ウルトラバースト

Last-modified: 2018-12-19 (水) 21:50:54

0481 名無しさん、君に決めた! 2018/11/27 16:00:56

場所は変わってメガロタワー

ウツロイド「フェローチェ!待ってってばー」
ナマコブシ「やっと追いつきましたね」
マッシブーン「いい運動になったぜ」
ズガドーン(マッシブーンの上)「」
フェローチェ「……もうすぐ頂上みたいよ」
デンジュモク「なんかだんだん辺りが眩しくなってないか?」
カミツルギ「確かに……」
アクジキング「ふむぅ……多分ネクロズマはこの先におるのう、そんな気がするわい」
デンジュモク「爺さんさっきも思ったけどなんか勘がいいよな」


0482 名無しさん、君に決めた! 2018/11/28 20:12:02

タワーの頂上にて……

フェローチェ「ここか」ザッ
ネクロズマ「!」ビクッ
ネクロズマ「……貴様ら……どうしてここに」
マッシブーン「特に何も説明せずに急にどっか行ったらそりゃ心配するだろ」
カミツルギ「水草だよー」
ウツロイド「正しくは水臭いね」
???『……仲間、か?』
ネクロズマ「ああ」
アクジキング「なんじゃ今の声?姿が見えないんじゃが……」


0483 名無しさん、君に決めた! 2018/11/28 20:20:02

ネクロズマ「姿はもとより無い。この声こそが闇ネクロズマというやつだ」
ナマコブシ「闇ネクロズマ?封印されたっていうのは?」
ネクロズマ「そもそもネクロズマというポケモンの身体は一つしかない。封印された闇ネクロズマとは、ネクロズマの記憶と特殊能力」
ネクロズマ「我は基本的な戦闘能力だけを持った抜け殻として分離した……」
ネクロズマ「といっても先程闇の我に教えられたことを言っているだけだが」


0484 名無しさん、君に決めた! 2018/11/28 20:28:16

デンジュモク「それが今回なんの関係があるってんだ?」
闇ネクロズマ『……それについては我が教えてやろう』
闇ネクロズマ『光が欲しい、それだけだ』
アクジキング「光?」
闇ネクロズマ『ネクロズマとは光を喰らうポケモンだ。だから我は各地を飛び回り、光を我が物にしてきた』
闇ネクロズマ『だが……何を思ったのか、急に我の中で独立した人格が身体を持ち去ったのだ』
闇ネクロズマ『ご丁寧に、意識だけとなった我を封印してな』
闇ネクロズマ『封印されれば我はこの場所から動くことができない。だからアローラに開けたウルトラホールから少しずつ光を吸い取っていたのだが、それではこの衝動は収まらん』
闇ネクロズマ『だからこのネクロズマを呼び寄せたのだ、再び完全体になるためにな』


0485 名無しさん、君に決めた! 2018/11/28 20:34:27

ウツロイド「……どうしてネクロズマはそれに応じたの?完全体になったらマズいじゃん」
ネクロズマ「かと言って放っておけば、こいつは他の空間にもウルトラホールを開けて光を喰い始める。これは賭けだ」
ネクロズマ「完全体となった時、もしかしたら我がこの身体を制御できるかもしれない、というな」
フェローチェ「完全体に……なるつもりだったの」
ネクロズマ「ああ。そうしたらもう我はいつもの場所には戻ってこれない。危険だからだ」
ネクロズマ「話せば止められると分かっていた。だから黙って出ていった」
闇ネクロズマ『ほう……我を制御するつもりだったか?できるわけが無い。我の中の「善性」でしかない貴様が』


0486 名無しさん、君に決めた! 2018/11/28 20:42:57

ネクロズマ「どうかな……我も成長している」
闇ネクロズマ『それが愚かだと言うのだ。貴様は我の能力すら覚えていない』
闇ネクロズマ『開け、ウルトラホールよ』シュワン
ドサッ
ソルガレオ「痛ったた」
ルナアーラ「あら?もう朝?」
カミツルギ「ソルガレオさんにルナアーラさん!?」
 
闇ネクロズマ『ウルトラバースト!』カッ
 
ソルガレオ「うおお!?体が吸い込まれ……」シュンッ
ルナアーラ「いきなり何なの!?」シュンッ
ネクロズマ「……ッ」シュンッ
フェローチェ「!」


ウルトラネクロズマ「はあ……久しぶりだな、この感覚は」
デンジュモク「ネクロズマ!」
ウツロイド「あれはウルネク!」
ナマコブシ「ただのウルネクじゃないですよ!ソルガレオさんとルナアーラさんまでも吸収しています!」
ウルトラネクロズマ「フフ……力が溢れている……手始めに、貴様らを殲滅してやろう」