未来への希望

Last-modified: 2017-07-01 (土) 22:35:45

743 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/06/08(木) 23:07:13.18 ID:mpeaRaLK0

カプ・コケコ「おーい!お前ら~!次の試合はフューチャーホープズなんて名前のチームとやりあうようだぜ!」
マッシブーン「ほー、未来への希望か…… どんな奴等なんだ?」
カプ・ブルル「ほらコケコ、そう興奮するな。 さて、次の相手はプロではないチームのようだが、みな野球名門校の出らしい。そのうちの4番打者ミルホッグはプロのスカウトに認められるほどの実力者だ。だが将来の事を考えプロ入りは断念したらしいがな」
カプ・ブルル「だが他の選手もプロではないが粒ぞろいだ。 普通のポケモンばかりとはいえ気を付けたほうが良い」
カプ・ブルル「腕力や脚力はこちらが上でも、相手は青春を野球に捧げた者達ばかりだ。野球にかけてきた時間そのものが違う」
デンジュモク「ほぉ……」


744 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/06/09(金) 00:06:28.20 ID:A5MCyRMN0

デンジュモク「そんな主役みたいなチームに勝っていいのか……?」
ネクロズマ「勝ってから言うんだな……そういうセリフは」
フェローチェ「手加減する必要なんてないわ。 ここで負けるんなら所詮そのレベルだったってことよ」
ウツロイド「辛辣だねぇ……まあ実際そうなんだけども」


745 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/06/09(金) 13:53:26.79 ID:JhCqiCML0

~そしてUB達が話している間別の控えの関にて~
ニドキング「次に我々フューチャーホープズと戦うチームの情報についてだが、実力すら未知数の見たこともないポケモン七匹とアローラの守り神二匹で構成されたチームと戦う事になる」
ラグラージ「アローラの守り神だと!?」
デンリュウ「南の島の守り神が仕事ほっぽり出してなんで野球の試合に出場してるんだ?」
ミルホッグ「その、未知のポケモン七匹もどんな力を持っているのか気になるな……」
オコリザル「実力の分からねぇ未知のポケモン七匹か…… ミルホッグオメェ勝ち抜けなかったらどーすんだよ、オオタチが悲しむぞ」
ミルホッグ「……それは、ともかく全力でぶつかるんだ! 俺だけじゃないお前らだってそれぞれ譲れない思いを抱いてここまで勝ち抜いてきたんだろ?」
ニドキング「……次の相手となるチームの試合を見て思ったことだが…… 奴等は身体能力の高い者が多い、だが野球の経験は浅い」
ニドキング「いいか?勝てるかどうかはまだ分からないが、相手の力量を見極め戦うんだ!いいな?」
ニドキング「野球の勝敗は個々の選手の能力の高さだけで決まる物ではないという事実は、お前達が一番身をもって知っているだろ!」


746 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/06/09(金) 19:04:15.99 ID:wETdvNyY0
その話を立ち聞きしていたデンジュモク「ふーむ・・・・相手側になんか深刻な事情があるみたいだな。」
同じく立ち聞きしていたマッシブーン「しかし、こちらも優勝を狙いたい、手加減はできんな。」
ガチャ
オコリザル「おい、聞いていたか?」
マッシブーン「何か事情があるようだが・・・・こちらも勝負ごとに私情を挟み手を緩めるわけにはいかない。」
デンジュモク「お、おい、マッシブーン・・・・」
オコリザル「・・・・どうやら、次に戦うチームのようだな。」
ミルホッグ「・・・・手加減してくれとは言わない、全力でぶつかってもらわなければ恥だ、それに同情を誘って勝ってもオオタチに合わせる顔がない。」
マッシブーン「少なくとも、俺は全力でぶつかる。」
デンジュモク(・・・・どうすればいい・・・・何やってんだ俺・・・・こんな時に決断できないなんて・・・・)