ナマコと得体のしれぬケーブル人形を乗せたラジコンと折り紙小僧

Last-modified: 2017-10-08 (日) 13:17:26

0477 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/18 10:17:32

デンジュモク「ひっろい部屋だなァ……」
マッシブーン「そりゃお前小さくなってるからな……まぁそれ抜きにしてもいい部屋だが」
カミツルギ「あれ? ウツロイドとかアブソルは?」
ネクロズマ「女部屋だ。 コケコはいないが間違っても覗くなよデンジュモク」
デンジュモク「覗かねーよ!」


0478 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/18 13:15:15

アクジキング「食事も用意してあるとはサービスも行き届いとるのぉwww 早速いただこ…」
ナマコブシ「キングさんそれは昼食ではなくてベッドです!食べたらいけません!」
アクジキング「……なんじゃガッカリじゃ」
カプ・ブルル「頼むから旅行中ぐらいトラブルを起こさないでくれ。余計な騒動の後始末しなければならないのはごめんだ」
マッシブーン「それもそうだな」
カプ・ブルル「マッシブーン、お前も道行く先で出会ったポケモンたちにマッスルポーズを見せつけるような露出狂じみた真似はしないでくれ」
マッシブーン「お、おう………(わざわざ露出狂に例えなくともいいだろ……)」


0479 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/18 13:31:00

デンジュモク「なぁ……」
ナマコブシ「どうしました?」
デンジュモク「俺が元の大きさに戻るためにはハッピーってのを貯めねぇといけねえってさっき博士が説明してたよな?」
ナマコブシ「はい」
デンジュモク「なんかできるようなことってねーかなーって思ってよ……」
ナマコブシ「とりあえず皆さんに飲み物やお菓子を配ったりするのはどうでしょう?」
デンジュモク「ちょっと待て、俺菓子も飲み物も持ってねぇぜ」
ナマコブシ「う〜ん………そうですか…… ではみんなの悩み話を聞いてあげるとか…… でも旅行先で悩み話を聞くというのも味気ないですし」
ナマコブシ「なら何か皆さんが欲しいものを買ってくるのはどうでしょうか?」
デンジュモク「俺はパシリか!!」


0480 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/18 13:37:42

ナマコブシ「でも無理して戻らなくてもいいと思いますよ!だってデンジュモクさん今戻っちゃったらたぶん天井に頭ぶつけてしまいますよ」
デンジュモク「それ俺の背が無駄に高いことに対する皮肉か何かか!?」
カミツルギ「ナマコブシの言う通り天井に頭ぶつけちゃうと思うよwwwww 帰るまでその大きさでいいんじゃないの〜?wwwww」
カミツルギ「あ、外に買い物に行くなら僕も一緒に行きたい!ホテルにばっかりこもってるより買い物に行った方がきっと楽しいじゃん」
デンジュモク「オメーまでナマコブシと同じようなこと言いやがって……」


0481 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/19 18:09:39

ネクロズマ「そう言えば、1階に土産屋があったぞ。 見てきたらどうだ?」
カミツルギ「わぁ行ってみたい!」
デンジュモク「……まぁ、良いけどよ」
ナマコブシ「僕たち3人で行ってきますね!」
アクジキング「ワシも」
マッシブーン「やめろ」


0482 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/19 23:01:20

カプ・ブルル「ふむぅ…… まあ、この世界でのマナーもかなり身に着けたんだ、少しぐらいなら私なしでも大丈夫だろう。 ナマコブシ、彼らをよろしくな」
ナマコブシ「はいッ!!」


ナマコブシ「では行きましょうか!えっと、デンジュモクさんそのラジコンカーに僕も一緒に乗せてもらってもいいでしょうか?」
デンジュモク「お、おぉ…… 別にいいけどよぉ……」
カミツルギ「あ!僕のラジコン壊さないでね」
ナマコブシ「わかってますよ、では出発しんこーう!」
マッシブーン「気を付けて行けよ〜」
ネクロズマ(ナマコと得体のしれぬケーブル人形を乗せたラジコンをホテルの廊下に走らせるのか。 それはそれで非常識な行為のようにも感じるが……)

さて、そして一階にてホテルのフロントにて
シルヴァディ「盗聴器で得た情報によると奴らはこのホテルに潜伏しているらしいな あ〜で、受付はどこだ?」
???「もうクタクタだ」
ピジョット「あれ?……」


カミツルギ「お〜い!こっちだよ〜 えっと…… うわぁ〜!見たことないお菓子がいっぱい並んでるよ〜!」
デンジュモク「先に行くんじゃねーよ!」ウイィィイイィイイン!
ナマコブシ「カミツルギさん早いですよ!」


ピジョット「あれってもしかして……」

ピジョット「!! ………あのぉ〜 シルヴァディ隊長ぉ」
シルヴァディ「なんだ?今チェックインで忙しいんだ、後にしてくれ」
ピジョット「10センチぐらいのライトニングがナマコと一緒にラジコンカーに乗って、ホテルの売店で買い物しています」
シルヴァディ「…………………」

シルヴァディ「お前は何を言っているんだ?」
???「イヤ待てボス、ピジョットの言ってることは正しい。 恐らく『例の部屋』のUB……ライトニングとスラッシュだな。 なんでライトニングの大きさが変わってるのかは知らんが」
シルヴァディ「何だと? どこだ……」
キュワワー(受付)「お待ちください! まだこちらの書類が……」
シルヴァディ「ええい! 予約の記入ミスくらいいいだろう!」
キュワワー「そう言われましても、記入ミスがあると、何か事件があったときに怪しまれてしまうんですよ」
シルヴァディ「く……」
ピジョット「ああ! UB達がどこかの店へ消えてしまいます!」
キュワワー「あっそこも違います」
シルヴァディ「どうしてこうなった……」
???「……(それはボスが書類の記入をめんどがってテキトーにやったからだな)」