理想と現実

Last-modified: 2017-06-06 (火) 15:10:54

0456 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/11 21:21:28

デンジュモク「おいおい!いくら夢の中の世界が心地いいからって永遠に夢のぬるま湯に浸かってるつもりか?」
デンジュモク「夢ってのは現実の世界で叶えてこそだろーが!!!!」
ライコウ「………」
ライコウ「やはりお前達と私は相容れないようだ」
デンジュモク「・・・どーいうことだよ?」
カプ・レヒレ「…………」


0457 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/11 21:32:24

ライコウ「お前達は恵まれている……」
ライコウ「貴様らの追う夢!いや願望は、叶えようとあがけば叶う見込みのある夢ばかりだ!」
ライコウ「それに対して私の夢はどうだ!?」
ライコウ「私がどれほど努力をしようがあがこうが実現できるような類の夢ではない!」
ライコウ「現世で実現できぬ夢を都合のいい世界ででもいい、手に入れようと望んで何が悪いのだ!?」


0458 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/11 22:58:20

カプ・レヒレ「ライコウ……確かに足掻いても縋ってもどうにもならないことだってある……
でも、それでも現実から逃げちゃダメなのよ」
ライコウ「なんだと!? お前に何がわかる!」
カプ・レヒレ「わかるわ……私だってできるんなら変えたいことがあるもの
でもね、後ろ向きだっていいから前に進まなきゃ
進んでいれば必ずいいことがあるのよ」
ライコウ「…………ッ! 私はっ
アクジキング「待て、何じゃこの音?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
ライコウ「!! まずい……お前たちあちらこちらで暴れたな!? 夢の世界が維持できなくなっている……! このままだと我々の意識ごと消えてしまうぞ!」