ラッキーなラッキーさん再び

Last-modified: 2018-11-27 (火) 17:16:54

0226 名無しさん、君に決めた! 2018/05/21 13:59:48

フェローチェ「後ろに気を取られ きゃぁ!!」
デンジュモク「うわぁ!!」
アブソル「爆風がワームホールの中にまで!?」
ネクロズマ「くっ、少し遅かったか」

なんとか逃げおおせたと思った矢先、強力な爆風がホールを使って逃げている最中のネクロズマ達に迫る
その場から脱出すること自体は成功したものの、少しネクロズマがホールの入り口を閉じるのが遅かったせいで爆風の衝撃と炎もホールの中に入ってしまったようだ



0227 名無しさん、君に決めた! 2018/05/21 23:31:41

デンジュモク「熱っっっっっっ!」
ネクロズマ「く……っレヒレでもいればよかったんだがッ、サイコキネシス!」ワワワワ
アブソル「!火を抑え込むのか」
フェローチェ「長くは保たないわよ、急いで他の策を考えないと」


0228 名無しさん、君に決めた! 2018/05/22 00:33:02

ネクロズマ「出口はすぐそこだ、急ッ! ぐあっ!!」
アブソル「うっ!」
デンジュモク「あぐっ!!」
フェローチェ「あうっ!」

爆風に煽られホールの出口から放り出されるように排出される四匹、脱出こそはできたものの彼らは果たして大丈夫なのだろうか?



0229 名無しさん、君に決めた! 2018/05/22 00:38:54

それから数時間後……

フェローチェ「ここは……どこ? 天国……じゃないわよね?」
???「よかった、美人さんの方も目を覚ましてくれたみたいだわ」
ネクロズマ「フェローチェ、無事か!?」
フェローチェ「あなた……だ…… ! なんでまたラッキーさんが目の前に!?」
ラッキー「あ~ら、驚かせてごめんなさい。私もともとカロスに住んでたのよ~。あの時は近所のくじ引きでアローラ旅行を当てちゃってね~」
ラッキー「奇遇な事もあることね」


0230 名無しさん、君に決めた! 2018/05/22 00:49:42

ネクロズマ「どうやら怪我をして倒れていた我らをラッキーさんが助けてくれたようだ。感謝せねばな」
デンジュモク「……うぅ……う…… 」
デンジュモク「ううん……」スピー
フェローチェ「はよ起きろ腰抜け鉄球マン」ズガッ!
デンジュモク「うぎゃっ! はっ!! ここはどこだ!?」
ラッキー「まだ寝かせてあげればいいのに~、せっかちね~」
ネクロズマ「おい騒がしいぞ! で、アブソルの容態はどうなんだ?」
ラッキー「大丈夫大丈夫、ちょっと大怪我してるみたいだけどあの子もちゃんと助かるわ」
フェローチェ「……ちょっと大怪我してるって矛盾したセリフね。  ……あら?」


0231 名無しさん、君に決めた! 2018/05/22 00:58:02

フェローチェ「その手の傷、どうしたのよ?」
ラッキー「え?これ? あ、気にすることはないわ!ただの私の不注意のせいよ。沸騰したやかんの湯気をうっかり手に浴びちゃってねウフフフ」
フェローチェ「…………(本当にそうかしら?)」
ネクロズマ「………………」
デンジュモク「な、なんでまたおばさんがこんな所にいやがるんだ?」
ネクロズマ「それはかくかくしかじかメブキジカでだな……」
デンジュモク「……あ、そ、そうなの……か」


デンジュモク「……また、救われちまったのか……」


0232 名無しさん、君に決めた! 2018/05/23 22:47:10

ラッキー「気にしないで!とりあえずきのみあるからね、食べてちょうだい」
デンジュモク「お、おう……ありがとよ」
フェローチェ「……ありがとう」
ネクロズマ「感謝する……さて、これからどうするべきか」


0233 名無しさん、君に決めた! 2018/05/24 21:35:43

デンジュモク「はっ! アブソルはどこへ行ったんだ!?」
フェローチェ「そうよアブソルは……」
ラッキー「その子なら大丈夫よ、ベッドの上で寝てるわよ」
アブソル「う…… うぅん……」
ネクロズマ「ラッキーさんが付きっきりで看病してくれていたらしい。悪いな本当に迷惑をかけてしまって」
ラッキー「まだ怪我は完全に治ってないけど大丈夫よ、少し休めばきっと良くなるわ」
フェローチェ「それなら……」
デンジュモク「よ、よかったぁ……全員無事だったのか」