ、ここらへんでお土産買っといた方がいいかもね」
フェローチェ「今買うと旅行中ずっとお土産を持ち歩かないといけなくなるわよ」
ウツロイド「ほい!」パッ! ポイッ!!
アリアドス「……イヤウツロイドさん、ちょっとひどいっすよ」
カプ・コケコ「あいてッ! なんだ?ん? これロシアの菓子の包み紙か?」
フェローチェ「!? いつもの部屋にウルトラホールつなげてその中にゴミを投げ入れるなんて何がしたいの…… ああ、そういうことね」
ウツロイド「ホールを利用すればお土産なんてその場で送れちゃうし」
0533 名無しさん、君に決めた! 2017/10/07 05:56:56
フェローチェ「そもそもあんた、なんでウルトラホールなんて開けるようになったのよ?」
ウツロイド「秘密知りたい?」
フェローチェ「まあね」
ウツロイド「実は…… これを食べてウルトラホールを開く練習をしたから」スッ……
フェローチェ「!!!!!!! くっさッッ!!!! なによこの強烈な臭いを放つ謎の汚物は!!しかも発光してるし!?」
ウツロイド「え?すごく美味しそうな匂いだと思うんだけど」
0534 名無しさん、君に決めた! 2017/10/07 06:03:36
フェローチェ「とにかく早くその異次元物質Xをしまいなさい!!テロリストだと誤解されるわよ!!」
ウツロイド「一応しまっとくけどひどいねフェローチェ、これ異次元物質Xじゃなくてアルティメットキクラゲってちゃんとした名前があるのに」
ナマコブシ「アルティメットですか。ウルトラより上ということですね」
ウツロイド「これを食べれば誰だってウルトラホールを開けるようになるのよ」
フェローチェ「そんなわけないでしょ! ん?………」
0535 名無しさん、君に決めた! 2017/10/07 06:13:02
フェローチェ「ちょっとひとかけらだけでいいからさっきの毒キノコちょうだい!」
ウツロイド「え?いいけど…… もしかして食べるつもり?」
デンジュモク「ロシアの電気ってこんな味がすんのか」
カプ・ブルル「こらデンジュモク!盗電は犯罪だ!」
フェローチェ「デンジュモクく〜ん!お腹がすいてるなら私がいいものをあーんして食べさせてあげるわよ〜」
デンジュモク「なんだって!?代ひょ…フェローチェさん!」
ナマコブシ「まさか……」
0536 名無しさん、君に決めた! 2017/10/07 06:30:36
フェローチェ「今日のデンジュモクくんはひときわ小さくて可愛いわね〜、お口はどこかしら〜? とりあえず、座って目を閉じて」
デンジュモク「そ、そりゃまだ10センチのままだからよォ…… で、これでいいのか?」
フェローチェ「うんいいわよ!ってあんたって顔がないから目を閉じてアーンしてる状態なのかどうか分かりづらいわね」
今回も性懲りもなくフェローチェの言うとおりに顔を上げ目を閉じ(目あるの?)座るデンジュモク、そんなデンジュモクの口(口あるの?)にフェローチェは稲妻のような速さで謎のキクラゲを箸で押し込んだ!
デンジュモク「フガッ!!!!!!! ゴハッ!!! ヴッ…… ゴエッ!!!!」ゴハッ!!ゲロッ!
ナマコブシ「あ、デンジュモクさんがキクラゲを全部吐いた…… フェローチェさん!デンジュモクさんが可哀そうですよ!」
0537 名無しさん、君に決めた! 2017/10/07 06:46:24
デンジュモク「がはッ!ゲホッ! ゴふぇッ! 代ひょ…フェローチェさん…… さっきのはな……うぅおえぇぇぇえぇ!!」
フェローチェ「やっぱり異次元物質Xじゃないの!変な嘘つかないで!」
ウツロイド「違うって!!本当にこれ食べればウルトラホールを開けるようになるんだって!!」
デンジュモク「ふぅ ふぅ…… だからってクッソまっずい物質食わせやがって!ウツロイド!なんてことしてくれるんだ!」
ナマコブシ「食べさせたのはフェローチェさんですよ」